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エンドロールの後も人生は続きます
執着と依存
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レンの傷付いた経路と経絡の治癒には、魔力による負担が厳禁。
時間は掛かるが、治癒ではなく、薬草を用いた治療が行われる事となった。
白い眼を向けてくるローガンとセルジュを拝み倒し、その夜から俺はレンを付きっ切りで看病した。
レンが倒れてから四日、未だレンが目覚める気配はない。
毎日診察に来るパフォスによると、魔力の消費を減らし、損傷した魔力経路を修復するために、本能的に眠りについているのではないか、とのことだった。
今は、薬を染み込ませた綿を、色を失った唇にあて、少しづつ飲み込ませる作業を繰り返している。
口移しで飲ませれば早く済むが、俺の唾液と一緒に魔力が流れ込んでしまう為、意識のないレンに薬を飲ませるためには、この方法を取るより他ない。
二日前、2匹のドラゴンを連れ、出掛けていたクレイオスが戻ってきた。
突然宮の周囲を暴風が駆け巡り、バルコニーに繋がる窓のガラスが割れ、叩き付けるように扉が開いた。
突然の突風と、飛散したガラスからレンを守るため、覆いかぶさった背中に、ガラスの破片が降り注いだ。
風が止みバルコニーへ目を向けると、漏れ出した魔力で、うねうねと髪を揺らすクレイオスが立っていた。
『其方。我の子に何をした』
「クレイオス!それはこっちのセリフだ!レンが怪我をする処だったんだぞ?!」
クレイオスは、俺の背中から落ちるガラスを見ると指を鳴らし、あっという間に割れたガラスと扉を、元通りに直してしまった。
完璧に物を元通りに直す魔法は、初めて見た。
呆気に取られる俺にクレイオスは ”時間を戻しただけだ” と冷ややかに告げた。
『さあ、答えよ。其方、我の子に何をしたのだ』
神の眷属。
創世のドラゴンの怒りは凄まじく。
物音を聞きつけ、駆け込んできたマークは、渦巻く魔力に顔面を蒼白にして立ち尽くし、ローガンはその場に座り込んでしまった。
『答えよ!!』
剣の柄に手を当てたまま立ち尽くすマークに、目配せをすると、気を持ち直したマークは、座り込むローガンに手を貸して、寝室から出て行った。
俺は、怒りに燃えるクレイオスに、レンの邪魔になるからと、隣のリビングへ場所を移させ、初夜から今までの出来事を話して聞かせた。
順を追って話す間に、クレイオスも次第に落ち着きを取り戻していったが、怒りが収まる気配はない。
『其方、レンを喰ったな』
「それは・・・初夜だから」
『そっちの話などしておらん!!レンの神聖力を喰ったのかと聞いておる!』
クレイオスが言うことが、ピンとこなかった俺は、無表情のまま声を荒げられるドラゴンに、器用だな、と場違いな感想を抱いていた。
「神聖力・・・?」
『なんだ?其方レンから何も聞いていないのか?』
「いや・・・レンが魔力と神聖力の、二つの力を持っていることは聞いている。だがあの夜、俺たちの間で廻ったのは、魔力の筈だ」
『其方、気持ちが良かったであろう?』
「なっ?! なにを?!」
『恥ずかしがることはない。番同士、愛を確かめ合うのだから、魔力を廻せれば快楽も深くなる故、当然だ』
確かに、この世にこれ程の快楽があったのか、と信じられないほど気持ちが良かった。
『獣人同士の交わりでも、魔力を廻せば、快楽は深くなる。特に治癒が出来る神力持ちとなら、神力による回復が伴う分、その効果は高くなる。だがレンは唯人ではない。レンの持つ力は神力ではなく、より神の力に等しい神聖力だ。その効果は絶大。其方、疲れ知らずであったろう?』
「・・・確かに、クレイオスの言うとおりだった」
『であろうな』
組んだ腕の肘を、クレイオスは反対の指で、イライラと叩いている。
「しかし、俺が流したのは魔力だぞ?」
『だから、レンの体を廻り、其方に戻るときには神聖力が混じっていた。と言っておるのだ! ただ流れに任せ、循環させておけば良いものを、其方はレンの神聖力を己に留め、魔力だけを注ぎ続けたのだ、本来、浄化や祝福、治癒に使われる神聖力を、其方はレンから根こそぎ奪ったのだ!』
「そうなのか?」
『知らなかったでは済まされんぞ。魔力とて枯渇すれば、死に至ることもあろう。神聖力も同じ事。其方は番を食い殺すところであったのだぞ?!』
「そっそんな・・・俺は・・・」
なんてことだ、本当に俺はレンを死なせるところだったのか。
これでは唯の疫病神じゃないか。
『初めての甘露で、夢中になる気持ちは分かる。しかしな、何事にも限度というものがある。・・・・其方、中毒を起こしておるぞ』
「はあ?」
中毒?
何に対しての?
「俺は、薬などやっておらんぞ?」
『この話の流れで、何故薬が出てくる!? 其方は、レンの神聖力に中毒を起こし、依存しかけておるのだ。回復薬とて、取りすぎれば、逆に体を壊すのであろう?それと同じだ』
「どうして」
『レンの事で頭がいっぱいであろう?誰にも見せたくない、触れさせるなどもっての外。部屋に閉じ込め、鎖に繋いで自分以外誰とも接触させず、独り占めしたい。そんなところか?』
「それは・・・・その通りだ。しかし、それは今に始まったことではない。レンと出会った時からずっとだ・・・・それが段々酷くなる一方・・・なのだ」
『獣人の雄として正しい執着だな。しかしな、互いに想い合い、婚約を済ませ、心を通じ合わせ婚姻してもなお、酷くなる一方というのは、依存の証だ』
「何故そんな・・・魅了の所為ではないのか?」
『魅了?何を言っておる。番持ちに魅了の効果など無いわい。精々好感を持つ程度だ。そもそも其方は、レンの虜なのだ、今更魅了もへったくれもあるか?!』
「たったしかに・・・」
『レンの体液は甘かろう?』
「甘い・・・脳が溶けるかと・・・」
『番の体液を甘いと感じるのは、雄の本能だ。其方らは、婚姻前から、口付けその他諸々で体液の交換もしておったな?体液には魔力も神力も交じっておる。普通は徐々に慣れていくものだが、レンの神聖力は極上の甘露だ。朴念仁の其方には、刺激が強すぎたと見える』
「・・・・朴念仁」
クレイオスも、ロイド様と同じことを言うのか。
違うと言いたいが・・・多分本当のことなのだろうな。
『よって、其方は暫くレンには接近禁止だ』
「嘘だろ?!」
やっと、レンの傍に居られるようになったばかりなんだぞ?
『其方、我の話を聞いていなかったのか? 今の状況だと、其方はレンの傍に居るだけで、レンの神聖力を奪うのだ。其方達は魔力の相性が良すぎる。 何も無くとも、其方たちの間には、魔力の流れる道が出来ておるのだ。そこに中毒を起こし、神聖力へ依存した其方がいると、無意識に神聖力をも奪い取る。あとは言わなくても分かるな?』
「・・・了解した」
はあ~~~~。
寄生虫にでもなった気分だ。
『ただレンに近付くな、と言われても、其方も辛かろう』
「それは、そうだな」
傍に愛しい番が居ると分かっていて、顔も見られないのは、かなりきつい。
傍に居なくともきついが、傍に居るだけで、番に害を与えてしまうのなら、離れていた方が、幾分気が楽だろう。
俺の考えを読んだのか、クレイオスの瞳が意地悪く、細められた。
『其方、明日より我の手伝いをしろ』
「手伝い?」
そう言えば、クレイオスは用があると言って、宮を留守にしていたのだったな。
「何を手伝えばいいのだ?」
『大厄災の折り、封印されていた、ちと質の悪い幻獣が、何匹か逃げ出してな?封印するか退治しなければならんのだ』
「幻獣が逃げ出した?・・・あんた達の危機管理はどうなってるんだ?」
『耳が痛いの。レンにはアウラから頼んだようなのだが、蜜月中は絶対嫌だ。と言われたそうでな。まぁ、こんな状況だ、其方の依存が解けるまでの間、我の手伝いをせい』
また厄介な事を。
我らの創世神はポンコツすぎないか?
時間は掛かるが、治癒ではなく、薬草を用いた治療が行われる事となった。
白い眼を向けてくるローガンとセルジュを拝み倒し、その夜から俺はレンを付きっ切りで看病した。
レンが倒れてから四日、未だレンが目覚める気配はない。
毎日診察に来るパフォスによると、魔力の消費を減らし、損傷した魔力経路を修復するために、本能的に眠りについているのではないか、とのことだった。
今は、薬を染み込ませた綿を、色を失った唇にあて、少しづつ飲み込ませる作業を繰り返している。
口移しで飲ませれば早く済むが、俺の唾液と一緒に魔力が流れ込んでしまう為、意識のないレンに薬を飲ませるためには、この方法を取るより他ない。
二日前、2匹のドラゴンを連れ、出掛けていたクレイオスが戻ってきた。
突然宮の周囲を暴風が駆け巡り、バルコニーに繋がる窓のガラスが割れ、叩き付けるように扉が開いた。
突然の突風と、飛散したガラスからレンを守るため、覆いかぶさった背中に、ガラスの破片が降り注いだ。
風が止みバルコニーへ目を向けると、漏れ出した魔力で、うねうねと髪を揺らすクレイオスが立っていた。
『其方。我の子に何をした』
「クレイオス!それはこっちのセリフだ!レンが怪我をする処だったんだぞ?!」
クレイオスは、俺の背中から落ちるガラスを見ると指を鳴らし、あっという間に割れたガラスと扉を、元通りに直してしまった。
完璧に物を元通りに直す魔法は、初めて見た。
呆気に取られる俺にクレイオスは ”時間を戻しただけだ” と冷ややかに告げた。
『さあ、答えよ。其方、我の子に何をしたのだ』
神の眷属。
創世のドラゴンの怒りは凄まじく。
物音を聞きつけ、駆け込んできたマークは、渦巻く魔力に顔面を蒼白にして立ち尽くし、ローガンはその場に座り込んでしまった。
『答えよ!!』
剣の柄に手を当てたまま立ち尽くすマークに、目配せをすると、気を持ち直したマークは、座り込むローガンに手を貸して、寝室から出て行った。
俺は、怒りに燃えるクレイオスに、レンの邪魔になるからと、隣のリビングへ場所を移させ、初夜から今までの出来事を話して聞かせた。
順を追って話す間に、クレイオスも次第に落ち着きを取り戻していったが、怒りが収まる気配はない。
『其方、レンを喰ったな』
「それは・・・初夜だから」
『そっちの話などしておらん!!レンの神聖力を喰ったのかと聞いておる!』
クレイオスが言うことが、ピンとこなかった俺は、無表情のまま声を荒げられるドラゴンに、器用だな、と場違いな感想を抱いていた。
「神聖力・・・?」
『なんだ?其方レンから何も聞いていないのか?』
「いや・・・レンが魔力と神聖力の、二つの力を持っていることは聞いている。だがあの夜、俺たちの間で廻ったのは、魔力の筈だ」
『其方、気持ちが良かったであろう?』
「なっ?! なにを?!」
『恥ずかしがることはない。番同士、愛を確かめ合うのだから、魔力を廻せれば快楽も深くなる故、当然だ』
確かに、この世にこれ程の快楽があったのか、と信じられないほど気持ちが良かった。
『獣人同士の交わりでも、魔力を廻せば、快楽は深くなる。特に治癒が出来る神力持ちとなら、神力による回復が伴う分、その効果は高くなる。だがレンは唯人ではない。レンの持つ力は神力ではなく、より神の力に等しい神聖力だ。その効果は絶大。其方、疲れ知らずであったろう?』
「・・・確かに、クレイオスの言うとおりだった」
『であろうな』
組んだ腕の肘を、クレイオスは反対の指で、イライラと叩いている。
「しかし、俺が流したのは魔力だぞ?」
『だから、レンの体を廻り、其方に戻るときには神聖力が混じっていた。と言っておるのだ! ただ流れに任せ、循環させておけば良いものを、其方はレンの神聖力を己に留め、魔力だけを注ぎ続けたのだ、本来、浄化や祝福、治癒に使われる神聖力を、其方はレンから根こそぎ奪ったのだ!』
「そうなのか?」
『知らなかったでは済まされんぞ。魔力とて枯渇すれば、死に至ることもあろう。神聖力も同じ事。其方は番を食い殺すところであったのだぞ?!』
「そっそんな・・・俺は・・・」
なんてことだ、本当に俺はレンを死なせるところだったのか。
これでは唯の疫病神じゃないか。
『初めての甘露で、夢中になる気持ちは分かる。しかしな、何事にも限度というものがある。・・・・其方、中毒を起こしておるぞ』
「はあ?」
中毒?
何に対しての?
「俺は、薬などやっておらんぞ?」
『この話の流れで、何故薬が出てくる!? 其方は、レンの神聖力に中毒を起こし、依存しかけておるのだ。回復薬とて、取りすぎれば、逆に体を壊すのであろう?それと同じだ』
「どうして」
『レンの事で頭がいっぱいであろう?誰にも見せたくない、触れさせるなどもっての外。部屋に閉じ込め、鎖に繋いで自分以外誰とも接触させず、独り占めしたい。そんなところか?』
「それは・・・・その通りだ。しかし、それは今に始まったことではない。レンと出会った時からずっとだ・・・・それが段々酷くなる一方・・・なのだ」
『獣人の雄として正しい執着だな。しかしな、互いに想い合い、婚約を済ませ、心を通じ合わせ婚姻してもなお、酷くなる一方というのは、依存の証だ』
「何故そんな・・・魅了の所為ではないのか?」
『魅了?何を言っておる。番持ちに魅了の効果など無いわい。精々好感を持つ程度だ。そもそも其方は、レンの虜なのだ、今更魅了もへったくれもあるか?!』
「たったしかに・・・」
『レンの体液は甘かろう?』
「甘い・・・脳が溶けるかと・・・」
『番の体液を甘いと感じるのは、雄の本能だ。其方らは、婚姻前から、口付けその他諸々で体液の交換もしておったな?体液には魔力も神力も交じっておる。普通は徐々に慣れていくものだが、レンの神聖力は極上の甘露だ。朴念仁の其方には、刺激が強すぎたと見える』
「・・・・朴念仁」
クレイオスも、ロイド様と同じことを言うのか。
違うと言いたいが・・・多分本当のことなのだろうな。
『よって、其方は暫くレンには接近禁止だ』
「嘘だろ?!」
やっと、レンの傍に居られるようになったばかりなんだぞ?
『其方、我の話を聞いていなかったのか? 今の状況だと、其方はレンの傍に居るだけで、レンの神聖力を奪うのだ。其方達は魔力の相性が良すぎる。 何も無くとも、其方たちの間には、魔力の流れる道が出来ておるのだ。そこに中毒を起こし、神聖力へ依存した其方がいると、無意識に神聖力をも奪い取る。あとは言わなくても分かるな?』
「・・・了解した」
はあ~~~~。
寄生虫にでもなった気分だ。
『ただレンに近付くな、と言われても、其方も辛かろう』
「それは、そうだな」
傍に愛しい番が居ると分かっていて、顔も見られないのは、かなりきつい。
傍に居なくともきついが、傍に居るだけで、番に害を与えてしまうのなら、離れていた方が、幾分気が楽だろう。
俺の考えを読んだのか、クレイオスの瞳が意地悪く、細められた。
『其方、明日より我の手伝いをしろ』
「手伝い?」
そう言えば、クレイオスは用があると言って、宮を留守にしていたのだったな。
「何を手伝えばいいのだ?」
『大厄災の折り、封印されていた、ちと質の悪い幻獣が、何匹か逃げ出してな?封印するか退治しなければならんのだ』
「幻獣が逃げ出した?・・・あんた達の危機管理はどうなってるんだ?」
『耳が痛いの。レンにはアウラから頼んだようなのだが、蜜月中は絶対嫌だ。と言われたそうでな。まぁ、こんな状況だ、其方の依存が解けるまでの間、我の手伝いをせい』
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