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エンドロールの後も人生は続きます
おかんの圧は怖いのです
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「ロイド様のお力で、葬儀も滞りなく執り行う事が出来ました。改めてお礼申し上げます。また、お疲れのところ、時間を割いて頂き、感謝いたします」
「構いません。いつでも来ていいと言ったのは、私ですからね。流石に昨日の今日で、とは思いませんでしたが。急ぎの用向きなのでしょう?」
「あ・・いや・・・その」
真剣な表情を向けられ、レンとの婚姻を早めたいと言う相談が、如何にもがっついた雄の戯言に思えて来て、無理に謁見を捩じ込んだことが恥ずかしくなり、用件を切り出し難くなってしまった。
頭に血が昇り、言葉が出なくなった俺に、ロイド様は ピシッ と音を鳴らして愛用の扇を開き、ニンマリと引き上げた口元を隠した。
「おやおや。歴戦の勇者が可愛らしい」
この手の事で、揶揄われる事に慣れていない俺の顔は、熱を持ち赤くなっていたと思う。
「か・・・揶揄わないで頂きたい」
「ホホホ・・・。その様子だと、レン様との婚姻についてですね? それで? 急ぐのですね?」
皇都の社交界のトップに君臨し、人心掌握に長けた方には、俺の様な無骨者の考えることなど、お見通しなのだろう。
しかし、感情を隠すのは得意だと思っていたのだが、親父殿にも見透かされてしまったからな。
存外俺は、隠し事が下手なのかもしれん。
「出来れば、可及的速やかに」
俺の返事に、ロイド様は扇を下ろし、真剣な眼差しを向けてきた。
「もともと準備は進めてあるのです。貴方達の婚姻を認めるだけなら、問題はありません。ですが・・・」
ズイ と、前に乗り出す皇太后に、思わず身を引いた背中に、冷たい汗が流れた。
「ですが・・・?」
「一つ。対外的な問題があります。喪に服して居る以上、盛大に祝うことは出来ません。が、貴方達の立場上、国内の貴族、近隣諸国へのお披露目を、省略する事は出来ません」
「・・・・たしかに」
「二つ。大神殿の再建が間に合いません。これは建物だけではなく、神官の再編もです。大司教が選出されていない以上、婚約式の時のように皇帝陛下が、大司教の役を担うことになりますが、アーノルドは即位前でその資格がないのです」
「では。どこかの神殿の司教に頼めば」
ヒュッ 皇太后の扇が鼻の先に振り下ろされた。
「皇兄と愛し子の婚姻を、そこらの司教が執り行えるとでも?」
「いや・・あの・・・すみません」
「三つ・・・・これが一番重要な問題ですよ?」
「そっそれは・・・どういった・・・」
「貴方、レン様の意思を確認しましたか? レン様は、喪中でも構わない、と言いましたか?」
確認はしていない。
するつもりではいた。
確認して、もし喪中は気が進まないと言われても、説得するつもりだった。
「アレクサンドル・クロムウェル。貴方には心底呆れました。上皇陛下から貴方が相談に来るだろうと聞いて、大方の察しはついていましたが、まさかレン様の意思の確認もせずに来るとは思いませんでした」
鼻先に突きつけられていた扇が、今はロイド様の掌でビシビシと鳴っている。
「獣人の性は理解していますが、性急過ぎるのではないですか?」
「・・・・仰る通りです」
「私から人生で必要な助言を、一つ与えましょう」
「助言ですか?」
「この先、平穏な家庭生活を望むなら、重要な教訓です」
「それは、一体どのような」
俺に向けられた炯々と光る瞳と、そこから放たれる圧に、ゴクリ と喉が鳴った。
「人族は、婚姻に関わる恨みと、妊娠中の恨みは生涯忘れません」
「生涯・・・一生ですか?」
「子育て中の恨みを、足しても構いませんよ? 貴方は今後、事ある毎に、婚姻式で自分の意見を聞いて貰えなかった。だとか、妊娠中に優しくしてくれなかった。などと言われて、離婚されたり、今際の際まで、恨み言を言われたいのですか?」
「それは、流石に大袈裟なのでは?」
ロイド様の冷たい視線に、頬が引き攣り、唇の端が痙攣しそうになる。
「信じなくとも構いませんよ? ただ私は、そういう貴族達を、大勢知っているだけです」
もしや、親父殿のことか?
だとすれば、信じない訳にはいかんな。
「この事を肝に銘じて、今直ぐレン様の下へ参じ、膝を付いて婚姻の許可を貰いなさい。もし許可を貰えたら、私の言った問題の解決策を二人で考え、出直してきなさい」
「ご助言有り難く。出直してまいります」
頭を下げた俺に、ロイド様は満足そうに頷いた。
ロイド様の下を辞し、秋桜宮の落ち着いた装飾の廊下を歩きながら、溜息が漏れる。
やはり俺はロイド様が苦手だ。
ロイド様は良い方だし、レンの事も親身になって可愛がって下さる。
だが、何度お会いしても、魔物とは違う、あの独特な圧には慣れない。
それどころか、お会いする度に圧が強まってないか?
アーノルドは、王配教育の賜物だとか言っていたが、それにしたって怖過ぎるだろ。
前にレンは、ロイド様を評し ”ロイド様はオカンだから“ と言っていたが、おかんとは何かを聞きそびれていたな。
それはそれとして、ロイド様の言は正しい。
欲に負け、危うくレンの考えを、蔑ろにする所だった。
もしレンが難色を示しても、説得する自信はあった。
だが、レンに限ってそんな事はないと思うが、無理強いして、ロイド様が言う様な恨みを買いたくはない。
番がこの先一片の憂いもなく、過ごせる様にする事が俺の役目だ。
レンを思うだけで、臨戦体制に入ってしまう俺の俺には、我慢を強いる事にはなるが、もう暫くは、風呂で発散させればなんとかなるだろう。
多分。
我慢できるはずだ。
我慢できるよな?
ブルーベルの背で揺られながら、レンが快諾してくれることを願った。
秋桜宮と柘榴宮は、馬車かエンラが必要な程、離れた距離にある。
ドラゴンの引き起こした地震と、三つ首の魔物の襲撃で、内宮は半壊状態。
皇帝の執務室がある西翼は、比較的被害が少ないが、安全とは言い難い。
レンとの思い出が詰まった貴賓室も、襲撃の際に壁に穴が開き、調度類も燃えてしまった。
クレイオス帝国の繁栄の象徴だった城は、近いうちに取り壊され、アーノルドの治世の元再建される事になる。
それ迄は、柘榴宮に次いで規模の大きい秋桜宮を、内宮として利用する事になったのだが、離宮に文官を出入りさせる事に反対する者も、少なからず居た事は事実だ。
しかし、背に腹は変えられない。
前例がないだの、伝統を守れだの、と騒いでいた貴族達も ”文句を言うなら、城の再建費用を肩代わりでもして、さっさとお前が建て直せ“ とグリーンヒルに一括され、黙り込むしかなかったそうだ。
本来ならアーノルドも翡翠宮から後宮へ住まいを移す事になるが、今回後宮は、人死が多く出た場所だ。
皇帝の住居としては縁起が悪過ぎるとして、城の再建に合わせ、後宮も別に建てられることになった。
アーノルドは気にしないと言っていたが、ウィリアムの寝室には、オルフェウスの柩が10年以上置かれていたのだ。
幾らアーノルドがウィリアムを尊敬していたとしても、あの部屋の使用は俺も反対だった。
しきりに予算を気にするアーノルドに、”公共工事は経済の活性化に役立ちますよ?“ とレンに言われ、城と後宮の再建に同意していた。
うん。やはり俺の番は賢いな。
美しく愛らしい上に賢いと。
俺にはすぎた伴侶だ。
伴侶・・・・。
身も心も一つになった存在。
レンは喪中の婚姻に、同意してくれるだろうか。
同意してくれたとして、ロイド様が挙げた問題を、簡単に解決できるだろうか。
まだまだ先は長そうだ。
ようやく見えて来た、番の待つ柘榴宮を見上げ、積み上げられた問題を思い、俺は盛大に溜息を吐いた。
「構いません。いつでも来ていいと言ったのは、私ですからね。流石に昨日の今日で、とは思いませんでしたが。急ぎの用向きなのでしょう?」
「あ・・いや・・・その」
真剣な表情を向けられ、レンとの婚姻を早めたいと言う相談が、如何にもがっついた雄の戯言に思えて来て、無理に謁見を捩じ込んだことが恥ずかしくなり、用件を切り出し難くなってしまった。
頭に血が昇り、言葉が出なくなった俺に、ロイド様は ピシッ と音を鳴らして愛用の扇を開き、ニンマリと引き上げた口元を隠した。
「おやおや。歴戦の勇者が可愛らしい」
この手の事で、揶揄われる事に慣れていない俺の顔は、熱を持ち赤くなっていたと思う。
「か・・・揶揄わないで頂きたい」
「ホホホ・・・。その様子だと、レン様との婚姻についてですね? それで? 急ぐのですね?」
皇都の社交界のトップに君臨し、人心掌握に長けた方には、俺の様な無骨者の考えることなど、お見通しなのだろう。
しかし、感情を隠すのは得意だと思っていたのだが、親父殿にも見透かされてしまったからな。
存外俺は、隠し事が下手なのかもしれん。
「出来れば、可及的速やかに」
俺の返事に、ロイド様は扇を下ろし、真剣な眼差しを向けてきた。
「もともと準備は進めてあるのです。貴方達の婚姻を認めるだけなら、問題はありません。ですが・・・」
ズイ と、前に乗り出す皇太后に、思わず身を引いた背中に、冷たい汗が流れた。
「ですが・・・?」
「一つ。対外的な問題があります。喪に服して居る以上、盛大に祝うことは出来ません。が、貴方達の立場上、国内の貴族、近隣諸国へのお披露目を、省略する事は出来ません」
「・・・・たしかに」
「二つ。大神殿の再建が間に合いません。これは建物だけではなく、神官の再編もです。大司教が選出されていない以上、婚約式の時のように皇帝陛下が、大司教の役を担うことになりますが、アーノルドは即位前でその資格がないのです」
「では。どこかの神殿の司教に頼めば」
ヒュッ 皇太后の扇が鼻の先に振り下ろされた。
「皇兄と愛し子の婚姻を、そこらの司教が執り行えるとでも?」
「いや・・あの・・・すみません」
「三つ・・・・これが一番重要な問題ですよ?」
「そっそれは・・・どういった・・・」
「貴方、レン様の意思を確認しましたか? レン様は、喪中でも構わない、と言いましたか?」
確認はしていない。
するつもりではいた。
確認して、もし喪中は気が進まないと言われても、説得するつもりだった。
「アレクサンドル・クロムウェル。貴方には心底呆れました。上皇陛下から貴方が相談に来るだろうと聞いて、大方の察しはついていましたが、まさかレン様の意思の確認もせずに来るとは思いませんでした」
鼻先に突きつけられていた扇が、今はロイド様の掌でビシビシと鳴っている。
「獣人の性は理解していますが、性急過ぎるのではないですか?」
「・・・・仰る通りです」
「私から人生で必要な助言を、一つ与えましょう」
「助言ですか?」
「この先、平穏な家庭生活を望むなら、重要な教訓です」
「それは、一体どのような」
俺に向けられた炯々と光る瞳と、そこから放たれる圧に、ゴクリ と喉が鳴った。
「人族は、婚姻に関わる恨みと、妊娠中の恨みは生涯忘れません」
「生涯・・・一生ですか?」
「子育て中の恨みを、足しても構いませんよ? 貴方は今後、事ある毎に、婚姻式で自分の意見を聞いて貰えなかった。だとか、妊娠中に優しくしてくれなかった。などと言われて、離婚されたり、今際の際まで、恨み言を言われたいのですか?」
「それは、流石に大袈裟なのでは?」
ロイド様の冷たい視線に、頬が引き攣り、唇の端が痙攣しそうになる。
「信じなくとも構いませんよ? ただ私は、そういう貴族達を、大勢知っているだけです」
もしや、親父殿のことか?
だとすれば、信じない訳にはいかんな。
「この事を肝に銘じて、今直ぐレン様の下へ参じ、膝を付いて婚姻の許可を貰いなさい。もし許可を貰えたら、私の言った問題の解決策を二人で考え、出直してきなさい」
「ご助言有り難く。出直してまいります」
頭を下げた俺に、ロイド様は満足そうに頷いた。
ロイド様の下を辞し、秋桜宮の落ち着いた装飾の廊下を歩きながら、溜息が漏れる。
やはり俺はロイド様が苦手だ。
ロイド様は良い方だし、レンの事も親身になって可愛がって下さる。
だが、何度お会いしても、魔物とは違う、あの独特な圧には慣れない。
それどころか、お会いする度に圧が強まってないか?
アーノルドは、王配教育の賜物だとか言っていたが、それにしたって怖過ぎるだろ。
前にレンは、ロイド様を評し ”ロイド様はオカンだから“ と言っていたが、おかんとは何かを聞きそびれていたな。
それはそれとして、ロイド様の言は正しい。
欲に負け、危うくレンの考えを、蔑ろにする所だった。
もしレンが難色を示しても、説得する自信はあった。
だが、レンに限ってそんな事はないと思うが、無理強いして、ロイド様が言う様な恨みを買いたくはない。
番がこの先一片の憂いもなく、過ごせる様にする事が俺の役目だ。
レンを思うだけで、臨戦体制に入ってしまう俺の俺には、我慢を強いる事にはなるが、もう暫くは、風呂で発散させればなんとかなるだろう。
多分。
我慢できるはずだ。
我慢できるよな?
ブルーベルの背で揺られながら、レンが快諾してくれることを願った。
秋桜宮と柘榴宮は、馬車かエンラが必要な程、離れた距離にある。
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アーノルドは気にしないと言っていたが、ウィリアムの寝室には、オルフェウスの柩が10年以上置かれていたのだ。
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うん。やはり俺の番は賢いな。
美しく愛らしい上に賢いと。
俺にはすぎた伴侶だ。
伴侶・・・・。
身も心も一つになった存在。
レンは喪中の婚姻に、同意してくれるだろうか。
同意してくれたとして、ロイド様が挙げた問題を、簡単に解決できるだろうか。
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