169 / 527
紫藤 蓮(シトウ レン)
アウラとヴァラク
しおりを挟む
ぬくぬくとした微睡の中、夢と現の境界線で、アウラ様の話しを忘れてはいけないと、アウラ様の声を何度も何度も、繰り返し思い出していました。
私が目覚めたのは、あの夜から一週間も経った後でした。
知らせを受けて寝室に駆け込んできたアレクさんは、涙を流しながらギュウギュウと私を抱き締め、目覚めを喜んでくれました。
私の枕元で見慣れない生き物が、丸くなって眠っているのを見てビックリしていると、私が眠っている間に孵化したドラゴンの赤ちゃんだと教えてられて、二重にビックリです。
アウラ様から聞いた事を忘れてしまわないうちに、全て話したいと言うと、アレクさんは心配しながらも、マークさんとロロシュさんを呼んで、応接室で話す事となりました。
こんな時でも、二人の寝室にお掃除担当の人以外は、誰も入れようとしないアレクさんのブレなさ加減に、ちょっと笑ってしまいました。
マークさんとロロシュさんも、私の目覚めをとても喜んでくれて、心配をお掛けした事が心苦しくて仕方がありません。
でも、眠っていた一週間で、二人の距離がグッと近くなっているのを見ると、顔には出さないように気をつけながら、内心では “そうかそうか、上手く行ってるのか” とニマニマ、によによ してしまいます。
みんなは香りの良いお茶を、私は滋養に良い薬湯で、のどを湿らせてから、アウラ様から教えてもらったお話しを語りました。
アウラ様のお話しは、創世神話の頃に遡り、ヴァラクが手勢を引き連れ、地底から地上に逃げたところから始まりました。
ヴァラクが地上へ逃げた当初の理由は、地上を魔族の物にする事でした。
ヴァラクは、魔族よりも力の劣る人と獣人を憎み蔑んでいました。
魔族は創世により、世界に満ちたアウラ様とクレイオス様のお力の残滓から生まれた種族です。
身体能力と魔力に優れ、只人から見れば神に近い存在と言えるでしょう。
それ故にヴァラクは地上を追われ、地底で暮らさなければならない事が許せなかった。
この世界の全ては、神の力より生まれ出た、魔族の物だと考えて居たからだそうです。
手勢を引き連れ、地上に逃げたヴァラクは、魔族が地底に移り住む以前よりも、もっと激しく人族と獣人族を蹂躙して行ったそうです。
そして、そんな彼を討ち果たし、蛮行を阻止したのは、ヴァラクの父、魔族の王アザエルと第一王子だったそうです。
しかしヴァラクは次子ではありましたが、武に関しての力は、アザエル王を遥かに凌いでいました。
アウラ様との契約を守ろうと、我が子を打つ事に決めた王も、やはり親子の情には敵わなかったのか、ヴァラクを攻め倦ね、やがて劣勢に追いやられてしまいました。
父王の不甲斐無さに、危機感を持った第一王子は、アウラ様とクレイオス様に祈りを捧げ、ヴァラクを打ち倒す力を求めました。
王子の祈りに応えたのは、クレイオス様でした。
クレイオス様は、ご自身の尾の棘から魔封じの宝剣を創りだし、王子に与えたのだそうです。
宝剣によって魔力を封じられたヴァラクとその一派は、アザエル王と第一王子の手で打ち取られました。
しかし、ヴァラク一派の魂は、その妄執と怨念から地上に留まり続け、災害を引き起こし、疫病を流行らせ、まさに厄災そのものだったそうです。
怨霊となったヴァラク達の魂を鎮めるために、初代の愛し子が招来されたのです。
怨霊達は、初代の愛し子の力により、一人また一人と、その魂が空へと帰され,輪廻の輪へと戻って行きました。
狡猾なヴァラクの魂だけが逃げ果せ、姿を隠してしまいました。
ヴァラクは、地上へしがみ付き、多くの人達の体を乗っ取り、悠久の時を彷徨い続けたのだそうです。
恐ろしい程の執着と執念ですが、生前の力を失ったヴァラクに出来たのは、細々とヴァラク教の教えを広める事ぐらいでした。
それを見たアウラ様とクレイオス様は、ヴァラクもやがて輪廻の輪に戻って行くだろうと考え、次第に彼を警戒しなくなったのです。
アウラ様は、それが間違いだったと仰って、とても悔いている様でした。
永遠を生きる神様と人とでは、時間の概念が違います。
アウラ様達がほんの少し目を離した積もりでも、地上では何百年もの時が立経っていたのです。
アウラ様達が気が付いた時には、ヴァラクが広めた教えが、人の世界の裏側で深く広く根を張り、クレイオス様の神殿は捨てられ、多くのドラゴンが人に害をなす獣として、妙薬の素材として狩られて行きました。
クレイオス様は、ご自分の神殿が打ち捨てられて行く事は気にされませんでしたが、仲間のドラゴンが狩られる事は許す事ができず、ドラゴン達に他国に逃げる様に命じたのです。
クレイオス様の警告を受け、ほとんどのドラゴンがこの国を去って行きました。
けれど、住み慣れた地を離れたがらない者や、卵を抱え去ることが出来ないドラゴンも居て、そんな仲間を守る為にクレイオス様は何度も地上に降りたのだそうです。
そしてアウラ様は何度も何度も、神官を通して行いを正すよう神託を与えました。
ですが、クレイオス様の神殿が捨てられ、いつの間にかアウラ様の神殿の神官は、人族だけになっていて、しかも、神官達はヴァラクの教えの影響を受け、創世の神に背を向ける様になっていたのです。
そんな時ヴァラクは、強い魔力を持つ者の中に入り込み、クレイオス様を襲いました。
不意を突かれたクレイオス様は、傷つきヴァラクの呪いを受けてしまいます。
辛くもヴァラクの手を逃れたクレイオス様は、ミーネの神殿に逃げ込むことが出来ましたが、其処で受けた呪いによって、石化してしまったそうです。
ミーネの神殿は他の神殿とは違い、クレイオス様自らが、憩いの場として創り出した異空間に建てられたものでした。
地上からの入り口はミーネに有りますが、中に入れるのは、クレイオス様ご本人と、クレイオス様が認めた人達だけなのだそうです。
クレイオス様は、ミーネの神殿に逃げ込んだ時に強力な結界を張り、空間を閉じてしまいました。
アウラ様でさえも、この空間に干渉することは出来ず、ミーネの神殿に仕えていた神官達と、その末裔を通して解呪を試みることしか出来なかったのです。
神官との繋がりが弱くなり初めた頃からアウラ様は、ヴァラクの諫言に負けない人の心を育てる為に、愛し子の招来の回数を増やしていました。
そして、クレイオス様が石化してからは、愛し子にはミーネの神殿に赴き、クレイオス様の解呪の助けとして、アウラ様の加護の力を分け与える事が使命とされたのだそうです。
悠久の時を経て、数えきれない人々の体を渡り歩いたヴァラクは、その存在が徐々に変質して行きました。
この世の全てを統べることへの執着は、世界を破壊する事へと変じて行きます。
ヴァラクが厄災を引き寄せる度、アウラ様は厄災へ対処する技能や能力を持った人を、愛し子として異界から招来しました。
アウラ様は、クレイオス様の解呪以外には愛し子たちに使命与えませんでした。
それは、厄災が起こっても愛し子達は対処法を知っていたから。
愛し子達は皆、命ぜられなくとも己の能力を使い、人々を救ってくれたからだと言います。
650年前に将来されたヨシタカ様も、干魃や飢饉、災害に対する造詣が深い方だったそうです。
毎回自分の企みを邪魔する愛し子をヴァラクは憎んでいました。
けれど、ヨシタカ様だけは違っていた。
ヴァラクはヨシタカ様を求めたのだそうです。
でも、ヨシタカ様はヴァラクを拒んだ。
歴代の愛し子は皆、何故か獣人の番であったと言います。
生涯独身を貫いたと言われているヨシタカ様も、番を得て北の大地マイオールへと去って行きました。
そのことが記録に残されていないのは、神の愛し子を他国に奪われたという事実を、当時の王家の人達が、認めたくなかったからではないでしょうか。
ヨシタカ様を獣人に奪われ、拒まれたヴァラクの妄執は、さらに激しくなりました。
そして、ヴァラクを神と崇める者を着実に増やし続け、神官を使いギデオン帝を煽動し、麻薬を使って人心を惑わせた。
25年前、ザンド村の村長を操り、ミーネの神殿に入り込んだヴァラクは、石化したクレイオス様から魂を抜き取り封印したのです。
私が目覚めたのは、あの夜から一週間も経った後でした。
知らせを受けて寝室に駆け込んできたアレクさんは、涙を流しながらギュウギュウと私を抱き締め、目覚めを喜んでくれました。
私の枕元で見慣れない生き物が、丸くなって眠っているのを見てビックリしていると、私が眠っている間に孵化したドラゴンの赤ちゃんだと教えてられて、二重にビックリです。
アウラ様から聞いた事を忘れてしまわないうちに、全て話したいと言うと、アレクさんは心配しながらも、マークさんとロロシュさんを呼んで、応接室で話す事となりました。
こんな時でも、二人の寝室にお掃除担当の人以外は、誰も入れようとしないアレクさんのブレなさ加減に、ちょっと笑ってしまいました。
マークさんとロロシュさんも、私の目覚めをとても喜んでくれて、心配をお掛けした事が心苦しくて仕方がありません。
でも、眠っていた一週間で、二人の距離がグッと近くなっているのを見ると、顔には出さないように気をつけながら、内心では “そうかそうか、上手く行ってるのか” とニマニマ、によによ してしまいます。
みんなは香りの良いお茶を、私は滋養に良い薬湯で、のどを湿らせてから、アウラ様から教えてもらったお話しを語りました。
アウラ様のお話しは、創世神話の頃に遡り、ヴァラクが手勢を引き連れ、地底から地上に逃げたところから始まりました。
ヴァラクが地上へ逃げた当初の理由は、地上を魔族の物にする事でした。
ヴァラクは、魔族よりも力の劣る人と獣人を憎み蔑んでいました。
魔族は創世により、世界に満ちたアウラ様とクレイオス様のお力の残滓から生まれた種族です。
身体能力と魔力に優れ、只人から見れば神に近い存在と言えるでしょう。
それ故にヴァラクは地上を追われ、地底で暮らさなければならない事が許せなかった。
この世界の全ては、神の力より生まれ出た、魔族の物だと考えて居たからだそうです。
手勢を引き連れ、地上に逃げたヴァラクは、魔族が地底に移り住む以前よりも、もっと激しく人族と獣人族を蹂躙して行ったそうです。
そして、そんな彼を討ち果たし、蛮行を阻止したのは、ヴァラクの父、魔族の王アザエルと第一王子だったそうです。
しかしヴァラクは次子ではありましたが、武に関しての力は、アザエル王を遥かに凌いでいました。
アウラ様との契約を守ろうと、我が子を打つ事に決めた王も、やはり親子の情には敵わなかったのか、ヴァラクを攻め倦ね、やがて劣勢に追いやられてしまいました。
父王の不甲斐無さに、危機感を持った第一王子は、アウラ様とクレイオス様に祈りを捧げ、ヴァラクを打ち倒す力を求めました。
王子の祈りに応えたのは、クレイオス様でした。
クレイオス様は、ご自身の尾の棘から魔封じの宝剣を創りだし、王子に与えたのだそうです。
宝剣によって魔力を封じられたヴァラクとその一派は、アザエル王と第一王子の手で打ち取られました。
しかし、ヴァラク一派の魂は、その妄執と怨念から地上に留まり続け、災害を引き起こし、疫病を流行らせ、まさに厄災そのものだったそうです。
怨霊となったヴァラク達の魂を鎮めるために、初代の愛し子が招来されたのです。
怨霊達は、初代の愛し子の力により、一人また一人と、その魂が空へと帰され,輪廻の輪へと戻って行きました。
狡猾なヴァラクの魂だけが逃げ果せ、姿を隠してしまいました。
ヴァラクは、地上へしがみ付き、多くの人達の体を乗っ取り、悠久の時を彷徨い続けたのだそうです。
恐ろしい程の執着と執念ですが、生前の力を失ったヴァラクに出来たのは、細々とヴァラク教の教えを広める事ぐらいでした。
それを見たアウラ様とクレイオス様は、ヴァラクもやがて輪廻の輪に戻って行くだろうと考え、次第に彼を警戒しなくなったのです。
アウラ様は、それが間違いだったと仰って、とても悔いている様でした。
永遠を生きる神様と人とでは、時間の概念が違います。
アウラ様達がほんの少し目を離した積もりでも、地上では何百年もの時が立経っていたのです。
アウラ様達が気が付いた時には、ヴァラクが広めた教えが、人の世界の裏側で深く広く根を張り、クレイオス様の神殿は捨てられ、多くのドラゴンが人に害をなす獣として、妙薬の素材として狩られて行きました。
クレイオス様は、ご自分の神殿が打ち捨てられて行く事は気にされませんでしたが、仲間のドラゴンが狩られる事は許す事ができず、ドラゴン達に他国に逃げる様に命じたのです。
クレイオス様の警告を受け、ほとんどのドラゴンがこの国を去って行きました。
けれど、住み慣れた地を離れたがらない者や、卵を抱え去ることが出来ないドラゴンも居て、そんな仲間を守る為にクレイオス様は何度も地上に降りたのだそうです。
そしてアウラ様は何度も何度も、神官を通して行いを正すよう神託を与えました。
ですが、クレイオス様の神殿が捨てられ、いつの間にかアウラ様の神殿の神官は、人族だけになっていて、しかも、神官達はヴァラクの教えの影響を受け、創世の神に背を向ける様になっていたのです。
そんな時ヴァラクは、強い魔力を持つ者の中に入り込み、クレイオス様を襲いました。
不意を突かれたクレイオス様は、傷つきヴァラクの呪いを受けてしまいます。
辛くもヴァラクの手を逃れたクレイオス様は、ミーネの神殿に逃げ込むことが出来ましたが、其処で受けた呪いによって、石化してしまったそうです。
ミーネの神殿は他の神殿とは違い、クレイオス様自らが、憩いの場として創り出した異空間に建てられたものでした。
地上からの入り口はミーネに有りますが、中に入れるのは、クレイオス様ご本人と、クレイオス様が認めた人達だけなのだそうです。
クレイオス様は、ミーネの神殿に逃げ込んだ時に強力な結界を張り、空間を閉じてしまいました。
アウラ様でさえも、この空間に干渉することは出来ず、ミーネの神殿に仕えていた神官達と、その末裔を通して解呪を試みることしか出来なかったのです。
神官との繋がりが弱くなり初めた頃からアウラ様は、ヴァラクの諫言に負けない人の心を育てる為に、愛し子の招来の回数を増やしていました。
そして、クレイオス様が石化してからは、愛し子にはミーネの神殿に赴き、クレイオス様の解呪の助けとして、アウラ様の加護の力を分け与える事が使命とされたのだそうです。
悠久の時を経て、数えきれない人々の体を渡り歩いたヴァラクは、その存在が徐々に変質して行きました。
この世の全てを統べることへの執着は、世界を破壊する事へと変じて行きます。
ヴァラクが厄災を引き寄せる度、アウラ様は厄災へ対処する技能や能力を持った人を、愛し子として異界から招来しました。
アウラ様は、クレイオス様の解呪以外には愛し子たちに使命与えませんでした。
それは、厄災が起こっても愛し子達は対処法を知っていたから。
愛し子達は皆、命ぜられなくとも己の能力を使い、人々を救ってくれたからだと言います。
650年前に将来されたヨシタカ様も、干魃や飢饉、災害に対する造詣が深い方だったそうです。
毎回自分の企みを邪魔する愛し子をヴァラクは憎んでいました。
けれど、ヨシタカ様だけは違っていた。
ヴァラクはヨシタカ様を求めたのだそうです。
でも、ヨシタカ様はヴァラクを拒んだ。
歴代の愛し子は皆、何故か獣人の番であったと言います。
生涯独身を貫いたと言われているヨシタカ様も、番を得て北の大地マイオールへと去って行きました。
そのことが記録に残されていないのは、神の愛し子を他国に奪われたという事実を、当時の王家の人達が、認めたくなかったからではないでしょうか。
ヨシタカ様を獣人に奪われ、拒まれたヴァラクの妄執は、さらに激しくなりました。
そして、ヴァラクを神と崇める者を着実に増やし続け、神官を使いギデオン帝を煽動し、麻薬を使って人心を惑わせた。
25年前、ザンド村の村長を操り、ミーネの神殿に入り込んだヴァラクは、石化したクレイオス様から魂を抜き取り封印したのです。
44
お気に入りに追加
1,318
あなたにおすすめの小説
獅子の最愛〜獣人団長の執着〜
水無月瑠璃
恋愛
獅子の獣人ライアンは領地の森で魔物に襲われそうになっている女を助ける。助けた女は気を失ってしまい、邸へと連れて帰ることに。
目を覚ました彼女…リリは人化した獣人の男を前にすると様子がおかしくなるも顔が獅子のライアンは平気なようで抱きついて来る。
女嫌いなライアンだが何故かリリには抱きつかれても平気。
素性を明かさないリリを保護することにしたライアン。
謎の多いリリと初めての感情に戸惑うライアン、2人の行く末は…
ヒーローはずっとライオンの姿で人化はしません。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。
そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!?
貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる