208 / 527
ヴァラクという悪魔
潜入3
しおりを挟む
「クレイオス」
『なんだ?』
「マーク達に何かしたか?」
『何かとは?』
「俺はあんたから加護を貰った。だからあれの影響が無いのだろう?だが、あの3人は違う」
親指で窓の外を指すと、クレイオスは唇の端を引き上げた。
『一種の保護魔法だ。アウラの祝福と似た様なものだな』
その口調が、よく気付いたと言っているようで、何故か面白くない。
「それを、他の騎士達にも与えられないか?」
『ふむ・・・できぬ事もないが・・・』
「ないが?」
『ただ。とは言わぬよな?』
コイツ!
貢物でもよこせと言うのか?
「供物でも備えれば良いのか?モークでいいか?」
『モークは美味いが、我は神ではない故。供物などいらん』
「では、なんだ?」
『レンが我を父と呼ぶこと』
「はあ? まだ言ってるのか?」
『良いであろう? 別にレンを天界へ連れて行くと言っているのではないぞ? 我には子がおらぬ故、父親の気分を味わってみたいのだ』
「子なら、此れから作れば良いだろう?」
『それが出来れば、頼んだりせん』
子が出来ない?
クレイオスもなんだかんだで、年寄りだからな。
「・・・・おじいちゃんの方がいいのでは?」
『其方、今ものすごく失礼なことを考えなかったか? 我は今でも現役だぞ?』
無表情で何の自慢だ?
「ドラゴンが2匹いるだろう」
『あれらは、レン程可愛ゆくないであろう?』
「・・・まぁ、そうだな」
俺の番を、巨大な爬虫類と比べるなよ。
『のう、良い取引だと思うぞ?』
クソッ!
背に腹は変えられん。
部下の身を守る為だ、レンならばきっと許してくれるだろう。
「レンが・・・レンが承諾したらな」
『其方が是と言えば、愛し子は気にすまい』
話は決まった、大盤振る舞いしてやろう。とクレイオスはご満悦だ。
父と呼ばれることがそれほど重要か?
子のいない俺にはよく分からんが・・・。
レンに似た子供が、俺を父と呼ぶ姿を想像してみた。
これは・・・存外悪くない。
いや・・・“とうさま”とか舌ったらずな声で呼ばれたら。
良いな。
すごく良い。
一瞬で赤子が成人するまでを想像し、いつか誰かと恋に落ちるのかと思うと、相手の首をねじ切りたいと思う程だ。
◇◇
食堂に集まった部下達は、一様に緊張した面持ちだった。
柘榴宮と同じ様に、第2騎士団も魔法の攻撃を受けていた。
死者は2名。
二人は、破損したアミュレットの魔晶石とクリスタルを交換し忘れていたらしい。
それ以外では、空の魔法陣で具合が悪くなった者がかなり居るようだ。
マイオールへの遠征は、魔物との激しい戦闘が予想された為、残留組は人族の騎士が多かった。
魔法の影響は、人族の騎士に多くみられている。
これは単純に魔力値の差なのか、それとも人族だからなのか・・・。
何かを知って居るであろうクレイオスは、瞼を伏せ、頬にまつ毛の影を作っているだけで、何を考えているのかは、全く分からない。
柘榴宮の警備担当の10名は、宮が襲撃を受けたことに驚きと後悔を見せていた。
担当者達は宮を離れるつもりはなかったが、第1騎士団からの外宮の警護要請を断れなかったのだ。
近衛と第1の騎士は、6割近くを人族が占めている。
その大半が倒れてしまったため、第2から第4が、皇都の治安維持に駆り出さることになった。
しかし、第1程ではないが、それぞれの団も被害が出て居る。
当然人手は足りなくなり、宮の警護にあたっていた者達も呼び戻される事になった。
そこへ皇都の民達が、外宮へ押し寄せた。
大神殿が崩壊し、皇都の治癒師は不足している。
助けを求める皇都の民が、外宮へ殺到したのも無理からぬ事だった。
ウィリアムの命により、備蓄されていた回復薬が配布されたことで、現在は落ち着きを取り戻しているかに見えるが、上空を覆う魔法陣が消えぬ限り、いつ暴動が起こってもおかしくはない。
「陛下やアーノルド殿下の警護はどうなっている?」
「近衛と、第1が受け持っているようです。ただ・・」
「なんだ?」
「内宮への立ち入りが規制されました」
「この非常時に規制だと?陛下の指示か?」
「分かりません。回復薬の配布の下知が下った後、どなたからの支持もない状態らしく、内宮への立ち入りを禁じているのは、第1の騎士達です」
「・・・・陛下や宰相の姿を見た者は?召集された大臣も止められたのか?」
「内宮への出入りを禁じられ、陛下からの下知を待てと言われるばかりで、埒が開かないとの事です」
「アーノルドは内宮か?」
「殿下の所在は確認できておりません。しかし皇太后陛下をお守りする為と称し、翡翠宮を兵が固めているそうです」
アーノルドとロイド様が、軟禁されているのか?
マークの報告に、不吉な既視感とギデオンの冷酷な顔が瞼に浮かび、背中に冷たい汗が流れた。
「内宮と翡翠宮を部下に探らせてる。あちらさんも人手が足りてねぇから、情報は直ぐに上がってくる。だがよ、陛下達と連絡が取れない以上、今皇家でまともな指示を出せるのは、閣下だけだぜ」
疑惑と不信感が、現実の物となってしまったのか?
だが理由がない。
ない筈だ。
この目で確かめるまでは
疑惑は疑惑だろ?
ヴァラクと手を組んでいるのが誰にせよ
俺の帰還は想定外だろう。
相手を出し抜くには、絶好のチャンスだ。
しかし、中途半端な指示はかえって混乱を来たしてしまう・・・・。
そうなれば、レンを取り返す邪魔になりかね無い。
まるで悪夢だ。
ズキズキと痛む顳顬に手を当て、考え込む俺に、マークが選択を迫った。
「閣下、ご指示を」
「・・・・第3、第4に伝令。第1騎士団、団長リリーシュ・クロムウェルに叛意あり。奴に与する者、全てを捕縛対象とせよ」
俺の決定に騎士達が騒めいた。
疑問を感じてはいても、母上に叛意があるとまでは、思っていなかったのだろう。
そんな騎士達に、バングルの地図を開き、レンを表す赤い印を差し示した。
「この赤い印が見えるか? これは愛し子の居場所を示している。ヴァラク教の教祖に拉致された愛し子が、第1騎士団の地下牢獄に幽閉されている、これが叛意の証拠だ」
騒ついていた騎士達が、愛し子の拉致と聞き口を閉ざし、目つきが変わった。
「ロドリック、お前はここにいる全員と、第3第4と合流。皇帝陛下と、皇太子殿下、皇太后陛下を救出しろ。多少手荒になっても構わんが、御三方の安全が最優先だ」
「はっ!」
「それから、ヴァラク教の教祖は瘴気と強力な邪法を操る。どんな化け物が出てくるかも分からん、予備の魔晶石とクリスタルは持てるだけ持っていけ」
「了解しました。閣下はどうなさるのですか?」
「俺たちは愛し子の奪還に向かう。大暴れする予定だから、陛下達を救出したら、柘榴宮へ避難しろ」
俺の話に、ロドリックは一瞬遠い目をしていたが、気を取り直すと、すぐに行動へ移った。
「事は急を要する。迅速にかかれ!」
「「「「「はっ!!」」」」」
部下達の無駄のない動きに、満足感を覚える。
手塩にかけた甲斐があったと言うものだ。
この様子なら、第1や近衛に遅れを取ることもないだろう。
懸念が有るとすれば、緻密さに欠ける第4くらいか?
「ロロシュ、内宮を調べている部下と連絡はつくか?」
「何か掴んだら、勝手に寄ってくる。第1に潜る前には、知らせがある筈だ」
勝手に・・・お前の部下は、羽虫か?
「クレイオス、付与は?」
『話の最中に済ませた』
「閣下、宜しいのですか?」
立ち上がった俺に声を掛けてきたが、マークの方が落ち込んで見える。
「マーク、まだ確定では無い。最悪の事態に備えているだけだ」
「はい」
「行くぞ。今度こそ終いにしよう」
『なんだ?』
「マーク達に何かしたか?」
『何かとは?』
「俺はあんたから加護を貰った。だからあれの影響が無いのだろう?だが、あの3人は違う」
親指で窓の外を指すと、クレイオスは唇の端を引き上げた。
『一種の保護魔法だ。アウラの祝福と似た様なものだな』
その口調が、よく気付いたと言っているようで、何故か面白くない。
「それを、他の騎士達にも与えられないか?」
『ふむ・・・できぬ事もないが・・・』
「ないが?」
『ただ。とは言わぬよな?』
コイツ!
貢物でもよこせと言うのか?
「供物でも備えれば良いのか?モークでいいか?」
『モークは美味いが、我は神ではない故。供物などいらん』
「では、なんだ?」
『レンが我を父と呼ぶこと』
「はあ? まだ言ってるのか?」
『良いであろう? 別にレンを天界へ連れて行くと言っているのではないぞ? 我には子がおらぬ故、父親の気分を味わってみたいのだ』
「子なら、此れから作れば良いだろう?」
『それが出来れば、頼んだりせん』
子が出来ない?
クレイオスもなんだかんだで、年寄りだからな。
「・・・・おじいちゃんの方がいいのでは?」
『其方、今ものすごく失礼なことを考えなかったか? 我は今でも現役だぞ?』
無表情で何の自慢だ?
「ドラゴンが2匹いるだろう」
『あれらは、レン程可愛ゆくないであろう?』
「・・・まぁ、そうだな」
俺の番を、巨大な爬虫類と比べるなよ。
『のう、良い取引だと思うぞ?』
クソッ!
背に腹は変えられん。
部下の身を守る為だ、レンならばきっと許してくれるだろう。
「レンが・・・レンが承諾したらな」
『其方が是と言えば、愛し子は気にすまい』
話は決まった、大盤振る舞いしてやろう。とクレイオスはご満悦だ。
父と呼ばれることがそれほど重要か?
子のいない俺にはよく分からんが・・・。
レンに似た子供が、俺を父と呼ぶ姿を想像してみた。
これは・・・存外悪くない。
いや・・・“とうさま”とか舌ったらずな声で呼ばれたら。
良いな。
すごく良い。
一瞬で赤子が成人するまでを想像し、いつか誰かと恋に落ちるのかと思うと、相手の首をねじ切りたいと思う程だ。
◇◇
食堂に集まった部下達は、一様に緊張した面持ちだった。
柘榴宮と同じ様に、第2騎士団も魔法の攻撃を受けていた。
死者は2名。
二人は、破損したアミュレットの魔晶石とクリスタルを交換し忘れていたらしい。
それ以外では、空の魔法陣で具合が悪くなった者がかなり居るようだ。
マイオールへの遠征は、魔物との激しい戦闘が予想された為、残留組は人族の騎士が多かった。
魔法の影響は、人族の騎士に多くみられている。
これは単純に魔力値の差なのか、それとも人族だからなのか・・・。
何かを知って居るであろうクレイオスは、瞼を伏せ、頬にまつ毛の影を作っているだけで、何を考えているのかは、全く分からない。
柘榴宮の警備担当の10名は、宮が襲撃を受けたことに驚きと後悔を見せていた。
担当者達は宮を離れるつもりはなかったが、第1騎士団からの外宮の警護要請を断れなかったのだ。
近衛と第1の騎士は、6割近くを人族が占めている。
その大半が倒れてしまったため、第2から第4が、皇都の治安維持に駆り出さることになった。
しかし、第1程ではないが、それぞれの団も被害が出て居る。
当然人手は足りなくなり、宮の警護にあたっていた者達も呼び戻される事になった。
そこへ皇都の民達が、外宮へ押し寄せた。
大神殿が崩壊し、皇都の治癒師は不足している。
助けを求める皇都の民が、外宮へ殺到したのも無理からぬ事だった。
ウィリアムの命により、備蓄されていた回復薬が配布されたことで、現在は落ち着きを取り戻しているかに見えるが、上空を覆う魔法陣が消えぬ限り、いつ暴動が起こってもおかしくはない。
「陛下やアーノルド殿下の警護はどうなっている?」
「近衛と、第1が受け持っているようです。ただ・・」
「なんだ?」
「内宮への立ち入りが規制されました」
「この非常時に規制だと?陛下の指示か?」
「分かりません。回復薬の配布の下知が下った後、どなたからの支持もない状態らしく、内宮への立ち入りを禁じているのは、第1の騎士達です」
「・・・・陛下や宰相の姿を見た者は?召集された大臣も止められたのか?」
「内宮への出入りを禁じられ、陛下からの下知を待てと言われるばかりで、埒が開かないとの事です」
「アーノルドは内宮か?」
「殿下の所在は確認できておりません。しかし皇太后陛下をお守りする為と称し、翡翠宮を兵が固めているそうです」
アーノルドとロイド様が、軟禁されているのか?
マークの報告に、不吉な既視感とギデオンの冷酷な顔が瞼に浮かび、背中に冷たい汗が流れた。
「内宮と翡翠宮を部下に探らせてる。あちらさんも人手が足りてねぇから、情報は直ぐに上がってくる。だがよ、陛下達と連絡が取れない以上、今皇家でまともな指示を出せるのは、閣下だけだぜ」
疑惑と不信感が、現実の物となってしまったのか?
だが理由がない。
ない筈だ。
この目で確かめるまでは
疑惑は疑惑だろ?
ヴァラクと手を組んでいるのが誰にせよ
俺の帰還は想定外だろう。
相手を出し抜くには、絶好のチャンスだ。
しかし、中途半端な指示はかえって混乱を来たしてしまう・・・・。
そうなれば、レンを取り返す邪魔になりかね無い。
まるで悪夢だ。
ズキズキと痛む顳顬に手を当て、考え込む俺に、マークが選択を迫った。
「閣下、ご指示を」
「・・・・第3、第4に伝令。第1騎士団、団長リリーシュ・クロムウェルに叛意あり。奴に与する者、全てを捕縛対象とせよ」
俺の決定に騎士達が騒めいた。
疑問を感じてはいても、母上に叛意があるとまでは、思っていなかったのだろう。
そんな騎士達に、バングルの地図を開き、レンを表す赤い印を差し示した。
「この赤い印が見えるか? これは愛し子の居場所を示している。ヴァラク教の教祖に拉致された愛し子が、第1騎士団の地下牢獄に幽閉されている、これが叛意の証拠だ」
騒ついていた騎士達が、愛し子の拉致と聞き口を閉ざし、目つきが変わった。
「ロドリック、お前はここにいる全員と、第3第4と合流。皇帝陛下と、皇太子殿下、皇太后陛下を救出しろ。多少手荒になっても構わんが、御三方の安全が最優先だ」
「はっ!」
「それから、ヴァラク教の教祖は瘴気と強力な邪法を操る。どんな化け物が出てくるかも分からん、予備の魔晶石とクリスタルは持てるだけ持っていけ」
「了解しました。閣下はどうなさるのですか?」
「俺たちは愛し子の奪還に向かう。大暴れする予定だから、陛下達を救出したら、柘榴宮へ避難しろ」
俺の話に、ロドリックは一瞬遠い目をしていたが、気を取り直すと、すぐに行動へ移った。
「事は急を要する。迅速にかかれ!」
「「「「「はっ!!」」」」」
部下達の無駄のない動きに、満足感を覚える。
手塩にかけた甲斐があったと言うものだ。
この様子なら、第1や近衛に遅れを取ることもないだろう。
懸念が有るとすれば、緻密さに欠ける第4くらいか?
「ロロシュ、内宮を調べている部下と連絡はつくか?」
「何か掴んだら、勝手に寄ってくる。第1に潜る前には、知らせがある筈だ」
勝手に・・・お前の部下は、羽虫か?
「クレイオス、付与は?」
『話の最中に済ませた』
「閣下、宜しいのですか?」
立ち上がった俺に声を掛けてきたが、マークの方が落ち込んで見える。
「マーク、まだ確定では無い。最悪の事態に備えているだけだ」
「はい」
「行くぞ。今度こそ終いにしよう」
127
お気に入りに追加
1,318
あなたにおすすめの小説
獅子の最愛〜獣人団長の執着〜
水無月瑠璃
恋愛
獅子の獣人ライアンは領地の森で魔物に襲われそうになっている女を助ける。助けた女は気を失ってしまい、邸へと連れて帰ることに。
目を覚ました彼女…リリは人化した獣人の男を前にすると様子がおかしくなるも顔が獅子のライアンは平気なようで抱きついて来る。
女嫌いなライアンだが何故かリリには抱きつかれても平気。
素性を明かさないリリを保護することにしたライアン。
謎の多いリリと初めての感情に戸惑うライアン、2人の行く末は…
ヒーローはずっとライオンの姿で人化はしません。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。
そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!?
貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる