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第5章 私はただ青い色が好きなだけなのに!
24 赤く染まる① 怒り
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太陽がまるで燃えているかのように真っ赤になって水平線と重なり始めている。空も夕焼けで茜色に染まっている。
船も船の上にいる私たちも夕焼けと海からの反射で真っ赤に染まる。
帰りの船に乗り、ジュリアーナから離れたことで本格的に気が緩み、視界一面が真っ赤に染まる美しい世界を自分も赤くなりながら物思いに耽っていた。
アヤタは私の様子を疲労のせいだと思ったのか、声を掛けることをしないで静かに見守ってくれている。
今、落ち着いて過去を振り返ってみると、親について意識して考えた後に何度かこの疑惑が芽生えそうになったことはあった。
でも、私は無意識にそれがはっきりと芽生えてしまう前に潰していた。
ずっと気付かないフリをしていた。
疑惑が生じそうになったら、「そんなことは絶対にあり得ない」と自分に言い聞かせてそれを鵜呑みにしていた。
ありとあらゆる理由を列挙して、疑惑を打ち消して、消すことができたことに安堵していた。
他人に何を言われようと、頑なに認めることは無い。
証拠が無いのだから、他人の主張を打ち消すことは容易だ。
根拠の無い理由を挙げて、絶対にそんなことはあり得ないとこちらの方が強く主張するだけで済む。
それは自分相手でも有効だった。
私はその疑惑を意識することを全力で避けていた。
自覚する前に消していた。
疑惑の存在自体から逃げていた。
でも、もう逃げられない。
その疑惑を正面から見てしまい、完全に自分の中にある疑惑の存在を自覚してしまった。
それは完全に芽生えてしまった。
もう無かったことにはできない。潰すことができない。
根っこは前からあったけど、表層に出ていなくて見えないから見ないふりをすることができた。
でも、もう芽が出てきてしまって目の前に存在が主張されているから見ないふりはできない。
今までは芽が出そうな気配があれば、そこを一生懸命に踏みしめて、踏み固めて、出てくる前に潰すことができていたけど、出てきてしまった以上は抜くか枯らすかしないといけない。
でも、その芽はとても強くてちょっとやそっとでは消すことができそうにない。
あの時、ジュリアーナに抱きしめられて、目が合った瞬間にジュリアーナとは別のある人物が反射的に浮かび上がり、無意識にジュリアーナとその人物を重ねてしまった。
二人が重なった瞬間に、私はその疑惑を完全に自覚して認識した。
全く姿形は似ていないのに、その眼差しと表情と温もりがそっくりだった。
前世の彼女の母親と。
前世の彼女が転びそうになったときに、とっさに母親が抱き締めて守ってくれたことがあった。そのときの母親の前世の彼女を心配そうに見つめる眼差しと表情と抱き締められているときの温もりがそっくり同じだった。
反射的に彼女の母親とジュリアーナがそっくりだと思ってしまったことを後から否定することはできない。
人種も顔も体型も髪の色も瞳の色も何もかもが異なる二人なのに、二人を同じだと感じてしまったことを無かったことにはできない。
それこそ記憶喪失にでもならない限り不可能だ。
意識してしまったら、それ以前には戻れない。
疑惑を完全にはもう消し去れない。
私の中に存在する疑惑を認めるしかない。
「ジュリアーナは私の母親かもしれない」という可能性を。
疑惑を自覚した瞬間はそれが真実かどうかを確かめたいという衝動しかなかった。
でも、今は違う。
その疑惑が外れていてほしいと強く望んでいる。
ジュリアーナだけは私の母親であってほしくない。
この世界の誰が私の母親であっても気にしないが、ジュリアーナだけは気にしてしまう。
ジュリアーナだけは嫌だ。
ジュリアーナは私が尊敬し、敬愛し、信頼している女性だ。
強く気高く美しく立派で優雅で気品に溢れている素晴らしい女性。
だからこそ、ジュリアーナに私の母親であってほしくない。
無関係の他人なら、そんな素敵な女性が母親であれば嬉しいに違いないと思うだろう。
しかし、実際にその可能性を目の当たりにしてしまうと絶対に嫌だとしか思えない。
ジュリアーナが私の母親であるなら、私はジュリアーナのことを純粋に慕えなくなる。尊敬できなくなる。信じられなくなる。
ジュリアーナが私の母親であるなら、それは子どもを捨てた女ということになる。
どのような事情があったのかは分からないが、どんな事情があったとしても、我が子を捨てたという事実は変わらない。
自分の産んだ子どもを手放した、育てなかった、守らなかった、親の責任を果たさなかった。
それは無責任な女。
ただの娘を捨てた酷い女にしか見えなくなる。
ジュリアーナはそんな女ではないと信じたい。
私は今のジュリアーナとの関係を壊したくない。今の尊敬しているジュリアーナを失いたくない。
私にとってジュリアーナは大切な存在だから。
もし、ジュリアーナが私の産みの親だとしたら、今まで通り変わらずに大切だと思える自信が私には無い。これまで通り付き合える自信も無い。
ジュリアーナだからこそ割り切れない。吹っ切れない。
それなら何も知らないままでいたい。ジュリアーナに尋ねたくない。
親が誰であっても私が私であることには変わりはない。
でも、ジュリアーナが私の産みの親であってもジュリアーナがジュリアーナであることに変わりはない、とまでは言えない。
言える自信が無い。
ジュリアーナだからこそ意識してしまう。
感情的になってしまう。
動揺して乱れてしまう。
冷静さを欠いてしまう。
私の心はまだまだ脆くて弱い。
信じているから、裏切られたと感じて傷付いてしまう。許せないと思ってしまう。
私は自分が思う以上にジュリアーナのことを信じている。
ジュリアーナが想像以上に心の奥に入り込んでいる。
初対面のジュリアーナに母親だと名乗られても、こんなことは感じないし、傷付かない。
驚きはしても、動揺はしない。
裏切られたとも感じない。
怒りも湧かない。
初対面なら私とジュリアーナの間には何も無い。
信頼関係や共に過ごした思い出や共有するものが何も無いから、ジュリアーナの言葉を冷静に受け止めて対処できる。
もし、最初は隠して付き合いを始めて、相手の様子を見て後から真実を打ち明けるつもりだったというなら、それは悪手だ。
相手を傷付けるだけでしかない。
信頼関係を築いてから真実を打ち明ける。
一見すると良い方法に思えるが、それはただの裏切り行為でしかない。
何も知らない相手を騙した上に作り上げた信頼関係。
崩れること前提で、自分はそれを分かっていて、心の準備もしていて、自分だけを守りながら着々と防御を固めている。
相手は逆に警戒心を溶かされて防御が薄くなって無防備になっている。
そこに大打撃を騙し討ちのようにお見舞いされるのだから、許し難い。
一見すると相手を気遣っているように見えるが、自分だけは安全で傷つかないように準備万端に整えているだけで、相手を気遣うふりでしかない。
本当にジュリアーナが自分の母親だという真実を隠して私と接していたかもしれないと思うと、その裏切りが許せなくて怒りで目の前が真っ赤になる。
ただでさえ夕日で赤い世界がさらに赤く染まった気がする。
しかし、波すらも赤く染まっている美しい赤い世界を眺めていると逆に心が落ち着いてきた。
まだそうと決まったわけではないのだから今怒って世界を無駄に赤くする必要は無いと思い、赤い世界の空気を思いっきり吸い込んで深呼吸した。
怒りを鎮めた後の世界も変わらずに美しいので、世界が怒りで赤くなったように見えたのは気のせいだったようだ。
船も船の上にいる私たちも夕焼けと海からの反射で真っ赤に染まる。
帰りの船に乗り、ジュリアーナから離れたことで本格的に気が緩み、視界一面が真っ赤に染まる美しい世界を自分も赤くなりながら物思いに耽っていた。
アヤタは私の様子を疲労のせいだと思ったのか、声を掛けることをしないで静かに見守ってくれている。
今、落ち着いて過去を振り返ってみると、親について意識して考えた後に何度かこの疑惑が芽生えそうになったことはあった。
でも、私は無意識にそれがはっきりと芽生えてしまう前に潰していた。
ずっと気付かないフリをしていた。
疑惑が生じそうになったら、「そんなことは絶対にあり得ない」と自分に言い聞かせてそれを鵜呑みにしていた。
ありとあらゆる理由を列挙して、疑惑を打ち消して、消すことができたことに安堵していた。
他人に何を言われようと、頑なに認めることは無い。
証拠が無いのだから、他人の主張を打ち消すことは容易だ。
根拠の無い理由を挙げて、絶対にそんなことはあり得ないとこちらの方が強く主張するだけで済む。
それは自分相手でも有効だった。
私はその疑惑を意識することを全力で避けていた。
自覚する前に消していた。
疑惑の存在自体から逃げていた。
でも、もう逃げられない。
その疑惑を正面から見てしまい、完全に自分の中にある疑惑の存在を自覚してしまった。
それは完全に芽生えてしまった。
もう無かったことにはできない。潰すことができない。
根っこは前からあったけど、表層に出ていなくて見えないから見ないふりをすることができた。
でも、もう芽が出てきてしまって目の前に存在が主張されているから見ないふりはできない。
今までは芽が出そうな気配があれば、そこを一生懸命に踏みしめて、踏み固めて、出てくる前に潰すことができていたけど、出てきてしまった以上は抜くか枯らすかしないといけない。
でも、その芽はとても強くてちょっとやそっとでは消すことができそうにない。
あの時、ジュリアーナに抱きしめられて、目が合った瞬間にジュリアーナとは別のある人物が反射的に浮かび上がり、無意識にジュリアーナとその人物を重ねてしまった。
二人が重なった瞬間に、私はその疑惑を完全に自覚して認識した。
全く姿形は似ていないのに、その眼差しと表情と温もりがそっくりだった。
前世の彼女の母親と。
前世の彼女が転びそうになったときに、とっさに母親が抱き締めて守ってくれたことがあった。そのときの母親の前世の彼女を心配そうに見つめる眼差しと表情と抱き締められているときの温もりがそっくり同じだった。
反射的に彼女の母親とジュリアーナがそっくりだと思ってしまったことを後から否定することはできない。
人種も顔も体型も髪の色も瞳の色も何もかもが異なる二人なのに、二人を同じだと感じてしまったことを無かったことにはできない。
それこそ記憶喪失にでもならない限り不可能だ。
意識してしまったら、それ以前には戻れない。
疑惑を完全にはもう消し去れない。
私の中に存在する疑惑を認めるしかない。
「ジュリアーナは私の母親かもしれない」という可能性を。
疑惑を自覚した瞬間はそれが真実かどうかを確かめたいという衝動しかなかった。
でも、今は違う。
その疑惑が外れていてほしいと強く望んでいる。
ジュリアーナだけは私の母親であってほしくない。
この世界の誰が私の母親であっても気にしないが、ジュリアーナだけは気にしてしまう。
ジュリアーナだけは嫌だ。
ジュリアーナは私が尊敬し、敬愛し、信頼している女性だ。
強く気高く美しく立派で優雅で気品に溢れている素晴らしい女性。
だからこそ、ジュリアーナに私の母親であってほしくない。
無関係の他人なら、そんな素敵な女性が母親であれば嬉しいに違いないと思うだろう。
しかし、実際にその可能性を目の当たりにしてしまうと絶対に嫌だとしか思えない。
ジュリアーナが私の母親であるなら、私はジュリアーナのことを純粋に慕えなくなる。尊敬できなくなる。信じられなくなる。
ジュリアーナが私の母親であるなら、それは子どもを捨てた女ということになる。
どのような事情があったのかは分からないが、どんな事情があったとしても、我が子を捨てたという事実は変わらない。
自分の産んだ子どもを手放した、育てなかった、守らなかった、親の責任を果たさなかった。
それは無責任な女。
ただの娘を捨てた酷い女にしか見えなくなる。
ジュリアーナはそんな女ではないと信じたい。
私は今のジュリアーナとの関係を壊したくない。今の尊敬しているジュリアーナを失いたくない。
私にとってジュリアーナは大切な存在だから。
もし、ジュリアーナが私の産みの親だとしたら、今まで通り変わらずに大切だと思える自信が私には無い。これまで通り付き合える自信も無い。
ジュリアーナだからこそ割り切れない。吹っ切れない。
それなら何も知らないままでいたい。ジュリアーナに尋ねたくない。
親が誰であっても私が私であることには変わりはない。
でも、ジュリアーナが私の産みの親であってもジュリアーナがジュリアーナであることに変わりはない、とまでは言えない。
言える自信が無い。
ジュリアーナだからこそ意識してしまう。
感情的になってしまう。
動揺して乱れてしまう。
冷静さを欠いてしまう。
私の心はまだまだ脆くて弱い。
信じているから、裏切られたと感じて傷付いてしまう。許せないと思ってしまう。
私は自分が思う以上にジュリアーナのことを信じている。
ジュリアーナが想像以上に心の奥に入り込んでいる。
初対面のジュリアーナに母親だと名乗られても、こんなことは感じないし、傷付かない。
驚きはしても、動揺はしない。
裏切られたとも感じない。
怒りも湧かない。
初対面なら私とジュリアーナの間には何も無い。
信頼関係や共に過ごした思い出や共有するものが何も無いから、ジュリアーナの言葉を冷静に受け止めて対処できる。
もし、最初は隠して付き合いを始めて、相手の様子を見て後から真実を打ち明けるつもりだったというなら、それは悪手だ。
相手を傷付けるだけでしかない。
信頼関係を築いてから真実を打ち明ける。
一見すると良い方法に思えるが、それはただの裏切り行為でしかない。
何も知らない相手を騙した上に作り上げた信頼関係。
崩れること前提で、自分はそれを分かっていて、心の準備もしていて、自分だけを守りながら着々と防御を固めている。
相手は逆に警戒心を溶かされて防御が薄くなって無防備になっている。
そこに大打撃を騙し討ちのようにお見舞いされるのだから、許し難い。
一見すると相手を気遣っているように見えるが、自分だけは安全で傷つかないように準備万端に整えているだけで、相手を気遣うふりでしかない。
本当にジュリアーナが自分の母親だという真実を隠して私と接していたかもしれないと思うと、その裏切りが許せなくて怒りで目の前が真っ赤になる。
ただでさえ夕日で赤い世界がさらに赤く染まった気がする。
しかし、波すらも赤く染まっている美しい赤い世界を眺めていると逆に心が落ち着いてきた。
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