160 / 261
第6章 私はただ知らないことを知りたいだけなのに!
31 否定の否定
しおりを挟む
「──ルリエラ」
そう私に呼び掛けるライラの声は思いの外優しくて、叱られると身構えていた私は虚を突かれた。ライラはその優しい声のままで話続ける。
「自分のことを身勝手で自己中心的で我儘だと責めていたけど、わたしはルリエラのことをそんなふうに思ったことはないよ。
親のことを知りたいと望むのは子なら当たり前のことだから……、あ!でも、親のことを知りたくない、親に会いたくないという子もいるけど、それも当然のことだよ!」
私はライラの言っている言葉の意味が分からず、正直に首を傾げる。
ライラも自分が意味不明なことを言っていると思ったのか、一度咳払いをして、改めて言い直す。
「……あのね、子が親に他の人とは違う特別な感情を抱くことは責められることではない、ということが言いたかったの。
ルリエラは自分の親のことを全く知らないから親は無関係の赤の他人と同じだと言ったけど、あなたの親なのだから無関係ではない。今の生活に直接的な関わりは無いけれど、赤の他人とは違って、親と子という関係がある間柄なんだよ。だから、子が親について赤の他人とは異なる特別な感情を抱くのは当たり前のことだからね。
それは責められることではないし、その感情を抱いてその感情を捨てられないこと、変えられないことは我儘でも自分勝手でもない」
ライラの声は優しいが言葉は強く、目はとても強い意思を込めて私を見ている。まるで怒っているか、睨みつけているかのようにも見えるが、必死に私に言い聞かせようとしているだけだ。
叱られ慣れてそう理解している私は臆せずにライラに自分の意見をぶつけることができる。
「……でも、私にとっては親という人間は知らない何の関係も無い人でしかないよ。大事でもないし、愛してもいない。恋しくもない。懐かしくもない。私と親との間には何もない。ライラとは違うよ…」
「──違わない。親が親であること、子が子であるということは同じだよ。その事実に違いなんて無い。知っていようが知らなかろうが、愛していようが愛してなかろうが、嫌っていようが嫌ってなかろうが、親が親であり、子が子であることに変わりはない。親子という事実関係があることは変わらない。
だから、子が親に会いたいと思うのは当たり前のこと。当然、子が親に会いたくないと思うのも当たり前のこと。ルリエラとは逆に親に会いたくないという気持ちの人がいるのも当然のこと。理由があろうがなかろうが、感情的に会いたくないと思う人もいる。絶対に会いたくないと思うならそれでもいいし、会いたいと思うならそれでいい。
どちらでもいいんだよ。
親についてどう思うかは子の自由だから。親に何を想い、何を望んでもそれは子の自由。決まりなんてない。ルリエラの好きにしたらいい」
ライラは首を振って私の言葉を全否定した。
「でも、今現在何の関わりも無い人に迷惑をかけるわけにはいかないよ……」
「それは気を遣いすぎだよ。相手に対して最低限の配慮や礼儀やマナーは必要かもしれない。でも、会いたいという気持ちまで抑える必要はないよ。相手にその気持ちまで迷惑と言われる筋合いはない。会いたいという気持ちを迷惑だと否定し、その気持ちを責める親は親の方が間違っている。
もし、親に会いたいというルリエラの気持ちを否定し非難して迷惑だと拒絶する親だとしても、あなたは何も悪くない。あなたが会いたいと求める気持ちは自由だよ。それは当人である親であっても強制できるものではないから。
だから、相手のことは気にしなくていい。自分の気持ちを抑えなくていい。不安にならなくていい。怯えなくていい。恥ずかしがらなくていい。
会いたいという気持ちに間違いも正しいもない。また、会いたくないという気持ちにも間違いも正しいもない。ルリエラの自由でいい。気持ち自体を遠慮する必要なんてどこにもないから」
「で、でも……」
私は素直にライラの言葉を受け入れることができずに反射的に反論を口にしようとするが、上手く言葉が出てこない。
そんな私を見て、ライラは一転して弱々しく悲しげな表情を浮かべた。
「……ルリエラはわたしが会えもしない死んだ両親に成人した今でも会いたいと思っていることをおかしいと思う?親離れできてないと笑う?我儘だと非難する?弱い人間だと哀れむ?」
突然のライラの弱々しくて悲しげな表情と言葉に動揺して私は慌てて反論する。
「──そんなこと思わない!そんなことを思う人がいたらその人の方がおかしい!間違っている!!………でも、私はライラとは違う。私はライラみたいに純粋に親に会いたいわけではないから…」
私がそのように反論すると、先程までの弱々しげな様子は一瞬にして消えて、元のライラに戻った。
「理由や目的なんて何でもいいんだよ。気持ちにそんなものは必要ない!意味なんてない!
『会いたいものは会いたい』、ただそれだけだよ。『知りたいから会いたい』、それでいいんだよ。
『会いたいから会いたい』と純粋にそう望まなければ不純で自分勝手で我儘というものではない。どんな理由であれ、『子が親に会いたい』でいいんだよ」
私はライラに反論を封じられて何も言えなくなった。でも、それでもライラの言葉を素直に受け入れることができず、ライラと向き合っていられなくなり俯いてしまう。
これまでも声だけは優しかったが、一層優しげな声でライラは俯いている私に話しかけた。
「ルリエラ、あなたはとても優しいね。わたしはあなたのことしか考えていなかったのに。
わたしはあなたの親のことなんて微塵も頭に無かった。あなたのこと最優先であなたの望みが叶うことだけしか考えていなかった。あなたの親の気持ちも、あなたの親の都合も事情も一切考慮せず、子が会いたいなら親はそれに応えるのが当然だと思い込んでいた。
そんなわたしと違ってあなたは親のこともきちんと考えているね。それはとても良いことだよ。親の気持ちを尊重することや、親に迷惑をかけないこと、親の事情や都合も考慮して理解しようと努めている。とても立派だよ」
私は突然ライラに褒められて恥ずかしくなり、耐えきれなくなって頭を上げた。
ライラと目が合う。
ライラの目は真剣で、照れくさい気持ちが一掃されて、私も引きずられて真剣さを取り戻した。
「でも、気持ちはルリエラの自由だよ。あなたの気持ちを迷惑と思って拒絶するのは単なる親の都合でしかない。あなたが悪いわけでも、あなたの我儘でも、身勝手でも、押し付けでもない。
子が親のことを知りたくて、親に会いたいと伝えること、親に会おうとすることの何が悪いの?
親のことを知りたくて、親に会いたいと望む気持ち自体を責めることも、罪悪感を抱く必要もないんだよ」
ライラの声から優しさが消えて、真剣さだけが強く響いて私に届く。
「あなたは悪くない。子が親に会いたいと思うのに特別な理由や事情は必要ない。
どんな動機や目的があろうと、子が親に会いたいと望むことに理屈なんていらない。
会いたいと望むことをまるで悪いことのように言わないで。自分を責めないで。自分を悪く言わないで。
親に会いたいと思うことは弱いことでも、悪いことでも、甘えでも、醜いことでもない。ごく当たり前の普通のことだよ」
ライラは私を否定する。はっきりと明確に私が間違っていると否定する。
「罪悪感なんて抱かなくていい。自分を責めなくていい。
ルリエラは親に会いたい、知りたいと望む自分自身の想いに罪悪感を抱いている。
今の生活を守りたいのに、それとは相反することを求める自分に罪の意識を感じている。
でも、子が親に会いたい、自分の親のことを知りたいと求めることに罪なんてない。あなたは何も悪くない。
自分を責めて苦しめては駄目。あなたは何も間違ったことはしていない。
だから、醜いとか汚いとか言って自分を貶めては駄目」
私はライラに完全に否定された。
自分自身を否定していた私を否定された。
それは一切の反論を許さない情け容赦のないものだったが、とても温かで優しい否定だった。
そう私に呼び掛けるライラの声は思いの外優しくて、叱られると身構えていた私は虚を突かれた。ライラはその優しい声のままで話続ける。
「自分のことを身勝手で自己中心的で我儘だと責めていたけど、わたしはルリエラのことをそんなふうに思ったことはないよ。
親のことを知りたいと望むのは子なら当たり前のことだから……、あ!でも、親のことを知りたくない、親に会いたくないという子もいるけど、それも当然のことだよ!」
私はライラの言っている言葉の意味が分からず、正直に首を傾げる。
ライラも自分が意味不明なことを言っていると思ったのか、一度咳払いをして、改めて言い直す。
「……あのね、子が親に他の人とは違う特別な感情を抱くことは責められることではない、ということが言いたかったの。
ルリエラは自分の親のことを全く知らないから親は無関係の赤の他人と同じだと言ったけど、あなたの親なのだから無関係ではない。今の生活に直接的な関わりは無いけれど、赤の他人とは違って、親と子という関係がある間柄なんだよ。だから、子が親について赤の他人とは異なる特別な感情を抱くのは当たり前のことだからね。
それは責められることではないし、その感情を抱いてその感情を捨てられないこと、変えられないことは我儘でも自分勝手でもない」
ライラの声は優しいが言葉は強く、目はとても強い意思を込めて私を見ている。まるで怒っているか、睨みつけているかのようにも見えるが、必死に私に言い聞かせようとしているだけだ。
叱られ慣れてそう理解している私は臆せずにライラに自分の意見をぶつけることができる。
「……でも、私にとっては親という人間は知らない何の関係も無い人でしかないよ。大事でもないし、愛してもいない。恋しくもない。懐かしくもない。私と親との間には何もない。ライラとは違うよ…」
「──違わない。親が親であること、子が子であるということは同じだよ。その事実に違いなんて無い。知っていようが知らなかろうが、愛していようが愛してなかろうが、嫌っていようが嫌ってなかろうが、親が親であり、子が子であることに変わりはない。親子という事実関係があることは変わらない。
だから、子が親に会いたいと思うのは当たり前のこと。当然、子が親に会いたくないと思うのも当たり前のこと。ルリエラとは逆に親に会いたくないという気持ちの人がいるのも当然のこと。理由があろうがなかろうが、感情的に会いたくないと思う人もいる。絶対に会いたくないと思うならそれでもいいし、会いたいと思うならそれでいい。
どちらでもいいんだよ。
親についてどう思うかは子の自由だから。親に何を想い、何を望んでもそれは子の自由。決まりなんてない。ルリエラの好きにしたらいい」
ライラは首を振って私の言葉を全否定した。
「でも、今現在何の関わりも無い人に迷惑をかけるわけにはいかないよ……」
「それは気を遣いすぎだよ。相手に対して最低限の配慮や礼儀やマナーは必要かもしれない。でも、会いたいという気持ちまで抑える必要はないよ。相手にその気持ちまで迷惑と言われる筋合いはない。会いたいという気持ちを迷惑だと否定し、その気持ちを責める親は親の方が間違っている。
もし、親に会いたいというルリエラの気持ちを否定し非難して迷惑だと拒絶する親だとしても、あなたは何も悪くない。あなたが会いたいと求める気持ちは自由だよ。それは当人である親であっても強制できるものではないから。
だから、相手のことは気にしなくていい。自分の気持ちを抑えなくていい。不安にならなくていい。怯えなくていい。恥ずかしがらなくていい。
会いたいという気持ちに間違いも正しいもない。また、会いたくないという気持ちにも間違いも正しいもない。ルリエラの自由でいい。気持ち自体を遠慮する必要なんてどこにもないから」
「で、でも……」
私は素直にライラの言葉を受け入れることができずに反射的に反論を口にしようとするが、上手く言葉が出てこない。
そんな私を見て、ライラは一転して弱々しく悲しげな表情を浮かべた。
「……ルリエラはわたしが会えもしない死んだ両親に成人した今でも会いたいと思っていることをおかしいと思う?親離れできてないと笑う?我儘だと非難する?弱い人間だと哀れむ?」
突然のライラの弱々しくて悲しげな表情と言葉に動揺して私は慌てて反論する。
「──そんなこと思わない!そんなことを思う人がいたらその人の方がおかしい!間違っている!!………でも、私はライラとは違う。私はライラみたいに純粋に親に会いたいわけではないから…」
私がそのように反論すると、先程までの弱々しげな様子は一瞬にして消えて、元のライラに戻った。
「理由や目的なんて何でもいいんだよ。気持ちにそんなものは必要ない!意味なんてない!
『会いたいものは会いたい』、ただそれだけだよ。『知りたいから会いたい』、それでいいんだよ。
『会いたいから会いたい』と純粋にそう望まなければ不純で自分勝手で我儘というものではない。どんな理由であれ、『子が親に会いたい』でいいんだよ」
私はライラに反論を封じられて何も言えなくなった。でも、それでもライラの言葉を素直に受け入れることができず、ライラと向き合っていられなくなり俯いてしまう。
これまでも声だけは優しかったが、一層優しげな声でライラは俯いている私に話しかけた。
「ルリエラ、あなたはとても優しいね。わたしはあなたのことしか考えていなかったのに。
わたしはあなたの親のことなんて微塵も頭に無かった。あなたのこと最優先であなたの望みが叶うことだけしか考えていなかった。あなたの親の気持ちも、あなたの親の都合も事情も一切考慮せず、子が会いたいなら親はそれに応えるのが当然だと思い込んでいた。
そんなわたしと違ってあなたは親のこともきちんと考えているね。それはとても良いことだよ。親の気持ちを尊重することや、親に迷惑をかけないこと、親の事情や都合も考慮して理解しようと努めている。とても立派だよ」
私は突然ライラに褒められて恥ずかしくなり、耐えきれなくなって頭を上げた。
ライラと目が合う。
ライラの目は真剣で、照れくさい気持ちが一掃されて、私も引きずられて真剣さを取り戻した。
「でも、気持ちはルリエラの自由だよ。あなたの気持ちを迷惑と思って拒絶するのは単なる親の都合でしかない。あなたが悪いわけでも、あなたの我儘でも、身勝手でも、押し付けでもない。
子が親のことを知りたくて、親に会いたいと伝えること、親に会おうとすることの何が悪いの?
親のことを知りたくて、親に会いたいと望む気持ち自体を責めることも、罪悪感を抱く必要もないんだよ」
ライラの声から優しさが消えて、真剣さだけが強く響いて私に届く。
「あなたは悪くない。子が親に会いたいと思うのに特別な理由や事情は必要ない。
どんな動機や目的があろうと、子が親に会いたいと望むことに理屈なんていらない。
会いたいと望むことをまるで悪いことのように言わないで。自分を責めないで。自分を悪く言わないで。
親に会いたいと思うことは弱いことでも、悪いことでも、甘えでも、醜いことでもない。ごく当たり前の普通のことだよ」
ライラは私を否定する。はっきりと明確に私が間違っていると否定する。
「罪悪感なんて抱かなくていい。自分を責めなくていい。
ルリエラは親に会いたい、知りたいと望む自分自身の想いに罪悪感を抱いている。
今の生活を守りたいのに、それとは相反することを求める自分に罪の意識を感じている。
でも、子が親に会いたい、自分の親のことを知りたいと求めることに罪なんてない。あなたは何も悪くない。
自分を責めて苦しめては駄目。あなたは何も間違ったことはしていない。
だから、醜いとか汚いとか言って自分を貶めては駄目」
私はライラに完全に否定された。
自分自身を否定していた私を否定された。
それは一切の反論を許さない情け容赦のないものだったが、とても温かで優しい否定だった。
0
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
傀儡といしの蜃気楼 ~消えた王女を捜す旅から始まる、夢の世界のものがたり~
遠野月
ファンタジー
これは、現実の裏側に存在する、≪夢の世界≫のものがたり。
殺された妹、その無残を乗り越えられずにいた冒険者ラトス。
死の真相を探るべく足掻いた先で、行方不明となっている王女の捜索依頼を受けることになる。
王女の従者メリーを連れて森に入ったラトスは、王女が消えたその場所から夢の世界に迷いこむ。
奇妙がうずまく夢の世界に王女も囚われていると知り、ラトスたちは救出に向かう。しかしそのためには、怪物が巣食う悪夢の回廊を通り抜けていかなければならないのだという。
ラトスは旅の途中で出会った協力者たちの助力を得て、様々な困難を乗り越えていく。
現実とつながっている夢の世界は、様々な思想、感情などで構成されている。
広大な草原に浮かぶ、巨大な岩山。
岩山の中には、現実世界に生きるすべての人間が持つ、個人の夢の世界がある。それらはすべて、個人の記憶、思想、感情で盛衰しつづけている。
個人の夢の世界をつなぐ悪夢の回廊は、悪しき感情で満ちている。
悪から生まれた怪物たちは、悪夢の回廊を通り抜けようとする者に襲いかかる。
さらに、七つの大罪の元となる「八つの悪徳」から生まれた怪物は、猛る爪と牙をラトスたちに向ける。
現実感のある不思議がうずまく、夢幻。
誰もが感じ、夢想した世界が、このものがたりで形となる。
異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。
真心糸
ファンタジー
☆カクヨムにて、200万PV、ブクマ6500達成!☆
【あらすじ】
どこにでもいるサラリーマンの主人公は、突如光り出した自宅のPCから異世界に転生することになる。
神様は言った。
「あなたはこれから別の世界に転生します。キャラクター設定を行ってください」
現世になんの未練もない主人公は、その状況をすんなり受け入れ、神様らしき人物の指示に従うことにした。
神様曰く、好きな外見を設定して、有効なポイントの範囲内でチートスキルを授けてくれるとのことだ。
それはいい。じゃあ、理想のイケメンになって、美少女ハーレムが作れるようなスキルを取得しよう。
あと、できれば俺TUEEEもしたいなぁ。
そう考えた主人公は、欲望のままにキャラ設定を行った。
そして彼は、剣と魔法がある異世界に「ライ・ミカヅチ」として転生することになる。
ライが取得したチートスキルのうち、最も興味深いのは『攻略』というスキルだ。
この攻略スキルは、好みの美少女を全世界から検索できるのはもちろんのこと、その子の好感度が上がるようなイベントを予見してアドバイスまでしてくれるという優れモノらしい。
さっそく攻略スキルを使ってみると、前世では見たことないような美少女に出会うことができ、このタイミングでこんなセリフを囁くと好感度が上がるよ、なんてアドバイスまでしてくれた。
そして、その通りに行動すると、めちゃくちゃモテたのだ。
チートスキルの効果を実感したライは、冒険者となって俺TUEEEを楽しみながら、理想のハーレムを作ることを人生の目標に決める。
しかし、出会う美少女たちは皆、なにかしらの逆境に苦しんでいて、ライはそんな彼女たちに全力で救いの手を差し伸べる。
もちろん、攻略スキルを使って。
もちろん、救ったあとはハーレムに入ってもらう。
下心全開なのに、正義感があって、熱い心を持つ男ライ・ミカヅチ。
これは、そんな主人公が、異世界を全力で生き抜き、たくさんの美少女を助ける物語。
【他サイトでの掲載状況】
本作は、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。
ブラコン姉妹は、天使だろうか?【ブラてん】
三城 谷
恋愛
本作の主人公『椎名崎幸一』は、青陽学園に通う高校二年生。この青陽学園は初等部から高等部まで存在するマンモス校であり、数多くの生徒がここを卒業し、世の中に名を残してきている超エリート校である。そんな高校に通う幸一は学園の中ではこう呼ばれている。――『卑怯者』と。
そんな卑怯者と呼ばれている幸一の元へやってきた天才姉妹……『神楽坂美咲』と『神楽坂美羽』が突然一人暮らしをしている幸一の家へと訪ねてやって来た。とある事情で義妹となった神楽坂姉妹は、幸一以外の男子に興味が無いという状況。
これは天才姉妹とその兄が描く物語である。果たして……幸一の学園生活はどうなる?
※表紙も僭越ながら、描かせていただきました。仮の物で恐縮ですが、宜しくお願いします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
えっ!どうしよ!?夢と現実が分からない状況なので模索した結果…
ShingChang
SF
睡眠の前に見る【夢】を自由に制御できる能力者、
桜川みな子
社畜の様な労働時間の毎日…疲れ果てた彼女が
唯一リラックス出来る時間が『睡眠』だ
今夜は恋愛系? 異世界ファンタジー?
好きな物語を決め深い眠りにつく…
そんな彼女が【今宵はお任せ】で見た
【夢】とは!?

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる