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まさかできるとは……
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「ええと、すぐ目の前に馬の幽霊がいます」
「……なんだか覚えのある展開だね」
そういえばハルクさんと旅を始めたばかりの頃、王都のそばの山道で幽霊屋敷騒ぎがあった。
私たちは山道に入るたびにこの手の事件に出くわす呪いにでもかかっているんだろうか。
馬は必死な様子で私たちを山道から外れた場所に連れて行こうとする。
うーん……
除霊するのは簡単だけど、この馬の幽霊、特に悪い気配がしないんですよね……
「ハルクさん、ついてきてもらってもいいですか? 馬の幽霊が私たちを連れていきたい場所があるそうです」
「……話だけ聞くと、明らかに危ない感じがするけど」
「そういう雰囲気ではなさそうです。まあ、最悪除霊もできますし」
今はリーラ大森林に向かうのが第一目標だけど、この馬の幽霊についてもどうも無視できない。
さっきの必死な様子の叫び声は、この馬が助けを求めているようにも感じたから。
「わかった。セルビアがそう言うなら構わないよ」
ハルクさんの了承も取れたので、馬の幽霊が案内する先に向かう。
山道の脇の斜面を降り、その下へ。
すると――
「うう……誰か、誰か助けてくれ……」
人が倒れている!
ハルクさんと同年代くらいの若い男性だ。
さすがに今回は幽霊ではなかったようで、ハルクさんが鋭く言う。
「セルビア、治療を!」
「はい! 【最上位回復】!」
倒れている人に対して高威力の回復魔術をかける。
折れ曲がった腕、ざっくりと切れた切り傷などがみるみるふさがっていく。
「……あ、あれ? 体がもう痛くない……!? 助かった、ああ、助かったぁあああ……!」
倒れていた人物は目を見開き、安堵したように息を吐いた。
たぶんこれで問題ないはずだけど、一応確認しておこう。
「大丈夫ですか? どこかまだ痛むところは」
「いや、もうどこも。それより今の、もしかして回復魔術ですか? こんなすごい回復魔術を使える方を見たのは初めてですよ!」
「……まあ、そうですね」
高位の回復魔術を使える人間は少ない。聖女候補だと気付かれないように、と教皇様に言われたこともあるので、そこはあまり掘り下げられたくないんだけど……
そんな私の雰囲気を察したのか、その人物は慌てて手を横に振った。
「あ、いや、詮索するつもりはないですから。気を悪くしたらすんません」
「いえ、気にしていませんよ」
「とにかく、ありがとうございます。俺はニーグル。この先の村で農家をやってます」
「私はセルビアと言います」
「僕はハルク。よろしく」
「セルビアさんにハルクさんですね。助けていただいて本当にありがとうございました! 賊に襲われて、山道から転げ落ちた時にはもう駄目かと」
頭を下げるニーグルさん。
「賊、ですか?」
「そうです。俺はうちで採れた果物を町に売りに行った帰りだったんですが……ここの山道で盗賊に囲まれまして。そのせいで馬がパニックになり、こうして山道を滑り落ちてしまったんです。このあたりに盗賊なんて今まで出なかったので、油断してました……!」
悔しそうに拳を握りしめるニーグルさん。
ニーグルさんが大けがを負っていたのは、事故ではなく盗賊に襲われたせいだったらしい。思わず周囲を見回すけど、当然盗賊の姿はすでになくなっている。
見えるのは、すぐ近くに転がる壊れた馬車と――こと切れている一頭の馬だけ。
「金を奪われたのはまだいい。けど、愛馬の命を取られたことだけは悔やみきれない……! 俺にとっては十年以上一緒に暮らしてきた家族みたいな存在だったのに……ッ!」
ようやく事情がわかった。
私たちをここに連れてきた馬の幽霊。
あれはニーグルさんの愛馬だったのだ。
盗賊に襲われ、馬は驚いて山道からニーグルさんもろとも転がり落ちてしまった。馬はその時に命を落としたけれど、ニーグルさんはまだ生きていた。
だから馬の幽霊は、誰かに助けを求めたのだ。
死んで魂だけになっても、愛する主人にだけは助かってほしくて。
……
「ちょっと待っててくださいね」
「は、はい?」
私は自らの亡骸のそばに立っている馬の幽霊に近づく。
馬の亡骸に触れてみると、まだ少しだけ温かさが残っている。
同じように斜面を滑り落ちたニーグルさんが生きているということは、この馬ももしかしたら……
「【最上位回復】」
馬の体を治してみる。
『……』
すると馬の幽霊の姿がちょっと薄れた。
効果はあったけど、これだけじゃ駄目なようだ。
それじゃあいっそ、こうしてみよう。
私は馬の幽霊の首のあたりを掴んで、重さを持たないその魂を――
「よいしょっと……」
『ヒヒィイイイイイイイイイイイン!?』
ぐいぐいとけがを治した馬の亡骸の中に押し込む。
すると、ぱかっ、と馬の亡骸が目を開けた。
『……!?』
そのまま立ち上がり、馬は信じられないような顔で私を見る。
ふう。
「無事に生き返りましたね」
「死んでいたはずの俺の馬がぁ――――!?」
ニーグルさんが絶叫を上げて馬に駆け寄った。
「そ、そんな馬鹿な……こいつは間違いなく死んでいたはず……!」
「馬の魂を中に戻してみたんです。まだ近くにいたので」
「そんな簡単に言っていいことではありませんよね!? あ、ああ、女神さまだ! あなたは女神様だ!」
ニーグルさんは涙を流しながら生き返った馬の首にすがりつく。
馬のほうも嬉しそうにニーグルさんに額をこすりつけようとしている。
ハルクさんが困惑したような顔で話しかけてきた。
「……セルビア。気のせいでなければ、まさか今死者をよみがえらせた……?」
「そうですね。そういうことになります」
「せ、聖女候補ってそんなこともできるのかい?」
「いえ、今回は例外です。いろいろと特別な条件が整っていましたから」
馬が死んだばかりだったこと。
強い未練があったため、馬の魂がすぐ近くにあったこと。
そういった状況だったからこそ、あんな無茶ができたのだ。
さすがに誰でも彼でも生き返らせることはできない……と思う。
「幽霊に触れるならいけるかと思って。うまくいって良かったです」
「普通は試そうとも思わないだろうけどね。本当にセルビアには常識が通じないなあ……」
呆れたようにハルクさんはそう言うのだった。
「……なんだか覚えのある展開だね」
そういえばハルクさんと旅を始めたばかりの頃、王都のそばの山道で幽霊屋敷騒ぎがあった。
私たちは山道に入るたびにこの手の事件に出くわす呪いにでもかかっているんだろうか。
馬は必死な様子で私たちを山道から外れた場所に連れて行こうとする。
うーん……
除霊するのは簡単だけど、この馬の幽霊、特に悪い気配がしないんですよね……
「ハルクさん、ついてきてもらってもいいですか? 馬の幽霊が私たちを連れていきたい場所があるそうです」
「……話だけ聞くと、明らかに危ない感じがするけど」
「そういう雰囲気ではなさそうです。まあ、最悪除霊もできますし」
今はリーラ大森林に向かうのが第一目標だけど、この馬の幽霊についてもどうも無視できない。
さっきの必死な様子の叫び声は、この馬が助けを求めているようにも感じたから。
「わかった。セルビアがそう言うなら構わないよ」
ハルクさんの了承も取れたので、馬の幽霊が案内する先に向かう。
山道の脇の斜面を降り、その下へ。
すると――
「うう……誰か、誰か助けてくれ……」
人が倒れている!
ハルクさんと同年代くらいの若い男性だ。
さすがに今回は幽霊ではなかったようで、ハルクさんが鋭く言う。
「セルビア、治療を!」
「はい! 【最上位回復】!」
倒れている人に対して高威力の回復魔術をかける。
折れ曲がった腕、ざっくりと切れた切り傷などがみるみるふさがっていく。
「……あ、あれ? 体がもう痛くない……!? 助かった、ああ、助かったぁあああ……!」
倒れていた人物は目を見開き、安堵したように息を吐いた。
たぶんこれで問題ないはずだけど、一応確認しておこう。
「大丈夫ですか? どこかまだ痛むところは」
「いや、もうどこも。それより今の、もしかして回復魔術ですか? こんなすごい回復魔術を使える方を見たのは初めてですよ!」
「……まあ、そうですね」
高位の回復魔術を使える人間は少ない。聖女候補だと気付かれないように、と教皇様に言われたこともあるので、そこはあまり掘り下げられたくないんだけど……
そんな私の雰囲気を察したのか、その人物は慌てて手を横に振った。
「あ、いや、詮索するつもりはないですから。気を悪くしたらすんません」
「いえ、気にしていませんよ」
「とにかく、ありがとうございます。俺はニーグル。この先の村で農家をやってます」
「私はセルビアと言います」
「僕はハルク。よろしく」
「セルビアさんにハルクさんですね。助けていただいて本当にありがとうございました! 賊に襲われて、山道から転げ落ちた時にはもう駄目かと」
頭を下げるニーグルさん。
「賊、ですか?」
「そうです。俺はうちで採れた果物を町に売りに行った帰りだったんですが……ここの山道で盗賊に囲まれまして。そのせいで馬がパニックになり、こうして山道を滑り落ちてしまったんです。このあたりに盗賊なんて今まで出なかったので、油断してました……!」
悔しそうに拳を握りしめるニーグルさん。
ニーグルさんが大けがを負っていたのは、事故ではなく盗賊に襲われたせいだったらしい。思わず周囲を見回すけど、当然盗賊の姿はすでになくなっている。
見えるのは、すぐ近くに転がる壊れた馬車と――こと切れている一頭の馬だけ。
「金を奪われたのはまだいい。けど、愛馬の命を取られたことだけは悔やみきれない……! 俺にとっては十年以上一緒に暮らしてきた家族みたいな存在だったのに……ッ!」
ようやく事情がわかった。
私たちをここに連れてきた馬の幽霊。
あれはニーグルさんの愛馬だったのだ。
盗賊に襲われ、馬は驚いて山道からニーグルさんもろとも転がり落ちてしまった。馬はその時に命を落としたけれど、ニーグルさんはまだ生きていた。
だから馬の幽霊は、誰かに助けを求めたのだ。
死んで魂だけになっても、愛する主人にだけは助かってほしくて。
……
「ちょっと待っててくださいね」
「は、はい?」
私は自らの亡骸のそばに立っている馬の幽霊に近づく。
馬の亡骸に触れてみると、まだ少しだけ温かさが残っている。
同じように斜面を滑り落ちたニーグルさんが生きているということは、この馬ももしかしたら……
「【最上位回復】」
馬の体を治してみる。
『……』
すると馬の幽霊の姿がちょっと薄れた。
効果はあったけど、これだけじゃ駄目なようだ。
それじゃあいっそ、こうしてみよう。
私は馬の幽霊の首のあたりを掴んで、重さを持たないその魂を――
「よいしょっと……」
『ヒヒィイイイイイイイイイイイン!?』
ぐいぐいとけがを治した馬の亡骸の中に押し込む。
すると、ぱかっ、と馬の亡骸が目を開けた。
『……!?』
そのまま立ち上がり、馬は信じられないような顔で私を見る。
ふう。
「無事に生き返りましたね」
「死んでいたはずの俺の馬がぁ――――!?」
ニーグルさんが絶叫を上げて馬に駆け寄った。
「そ、そんな馬鹿な……こいつは間違いなく死んでいたはず……!」
「馬の魂を中に戻してみたんです。まだ近くにいたので」
「そんな簡単に言っていいことではありませんよね!? あ、ああ、女神さまだ! あなたは女神様だ!」
ニーグルさんは涙を流しながら生き返った馬の首にすがりつく。
馬のほうも嬉しそうにニーグルさんに額をこすりつけようとしている。
ハルクさんが困惑したような顔で話しかけてきた。
「……セルビア。気のせいでなければ、まさか今死者をよみがえらせた……?」
「そうですね。そういうことになります」
「せ、聖女候補ってそんなこともできるのかい?」
「いえ、今回は例外です。いろいろと特別な条件が整っていましたから」
馬が死んだばかりだったこと。
強い未練があったため、馬の魂がすぐ近くにあったこと。
そういった状況だったからこそ、あんな無茶ができたのだ。
さすがに誰でも彼でも生き返らせることはできない……と思う。
「幽霊に触れるならいけるかと思って。うまくいって良かったです」
「普通は試そうとも思わないだろうけどね。本当にセルビアには常識が通じないなあ……」
呆れたようにハルクさんはそう言うのだった。
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