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妖怪芸術写真家
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『鴉麻文花(からすまあやか』は霊媒体質である。
それだけならただのオカルト話で終わるのだが、彼女の場合はちょっと変わっている。
『カメラ』で妖怪の写真を撮れるのだ。
彼女は見えるだけではなく、その妖怪を写真に写すことができる。
それがどういう原理なのかは本人にも分からなかったが、おかげで趣味で始めた撮影が仕事になった。
きっかけは◯◯町の山で文花は趣味でやまびこや小豆洗いなどカメラで撮っていた時、
ある一匹の蛇妖怪が日向ぼっこで日光浴をしていた時だ。
特徴は蛇型の女性で手足、背中は鱗で覆われており、頭に角、蛇の尾を持ち、腰には蹴爪がある。
(どうして真っ昼間から日向ぼっこしているかしら?)
普通、妖怪は薄暗い所を好むはずだが、この蛇妖怪は堂々と日の当たる所で寝ころんでいた。
文花は話しかけると危害を加える妖怪がいるので邪魔しないようにこっそりカメラを撮ろうとした時、事件が起きた。
突然、男二人が網や縄を持って現れ、蛇妖怪を捕まえたのだ。
(うそ!?『中身』がある妖怪なの!?)
文花はすぐにスマホで撮ると男達に脅した。
「今すぐその妖怪を解放しなさい!じゃないとこのスマホで警察を呼ぶわよ!」
男達は慌て蛇妖怪を放して逃げると蛇妖怪も逃げた。
(なんだったかしら、、、、それに妖怪が中身があったなんて、、、)
そして、しばらく経ったある日。
文花のアパートに黒い髪をした少女がやって来た。
「こんにちはこの前の同胞を助けていただいきありがとうございます」
少女は丁寧に頭を下げた。
「貴女は、、、、?」
「『狗蛇羅(くだら)』。龍蛇(りゅうだ)と言う蛇妖怪よ」
少女はそう言うと、いきなり化けの皮を脱いだ。
そこにいたのは黒髪に水牛の角に似た黒光りの角、金の瞳、黒い魚のヒレに似た耳、鴉の翼、手足と背中は漆のような黒い鱗、黒鶏の尾羽、腰には蹴爪、太くて逞しい黒い蛇の尻尾、色鮮やかな紅い模様の妖怪だった。
文花はどキモを抜いだ。
「まあ、落ち着きなさい。見た感じだと、『見慣れて』いるじゃない?」
「い、いや!見慣れているのは『霊体』の方で『中身』のある妖怪は、、」
「ああ、そうだったわね。でも、私が言うのもあれだけど、妖怪って結構、人間と似たような者が多いのよ。だから、人間社会に溶け込んでいる妖怪もいるのよ」
「そ、そうなの、、」
文花はとりあえずお茶とお菓子を出しながら、あの時の蛇妖怪、、、『龍蛇』がなぜあの場所と、人間に狙われたのかを狗蛇羅に聞いてみた。
「あの子は『妊娠中』だったのよ。ほら、蛇って、子供が出来ると暖かい所で寝るのよ。私達は『卵胎生』だから」
「はあ、、なるほど、、、?でも、なんで人間に狙われたのですか?」
「アイツらは『妖怪捕獲屋』と言って企業やオークションに妖怪を売って生計を立てている連中なのよ。私達みたいな妖怪は彼らにとって、珍しいし高く売れるのよ。いわゆる『密猟者』よ」
「え、ええ!?」
文花は思わず驚いた。
まさか妖怪が『売買されている』とは思いもしなかったからだ。
「なので『お礼』させて欲しいわ。さすがに『寿命』まで延ばす事は出来ないけど、『何か』出来そうな物はないかしら?」
狗蛇羅の提案に文花は考えた。
(どうしよう、、、妖怪の恩返しはありがたいけど、、特にこれといって欲しいものは、、、)
文花は悩むと狗蛇羅はふと文花の机に置いてある『妖怪アルバムコレクション♡』を見つけた。
「ねえ、これはなに?」
「あ、それは私の趣味で集めた『妖怪図鑑』です。私はカメラマンだけでなく、オカルトマニアでもあるので、、」
「へえ~じゃあ、これも商品なの?」
「いえ、これは趣味で集めているので妖怪の写真までは、、、、」
「なるほど、、、よし!」
狗蛇羅は古い携帯で誰かに連絡した。
(妖怪も電話するんだ、、、、)
「あ、もしもし、狸社長さん?『龍蛇』の狗蛇羅ですが、今、お時間大丈夫ですか?」
狗蛇羅は携帯でやりとりしていると、ニッコリとして文花に言った。
「貴女、これからちょっと良いかしら?」
「はい?」
しばらくして電車で2時間、夜になり二人はとある古ぼけたビルに辿り着いた。
「やあ、やあ、こんばんわ!私は『化け狸』の『権左ェ門(ごんざえもん)』です!」
出迎えたのは金玉がデカい狸の妖怪だった。
狗蛇羅は文花から借りた『妖怪アルバムコレクション♡』を狸社長に見せた。
「なるほどなるほど、、、。よし!文花さんの『妖怪美術写真展』を開催しましょう!!」
「へ?」
話はこうだ。
このビルにある3階のテナントは元々は小さな会社だったが、経営者が変わった事により倒産して今は空き部屋になっているらしい。
そこに『妖怪美術写真展』を開こうと狸社長は言う。
「ついでに文花さんがスマホで撮った『密猟者に襲われる決定的瞬間』も展示しましよう!『注意喚起』の意味で!」
「おお!さすが狸社長の悪知恵!」
狗蛇羅は拍手する。
「ちょ、ちょっと待ってください!?私なんかの作品じゃ、、」
「大丈夫だって、文花ちゃん。君の作品には魂があるよ!きっとみんな気に入ってくれるさ!」
「うんうん、私もそう思うわ」
こうして、文花の知らないところで勝手に話が進み、数日後、ビルの1階ではたくさんの人達が集まり大盛況になった。
3階の妖怪展示室では文花が撮った写真の他に、狸社長が作った『妖怪クイズ』や『妖怪歴史年表』、『妖怪解説書』などが置かれている。
1週間ほど開催すると、お客さんも増えていった。
中には人間に化けた妖怪も見に来るだけではなく、なんと妖怪退治の仕事をする『妖怪退治屋』がいた。
妖怪退治屋曰く、『金儲けを企む『バカ(妖怪捕獲屋)』が後を絶たない』だからだそうだ。
「だからこの『注意喚起』はありがたいじゃ!罰当たりな事をすれば、とんでもない目に遭うからのう!」
と、言っていた。
このきっかけで文花は『妖怪芸術写真家』になった。
文花は狸社長が管理をしているマンションへ引っ越して住む事になった。
文花は狗蛇羅にお願いすれば中身のある妖怪達の住処へ連れてってくれるし、『自分は妖怪ですよ』と妖怪達に襲われない為のバッチも作ってくれた。
文花はカメラで妖怪を撮り、その写真を狸社長にお願いして展示室に飾られた。
中には密猟者に皿を奪われたカッパの死体が写った生々しい写真もあった。
あまりにもリアルなため、『本物の妖怪』がいるんじゃないかと疑う者までいた。
『祭りを楽しむ妖怪達』『百鬼夜行イベントで楽しむ妖怪達』『山の中でのんびり暮らす妖怪達』『海で泳ぐ人魚達や海坊主』
様々な場面の妖怪達が写っている写真を文花は撮れた。
特に龍蛇から派生した『蛇虎』と言う虎男が泥水して道端に眠りこける姿が人気だった。
(まさかこんな形で『妖怪芸術写真家』に、、)
ある日、文花は『妖怪芸術写真家』になるきっかけになった例の山へ訪れた。
(あの妖怪は元気にしてるのかな?)
山の中に入ると何処から喘ぎ声が聞こえた。
(あっ!この声は狗蛇羅さんだ!)
文花は声を頼りに探すと茂みの中に見覚えのある龍蛇の姿を見つけた。
「狗蛇、、、、」
文花は声をかけようとした途端に全身真っ赤になった。
「あああ!姉さん、姉さーーーん♡!」
「ふふふ、、、貴女ってすけべねえぇ♡』
なんと!狗蛇羅は龍蛇と『交尾』していたのだ!
しかも、文花は狗蛇羅が抱いている龍蛇を知っていた、、、、。
狗蛇羅の実の妹、、、『海梨』である。
「、、、、き、、」
(近親相姦じゃん!!!)
文花は思わずツッコミたくなる気持ちをグッと抑えた。
(ど、どうしょう!見てはいけないものを見てしまった!)
文花はバレないようにそっと立ち去ろうとしたら、狗蛇羅は気配に気づいたのか、一瞬で消えた。
「あら、文花じゃない」
「ひい!?」
狗蛇羅に回り込まれた文花。
「どうしたのよ?せっかくの『シャッターチャンス』なのよ?もっと堂々としなさいよ」
「い、いや、でも、、」
流石の文花は今までの妖怪の交尾だけは避けていた。
迷惑になると思ったからだ。
しかも今回は妹で実の姉妹なのだ。
「大丈夫わよ。本人(妖怪)の許可があれば撮らしてくれるわ」
「えええ!?」
「じゃあ、早速撮りましょう!」
狗蛇羅はノリノリで海梨を抱っこするとアソコから生々しい男根が二つも生え、文花の目の前で交尾を始めた。
「ああぁ~!ね、、姉さーーーん♡!!」
クチャチュクゥゥ!
、、、妹の秘部からはいやらしい音が響き渡る、、。
文花は無意識にカメラを取り出してしまった。
(もう、、どうなっても知らないからね!)
カシャ、カシャ、、、!
文花は赤面しながらも写真を撮り続けた。
そして、海梨もノリノリになったのか?
まるでAV女優のように腰を振り始めた。
姉の狗蛇羅の首を伸ばしてキスしながら、更に尻尾を器用に使って自らの胸を揉み始める始末、、。
「はあ、、はぁ、、姉さん、、気持ちいいよぉ♡!!」
「あ、、あん、、可愛いわ、、私の、、大切な、、『妹』、、、、♡」
その姿はあまりにも美しく淫らだった、、、。
次第に文花は興奮し始めた。
(や、、やだ、、、、私ったら、、)
その時、文花の発情の匂いに気がついたのか?狗蛇羅はにやりと笑った、、、、。
「あらあら、、、、文花ちゃん、、もしかして、、興奮してるのかしら?」
「ち、違いますよ、、、!そ、そんな、、こと、、、」
文花は否定しようとしたが、狗蛇羅は見逃さなかった。
「ほら、、こっちへいらっしゃい、、」
狗蛇羅は海梨から抜くと文花に近づいた、、、、。
文花はまるで魅入られたように狗蛇羅に近づくと文花の服を脱ぎ始めた。
文花は狗蛇羅の手の感触で自分が全裸になっている事を知ったが抵抗しなかった。
それどころか自ら狗蛇羅に抱きついた。
「うふふ、、さあ、おいで、、『お姉ちゃん』が可愛がってあげるわ、、」
狗蛇羅は文花の唇を奪った。
「んん、、ちゅぷぅ、、」
最初は優しく唇を合わせるだけの接吻だったが、やがて舌を入れてきた。
「んんん、、ちゅっ、、くちゅう、、」
二人は唾液を交換しながら互いの舌を絡ませた。
「んんっ、、ふっうぅ、、んっふぅ、、」
この時、文花は妖怪退治屋の言葉に思い出した。
『大抵の蛇妖怪はすけべだから危ないぞ。、、、とくに龍蛇の『蛇淫』に魅入られた者は二度と普通の生活には戻れないだろう』と、、、
今まさにその通りだった。
しかし、今はそれよりも目の前の快楽に溺れたかった。
すると海梨が忍び寄って文花の胸を鷲掴みした。
「あああ!?」
「ふふふふ、、、可愛い子ね、、、、食べちゃいたいくらい、、」
海梨は舌なめずりをした。
海梨は文花の胸を揉んだり乳首を蛇の舌で舐めたりした。
その度に文花は甘い吐息を漏らした。
すると狗蛇羅は文花の股から蜜が溢れてるのを気づくと、文花の秘部にしゃぶり始めた。
「ひゃう!?」
突然の快感に思わず声が出てしまう文花。
狗蛇羅はお構いなしに舐め続ける。
ジュルルルッ!ヌチャア!ピチャァ!
「ああっ!や、、やだぁ!そこは汚いですようぅ!」
「大丈夫よ、、とっても美味しいわよ、、」
狗蛇羅は文花のクリトリスを甘噛みする。
「ひぎぃ!?や、、やめてぇぇ!おかしくなるうう!!」
あまりの刺激の強さに涙を流して絶叫する文花。
だが狗蛇羅はやめるどころか更に激しく攻め立てる。
クチュ!グチョォオ!!ズプウゥウッ!!! 狗蛇羅は指を2本入れると膣内を掻き回した。
同時に胸への愛撫も忘れない。
海梨の長い舌が乳首を刺激する度に電流が流れるような快感に襲われた。
(だめぇえ!気持ち良すぎるぅぅぅ!)
ついに限界を迎えたのか?
文花は絶頂しそうになると、トドメの狗蛇羅の蛇の舌で文花のなかへ入った。
ちゅくぅぅぅ!!
「あああぁああぁっ!!」
ブシュウゥゥウゥゥーーッ!!! 盛大に潮を吹き出すと同時に尿も漏らしてしまった。
それでもなお狗蛇羅は止まらずに舌で文花の膣、子宮の中までペロペロと舐めていった。
(お腹の中が熱いぃぃ!溶けちゃうううう!!!)
文花は何度もイカされた。
文花は次第に二人の蛇淫に魅入られていく、、、、、。
「はあ、、はああ、、」
文花の目はすでにハートマークに変わっていた。
「うふふ、、どうかしら?私達の『セックス』は?」
「はい、、すごく、、気持ちよかったです、、もっと、、してください、、」
文花は自ら四つん這いになるとお尻を高く上げてフリフリと振った。
狗蛇羅はニヤリと笑うと猛りまくった男根で文花の秘部を貫いた。
チュクゥゥうぅうぅうぅ!!
「ふああああぁぁっ!!」
文花は身体をくねらせた。
狗蛇羅の男根は大きく長く、、、文花の膣から子宮内まで貫通し、お腹の形を歪めていた。
狗蛇羅の男根はぐりゅぐりゅと子宮の壁を押しつぶすかのように動いた。
その激しい動きに合わせて腰を動かす文花。
すると海梨のあそこから男根が生えた。
「文花ちゃん、、、、私のおちんぽも舐めてえぇ、、、♡」
海梨は文花の顔の上に跨ると男根を突きつけた。
「はぁい、、ぺろ、、ぴちゃ、、」
文花は躊躇なく海梨の蛇チンコをしゃぶった。
「んん、、いいわよ、、上手ね、、」
海梨は文花の頭を撫でた。
狗蛇羅は更に腰のスピードを上げた。
パンッパンッパンッと肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。
(はあ、、、すごく、、、おいしい、、、、)
海梨の先走りで口の周りをベトベトにしながらも夢中で舐める文花。
そしてとうとうその時が来た。
ドピュッドピューービュルルービューーーーーッッ!!
海梨の精液で浴びる文花。
龍蛇の精液は強力な媚薬入りだ。
それを全身に浴びせられて発情しないわけがない。
「んあああぁあっ!イクぅうううぅっ!!」
文花は絶頂を迎えたがまだ終わらない。
今度は狗蛇羅が射精した。
ぶしゃああぁぁああっ!!
大量の媚薬入りの精子が文花の子宮を満たす。
「ああぁあぁああぁぁ~~っっ!!」
また達してしまう文花。
もう完全に快楽に溺れきっていた。
狗蛇羅が抜くと今度は海梨が文花を抱き上げると自らの男根の上に座らせるように挿入した。
ずにゅうぅううっ!ズプンッ!
「きゃうぅううんんっ!?」
下から突き上げられる衝撃に悲鳴をあげる文花。
しかし、それはすぐに快感へと変わる。
海梨は容赦なくピストン運動を始めたからだ。
パァン!バシン!バシィン! 肌が激しくぶつかり合い乾いた音を立てる。
「ああ!すごぉいっ!奥まで届いてりゅうぅ!」
あまりの激しさに舌を出して喘ぐ文花。
やがて海梨の動きが止まったかと思うと大量の白濁液を流し込まれた。
ドップンドップン!ドクンドクン!
「ああ!出てるぅぅ!いっぱい出されてりゅううぅぅ!」
文花はぐたりと海梨にもたれかかる。
「それじゃあ、お尻の穴ももらうかしらねえぇ♡?」
狗蛇羅は文花の尻穴に舌を差し込むと、グリグリと動かした。
ニュルルッ!ヌルゥウウーーっ!レロォオオ!
「ひいいいぃっ!やめてぇぇえっ!」
(そんなとこまで舐められてるなんてぇええっ!?)
ゾクゾクとした感覚が背筋を走る。
すると、突然文花の肛門に激痛が走った。
「ひぎぃいいっ!?」
思わず悲鳴を上げてしまう。
(なにこれぇっ!?痛いのに気持ちいひぃいんんんっ!!)
そう、、いつの間にか狗蛇羅の男根が文花のアナルに侵入していたのだ。
ジュポォオオッ!!ヌチャアアッ!!クチュクチュッ!!
海梨も負けず文花の膣を犯す。
前後から同時に犯される快感に気が狂いそうになる文花。
(あぁあぁあぁあ!すごおおおいぃいぃいぃ!!)
ビクンッビクンッと痙攣した。
海梨も同時に果てたようで熱い液体が流し込まれるのを感じた。
それと同時に狗蛇羅の精液が腸内に流れ込む感覚もあった。
「もっとおおぉおおっ!!もっとちょうらぁいっ!!」
もはや理性は完全に崩壊していた。
文花は龍蛇に犯されながら自らも腰を振り続けた。
それから数時間後、、 そこには全身を白い体液まみれにして恍惚とした表情を浮かべる文花の姿があった。
その姿はまるで淫魔のようだった。
「ふふ、、すっかり龍蛇達の虜になったようねぇ、、」
狗蛇羅が満足げに笑った、、、、、。
数日後、、、、。
「この妖怪達の交尾写真はすごいわねぇ、、、まるで本物みたいよ、、」
「そうね、、、『合成』に見えないわ」
『卯兎美咲(うとみさぎ)』は霊媒体質である。
それだけならただのオカルト話に終わるが、彼女は違っていた。
彼女は幽霊とセックスする体質なのだ。
美咲は毎晩のように幽霊と性行為をしていた。
最初は驚いたが、今では慣れたものだ。
今日は久しぶりに友人と『妖怪美術写真展』を見に来ていた。
そこに写っている写真は龍蛇と言う蛇妖怪で二匹で絡み合う姿だった。
一枚目はまさに獣同士の交尾そのもので、二枚目は女性器に男根が入っているように見えるものだった。
だが、まるで本物のセックスを見ている気分で美咲は興奮していた。
「こんにちは♪」
と、そこで美咲の前に現れたのは文花だった。
「どお?楽しんでくれてるかしら?」
「ええ、、すごく刺激的だわ」
「それは良かった♪ところで、、貴女、、、『霊媒体質』かしら?」
文花に言われ驚く美咲。
「そ、、そうですけど、、、?」
「やっぱりそうなのね、、ちょっと私と付き合わない?」
そう言ってニヤリと笑う文花。
こうして美咲は文花と付き合うことになったのだが、これが新たな『性癖』の始まりだとはこの時はまだ知るよしもなかった。
続く?
それだけならただのオカルト話で終わるのだが、彼女の場合はちょっと変わっている。
『カメラ』で妖怪の写真を撮れるのだ。
彼女は見えるだけではなく、その妖怪を写真に写すことができる。
それがどういう原理なのかは本人にも分からなかったが、おかげで趣味で始めた撮影が仕事になった。
きっかけは◯◯町の山で文花は趣味でやまびこや小豆洗いなどカメラで撮っていた時、
ある一匹の蛇妖怪が日向ぼっこで日光浴をしていた時だ。
特徴は蛇型の女性で手足、背中は鱗で覆われており、頭に角、蛇の尾を持ち、腰には蹴爪がある。
(どうして真っ昼間から日向ぼっこしているかしら?)
普通、妖怪は薄暗い所を好むはずだが、この蛇妖怪は堂々と日の当たる所で寝ころんでいた。
文花は話しかけると危害を加える妖怪がいるので邪魔しないようにこっそりカメラを撮ろうとした時、事件が起きた。
突然、男二人が網や縄を持って現れ、蛇妖怪を捕まえたのだ。
(うそ!?『中身』がある妖怪なの!?)
文花はすぐにスマホで撮ると男達に脅した。
「今すぐその妖怪を解放しなさい!じゃないとこのスマホで警察を呼ぶわよ!」
男達は慌て蛇妖怪を放して逃げると蛇妖怪も逃げた。
(なんだったかしら、、、、それに妖怪が中身があったなんて、、、)
そして、しばらく経ったある日。
文花のアパートに黒い髪をした少女がやって来た。
「こんにちはこの前の同胞を助けていただいきありがとうございます」
少女は丁寧に頭を下げた。
「貴女は、、、、?」
「『狗蛇羅(くだら)』。龍蛇(りゅうだ)と言う蛇妖怪よ」
少女はそう言うと、いきなり化けの皮を脱いだ。
そこにいたのは黒髪に水牛の角に似た黒光りの角、金の瞳、黒い魚のヒレに似た耳、鴉の翼、手足と背中は漆のような黒い鱗、黒鶏の尾羽、腰には蹴爪、太くて逞しい黒い蛇の尻尾、色鮮やかな紅い模様の妖怪だった。
文花はどキモを抜いだ。
「まあ、落ち着きなさい。見た感じだと、『見慣れて』いるじゃない?」
「い、いや!見慣れているのは『霊体』の方で『中身』のある妖怪は、、」
「ああ、そうだったわね。でも、私が言うのもあれだけど、妖怪って結構、人間と似たような者が多いのよ。だから、人間社会に溶け込んでいる妖怪もいるのよ」
「そ、そうなの、、」
文花はとりあえずお茶とお菓子を出しながら、あの時の蛇妖怪、、、『龍蛇』がなぜあの場所と、人間に狙われたのかを狗蛇羅に聞いてみた。
「あの子は『妊娠中』だったのよ。ほら、蛇って、子供が出来ると暖かい所で寝るのよ。私達は『卵胎生』だから」
「はあ、、なるほど、、、?でも、なんで人間に狙われたのですか?」
「アイツらは『妖怪捕獲屋』と言って企業やオークションに妖怪を売って生計を立てている連中なのよ。私達みたいな妖怪は彼らにとって、珍しいし高く売れるのよ。いわゆる『密猟者』よ」
「え、ええ!?」
文花は思わず驚いた。
まさか妖怪が『売買されている』とは思いもしなかったからだ。
「なので『お礼』させて欲しいわ。さすがに『寿命』まで延ばす事は出来ないけど、『何か』出来そうな物はないかしら?」
狗蛇羅の提案に文花は考えた。
(どうしよう、、、妖怪の恩返しはありがたいけど、、特にこれといって欲しいものは、、、)
文花は悩むと狗蛇羅はふと文花の机に置いてある『妖怪アルバムコレクション♡』を見つけた。
「ねえ、これはなに?」
「あ、それは私の趣味で集めた『妖怪図鑑』です。私はカメラマンだけでなく、オカルトマニアでもあるので、、」
「へえ~じゃあ、これも商品なの?」
「いえ、これは趣味で集めているので妖怪の写真までは、、、、」
「なるほど、、、よし!」
狗蛇羅は古い携帯で誰かに連絡した。
(妖怪も電話するんだ、、、、)
「あ、もしもし、狸社長さん?『龍蛇』の狗蛇羅ですが、今、お時間大丈夫ですか?」
狗蛇羅は携帯でやりとりしていると、ニッコリとして文花に言った。
「貴女、これからちょっと良いかしら?」
「はい?」
しばらくして電車で2時間、夜になり二人はとある古ぼけたビルに辿り着いた。
「やあ、やあ、こんばんわ!私は『化け狸』の『権左ェ門(ごんざえもん)』です!」
出迎えたのは金玉がデカい狸の妖怪だった。
狗蛇羅は文花から借りた『妖怪アルバムコレクション♡』を狸社長に見せた。
「なるほどなるほど、、、。よし!文花さんの『妖怪美術写真展』を開催しましょう!!」
「へ?」
話はこうだ。
このビルにある3階のテナントは元々は小さな会社だったが、経営者が変わった事により倒産して今は空き部屋になっているらしい。
そこに『妖怪美術写真展』を開こうと狸社長は言う。
「ついでに文花さんがスマホで撮った『密猟者に襲われる決定的瞬間』も展示しましよう!『注意喚起』の意味で!」
「おお!さすが狸社長の悪知恵!」
狗蛇羅は拍手する。
「ちょ、ちょっと待ってください!?私なんかの作品じゃ、、」
「大丈夫だって、文花ちゃん。君の作品には魂があるよ!きっとみんな気に入ってくれるさ!」
「うんうん、私もそう思うわ」
こうして、文花の知らないところで勝手に話が進み、数日後、ビルの1階ではたくさんの人達が集まり大盛況になった。
3階の妖怪展示室では文花が撮った写真の他に、狸社長が作った『妖怪クイズ』や『妖怪歴史年表』、『妖怪解説書』などが置かれている。
1週間ほど開催すると、お客さんも増えていった。
中には人間に化けた妖怪も見に来るだけではなく、なんと妖怪退治の仕事をする『妖怪退治屋』がいた。
妖怪退治屋曰く、『金儲けを企む『バカ(妖怪捕獲屋)』が後を絶たない』だからだそうだ。
「だからこの『注意喚起』はありがたいじゃ!罰当たりな事をすれば、とんでもない目に遭うからのう!」
と、言っていた。
このきっかけで文花は『妖怪芸術写真家』になった。
文花は狸社長が管理をしているマンションへ引っ越して住む事になった。
文花は狗蛇羅にお願いすれば中身のある妖怪達の住処へ連れてってくれるし、『自分は妖怪ですよ』と妖怪達に襲われない為のバッチも作ってくれた。
文花はカメラで妖怪を撮り、その写真を狸社長にお願いして展示室に飾られた。
中には密猟者に皿を奪われたカッパの死体が写った生々しい写真もあった。
あまりにもリアルなため、『本物の妖怪』がいるんじゃないかと疑う者までいた。
『祭りを楽しむ妖怪達』『百鬼夜行イベントで楽しむ妖怪達』『山の中でのんびり暮らす妖怪達』『海で泳ぐ人魚達や海坊主』
様々な場面の妖怪達が写っている写真を文花は撮れた。
特に龍蛇から派生した『蛇虎』と言う虎男が泥水して道端に眠りこける姿が人気だった。
(まさかこんな形で『妖怪芸術写真家』に、、)
ある日、文花は『妖怪芸術写真家』になるきっかけになった例の山へ訪れた。
(あの妖怪は元気にしてるのかな?)
山の中に入ると何処から喘ぎ声が聞こえた。
(あっ!この声は狗蛇羅さんだ!)
文花は声を頼りに探すと茂みの中に見覚えのある龍蛇の姿を見つけた。
「狗蛇、、、、」
文花は声をかけようとした途端に全身真っ赤になった。
「あああ!姉さん、姉さーーーん♡!」
「ふふふ、、、貴女ってすけべねえぇ♡』
なんと!狗蛇羅は龍蛇と『交尾』していたのだ!
しかも、文花は狗蛇羅が抱いている龍蛇を知っていた、、、、。
狗蛇羅の実の妹、、、『海梨』である。
「、、、、き、、」
(近親相姦じゃん!!!)
文花は思わずツッコミたくなる気持ちをグッと抑えた。
(ど、どうしょう!見てはいけないものを見てしまった!)
文花はバレないようにそっと立ち去ろうとしたら、狗蛇羅は気配に気づいたのか、一瞬で消えた。
「あら、文花じゃない」
「ひい!?」
狗蛇羅に回り込まれた文花。
「どうしたのよ?せっかくの『シャッターチャンス』なのよ?もっと堂々としなさいよ」
「い、いや、でも、、」
流石の文花は今までの妖怪の交尾だけは避けていた。
迷惑になると思ったからだ。
しかも今回は妹で実の姉妹なのだ。
「大丈夫わよ。本人(妖怪)の許可があれば撮らしてくれるわ」
「えええ!?」
「じゃあ、早速撮りましょう!」
狗蛇羅はノリノリで海梨を抱っこするとアソコから生々しい男根が二つも生え、文花の目の前で交尾を始めた。
「ああぁ~!ね、、姉さーーーん♡!!」
クチャチュクゥゥ!
、、、妹の秘部からはいやらしい音が響き渡る、、。
文花は無意識にカメラを取り出してしまった。
(もう、、どうなっても知らないからね!)
カシャ、カシャ、、、!
文花は赤面しながらも写真を撮り続けた。
そして、海梨もノリノリになったのか?
まるでAV女優のように腰を振り始めた。
姉の狗蛇羅の首を伸ばしてキスしながら、更に尻尾を器用に使って自らの胸を揉み始める始末、、。
「はあ、、はぁ、、姉さん、、気持ちいいよぉ♡!!」
「あ、、あん、、可愛いわ、、私の、、大切な、、『妹』、、、、♡」
その姿はあまりにも美しく淫らだった、、、。
次第に文花は興奮し始めた。
(や、、やだ、、、、私ったら、、)
その時、文花の発情の匂いに気がついたのか?狗蛇羅はにやりと笑った、、、、。
「あらあら、、、、文花ちゃん、、もしかして、、興奮してるのかしら?」
「ち、違いますよ、、、!そ、そんな、、こと、、、」
文花は否定しようとしたが、狗蛇羅は見逃さなかった。
「ほら、、こっちへいらっしゃい、、」
狗蛇羅は海梨から抜くと文花に近づいた、、、、。
文花はまるで魅入られたように狗蛇羅に近づくと文花の服を脱ぎ始めた。
文花は狗蛇羅の手の感触で自分が全裸になっている事を知ったが抵抗しなかった。
それどころか自ら狗蛇羅に抱きついた。
「うふふ、、さあ、おいで、、『お姉ちゃん』が可愛がってあげるわ、、」
狗蛇羅は文花の唇を奪った。
「んん、、ちゅぷぅ、、」
最初は優しく唇を合わせるだけの接吻だったが、やがて舌を入れてきた。
「んんん、、ちゅっ、、くちゅう、、」
二人は唾液を交換しながら互いの舌を絡ませた。
「んんっ、、ふっうぅ、、んっふぅ、、」
この時、文花は妖怪退治屋の言葉に思い出した。
『大抵の蛇妖怪はすけべだから危ないぞ。、、、とくに龍蛇の『蛇淫』に魅入られた者は二度と普通の生活には戻れないだろう』と、、、
今まさにその通りだった。
しかし、今はそれよりも目の前の快楽に溺れたかった。
すると海梨が忍び寄って文花の胸を鷲掴みした。
「あああ!?」
「ふふふふ、、、可愛い子ね、、、、食べちゃいたいくらい、、」
海梨は舌なめずりをした。
海梨は文花の胸を揉んだり乳首を蛇の舌で舐めたりした。
その度に文花は甘い吐息を漏らした。
すると狗蛇羅は文花の股から蜜が溢れてるのを気づくと、文花の秘部にしゃぶり始めた。
「ひゃう!?」
突然の快感に思わず声が出てしまう文花。
狗蛇羅はお構いなしに舐め続ける。
ジュルルルッ!ヌチャア!ピチャァ!
「ああっ!や、、やだぁ!そこは汚いですようぅ!」
「大丈夫よ、、とっても美味しいわよ、、」
狗蛇羅は文花のクリトリスを甘噛みする。
「ひぎぃ!?や、、やめてぇぇ!おかしくなるうう!!」
あまりの刺激の強さに涙を流して絶叫する文花。
だが狗蛇羅はやめるどころか更に激しく攻め立てる。
クチュ!グチョォオ!!ズプウゥウッ!!! 狗蛇羅は指を2本入れると膣内を掻き回した。
同時に胸への愛撫も忘れない。
海梨の長い舌が乳首を刺激する度に電流が流れるような快感に襲われた。
(だめぇえ!気持ち良すぎるぅぅぅ!)
ついに限界を迎えたのか?
文花は絶頂しそうになると、トドメの狗蛇羅の蛇の舌で文花のなかへ入った。
ちゅくぅぅぅ!!
「あああぁああぁっ!!」
ブシュウゥゥウゥゥーーッ!!! 盛大に潮を吹き出すと同時に尿も漏らしてしまった。
それでもなお狗蛇羅は止まらずに舌で文花の膣、子宮の中までペロペロと舐めていった。
(お腹の中が熱いぃぃ!溶けちゃうううう!!!)
文花は何度もイカされた。
文花は次第に二人の蛇淫に魅入られていく、、、、、。
「はあ、、はああ、、」
文花の目はすでにハートマークに変わっていた。
「うふふ、、どうかしら?私達の『セックス』は?」
「はい、、すごく、、気持ちよかったです、、もっと、、してください、、」
文花は自ら四つん這いになるとお尻を高く上げてフリフリと振った。
狗蛇羅はニヤリと笑うと猛りまくった男根で文花の秘部を貫いた。
チュクゥゥうぅうぅうぅ!!
「ふああああぁぁっ!!」
文花は身体をくねらせた。
狗蛇羅の男根は大きく長く、、、文花の膣から子宮内まで貫通し、お腹の形を歪めていた。
狗蛇羅の男根はぐりゅぐりゅと子宮の壁を押しつぶすかのように動いた。
その激しい動きに合わせて腰を動かす文花。
すると海梨のあそこから男根が生えた。
「文花ちゃん、、、、私のおちんぽも舐めてえぇ、、、♡」
海梨は文花の顔の上に跨ると男根を突きつけた。
「はぁい、、ぺろ、、ぴちゃ、、」
文花は躊躇なく海梨の蛇チンコをしゃぶった。
「んん、、いいわよ、、上手ね、、」
海梨は文花の頭を撫でた。
狗蛇羅は更に腰のスピードを上げた。
パンッパンッパンッと肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。
(はあ、、、すごく、、、おいしい、、、、)
海梨の先走りで口の周りをベトベトにしながらも夢中で舐める文花。
そしてとうとうその時が来た。
ドピュッドピューービュルルービューーーーーッッ!!
海梨の精液で浴びる文花。
龍蛇の精液は強力な媚薬入りだ。
それを全身に浴びせられて発情しないわけがない。
「んあああぁあっ!イクぅうううぅっ!!」
文花は絶頂を迎えたがまだ終わらない。
今度は狗蛇羅が射精した。
ぶしゃああぁぁああっ!!
大量の媚薬入りの精子が文花の子宮を満たす。
「ああぁあぁああぁぁ~~っっ!!」
また達してしまう文花。
もう完全に快楽に溺れきっていた。
狗蛇羅が抜くと今度は海梨が文花を抱き上げると自らの男根の上に座らせるように挿入した。
ずにゅうぅううっ!ズプンッ!
「きゃうぅううんんっ!?」
下から突き上げられる衝撃に悲鳴をあげる文花。
しかし、それはすぐに快感へと変わる。
海梨は容赦なくピストン運動を始めたからだ。
パァン!バシン!バシィン! 肌が激しくぶつかり合い乾いた音を立てる。
「ああ!すごぉいっ!奥まで届いてりゅうぅ!」
あまりの激しさに舌を出して喘ぐ文花。
やがて海梨の動きが止まったかと思うと大量の白濁液を流し込まれた。
ドップンドップン!ドクンドクン!
「ああ!出てるぅぅ!いっぱい出されてりゅううぅぅ!」
文花はぐたりと海梨にもたれかかる。
「それじゃあ、お尻の穴ももらうかしらねえぇ♡?」
狗蛇羅は文花の尻穴に舌を差し込むと、グリグリと動かした。
ニュルルッ!ヌルゥウウーーっ!レロォオオ!
「ひいいいぃっ!やめてぇぇえっ!」
(そんなとこまで舐められてるなんてぇええっ!?)
ゾクゾクとした感覚が背筋を走る。
すると、突然文花の肛門に激痛が走った。
「ひぎぃいいっ!?」
思わず悲鳴を上げてしまう。
(なにこれぇっ!?痛いのに気持ちいひぃいんんんっ!!)
そう、、いつの間にか狗蛇羅の男根が文花のアナルに侵入していたのだ。
ジュポォオオッ!!ヌチャアアッ!!クチュクチュッ!!
海梨も負けず文花の膣を犯す。
前後から同時に犯される快感に気が狂いそうになる文花。
(あぁあぁあぁあ!すごおおおいぃいぃいぃ!!)
ビクンッビクンッと痙攣した。
海梨も同時に果てたようで熱い液体が流し込まれるのを感じた。
それと同時に狗蛇羅の精液が腸内に流れ込む感覚もあった。
「もっとおおぉおおっ!!もっとちょうらぁいっ!!」
もはや理性は完全に崩壊していた。
文花は龍蛇に犯されながら自らも腰を振り続けた。
それから数時間後、、 そこには全身を白い体液まみれにして恍惚とした表情を浮かべる文花の姿があった。
その姿はまるで淫魔のようだった。
「ふふ、、すっかり龍蛇達の虜になったようねぇ、、」
狗蛇羅が満足げに笑った、、、、、。
数日後、、、、。
「この妖怪達の交尾写真はすごいわねぇ、、、まるで本物みたいよ、、」
「そうね、、、『合成』に見えないわ」
『卯兎美咲(うとみさぎ)』は霊媒体質である。
それだけならただのオカルト話に終わるが、彼女は違っていた。
彼女は幽霊とセックスする体質なのだ。
美咲は毎晩のように幽霊と性行為をしていた。
最初は驚いたが、今では慣れたものだ。
今日は久しぶりに友人と『妖怪美術写真展』を見に来ていた。
そこに写っている写真は龍蛇と言う蛇妖怪で二匹で絡み合う姿だった。
一枚目はまさに獣同士の交尾そのもので、二枚目は女性器に男根が入っているように見えるものだった。
だが、まるで本物のセックスを見ている気分で美咲は興奮していた。
「こんにちは♪」
と、そこで美咲の前に現れたのは文花だった。
「どお?楽しんでくれてるかしら?」
「ええ、、すごく刺激的だわ」
「それは良かった♪ところで、、貴女、、、『霊媒体質』かしら?」
文花に言われ驚く美咲。
「そ、、そうですけど、、、?」
「やっぱりそうなのね、、ちょっと私と付き合わない?」
そう言ってニヤリと笑う文花。
こうして美咲は文花と付き合うことになったのだが、これが新たな『性癖』の始まりだとはこの時はまだ知るよしもなかった。
続く?
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