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甘えん坊
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「とうさま!はなれてください!」
「嫌だ」
「ぼ、ぼくだって、かあさまにダッコしてもらいたいです」
「駄目だ、今サナの横には父と娘で埋まっている、諦めろ」
「かあさまぁぁぁ!うわ~ん」
困った、先程執務からジークが休憩と私の横に座ったのを見ていち早く娘がトコトコと反対側に座りニコリと微笑んだ。
つい可愛くてギュッと抱きしめたらジークが二人をまとめて抱きしめた
その瞬間をお勉強していた息子が見てしまい
ジークに退いて欲しいと言うも逆にベッタリ引っ付き息子が騒ぎだしたのだ
「ヨハン、私の膝に座りなさいギュッてしてあげる、ね」
「かあさま!大好きです!」
「おにいちゃまはダメ!おかぁちゃまワタシがオヒザにすわるにょ!」
「え?」
それを聞いた息子が両目に涙を溜めてプルプルしています
「じゃ、キヨナはお父様のお膝にいきましょ?」
「やだ」
ショックを受けた顔をしている間に息子のフォローして欲しいと思ったが言わずにおこう
「じゃキヨナ膝に座ろうか、ヨハン隣に来てくれる?お願い」
腕で涙をふきはらい「喜んで」と隣に座ってくれるが、娘が膝に乗せているため抱きしめてあげれないが息子はニコニコしてくれている
優しい子に成長してくれている
こそっと息子の耳元で
「後でお庭に散歩いきましょうね」
コクンと首を縦に頷かせニコニコで脚をパタパタ動かしている息子に可愛いなぁと微笑んでいると
「おかぁちゃまはワタシをギュってしているの!」
最近自己主張が激しくなってきた娘も可愛くて仕方ない
「はい、お姫様仰せのままに」
ギュッと抱きしめてあげる
こちらもニコニコ嬉しそうにしてくれている
何故か横からジト眼なのが気になりますがここはスルーしておきましょう。
この後ジークが執務に戻って行き娘も満足したのか遊びだしたので執事に娘を任せ息子の手を引いて庭へ散歩へでていく
「ヨハン、さっきは我慢してくれてありがとうね」
「かあさまがねサンポいってくれるってコソコソおはなししてくれて、とおさまにかったキブンなんだ」
「あら、勝負してるの?」
「かあさまのとりあいだよ?」
何故か疑問系だけどモテモテで幸せだから久々に抱っこして歩こうとすると
「かあさま、ボクひとりであるけるから!」
赤面して可愛い息子の成長に幸せが倍増するのだった
夜はジークにもう1人作ろうかと息子へ対抗意識ありありの甘えをぶつけらるのであった
「嫌だ」
「ぼ、ぼくだって、かあさまにダッコしてもらいたいです」
「駄目だ、今サナの横には父と娘で埋まっている、諦めろ」
「かあさまぁぁぁ!うわ~ん」
困った、先程執務からジークが休憩と私の横に座ったのを見ていち早く娘がトコトコと反対側に座りニコリと微笑んだ。
つい可愛くてギュッと抱きしめたらジークが二人をまとめて抱きしめた
その瞬間をお勉強していた息子が見てしまい
ジークに退いて欲しいと言うも逆にベッタリ引っ付き息子が騒ぎだしたのだ
「ヨハン、私の膝に座りなさいギュッてしてあげる、ね」
「かあさま!大好きです!」
「おにいちゃまはダメ!おかぁちゃまワタシがオヒザにすわるにょ!」
「え?」
それを聞いた息子が両目に涙を溜めてプルプルしています
「じゃ、キヨナはお父様のお膝にいきましょ?」
「やだ」
ショックを受けた顔をしている間に息子のフォローして欲しいと思ったが言わずにおこう
「じゃキヨナ膝に座ろうか、ヨハン隣に来てくれる?お願い」
腕で涙をふきはらい「喜んで」と隣に座ってくれるが、娘が膝に乗せているため抱きしめてあげれないが息子はニコニコしてくれている
優しい子に成長してくれている
こそっと息子の耳元で
「後でお庭に散歩いきましょうね」
コクンと首を縦に頷かせニコニコで脚をパタパタ動かしている息子に可愛いなぁと微笑んでいると
「おかぁちゃまはワタシをギュってしているの!」
最近自己主張が激しくなってきた娘も可愛くて仕方ない
「はい、お姫様仰せのままに」
ギュッと抱きしめてあげる
こちらもニコニコ嬉しそうにしてくれている
何故か横からジト眼なのが気になりますがここはスルーしておきましょう。
この後ジークが執務に戻って行き娘も満足したのか遊びだしたので執事に娘を任せ息子の手を引いて庭へ散歩へでていく
「ヨハン、さっきは我慢してくれてありがとうね」
「かあさまがねサンポいってくれるってコソコソおはなししてくれて、とおさまにかったキブンなんだ」
「あら、勝負してるの?」
「かあさまのとりあいだよ?」
何故か疑問系だけどモテモテで幸せだから久々に抱っこして歩こうとすると
「かあさま、ボクひとりであるけるから!」
赤面して可愛い息子の成長に幸せが倍増するのだった
夜はジークにもう1人作ろうかと息子へ対抗意識ありありの甘えをぶつけらるのであった
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