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幸福の定義は人それぞれ
名も知らぬ浜辺
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「レン。こっちへ来て中の具合を確かめてくれるか?」
「は~い・・・わぁ~!凄い。思ったより豪華」
焚火の火を見ながら湯を沸かしていたレンを呼び、俺が準備した天幕の具合を確かめて貰う。
楽をするなら、簡単なテントでも良かったのだが、レンに出来るだけ快適に過ごしてもらうなら、面倒でも、テントより天幕の方が良い。
天幕の中には、組み立て式の簡易ベットとテーブルセットも用意した。
騎士団支給の物ほど頑丈ではないが、その分装飾が施され無骨さは無く、急遽用意させた割には、上等な部類に入るだろう。
真珠の養殖で発展途中のマリカムには、多くの商人が出入りしている。
その為か。買い付けに来る商人達様の、旅道具の店も、なかなかの充実ぶりだったと、準備を頼んだセルジュも感心していた。
「気に入ったか?」
「はい! 準備ご苦労様。お湯も沸いてますから、お茶にしましょうね」
番に手を引かれ焚火の傍に座ると、レンがいそいそと、茶を入れてくれた。
ここは幻獣退治で、クレイオスに連れて来られた入江の浜辺。
人が寄り付くことのない、秘境中の秘境だ。
今は夜だが、クレイオスに連れて来られた時から、七色に輝くこの海を、レンに見せたいと思って居た。
ゴトフリートの襲撃から、レンを隠そうと思いついた時、真っ先に思い浮かんだのはここだった。
襲撃犯から、レンを隠すことに本人は反対して居たが、襲ってくる相手が、脅威となるほど強くないこと。
レンを守りながら戦うよりも、ロロシュ達が戦い易い事を説明すると、納得してくれた様で、その後俄然乗り気になったレンは、スクロールもあっという間に作ってくれた。
本当なら天蓋付きのベットのある、伯爵家の離れに宿泊するはずが、風呂も無く、買い物に出かけられる街中でもない、本当に何もない浜辺に連れ出されても、レンは何処かウキウキと楽しそうだ。
「レンはこんな野営は、嫌ではないのか?」
レンをここに連れてこようと思いついたときは、とても良い思い付きの様に感じていたが、実際この場所に来てみると、不便すぎてレンが、がっかりしたのではないかと、心配になった。
「ん~~。遠征なら移動の為の野営って感じですけど、これはキャンプですよね?キャンプはアウトドアな娯楽ですから。ワクワクするし、自然の中に居ると癒されます」
「キャンプ? 野営が娯楽なのか?」
「そうですよ? 前に話したと思うのですが、私の故郷は、ほとんどの道路は舗装されていますし、建物が多くて、日常で自然と触れ合える機会は少ないの。だからお休みの日には、癒しを求めて山とか海に出かけるのだけど、自然の中で過ごすのは、ちょっと贅沢な娯楽だったのよ?」
「まさに処変わればだな」
「私はインドア派だったので、キャンプとかグランピングとかはやったことが無いのだけど、憧れてはいたのですよ」
「なるほど」
「これでマシュマロがあれば、完璧なんですけどね?」
「ましゅま?」
「マ・シュ・マ・ロ・・・・えっと、このくらいの・・・」とレンは親指と人差し指で5チルくらいの大きさを示した。
「ふわふわなお菓子があるんです。アメリカのドラマなんかだと、キャンプの時は木の枝にマシュマロを刺して、焚火で炙ってる場面が良く出てくるから、キャンプにはマシュマロってイメージが強いんです。私はにわかなので、そういう王道的なものには、やっぱり憧れちゃうのよね」
「なるほど」
何を言っているのか半分以上分らんが、野営が娯楽として定着しているのは分かった。
「マシュマロは無いけど、アレクと二人っきりで過ごせるのって、凄く贅沢だから、連れて来て貰って嬉しいです」
「二人きりが贅沢なのか? 侍従も誰も居ないのに?」
俺にとっては、番を独り占めできることは贅沢だが、レンも同じように感じてくれているのだろうか?
「私にとって、常に周りに人がいる状態は普通ではないのです。今の私にはこうやって人目を気にしないで、二人きりになれる時間は貴重だし、贅沢なんです」
「・・・宮での暮らしは、窮屈か?」
「正直に答えても良いですか?」
「勿論だ」
「・・・・私は王族でも貴族でも無くて、本当に平凡な一般人だったので、こちらに来て、愛し子だと言われて、アレクと婚約して。護衛の人がついたり、侍従の人がお世話してくれたり、とっても有難い事なんだって分かっていても、最初は監視されてるみたいで、嫌でした」
「そうか、そうだよな」
彼方では、仕事もして自由に過ごしてきたレンが、内宮や宮に、閉じこめられた気分になってもおかしくない。
「私は元々陰キャで、活発に外に出る方ではなかったので、部屋に閉じこもっていても、それほど苦ではないのだけど、どこに行くにも、誰かの許可を貰わなきゃいけなかったり、一人で出歩けないのは、ちょっと苦痛でした」
”今は慣れましたけど” と浮かべた苦笑はどこか悲し気に見えた。
そしてもぞもぞと、足の間に移動してきたレンは、俺の太腿に頭を預け、焚火の炎を見つめている。
パチパチと薪の爆ぜる音と、穏やかな波の音が静かに流れ、焚火に照らされたレンの頬がオレンジ色に輝いて見える。
「夜会の・・・」
「ん?」
「夜会の時、腕を掴まれたでしょ?」
「ああ」
俺の番に無礼を働いた雄の事は、今思い返しても、腸が煮えくり返る。
レンが執り成さなかったら、農園送りなどと言う甘い処罰では済まさなかった。
「あの時、怖くなっちゃって」
「腕に後が残る程、強くつかまれたのだ、怖くて当たり前だ」
「うん。でもね、そうじゃなくて、もし、私が愛し子じゃなくて、食堂とかで働いている普通の人だったら、あの人は注意されるくらいで、あんなに重い罰を受ける事なんてなかったでしょ?」
「そうだとしても、俺は許さんがな?」
黒髪を一房指にからめとると、番はくすぐったいと、首をすくめている。
「アレクの事も抜きにして、本当に普通の人だったらってことよ?それでね、腕を掴まれたことより、自分の地位が本当に高いんだって、初めて実感したというか。それまでも、大事にしてもらってるって、分かっていたのだけど。今の私の国には、階級制度は無いから、頭では分かっていても、なんとなく他人事みたいな部分もあって。もう庶民じゃないんだ、立場が違うんだって、実感して。それが、すごく怖くなっちゃったの」
「・・・・そうか」
あの時震える程、怯えていたのは、あの雄にではなく、立場の違いに気付いたからだったのか。
「討伐とか浄化に走り回ってた時は、力を合わせなきゃって考えてたから、全然気にしてなかったし、今も騎士団の皆は仲間なんだって思ってるのだけど、宮廷で社交活動をしていると、公爵様だからっていうだけで、みんなが守ろうとしてくれるでしょ?でもね、無条件で守られるのは、なんか違うなぁって思うのよ?」
「何が違うと?」
「ん~~。例えば、エスカルさんみたいな人、守りたいと思います?」
「全然」
誰があんな、愚か者を守りたいと思うものか。
「ふふ、端的。私もそう思う。だから、この人なら守ってあげても良いな。って思って貰える様な人に成らなきゃいけない、って思うの」
「君は、今でも充分、その資格があると思うが?」
「そうかな?」
そう言って、振り仰いだ瞳は、夜空の星を切り取ったように、煌めいて美しい。
濡れた瞳とは、よく聞くセリフだが、レンの瞳は、そんな陳腐なセリフでは、言い表せない美しさがあると俺は思う。
この瞳に映るのが、世界で俺一人だけならいいのに。
「君は帝国を救った愛し子だぞ?神に愛される稀有な人だ。帝国の至宝だぞ?皆が守ろうとするのは当たり前だ」
「ん~、私は出来る事をしただけなのだけど、それもアウラ様からの、加護のお陰でしょ?なんとなく、ずるした気分だったから、もっと頑張らなくちゃいけないな、って思ってた」
「君は充分、頑張ってくれただろ?いつも言っているが、無理はしなくていいのだぞ。それにアウラだって、頼みを聞いたら、後は好きにして良いと言ったのだから、これからはレンがやりたい事を、好きなだけすればいい」
「そっかぁ・・・・ありがとうアレク。モヤモヤしてた事を話せて、スッキリしました」
「なら良かった」
「じゃあ、あとは全力でキャンプを楽しみましょう!」
胸の前で拳を握る番は、スッキリしたように、表情が明るく見えた。
「は~い・・・わぁ~!凄い。思ったより豪華」
焚火の火を見ながら湯を沸かしていたレンを呼び、俺が準備した天幕の具合を確かめて貰う。
楽をするなら、簡単なテントでも良かったのだが、レンに出来るだけ快適に過ごしてもらうなら、面倒でも、テントより天幕の方が良い。
天幕の中には、組み立て式の簡易ベットとテーブルセットも用意した。
騎士団支給の物ほど頑丈ではないが、その分装飾が施され無骨さは無く、急遽用意させた割には、上等な部類に入るだろう。
真珠の養殖で発展途中のマリカムには、多くの商人が出入りしている。
その為か。買い付けに来る商人達様の、旅道具の店も、なかなかの充実ぶりだったと、準備を頼んだセルジュも感心していた。
「気に入ったか?」
「はい! 準備ご苦労様。お湯も沸いてますから、お茶にしましょうね」
番に手を引かれ焚火の傍に座ると、レンがいそいそと、茶を入れてくれた。
ここは幻獣退治で、クレイオスに連れて来られた入江の浜辺。
人が寄り付くことのない、秘境中の秘境だ。
今は夜だが、クレイオスに連れて来られた時から、七色に輝くこの海を、レンに見せたいと思って居た。
ゴトフリートの襲撃から、レンを隠そうと思いついた時、真っ先に思い浮かんだのはここだった。
襲撃犯から、レンを隠すことに本人は反対して居たが、襲ってくる相手が、脅威となるほど強くないこと。
レンを守りながら戦うよりも、ロロシュ達が戦い易い事を説明すると、納得してくれた様で、その後俄然乗り気になったレンは、スクロールもあっという間に作ってくれた。
本当なら天蓋付きのベットのある、伯爵家の離れに宿泊するはずが、風呂も無く、買い物に出かけられる街中でもない、本当に何もない浜辺に連れ出されても、レンは何処かウキウキと楽しそうだ。
「レンはこんな野営は、嫌ではないのか?」
レンをここに連れてこようと思いついたときは、とても良い思い付きの様に感じていたが、実際この場所に来てみると、不便すぎてレンが、がっかりしたのではないかと、心配になった。
「ん~~。遠征なら移動の為の野営って感じですけど、これはキャンプですよね?キャンプはアウトドアな娯楽ですから。ワクワクするし、自然の中に居ると癒されます」
「キャンプ? 野営が娯楽なのか?」
「そうですよ? 前に話したと思うのですが、私の故郷は、ほとんどの道路は舗装されていますし、建物が多くて、日常で自然と触れ合える機会は少ないの。だからお休みの日には、癒しを求めて山とか海に出かけるのだけど、自然の中で過ごすのは、ちょっと贅沢な娯楽だったのよ?」
「まさに処変わればだな」
「私はインドア派だったので、キャンプとかグランピングとかはやったことが無いのだけど、憧れてはいたのですよ」
「なるほど」
「これでマシュマロがあれば、完璧なんですけどね?」
「ましゅま?」
「マ・シュ・マ・ロ・・・・えっと、このくらいの・・・」とレンは親指と人差し指で5チルくらいの大きさを示した。
「ふわふわなお菓子があるんです。アメリカのドラマなんかだと、キャンプの時は木の枝にマシュマロを刺して、焚火で炙ってる場面が良く出てくるから、キャンプにはマシュマロってイメージが強いんです。私はにわかなので、そういう王道的なものには、やっぱり憧れちゃうのよね」
「なるほど」
何を言っているのか半分以上分らんが、野営が娯楽として定着しているのは分かった。
「マシュマロは無いけど、アレクと二人っきりで過ごせるのって、凄く贅沢だから、連れて来て貰って嬉しいです」
「二人きりが贅沢なのか? 侍従も誰も居ないのに?」
俺にとっては、番を独り占めできることは贅沢だが、レンも同じように感じてくれているのだろうか?
「私にとって、常に周りに人がいる状態は普通ではないのです。今の私にはこうやって人目を気にしないで、二人きりになれる時間は貴重だし、贅沢なんです」
「・・・宮での暮らしは、窮屈か?」
「正直に答えても良いですか?」
「勿論だ」
「・・・・私は王族でも貴族でも無くて、本当に平凡な一般人だったので、こちらに来て、愛し子だと言われて、アレクと婚約して。護衛の人がついたり、侍従の人がお世話してくれたり、とっても有難い事なんだって分かっていても、最初は監視されてるみたいで、嫌でした」
「そうか、そうだよな」
彼方では、仕事もして自由に過ごしてきたレンが、内宮や宮に、閉じこめられた気分になってもおかしくない。
「私は元々陰キャで、活発に外に出る方ではなかったので、部屋に閉じこもっていても、それほど苦ではないのだけど、どこに行くにも、誰かの許可を貰わなきゃいけなかったり、一人で出歩けないのは、ちょっと苦痛でした」
”今は慣れましたけど” と浮かべた苦笑はどこか悲し気に見えた。
そしてもぞもぞと、足の間に移動してきたレンは、俺の太腿に頭を預け、焚火の炎を見つめている。
パチパチと薪の爆ぜる音と、穏やかな波の音が静かに流れ、焚火に照らされたレンの頬がオレンジ色に輝いて見える。
「夜会の・・・」
「ん?」
「夜会の時、腕を掴まれたでしょ?」
「ああ」
俺の番に無礼を働いた雄の事は、今思い返しても、腸が煮えくり返る。
レンが執り成さなかったら、農園送りなどと言う甘い処罰では済まさなかった。
「あの時、怖くなっちゃって」
「腕に後が残る程、強くつかまれたのだ、怖くて当たり前だ」
「うん。でもね、そうじゃなくて、もし、私が愛し子じゃなくて、食堂とかで働いている普通の人だったら、あの人は注意されるくらいで、あんなに重い罰を受ける事なんてなかったでしょ?」
「そうだとしても、俺は許さんがな?」
黒髪を一房指にからめとると、番はくすぐったいと、首をすくめている。
「アレクの事も抜きにして、本当に普通の人だったらってことよ?それでね、腕を掴まれたことより、自分の地位が本当に高いんだって、初めて実感したというか。それまでも、大事にしてもらってるって、分かっていたのだけど。今の私の国には、階級制度は無いから、頭では分かっていても、なんとなく他人事みたいな部分もあって。もう庶民じゃないんだ、立場が違うんだって、実感して。それが、すごく怖くなっちゃったの」
「・・・・そうか」
あの時震える程、怯えていたのは、あの雄にではなく、立場の違いに気付いたからだったのか。
「討伐とか浄化に走り回ってた時は、力を合わせなきゃって考えてたから、全然気にしてなかったし、今も騎士団の皆は仲間なんだって思ってるのだけど、宮廷で社交活動をしていると、公爵様だからっていうだけで、みんなが守ろうとしてくれるでしょ?でもね、無条件で守られるのは、なんか違うなぁって思うのよ?」
「何が違うと?」
「ん~~。例えば、エスカルさんみたいな人、守りたいと思います?」
「全然」
誰があんな、愚か者を守りたいと思うものか。
「ふふ、端的。私もそう思う。だから、この人なら守ってあげても良いな。って思って貰える様な人に成らなきゃいけない、って思うの」
「君は、今でも充分、その資格があると思うが?」
「そうかな?」
そう言って、振り仰いだ瞳は、夜空の星を切り取ったように、煌めいて美しい。
濡れた瞳とは、よく聞くセリフだが、レンの瞳は、そんな陳腐なセリフでは、言い表せない美しさがあると俺は思う。
この瞳に映るのが、世界で俺一人だけならいいのに。
「君は帝国を救った愛し子だぞ?神に愛される稀有な人だ。帝国の至宝だぞ?皆が守ろうとするのは当たり前だ」
「ん~、私は出来る事をしただけなのだけど、それもアウラ様からの、加護のお陰でしょ?なんとなく、ずるした気分だったから、もっと頑張らなくちゃいけないな、って思ってた」
「君は充分、頑張ってくれただろ?いつも言っているが、無理はしなくていいのだぞ。それにアウラだって、頼みを聞いたら、後は好きにして良いと言ったのだから、これからはレンがやりたい事を、好きなだけすればいい」
「そっかぁ・・・・ありがとうアレク。モヤモヤしてた事を話せて、スッキリしました」
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