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第8部 ストーリー類型
2 ストーリー類型論(2)
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(6)統治系
内政(チート)系とも言われるが、主人公は外交も行うため、執政系とか行政系とかいうならともかく、内政系と称するのは不適切である。
a 極貧領主系(領地改革系)
ダメ領主の嫡男として転生したものの、領地が興廃していることを憂慮して当主(親)を始末し、または逆に親にそのような領地・家督を押しつけられて、当主となり、領地改革を行う。当初の仲間は老執事とメイドであり、剣士、魔法使い、暗殺者などを順次召し抱え、領地を拡大・発展させていく。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
b 村作り・農園経営系
あまりメジャーではないジャンル。
村作りや農園経営スキルが意外に強力で、終いにはミニ国家レベルの村・農園を構築してしまう。主人公は転移者であるケースと、生粋異世界人であるケースが多い。村作りスキル・農園経営スキルともに生産した農産物が大きく美味であるために、外部から来た商人との取引が活発になって大金を得、助けを求めてきた者が村人になり、村として発展していく。近隣領主等との関係も、通常は協力的である。両スキルともに飛び地を設定できる上、飛び地を自由に移動させられ、建物を一瞬で建設でき、所有地間を瞬間移動でき、結界を張れる。
農産物が馬鹿売れして経済力を得られ、戦闘力はなくとも結界を張れて自給自足できるため有事の際は村内・農園内に引きこもればよいので、広義のいきなり最強系の一種でもある。
c 悪徳領主系:
ダメ領主の嫡男として転生したものの、領地が興廃していることを憂慮して当主(親)を始末し、または逆に親にそのような領地・家督を押しつけられて、当主となり、自分は悪徳領主であるという自己認識や、悪徳領主になるという目標の下、領地改革を行う。当初の仲間は老執事とメイドであり、剣士、魔法使い、暗殺者などを順次召し抱え、領地を拡大・発展させていく。
極貧領主系(領地改革系)の一種ではあるが、主人公の自己認識ないし人生の目標が「悪徳領主として領民から搾取した金で贅沢三昧すること」であり、反乱を抑えつつ搾取するには領地が豊かになる必要があるとし、他領・他国からの侵攻に対しては「自分の領民をいじめていいのは領主である自分だけだ」という認識から領地防衛にも力を入れるため、実施する政策が領地発展に繋がり、あるいは部下や領民に善解されて支持を集めるのが特徴。そのため、主人公が独立や革命を目指していたとしても、次第に中央政府からの覚えがよくなり、取り立てられていくこともある。勘違い系の一種でもある。
転生前の不倫妻への恨みから人間不信に陥っていることも特徴。
序盤は放蕩息子系であることもある。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
d 放蕩息子系:
恋愛ゲーム内の貴族の太った悪役放蕩息子(ただし、幼少期は神童扱い)に転生し、バッドエンド(処刑)を回避するため、放逐されて与えられた僻地で、まずは戦闘力アップを兼ねてダイエットを敢行してスリム化しつつ、領地経営を開始する。
極貧領主系又は追放成り上がり・復讐系の一種である。悪徳領主系の序盤であることもある。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
d 迷宮主・ダンジョン経営系
迷宮主に転生し、ダンジョンを経営するというもの。迷宮内で働く魔物と雇用関係を結び、宝物と報酬を用意し、挑戦者をどう誘い込んで倒すかに苦心する。
(7)高貴成り上がり系
皇子・王子・貴族子弟(つまり貴人)に生まれたが、皇位・王位・家督継承順位が極めて低い主人公が知略や非戦闘スキル(生産・開発系、鑑定が多い)を駆使して継承者に成り上がる。戦闘力で成り上がるケースも少数ながらある。貴族が皇位・王位を目指す場合もある。
統治系、知略系、冒険系の3パターンがある。
追放成り上がり系とは異なり、廃嫡・追放はされない。
主人公は、転生者である場合と、生粋異世界人である場合とがある。
(8)追放系
a 追放成り上がり・復讐系:
実家や冒険者パーティーから追放された主人公が成り上がるというもの。
復讐の過程で成り上がっていたり、復讐後に成り上がるパターンもある。
追放者側が未来を知っているなど何らかの事情があって追放せざるを得なかったというパターンもある。その場合は、追放者が主人公となっているパターンもある。
不快な思いをさせてきた敵を倒した際の爽快感を求める読者に人気がある。
(a) 貴族型
貴族の嫡子として生まれ育ったがスキルを判別する儀式によって当主の求めていないスキル(非戦闘系、生産・開発系、禁忌・犯罪系、弱戦闘系、あるいは希少過ぎて内容不明のものであることがほとんど)持ちであることが判明したために廃嫡・追放の憂き目に遭うが、追放先でスキルを活かして成り上がるパターン。戦闘系と統治系の2種がある。その後は高貴成り上がり系と同様。
冒険者型に比べて、実家に復讐しようとすることは少ない。非花形系(外れスキル系)の一種。
(b)冒険者型
主人公は、実際には実力があるにもかかわらず、パーティーメンバー等にそれを認識されず、又は主人公自身が実力を隠していたために、実力不足であることを理由として、あるいは、今更ながら役立たずスキル持ちであることを理由として、あるいは、パーティー内の人間関係(主に女関係)でリーダーにとって主人公が邪魔になったことを背景として、追放されるという憂き目に遭うが、独立後にスキルを活かして戦闘職として成り上がり、元所蔵パーティーは、実力のある主人公がいなくなった後に没落して、上から目線で主人公を復帰させようとするが断られる。
主人公は、元所属パーティーに対して復讐したり、追放後の主人公の活躍を妬んだ元所属パーティーの襲撃を返り討ちにすることが多い。
非花形系(外れスキル系)の一種の場合が多い。特に、治癒術師、黒魔術師が多い。
b 婚約破棄追放系:
女性主人公が、王族・貴族との婚約が他の女性キャラと結婚することになったとして破棄され、(さらに実家からも追放の憂き目に遭い、)奮闘して成り上がったり、元婚約者に復習するというもの。追放成り上がり・復讐系の一種。
c 悪役令嬢系:
好んでいた女性用恋愛ゲーム(乙女ゲーム)・恋愛小説の世界に転生する。ゲーム・恋愛小説内では、最終的にゲーム・小説内主人公(女性)が意中のゲーム・小説内攻略対象男性キャラと結ばれ、代わりに悪役令嬢が追放又は処刑されることになる。
作品主人公の地球での性別は男女問わない。
作品主人公の立場は、女性であれば悪役つまりゲーム・小説内主人公に嫌がらせしてくる女役、男性であれば、攻略対象男性キャラ又は男性モブキャラである。
作品主人公は、自身が悪役令嬢であれば自身の、自身が攻略対象男性キャラであれば意中の女性キャラのバッドエンド(処刑・追放)を回避しつつ、意中のキャラと自身のハッピーエンドを実現するために奮闘する。ハッピーエンドを確固たるものにするため成り上がったり、地球帰還を目指す場合もある。
作品内世界が女性用恋愛ゲーム・恋愛小説なので、戦闘を前面に出す作品は少なく、駆け引きや知謀などの心理戦がメインとなる。知略系の一種でもある。
d 悪役男性貴族系:
好んでいた男性用恋愛ゲームの世界に転生する。ゲーム内では、公爵又は侯爵の子息が、幼少期に圧倒的に強い魔力を持ち魔法の才能が発現して調子に乗り、鍛錬を怠って我が儘かつ傲慢なデブに成長し、学園入学後、ゲーム主人公と対立し、最終的に倒されることになる。原作ゲームのストーリー開始時期の数年前に転生したため、作品主人公は、そのようなバッドエンドを回避するために、ゲームの攻略情報を駆使し、まずはダイエットを成功させ、友人関係を見直し、味方を増やし、ストーリー開始時期に備えていく。原作ゲームの主人公との関わりについては、極力避けるケースが多い。
(9)配信系
YouTuberのような配信・収益システムに加えてダンジョンなどもある世界で、主人公がダンジョン攻略チャンネルの配信者として活動する。
(10)その他
a ヤレヤレ要素:
主人公等の言動に対して「やれやれ仕方ない」といった風情でフォローしたり応対したりする。
b モフモフ要素:
動物が登場し、主人公又はヒロインが愛でる。
c ハーレム要素:
ハーレム要素はどの分類でもありえる。
d 実は高貴要素:
主人公やヒロインが実は王侯貴族等の高貴な血統の子孫であることが判明するというもの。
e スローライフ系:
タイトル詐欺の典型例。それなりに事件が起こらなければ小説として盛り上がりに欠けるのは必定であるから、それなりに事件が起き、結局スローライフはできない。
f クラス転移
魔王討伐などの目的のため異世界の王国の国王や王族の召還魔法により、ある時点で教室内にいた者全員が異世界に転移するというもの。召還者は、別に学生の集団を狙って召還するわけではなく、即戦力になる神西の方がありがたいはずだが、そのような指定をすることが技術的にできず、他方、召還に伴って被召還者はスキルを得られることから、それでよしとして戦闘訓練を課す 。送還魔術はないものとされており、被召還者は異世界での生活を余儀なくされる。
多くは、有用なスキルが発現しなかったとして主人公が追放されるため、冒険者型追放成り上がり・復讐系に分類される。自ら協力を断って異世界を冒険するパターンも多く、これは単純冒険系の亜種といえる。
内政(チート)系とも言われるが、主人公は外交も行うため、執政系とか行政系とかいうならともかく、内政系と称するのは不適切である。
a 極貧領主系(領地改革系)
ダメ領主の嫡男として転生したものの、領地が興廃していることを憂慮して当主(親)を始末し、または逆に親にそのような領地・家督を押しつけられて、当主となり、領地改革を行う。当初の仲間は老執事とメイドであり、剣士、魔法使い、暗殺者などを順次召し抱え、領地を拡大・発展させていく。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
b 村作り・農園経営系
あまりメジャーではないジャンル。
村作りや農園経営スキルが意外に強力で、終いにはミニ国家レベルの村・農園を構築してしまう。主人公は転移者であるケースと、生粋異世界人であるケースが多い。村作りスキル・農園経営スキルともに生産した農産物が大きく美味であるために、外部から来た商人との取引が活発になって大金を得、助けを求めてきた者が村人になり、村として発展していく。近隣領主等との関係も、通常は協力的である。両スキルともに飛び地を設定できる上、飛び地を自由に移動させられ、建物を一瞬で建設でき、所有地間を瞬間移動でき、結界を張れる。
農産物が馬鹿売れして経済力を得られ、戦闘力はなくとも結界を張れて自給自足できるため有事の際は村内・農園内に引きこもればよいので、広義のいきなり最強系の一種でもある。
c 悪徳領主系:
ダメ領主の嫡男として転生したものの、領地が興廃していることを憂慮して当主(親)を始末し、または逆に親にそのような領地・家督を押しつけられて、当主となり、自分は悪徳領主であるという自己認識や、悪徳領主になるという目標の下、領地改革を行う。当初の仲間は老執事とメイドであり、剣士、魔法使い、暗殺者などを順次召し抱え、領地を拡大・発展させていく。
極貧領主系(領地改革系)の一種ではあるが、主人公の自己認識ないし人生の目標が「悪徳領主として領民から搾取した金で贅沢三昧すること」であり、反乱を抑えつつ搾取するには領地が豊かになる必要があるとし、他領・他国からの侵攻に対しては「自分の領民をいじめていいのは領主である自分だけだ」という認識から領地防衛にも力を入れるため、実施する政策が領地発展に繋がり、あるいは部下や領民に善解されて支持を集めるのが特徴。そのため、主人公が独立や革命を目指していたとしても、次第に中央政府からの覚えがよくなり、取り立てられていくこともある。勘違い系の一種でもある。
転生前の不倫妻への恨みから人間不信に陥っていることも特徴。
序盤は放蕩息子系であることもある。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
d 放蕩息子系:
恋愛ゲーム内の貴族の太った悪役放蕩息子(ただし、幼少期は神童扱い)に転生し、バッドエンド(処刑)を回避するため、放逐されて与えられた僻地で、まずは戦闘力アップを兼ねてダイエットを敢行してスリム化しつつ、領地経営を開始する。
極貧領主系又は追放成り上がり・復讐系の一種である。悪徳領主系の序盤であることもある。
スムーズに領地改革を開始するためには物語開始時点以前の領内知識を持っていた方がよいため、物語開始時点までに転生前知識を思い出して転生前の人格・記憶が融合するという生まれ変わり型転生を採用する作品がほとんど。胎内時点で転生前人格が発現している作品も少なくない。
d 迷宮主・ダンジョン経営系
迷宮主に転生し、ダンジョンを経営するというもの。迷宮内で働く魔物と雇用関係を結び、宝物と報酬を用意し、挑戦者をどう誘い込んで倒すかに苦心する。
(7)高貴成り上がり系
皇子・王子・貴族子弟(つまり貴人)に生まれたが、皇位・王位・家督継承順位が極めて低い主人公が知略や非戦闘スキル(生産・開発系、鑑定が多い)を駆使して継承者に成り上がる。戦闘力で成り上がるケースも少数ながらある。貴族が皇位・王位を目指す場合もある。
統治系、知略系、冒険系の3パターンがある。
追放成り上がり系とは異なり、廃嫡・追放はされない。
主人公は、転生者である場合と、生粋異世界人である場合とがある。
(8)追放系
a 追放成り上がり・復讐系:
実家や冒険者パーティーから追放された主人公が成り上がるというもの。
復讐の過程で成り上がっていたり、復讐後に成り上がるパターンもある。
追放者側が未来を知っているなど何らかの事情があって追放せざるを得なかったというパターンもある。その場合は、追放者が主人公となっているパターンもある。
不快な思いをさせてきた敵を倒した際の爽快感を求める読者に人気がある。
(a) 貴族型
貴族の嫡子として生まれ育ったがスキルを判別する儀式によって当主の求めていないスキル(非戦闘系、生産・開発系、禁忌・犯罪系、弱戦闘系、あるいは希少過ぎて内容不明のものであることがほとんど)持ちであることが判明したために廃嫡・追放の憂き目に遭うが、追放先でスキルを活かして成り上がるパターン。戦闘系と統治系の2種がある。その後は高貴成り上がり系と同様。
冒険者型に比べて、実家に復讐しようとすることは少ない。非花形系(外れスキル系)の一種。
(b)冒険者型
主人公は、実際には実力があるにもかかわらず、パーティーメンバー等にそれを認識されず、又は主人公自身が実力を隠していたために、実力不足であることを理由として、あるいは、今更ながら役立たずスキル持ちであることを理由として、あるいは、パーティー内の人間関係(主に女関係)でリーダーにとって主人公が邪魔になったことを背景として、追放されるという憂き目に遭うが、独立後にスキルを活かして戦闘職として成り上がり、元所蔵パーティーは、実力のある主人公がいなくなった後に没落して、上から目線で主人公を復帰させようとするが断られる。
主人公は、元所属パーティーに対して復讐したり、追放後の主人公の活躍を妬んだ元所属パーティーの襲撃を返り討ちにすることが多い。
非花形系(外れスキル系)の一種の場合が多い。特に、治癒術師、黒魔術師が多い。
b 婚約破棄追放系:
女性主人公が、王族・貴族との婚約が他の女性キャラと結婚することになったとして破棄され、(さらに実家からも追放の憂き目に遭い、)奮闘して成り上がったり、元婚約者に復習するというもの。追放成り上がり・復讐系の一種。
c 悪役令嬢系:
好んでいた女性用恋愛ゲーム(乙女ゲーム)・恋愛小説の世界に転生する。ゲーム・恋愛小説内では、最終的にゲーム・小説内主人公(女性)が意中のゲーム・小説内攻略対象男性キャラと結ばれ、代わりに悪役令嬢が追放又は処刑されることになる。
作品主人公の地球での性別は男女問わない。
作品主人公の立場は、女性であれば悪役つまりゲーム・小説内主人公に嫌がらせしてくる女役、男性であれば、攻略対象男性キャラ又は男性モブキャラである。
作品主人公は、自身が悪役令嬢であれば自身の、自身が攻略対象男性キャラであれば意中の女性キャラのバッドエンド(処刑・追放)を回避しつつ、意中のキャラと自身のハッピーエンドを実現するために奮闘する。ハッピーエンドを確固たるものにするため成り上がったり、地球帰還を目指す場合もある。
作品内世界が女性用恋愛ゲーム・恋愛小説なので、戦闘を前面に出す作品は少なく、駆け引きや知謀などの心理戦がメインとなる。知略系の一種でもある。
d 悪役男性貴族系:
好んでいた男性用恋愛ゲームの世界に転生する。ゲーム内では、公爵又は侯爵の子息が、幼少期に圧倒的に強い魔力を持ち魔法の才能が発現して調子に乗り、鍛錬を怠って我が儘かつ傲慢なデブに成長し、学園入学後、ゲーム主人公と対立し、最終的に倒されることになる。原作ゲームのストーリー開始時期の数年前に転生したため、作品主人公は、そのようなバッドエンドを回避するために、ゲームの攻略情報を駆使し、まずはダイエットを成功させ、友人関係を見直し、味方を増やし、ストーリー開始時期に備えていく。原作ゲームの主人公との関わりについては、極力避けるケースが多い。
(9)配信系
YouTuberのような配信・収益システムに加えてダンジョンなどもある世界で、主人公がダンジョン攻略チャンネルの配信者として活動する。
(10)その他
a ヤレヤレ要素:
主人公等の言動に対して「やれやれ仕方ない」といった風情でフォローしたり応対したりする。
b モフモフ要素:
動物が登場し、主人公又はヒロインが愛でる。
c ハーレム要素:
ハーレム要素はどの分類でもありえる。
d 実は高貴要素:
主人公やヒロインが実は王侯貴族等の高貴な血統の子孫であることが判明するというもの。
e スローライフ系:
タイトル詐欺の典型例。それなりに事件が起こらなければ小説として盛り上がりに欠けるのは必定であるから、それなりに事件が起き、結局スローライフはできない。
f クラス転移
魔王討伐などの目的のため異世界の王国の国王や王族の召還魔法により、ある時点で教室内にいた者全員が異世界に転移するというもの。召還者は、別に学生の集団を狙って召還するわけではなく、即戦力になる神西の方がありがたいはずだが、そのような指定をすることが技術的にできず、他方、召還に伴って被召還者はスキルを得られることから、それでよしとして戦闘訓練を課す 。送還魔術はないものとされており、被召還者は異世界での生活を余儀なくされる。
多くは、有用なスキルが発現しなかったとして主人公が追放されるため、冒険者型追放成り上がり・復讐系に分類される。自ら協力を断って異世界を冒険するパターンも多く、これは単純冒険系の亜種といえる。
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