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side 隣国公爵
しおりを挟むベルベッツ伯爵令嬢 イブレクト嬢は美しく素敵な方だ
そして彼女が恋い焦がれるエルヴィス殿も彼女を愛し相思相愛なのだが、どうも可笑しい
彼女は彼に嫌われていると言っている
はて?あれほど愛おし気な眼差しでみられていて不思議だ
我が公爵家は跡取りが3人もいる為嫁を早くもらえとか言われて居ない
そして結婚願望が私は皆無
何事もハッピーエンドが素敵だ
これは人肌脱ごうかと思う
イブレクト嬢は拗れて斜め上の思考を炸裂してしまっている為秘密裏に行動しなくては
彼女を囲い落ち着かせて数日後私は行動へ出た
まず彼女の両親ベルベッツ伯爵へ手紙を書いた
彼女が今自分の所で安全に生活できている事や彼女の考えを
そして、エルヴィス殿にも手紙を書いた
彼女を守りたいのか、幸せにする自信はあるのかとを説いた
長い手紙が届いた
とても長い・・・読むのがめんどくさくなったが彼は彼なりにこじらせていたのが分かった
切ない恋物語にしてもいいのだがやはり幸せに笑えないと生きているのが辛くなる
一芝居うつことにしよう
拗らせた彼女はどう動くのか、少し楽しみになってきた
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