78 / 113
連載
堕ちた聖女
しおりを挟む
「この首飾りは、私の発する気配を抑えるためのものです。……もう必要ありませんわね」
手に持っていた首下がりをシャノンはぽい、と放り捨てる。
「気配を、抑える……?」
「ええ。あなたなら感じ取れるでしょう? 私に満ちる『あの方』の寵愛を」
「……魔神の妖気なら、嫌ってほど感じます」
正直、眩暈がするレベルだ。
ただの人間とは思えない。
「だからこそこの魔道具が必要だったのです。あなたに私の存在がバレると厄介でしたので」
かつて聖女だったシャノンだからこそできる対策だろう。
聖女候補の能力について彼女は知り尽くしているのだ。
「とまあ、そんな工夫のお陰でこうして衝撃の登場を演出できたわけです。
あ、ちなみにここまでの流れの元ネタは『白仮面の怪人』です。気付いてました?
ふふふ私あれ大好きですのよ。百五十年前の作品ですけど」
「……ふざけてるんですか?」
「久々の他人との会話を楽しんでるだけですわ」
シャノンはにこにこと笑っている。
「だいたい、どうしてあなたが生きているんですか!? あなたはずっと昔に処刑されたはずです!」
「私は『あの方』のお気に入りですから。それに私、ちゃんと死体ですのよ。ほら」
「――っ! つ、冷たい……?」
シャノンが倒れたままの私の頬に触れる。
その指はぞっとするほど冷たかった。
「そうです。血の通わない、動く死体。『あの方』の意思をまっとうするための手足。それが今の私です」
何てことのないように言ってシャノンは私から離れる。
あの方? お気に入り? 動く死体? ……一体どういうことなのか。
混乱をさらに深める私の前で、シャノンはふーむと顎に手を当てる。
「さて、何から話しましょうか……ま、見せてほうが簡単ですわね」
とん、とシャノンが靴で地面を叩く。
するとそれが合図になったかのように、真横の壁が下に引っ込んでいった。
隠し扉……?
そしてその向こうに見えるものに私は目を見開いた。
「な、何ですかあれ!?」
壁の奥には十人近い人影が立っている。
けれど立っているだけでびくりとも動かない。
「あれこそ私たちが魔力を集めていた本来の目的です」
「本来の目的……? でも、さっき魔力はロゼに渡すために集めたって」
「ああ、あれは嘘ですわ」
「う、嘘?」
あっさりと言ってのけたシャノンに私は唖然とする。
「ああ言ったほうがロゼに協力させやすかったんですのよ。
彼女の【土妖精】の魔術、本当に便利でしたわ。
さらう相手に一体つけておき、相手が一人になったときに知らせてくれる。
しかも小さいから目立たない。
気付いていませんでしたの? あなたにも、一体くっついていましたのよ」
土妖精。
ダンジョン実習の時にロゼが見せた改造魔術だ。
索敵に優れ、偵察先で得た情報を手元に残した個体で受け取ることができる。
(私がずっと感じていた視線はそれだったんですか……!)
どうりで私がパーティ会場の外に一人でいたとき、狙ったようにロゼが来たわけだ。
土妖精のサイズなら隠れるのも容易だろう。
そしてシャノンはその土妖精を利用するために、ロゼを騙していたのだ。
「なら、あなたたちの本当の目的は何なんですか!?」
私が問うとシャノンは懐から白い破片のようなものを取り出した。
「私たちの本当の目的は『これ』ですわ」
瞬間、シャノンの持つ杖が強く輝いた。
青い光が放たれ、シャノンがもう片方の手で持つ白い破片を包み込んでいく。
青い光は破片の周囲を覆い、形を変え――やがて人型へと変化する。
シャノンがうっとりするように告げた。
「優れた人材はどこにいるかわかりまして、セルビア?
――それは過去です。
人類の歴史には素晴らしい能力を持った者が大勢いました。
優れた剣士、優れた魔術師、優れた策士。
そういった人間を『呼び戻せば』、最高の部隊ができあがるのです」
「……!?」
青い光が収まったとき、そこにいたのは一人の男性だった。
ただし表情は虚ろで生気は一切感じない。
それを見てシャノンは満足げに微笑む。
「この男は、かつてシャレアの精鋭魔術部隊を壊滅させた騎士です。
その遺骨を核として魔力で肉付けし、『生ける屍』としてよみがえらせました。
『生ける屍』は術者の命令に絶対服従。
さらに私が作ったものは、生前の技術すら再現できます」
『…………』
シャノンが手をかざすと地面の土が盛り上がり、やがて剣へと変化する。
『生ける屍』と化した男性はその剣の柄を取り、その場で数度振ってみせる。
風を斬る音が遅れて聞こえるほどの剣速。
素人の私にもこの人物の剣技が凄まじいものだと理解できた。
「生前の強さを再現できる、過去の英雄をよみがえらせること……それがあなたの目的ですか」
「ええ。ま、それも過程の一つでしかありませんけれど」
にっこりと、あどけなさすら感じる笑みでシャノンはそう言った。
それからこう続ける。
「どうせ気になるでしょうから、さっさとネタばらしもしてしまいましょう。
計画の具体的な手順はこうです。
まず、私は一年前にこの街に来ました。
理由は二つ――魔力集めと、『彼女』の遺骨の回収です。『生ける屍』を作るにはその人物の体の一部が必要ですからね」
シャノンは仮面の剣士をちらりと見やる。
「彼女……?」
「ナギサ・スナシロと言えばわかりまして? 先代の『剣神』ですわ」
「――ッ!」
シャノンは仮面の剣士の顔に手をやり、その仮面を外す。
仮面の剣士の素顔は、生前は美人だったことを窺わせる女性のものだった。
意外なことに年齢もそこまで高くないように見える。
(……この女性が、先代『剣神』?)
五年前の時点でハルクさんを凌ぐ実力を持ち、街を襲った竜と刺し違えたという、あの?
シャノンは仮面をその女性につけ直しつつ言った。
「ふふ、彼女は長い人類の歴史の中でも、間違いなくトップクラスの強者です。
私の本当の目的のためには欠かせない存在ですのよ」
わずかに胸を張ってそう言うシャノン。
驚愕したままの私をよそにシャノンはさらに話を進める。
「シャノンの遺骨を手に入れた私は、次に賢者を殺しました。そして彼になりかわり、街の警備システムや人材を把握。
さらに街の研究者を使い、この魔力を溜める杖も開発させました。
後はさっきロゼが話した通りですわ。
相手が一人になったところを見計らい、土魔術でさらっていましたの」
「ま、待ってください! 今の話はおかしいです!」
「あらもしかしてその指摘、『推理令嬢シャーロットの沈黙』が元ネタですの? ふふふ中々のクオリティではありませんか」
「ああもう、わけのわからないことを言わないでください!」
さっきからやりにくくて仕方ない!
手に持っていた首下がりをシャノンはぽい、と放り捨てる。
「気配を、抑える……?」
「ええ。あなたなら感じ取れるでしょう? 私に満ちる『あの方』の寵愛を」
「……魔神の妖気なら、嫌ってほど感じます」
正直、眩暈がするレベルだ。
ただの人間とは思えない。
「だからこそこの魔道具が必要だったのです。あなたに私の存在がバレると厄介でしたので」
かつて聖女だったシャノンだからこそできる対策だろう。
聖女候補の能力について彼女は知り尽くしているのだ。
「とまあ、そんな工夫のお陰でこうして衝撃の登場を演出できたわけです。
あ、ちなみにここまでの流れの元ネタは『白仮面の怪人』です。気付いてました?
ふふふ私あれ大好きですのよ。百五十年前の作品ですけど」
「……ふざけてるんですか?」
「久々の他人との会話を楽しんでるだけですわ」
シャノンはにこにこと笑っている。
「だいたい、どうしてあなたが生きているんですか!? あなたはずっと昔に処刑されたはずです!」
「私は『あの方』のお気に入りですから。それに私、ちゃんと死体ですのよ。ほら」
「――っ! つ、冷たい……?」
シャノンが倒れたままの私の頬に触れる。
その指はぞっとするほど冷たかった。
「そうです。血の通わない、動く死体。『あの方』の意思をまっとうするための手足。それが今の私です」
何てことのないように言ってシャノンは私から離れる。
あの方? お気に入り? 動く死体? ……一体どういうことなのか。
混乱をさらに深める私の前で、シャノンはふーむと顎に手を当てる。
「さて、何から話しましょうか……ま、見せてほうが簡単ですわね」
とん、とシャノンが靴で地面を叩く。
するとそれが合図になったかのように、真横の壁が下に引っ込んでいった。
隠し扉……?
そしてその向こうに見えるものに私は目を見開いた。
「な、何ですかあれ!?」
壁の奥には十人近い人影が立っている。
けれど立っているだけでびくりとも動かない。
「あれこそ私たちが魔力を集めていた本来の目的です」
「本来の目的……? でも、さっき魔力はロゼに渡すために集めたって」
「ああ、あれは嘘ですわ」
「う、嘘?」
あっさりと言ってのけたシャノンに私は唖然とする。
「ああ言ったほうがロゼに協力させやすかったんですのよ。
彼女の【土妖精】の魔術、本当に便利でしたわ。
さらう相手に一体つけておき、相手が一人になったときに知らせてくれる。
しかも小さいから目立たない。
気付いていませんでしたの? あなたにも、一体くっついていましたのよ」
土妖精。
ダンジョン実習の時にロゼが見せた改造魔術だ。
索敵に優れ、偵察先で得た情報を手元に残した個体で受け取ることができる。
(私がずっと感じていた視線はそれだったんですか……!)
どうりで私がパーティ会場の外に一人でいたとき、狙ったようにロゼが来たわけだ。
土妖精のサイズなら隠れるのも容易だろう。
そしてシャノンはその土妖精を利用するために、ロゼを騙していたのだ。
「なら、あなたたちの本当の目的は何なんですか!?」
私が問うとシャノンは懐から白い破片のようなものを取り出した。
「私たちの本当の目的は『これ』ですわ」
瞬間、シャノンの持つ杖が強く輝いた。
青い光が放たれ、シャノンがもう片方の手で持つ白い破片を包み込んでいく。
青い光は破片の周囲を覆い、形を変え――やがて人型へと変化する。
シャノンがうっとりするように告げた。
「優れた人材はどこにいるかわかりまして、セルビア?
――それは過去です。
人類の歴史には素晴らしい能力を持った者が大勢いました。
優れた剣士、優れた魔術師、優れた策士。
そういった人間を『呼び戻せば』、最高の部隊ができあがるのです」
「……!?」
青い光が収まったとき、そこにいたのは一人の男性だった。
ただし表情は虚ろで生気は一切感じない。
それを見てシャノンは満足げに微笑む。
「この男は、かつてシャレアの精鋭魔術部隊を壊滅させた騎士です。
その遺骨を核として魔力で肉付けし、『生ける屍』としてよみがえらせました。
『生ける屍』は術者の命令に絶対服従。
さらに私が作ったものは、生前の技術すら再現できます」
『…………』
シャノンが手をかざすと地面の土が盛り上がり、やがて剣へと変化する。
『生ける屍』と化した男性はその剣の柄を取り、その場で数度振ってみせる。
風を斬る音が遅れて聞こえるほどの剣速。
素人の私にもこの人物の剣技が凄まじいものだと理解できた。
「生前の強さを再現できる、過去の英雄をよみがえらせること……それがあなたの目的ですか」
「ええ。ま、それも過程の一つでしかありませんけれど」
にっこりと、あどけなさすら感じる笑みでシャノンはそう言った。
それからこう続ける。
「どうせ気になるでしょうから、さっさとネタばらしもしてしまいましょう。
計画の具体的な手順はこうです。
まず、私は一年前にこの街に来ました。
理由は二つ――魔力集めと、『彼女』の遺骨の回収です。『生ける屍』を作るにはその人物の体の一部が必要ですからね」
シャノンは仮面の剣士をちらりと見やる。
「彼女……?」
「ナギサ・スナシロと言えばわかりまして? 先代の『剣神』ですわ」
「――ッ!」
シャノンは仮面の剣士の顔に手をやり、その仮面を外す。
仮面の剣士の素顔は、生前は美人だったことを窺わせる女性のものだった。
意外なことに年齢もそこまで高くないように見える。
(……この女性が、先代『剣神』?)
五年前の時点でハルクさんを凌ぐ実力を持ち、街を襲った竜と刺し違えたという、あの?
シャノンは仮面をその女性につけ直しつつ言った。
「ふふ、彼女は長い人類の歴史の中でも、間違いなくトップクラスの強者です。
私の本当の目的のためには欠かせない存在ですのよ」
わずかに胸を張ってそう言うシャノン。
驚愕したままの私をよそにシャノンはさらに話を進める。
「シャノンの遺骨を手に入れた私は、次に賢者を殺しました。そして彼になりかわり、街の警備システムや人材を把握。
さらに街の研究者を使い、この魔力を溜める杖も開発させました。
後はさっきロゼが話した通りですわ。
相手が一人になったところを見計らい、土魔術でさらっていましたの」
「ま、待ってください! 今の話はおかしいです!」
「あらもしかしてその指摘、『推理令嬢シャーロットの沈黙』が元ネタですの? ふふふ中々のクオリティではありませんか」
「ああもう、わけのわからないことを言わないでください!」
さっきからやりにくくて仕方ない!
5
お気に入りに追加
12,209
あなたにおすすめの小説

強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは

聖女の私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
重田いの
ファンタジー
聖女である私が追放されたらお父さんも一緒についてきちゃいました。
あのお、私はともかくお父さんがいなくなるのは国としてマズイと思うのですが……。
よくある聖女追放ものです。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

【短編】追放された聖女は王都でちゃっかり暮らしてる「新聖女が王子の子を身ごもった?」結界を守るために元聖女たちが立ち上がる
みねバイヤーン
恋愛
「ジョセフィーヌ、聖なる力を失い、新聖女コレットの力を奪おうとした罪で、そなたを辺境の修道院に追放いたす」謁見の間にルーカス第三王子の声が朗々と響き渡る。
「異議あり!」ジョセフィーヌは間髪を入れず意義を唱え、証言を述べる。
「証言一、とある元聖女マデリーン。殿下は十代の聖女しか興味がない。証言二、とある元聖女ノエミ。殿下は背が高く、ほっそりしてるのに出るとこ出てるのが好き。証言三、とある元聖女オードリー。殿下は、手は出さない、見てるだけ」
「ええーい、やめーい。不敬罪で追放」
追放された元聖女ジョセフィーヌはさっさと王都に戻って、魚屋で働いてる。そんな中、聖女コレットがルーカス殿下の子を身ごもったという噂が。王国の結界を守るため、元聖女たちは立ち上がった。

聖女なのに王太子から婚約破棄の上、国外追放って言われたけど、どうしましょう?
もふっとしたクリームパン
ファンタジー
王城内で開かれたパーティーで王太子は宣言した。その内容に聖女は思わず声が出た、「え、どうしましょう」と。*世界観はふわっとしてます。*何番煎じ、よくある設定のざまぁ話です。*書きたいとこだけ書いた話で、あっさり終わります。*本編とオマケで完結。*カクヨム様でも公開。
結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」
「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」
「ま、まってくださ……!」
「誰が待つかよバーーーーーカ!」
「そっちは危な……っあ」

宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。

投獄された聖女は祈るのをやめ、自由を満喫している。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「偽聖女リーリエ、おまえとの婚約を破棄する。衛兵、偽聖女を地下牢に入れよ!」
リーリエは喜んだ。
「じゆ……、じゆう……自由だわ……!」
もう教会で一日中祈り続けなくてもいいのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。