410 / 508
愛し子と樹海の王
誰が為の憐憫か
しおりを挟む
『ヘルムント改め、ヘリオドスの伴侶となったヨナスは、重大な話を、ヘリオドスに打ち明けた』
「重大とは、どんな話しだ?」
創世のドラゴンから直々に聞く、創世神話の裏話に、伯父上は興味津々の様だ。
『戦場に向かわせたリーザードマンが、ヨナスの元へ、コッソリ戻って来ていたのだ。しかも、数多の戦火を潜り抜け、力を付けたリザードマンは、ドラゴニュートへ姿を変じていた。ドラゴニュートの戦闘力は、幻獣クラス。一介の地方貴族が持つには、強大すぎる力だ。これがもしラジートの耳に入れば、どうなるか、想像するまでも無いの』
確かに、いくら忠誠を誓われたところで、信じる事は難しいだろうな。
『只でさえ賢かったリザードマンが、ドラゴニュートへ変じたのだ。下手な小細工は通用せん。そこで、ヨナス達はドラゴニュートを交え、今後どうするべきか、ドラゴニュート達がどうしたいのかを話し合った。そこで、どの様な条件が付けられたのか迄は知らんが、ヨナス達はドラゴニュート達の為に、閉じられた空間を創り出すことにしたのだ』
「閉じられた・・・と言うのは、バイスバルトのヴァラクの城があった、あの空間の様な?」
マークの口から、バイスバルトの名が出た事で、伯父上が顔色を変えたが、今は懇切丁寧に説明するような、ご親切な気分にはなれない。
『その通り。その空間を封印したのが、今回瘴気溜まりが出来た辺りと云う事だの』
「では、あの思念体が言った、裏切りと契約とは、ヨナス達と交わした契約の事なのか?」
『であろうな。恐らくヴァラクか神官達は、十中八九ヴァラクであろうが、あの場所にドラゴニュートが封印されて居る事を知り、使役するために、封印を解こうとしたのであろう』
「それで、彼らの怒りを買ったと?そんなもの、レンにはなんの関係も無いだろう!?」
「じゃがの。呪具を置いたであろうヴァラクは、瘴気の塊だった、それにあの日、あの場に居たのは、其方、カル、レンの3人じゃろ?カルはドラゴンじゃし、其方は獣人じゃ。ドラゴニュート達は、制約で獣人に危害を加えられん。となれば怒りの矛先は、人であるレンに向けるしかないからの』
「理不尽すぎる」
『理不尽だろうと、魔法契約とはそういう物だ。契約した本人が居なければ、契約違反の罰は呪いとなり、その血筋の者に、それが駄目なら、周囲の者へ降りかかる。契約違反の罰則は、唯の呪いとは訳が違う。契約した本人に、罰則を受け入れる意思が有ったのだから、神であろうと、契約の中身を違えることは出来ん』
「・・・だから解呪出来ないのか」
『だが相手に契約違反は無かった、と認識させられれば、呪いは消える」
「そんなまどろっこしい!! その空間ごとドラゴニュートとやらを、消してしまえば終いだろう!」
『・・・マグヌスよ。いい歳をしてその脳筋ぷっりは、何とかならんのか?』
「脳筋? 脳筋とは何か?! 俺はこれでも騎士を率いる、領主だぞ?!」
「・・・・伯父上。そう云う処です」
「アレク・・・お前迄」
伯父上が鼻白んだ処でクレイオスが、カルに視線を向けた。
視線を向けられたカルは、懐から布に包んだ15チルほどの塊を取り出し、テーブルの上にごとりと置いた。
『瘴気の中に在った呪具だ。浄化が出来ていないから、この布は取らないようにね』
「呪具以外に見つかった物は?契約書は?」
『いや。契約書自体は、まだ見つけられていない。でも、ヨナスが死んで、みんなが地底に移住する時、全ての文書を置いて行ったから、何処かには有る筈だよ』
「お前・・・ヨナスに会ったのか?」
『会ったというより。育てて貰った。と言った方が正しいね』
「なら、契約の話しを聞いた事は無いのか?」
『それが、いくら考えても思い出せない。と言うか。聞いたことが無い。私の知っているヨナスは、最初からお爺ちゃんだったからね。昔話をする事もあったけど、内容はかなり怪しかった。あの場所の事も、大事な場所だから、悪戯するな。って言われたことが有る程度なんだ。後は、たまに花でも供えて上げなさい。って言われたことは思い出したよ』
あれだけ悩んでいたのに、思い出したのがたったそれだけ?
「そうか・・・。ならどうすればいい? 長々昔話を聞かされて、なんの手立ても無いのか?! 昔話しなど、どうでもいい! 俺はレンを助ける方法が、知りたいのだ!!」
激昂し、立ち上がって吠える俺に、マーク達がびくりと肩を震わせ、伯父上は憐みの籠った視線を向けて来た。
その全てが、うんざりするほど鬱陶しかった。
「レンは、悍ましい紋を刻まれ、あれほど苦しんでいるのに、原因が大昔の魔法契約だと?! レンは異界の住人だった! ヨナスの血筋でもない赤の他人だ。ただのとばっちりで、命の危険に晒されているのに。まともな解呪の方法も、何も分からんで済むかッ!?」
「アレク・・・・ごめんね。ぼくが・・・ぼくがこわがって、レン様からはなれちゃったから」
弱々しいノワールの声に、頭にのぼった血が、急激に冷えた。
「・・・お前の所為ではない」
『そうだの。ノワール所為では無いな。封印を解こうとした、ヴァラクの責任であろう? それ以外は誰の所為でもない、と我は思うが? それを理解した上で、どうしても犯人探しがしたいと云うのであれば、犯人はアレクサンドルじゃな』
俺?
俺が原因だというのか?
確かに、俺はレンが腕を掴まれるのを、防げなかった。
瘴気溜まりを、確認する事を許したのも俺だ。
「そうだ・・・俺の責任だ」
何もかもが嫌になり、椅子に沈み込んだ俺の肩を、クレイオスは ポン っと軽くたたいた。
『そう落ち込むな。其方の判断が間違っていた訳では無い。もしあの場に其方の代わりに、マグヌスが居ても、同じ事が起こったであろうよ』
「俺が?」
伯父上が指で自分を指している。
そういう仕草は、レンガやるから可愛らしいのであって。
オッサンがしても、うすら寒いだけだ。
『言ったであろう? 呪いは血筋の者に現れる。其方らがヨナスとヘリオドスの、血を引いているかは知らん。が、ヘリオドスの領地はノート、マイオールに有った。少なくとも、其方らの家系は、ヘルムント迄遡れる筈だの』
「・・・・何万年も前の話しだろ?」
『そうじゃな。普通なら血も魔力の系譜も薄まり、赤の他人と言えるのであろうが。貴族と言うのは得てして、血も魔力も濃い事が、美徳とされるのであろう?』
確かにマイオールは、小さな公国だった。
近親婚が多くても、不思議ではない。
その分、血も魔力の系譜も薄まり難かっただろう。
全てが俺の所為だ。
そもそも俺の番でさえなければ、レンは危険な討伐や浄化に、こうも頻繁に付き合わされ、危険な目に合う事も無かったのだ。
俺と共にある事は、レンの幸せを奪う事なのではないか。
レンの幸せを願うなら、レンを手放してやるべきなのでは・・・。
そう思い至ると、番を失う恐怖に、全身が総毛立った。
無理だ。
例え地獄に落ちると分かっていても。
レンを手放す事など出来ない。
『そろそろ、自己憐憫の時間は終いでいいか?』
自己憐憫・・・。
その通りだ、今の俺は呪いに侵されたレンでは無く、呪いによって番を失うかもしれない、自分を憐れんでいるだけだ。
不甲斐無し!
俺は美しいレンに、相応しくない醜男だ。
だがレンは、こんな俺を、世界で一番格好良いと言ってくれるのだ。
だから俺は、レンの為に世界一強くて、恰好の良い雄で居なければならない!!
「騒いですまなかった。続けてくれ」
『ふむ。では我が調べて分かったのは、レンの受けた呪いは進行性のものだの。腕に刻まれた茨が徐々に伸びていき、心臓に達した時・・・・』
「嘘だ!レン様がそんな!」
「やめろマーク、俺がそんな事にはさせない。絶対だ」
「・・・・閣下」
『そうじゃな。皆レンが倒れたショックで、後ろ向きになっておるが、進行性の呪いで良かったと感謝すべきなのだ。対処する時間が有るからの。一撃必殺の呪いでなくて、本当に良かったわい』
「・・・一撃必殺」
あの一瞬で、レンを奪われていたかもしれないのか・・・。
『それともう一つ。瘴気が呪いを強化して居る』
「クレイオス殿。強化とは、どういうことですか?」
『うむ。肉体だけでなく、精神への攻撃も、受けていると云う事じゃな』
精神攻撃・・・。
だから、あんなに苦しそうだったのか。
可哀そうに、何を見せられているんだ。
ギリリ と音を鳴らし奥歯を噛締め、迫り上がる怒りを、胸の中に閉じ込めた。
「重大とは、どんな話しだ?」
創世のドラゴンから直々に聞く、創世神話の裏話に、伯父上は興味津々の様だ。
『戦場に向かわせたリーザードマンが、ヨナスの元へ、コッソリ戻って来ていたのだ。しかも、数多の戦火を潜り抜け、力を付けたリザードマンは、ドラゴニュートへ姿を変じていた。ドラゴニュートの戦闘力は、幻獣クラス。一介の地方貴族が持つには、強大すぎる力だ。これがもしラジートの耳に入れば、どうなるか、想像するまでも無いの』
確かに、いくら忠誠を誓われたところで、信じる事は難しいだろうな。
『只でさえ賢かったリザードマンが、ドラゴニュートへ変じたのだ。下手な小細工は通用せん。そこで、ヨナス達はドラゴニュートを交え、今後どうするべきか、ドラゴニュート達がどうしたいのかを話し合った。そこで、どの様な条件が付けられたのか迄は知らんが、ヨナス達はドラゴニュート達の為に、閉じられた空間を創り出すことにしたのだ』
「閉じられた・・・と言うのは、バイスバルトのヴァラクの城があった、あの空間の様な?」
マークの口から、バイスバルトの名が出た事で、伯父上が顔色を変えたが、今は懇切丁寧に説明するような、ご親切な気分にはなれない。
『その通り。その空間を封印したのが、今回瘴気溜まりが出来た辺りと云う事だの』
「では、あの思念体が言った、裏切りと契約とは、ヨナス達と交わした契約の事なのか?」
『であろうな。恐らくヴァラクか神官達は、十中八九ヴァラクであろうが、あの場所にドラゴニュートが封印されて居る事を知り、使役するために、封印を解こうとしたのであろう』
「それで、彼らの怒りを買ったと?そんなもの、レンにはなんの関係も無いだろう!?」
「じゃがの。呪具を置いたであろうヴァラクは、瘴気の塊だった、それにあの日、あの場に居たのは、其方、カル、レンの3人じゃろ?カルはドラゴンじゃし、其方は獣人じゃ。ドラゴニュート達は、制約で獣人に危害を加えられん。となれば怒りの矛先は、人であるレンに向けるしかないからの』
「理不尽すぎる」
『理不尽だろうと、魔法契約とはそういう物だ。契約した本人が居なければ、契約違反の罰は呪いとなり、その血筋の者に、それが駄目なら、周囲の者へ降りかかる。契約違反の罰則は、唯の呪いとは訳が違う。契約した本人に、罰則を受け入れる意思が有ったのだから、神であろうと、契約の中身を違えることは出来ん』
「・・・だから解呪出来ないのか」
『だが相手に契約違反は無かった、と認識させられれば、呪いは消える」
「そんなまどろっこしい!! その空間ごとドラゴニュートとやらを、消してしまえば終いだろう!」
『・・・マグヌスよ。いい歳をしてその脳筋ぷっりは、何とかならんのか?』
「脳筋? 脳筋とは何か?! 俺はこれでも騎士を率いる、領主だぞ?!」
「・・・・伯父上。そう云う処です」
「アレク・・・お前迄」
伯父上が鼻白んだ処でクレイオスが、カルに視線を向けた。
視線を向けられたカルは、懐から布に包んだ15チルほどの塊を取り出し、テーブルの上にごとりと置いた。
『瘴気の中に在った呪具だ。浄化が出来ていないから、この布は取らないようにね』
「呪具以外に見つかった物は?契約書は?」
『いや。契約書自体は、まだ見つけられていない。でも、ヨナスが死んで、みんなが地底に移住する時、全ての文書を置いて行ったから、何処かには有る筈だよ』
「お前・・・ヨナスに会ったのか?」
『会ったというより。育てて貰った。と言った方が正しいね』
「なら、契約の話しを聞いた事は無いのか?」
『それが、いくら考えても思い出せない。と言うか。聞いたことが無い。私の知っているヨナスは、最初からお爺ちゃんだったからね。昔話をする事もあったけど、内容はかなり怪しかった。あの場所の事も、大事な場所だから、悪戯するな。って言われたことが有る程度なんだ。後は、たまに花でも供えて上げなさい。って言われたことは思い出したよ』
あれだけ悩んでいたのに、思い出したのがたったそれだけ?
「そうか・・・。ならどうすればいい? 長々昔話を聞かされて、なんの手立ても無いのか?! 昔話しなど、どうでもいい! 俺はレンを助ける方法が、知りたいのだ!!」
激昂し、立ち上がって吠える俺に、マーク達がびくりと肩を震わせ、伯父上は憐みの籠った視線を向けて来た。
その全てが、うんざりするほど鬱陶しかった。
「レンは、悍ましい紋を刻まれ、あれほど苦しんでいるのに、原因が大昔の魔法契約だと?! レンは異界の住人だった! ヨナスの血筋でもない赤の他人だ。ただのとばっちりで、命の危険に晒されているのに。まともな解呪の方法も、何も分からんで済むかッ!?」
「アレク・・・・ごめんね。ぼくが・・・ぼくがこわがって、レン様からはなれちゃったから」
弱々しいノワールの声に、頭にのぼった血が、急激に冷えた。
「・・・お前の所為ではない」
『そうだの。ノワール所為では無いな。封印を解こうとした、ヴァラクの責任であろう? それ以外は誰の所為でもない、と我は思うが? それを理解した上で、どうしても犯人探しがしたいと云うのであれば、犯人はアレクサンドルじゃな』
俺?
俺が原因だというのか?
確かに、俺はレンが腕を掴まれるのを、防げなかった。
瘴気溜まりを、確認する事を許したのも俺だ。
「そうだ・・・俺の責任だ」
何もかもが嫌になり、椅子に沈み込んだ俺の肩を、クレイオスは ポン っと軽くたたいた。
『そう落ち込むな。其方の判断が間違っていた訳では無い。もしあの場に其方の代わりに、マグヌスが居ても、同じ事が起こったであろうよ』
「俺が?」
伯父上が指で自分を指している。
そういう仕草は、レンガやるから可愛らしいのであって。
オッサンがしても、うすら寒いだけだ。
『言ったであろう? 呪いは血筋の者に現れる。其方らがヨナスとヘリオドスの、血を引いているかは知らん。が、ヘリオドスの領地はノート、マイオールに有った。少なくとも、其方らの家系は、ヘルムント迄遡れる筈だの』
「・・・・何万年も前の話しだろ?」
『そうじゃな。普通なら血も魔力の系譜も薄まり、赤の他人と言えるのであろうが。貴族と言うのは得てして、血も魔力も濃い事が、美徳とされるのであろう?』
確かにマイオールは、小さな公国だった。
近親婚が多くても、不思議ではない。
その分、血も魔力の系譜も薄まり難かっただろう。
全てが俺の所為だ。
そもそも俺の番でさえなければ、レンは危険な討伐や浄化に、こうも頻繁に付き合わされ、危険な目に合う事も無かったのだ。
俺と共にある事は、レンの幸せを奪う事なのではないか。
レンの幸せを願うなら、レンを手放してやるべきなのでは・・・。
そう思い至ると、番を失う恐怖に、全身が総毛立った。
無理だ。
例え地獄に落ちると分かっていても。
レンを手放す事など出来ない。
『そろそろ、自己憐憫の時間は終いでいいか?』
自己憐憫・・・。
その通りだ、今の俺は呪いに侵されたレンでは無く、呪いによって番を失うかもしれない、自分を憐れんでいるだけだ。
不甲斐無し!
俺は美しいレンに、相応しくない醜男だ。
だがレンは、こんな俺を、世界で一番格好良いと言ってくれるのだ。
だから俺は、レンの為に世界一強くて、恰好の良い雄で居なければならない!!
「騒いですまなかった。続けてくれ」
『ふむ。では我が調べて分かったのは、レンの受けた呪いは進行性のものだの。腕に刻まれた茨が徐々に伸びていき、心臓に達した時・・・・』
「嘘だ!レン様がそんな!」
「やめろマーク、俺がそんな事にはさせない。絶対だ」
「・・・・閣下」
『そうじゃな。皆レンが倒れたショックで、後ろ向きになっておるが、進行性の呪いで良かったと感謝すべきなのだ。対処する時間が有るからの。一撃必殺の呪いでなくて、本当に良かったわい』
「・・・一撃必殺」
あの一瞬で、レンを奪われていたかもしれないのか・・・。
『それともう一つ。瘴気が呪いを強化して居る』
「クレイオス殿。強化とは、どういうことですか?」
『うむ。肉体だけでなく、精神への攻撃も、受けていると云う事じゃな』
精神攻撃・・・。
だから、あんなに苦しそうだったのか。
可哀そうに、何を見せられているんだ。
ギリリ と音を鳴らし奥歯を噛締め、迫り上がる怒りを、胸の中に閉じ込めた。
88
お気に入りに追加
1,296
あなたにおすすめの小説
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
私の愛する夫たちへ
エトカ
恋愛
日高真希(ひだかまき)は、両親の墓参りの帰りに見知らぬ世界に迷い込んでしまう。そこは女児ばかりが命を落とす病が蔓延する世界だった。そのため男女の比率は崩壊し、生き残った女性たちは複数の夫を持たねばならなかった。真希は一妻多夫制度に戸惑いを隠せない。そんな彼女が男たちに愛され、幸せになっていく物語。
*Rシーンは予告なく入ります。
よろしくお願いします!
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
召喚されたのに、スルーされた私
ブラックベリィ
恋愛
6人の皇子様の花嫁候補として、召喚されたようなんですけど………。
地味で影が薄い私はスルーされてしまいました。
ちなみに、召喚されたのは3人。
2人は美少女な女子高生。1人は、はい、地味な私です。
ちなみに、2人は1つ上で、私はこの春に女子高生になる予定………。
春休みは、残念異世界への入り口でした。
【完結】レスだった私が異世界で美形な夫達と甘い日々を過ごす事になるなんて思わなかった
むい
恋愛
魔法のある世界に転移した割に特に冒険も事件もバトルもない引きこもり型エロライフ。
✳✳✳
夫に愛されず女としても見てもらえず子供もなく、寂しい結婚生活を送っていた璃子は、ある日酷い目眩を覚え意識を失う。
目覚めた場所は小さな泉の辺り。
転移して若返った?!と思いきやなんだか微妙に違うような…。まるで自分に似せた入れ物に自分の意識が入ってるみたい。
何故ここにいるかも分からないまま初対面の男性に会って5分で求婚されあれよあれよと結婚する事に?!
だいたいエロしかない異世界専業主婦ライフ。
本編完結済み。たまに番外編投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる