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クリムゾンボアのステーキ
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「着いたぞ。ここが今俺の暮らしてる場所だ」
ミリルを連れて拠点に入る。
「こ、ここをクレイ様が作ったんですか? 一から……?」
ミリルが目を丸くしつつ、きょろきょろと周囲を見回す。
「クレイ様、あれは何ですか?」
「火起こしゴーレムと薪割りゴーレムだ。あいつらが自動で火を起こしてくれる」
「あちらは」
「水汲みゴーレム。貯水壺の残量が少なくなったら、自動で川まで水を汲みに行ってくれる」
拠点を見回して尋ねてくるミリルに色々答える。
するとミリルは目を輝かせた。
「す、凄いです。自らが手を動かさずにこんなことができるなんて……さすがクレイ様ですね!」
「ゴーレム魔術はこういうのに向いてるからな」
「それを扱うクレイ様が凄いんです!」
「あ、ああ。ありがとう」
ストレートに褒められて少し照れくさい。
宮廷でこんな風に扱われたことはなかった。嬉しくはあるが、どんな顔をしていいのかわからなくなる。
「あちらの巨大な塔は何ですか?」
「スピカの両親が住んでるんだ。今はいないみたいだけどな」
そんなやり取りをしながら家に入る。
魔術でミリルのぶんの椅子を作ってからテーブルをはさんで向かい合う。
「……それで、話の続きだ。ミリルはどうしてここに?」
改めて俺はミリルに尋ねた。
ミリルは静かに語り始める。
「先日、宮廷からクレイ様が去ったという話を聞きました。宮廷魔術師団長様は、クレイ様が悪事に手を染めたからと言っていましたけど……私には信じられませんでした」
彼女の話をまとめると。
ミリルは俺が宮廷から追放されたことを知った。
それが信じられず色々な人に話を聞くも、伝えられるのは俺の悪評ばかり。
いてもたってもいられなくなったミリルは俺を追うためにメイドをやめ、宮廷を飛び出した。
「宮廷で働いていれば、クレイ様がどれだけ凄い方なのかは嫌でもわかります。なのにクレイ様を追放するなんて信じられません!」
不満をありありと表情に出して言うミリル。
「そう言ってもらえるのは嬉しい。けど、それがどうしてメイドを辞めて俺を追いかけるなんて話になるんだ?」
「それはその……」
ミリルは視線を泳がせ、こんなことを言う。
「ええと、私はクレイ様を尊敬していますので、何かお役に立てればと駆け付けた次第です。いきなり宮廷を追い出され、お困りではないかと思いまして……ご迷惑でしたでしょうか?」
不安そうに尋ねてくるミリル。
「迷惑とまでは言わないが……」
俺とミリルは特に親しかったわけでもないし、いくら俺が宮廷を追い出されたからってこんな森の中まで来るのは不自然だ。
何か別の事情があるんじゃないか、とすら思える。
……まさか俺を宮廷へと連れ戻しに来た刺客じゃないだろうな。
「……」
「あの、クレイ様?」
大体宮廷で男性人気ぶっちぎりだったこの美人メイドが俺を追いかけてくるなんて、都合がよすぎる。
だんだん疑わしくなってきた。
……と。
『キュアアア!』
外からアルティたちの鳴き声が聞こえた。
どうかしたんだろうか。
外に出て様子を見る。
「うおっ、何だこのでかいイノシシ!」
『キュアア』
家の前に置かれていたのは毛皮の焦げたイノシシ型の魔物だった。
どうやらアルティたちが仕留めてきたらしい。
いないと思ったら、狩りに出ていたのか。
『キュアッ』
アルティがぐいっとそれをこっちに押してくる。
「くれるのか?」
『キュア』
「でも、お前たちが獲ってきたんだろ?」
『キュア、キュアッ』
あ、よく見るともう一匹いるな。
あれか。獲ったはいいが食べきれないからおすそ分けしてやる、みたいな感じか。
魔物とはいえ……肉だ。
正直最近魚ばかりだったし、肉を食べたい気持ちはある。
でもなあ。俺、さすがに解体とかはよくわからんぞ。
「これ、クリムゾンボアですか? 立派なサイズですね」
ひょこっと顔をのぞかせたミリルがそんなことを言う。
「サイズが大きいのはいいが、捌けないんじゃなあ」
「よかったら私がやりましょうか?」
「え? できるのか?」
「はい。できますよ。ただ、どうしても力が必要になるので、クレイ様のゴーレムに少し力を貸してほしいんですが」
こともなげにミリルがそんなことを言う。
ミリルがここにいる理由はいまだに納得がいっていない。
だが……それはそれとして肉は食いたい!
「……わかった。それじゃあ、よろしく頼む」
「わかりました! それじゃあ準備しますね!」
「準備?」
ミリルは自分の荷物を開け、中からメイド服を取り出す。
「……そのメイド服が準備になるのか?」
「メイドですので、これを着ないと本気が出せません」
「ええ……」
何だその理屈。
さて、そんなやり取りがあった数時間後。
「お待たせいたしました、クレイ様! 召し上がってください!」
「……マジか、これ」
たき火のそばに用意した石製のテーブル。
そこには湯気を立てるクリムゾンボアのステーキとシチューが並んでいる。
ステーキからは近くにいるだけで腹が鳴りだしそうなほど、香ばしい脂の匂いが漂ってくる。
う、美味そうすぎる……!
石製ナイフとフォークでステーキを切り分け、口に運ぶ。
「……!」
うおおおおおお。
電流が脳内を駆け抜けた。
分厚い肉は噛めば噛むほど甘い脂が溢れてくる。魔物の肉は癖があるというが、下処理が完璧すぎて臭みはまったくない。
火がよく通り、表面はぱりぱり、中はジューシーに焼き上がっている。
「う、美味い……」
「お口に合いましたか?」
「ああ! とんでもなく美味いよ、これ! よくこんなものが作れるな」
「調味料も調理器具も、きちんと持ってきましたので」
と、木製の筒や小さめの鉄鍋を手に取り言うミリル。
……そう。
ミリルはやたらでかい荷物を持っていたが、その中身のほとんどが料理のためのものだったのだ。
「コショウ、サフラン、ナツメグ、シナモン……もろもろ揃っております」
「……よくもまあ、そんなものを。サフランとか高級品じゃなかったか?」
「辞職前、宮廷の厨房から失敬しました」
「おい」
「冗談です。私の私物です。休日には料理の研究なんかもしておりましたので」
何だ、冗談か。
まあ、別に宮廷のものを持ち出していても別に俺はいいんだが。
それにしても……これだけの料理を作れるからには、よほど研究したんだろう。
そういえばこんな話を聞いたことがあるな。
ミリルは外見を気に入られて、王子の一人が専属メイドにしようとした。しかし宮廷のコック、馬丁、庭師なんかが猛反対して渡さなかった。なぜなら彼女はあらゆる仕事をこなすハイスペック万能メイドだったから――
そんな噂だ。
クリムゾンボアを解体した手際も見事だったし、実話なのかもしれない。
「ミリルは食べないのか?」
「私はメイドですから、ご一緒するのは」
「こんな場所でメイドも何もないだろ。っていうかお前、仕事やめたんじゃないのか?」
「それはそうですが……では、その、失礼します」
ぎこちなくテーブルの自分のぶんの食事を並べ、食べ始めるミリル。
と、不意にミリルが顔をしかめた。
「痛っ……」
「どうした?」
「いえ、大したことではないのですが」
「見せてみろ」
「本当に大丈夫です」
「いいから」
「……はい」
ミリルの手を取ると、そこにはいくつも切り傷ができていた。
これ……解体や調理でできた傷じゃなさそうだな。
気になったのでメイド服の袖をめくると、腕にもいくつかひっかいたような傷があった。
「この傷、どうしたんだ?」
「その……森の中を移動している時に、少し」
あー……確かにとがった枝とか多いからな。
俺はゴーレムに先行させてそういうのは全部折ってたから気にならなかったが。
俺は行商からもらった傷薬をミリルの手や腕に塗っていく。
「……すみません。お手数をおかけして」
「別にこのくらいは構わないが……なあ、何でそこまでするんだ?」
「そこまで、というのは」
「こんな傷を負ってまで俺を追ってきた理由だよ。別に途中で引き返したってよかっただろ」
確かミリルはまる一日森の中をさまよったと言っていた。
優秀とはいえただのメイドが、大荷物を抱えて。
相当怖い思いをしたんじゃないだろうか。
ミリルは視線を落として言った。
「……私はクレイ様に恩があります。それを返すためなら、このくらい何でもありません」
「……俺、お前に何かしたか?」
全然覚えてないんだが。
「クレイ様にとっては大したことではなかったかもしれません。ですが、私にとっては重要なことだったんです」
「ふうん……」
覚えていないのでピンと来ない。
だが、それがミリルにとって重要だったことは伝わる。
そうでなければ、仕事を辞めて、そのうえ危険を冒してまで俺を追おうとはしないだろう。
「悪かったな」
「え?」
「いや、正直言ってミリルのことを少し疑ってたから。何か裏でもあるんじゃないかと」
「……仕方ないと思います。クレイ様が宮廷で受けた仕打ちを思えば」
「でも、その必要はないとわかった。……これから一緒にいてくれるか? 正直言うが、ミリルの料理がまた食いたい」
俺が言うと、ミリルはぱあっと笑みを浮かべた。
「わかりました! 毎日美味しい料理を作りますねっ!」
「ああ、よろしく頼む」
……そんなわけで。
万能メイドのミリルが、新メンバーに加わった。
ミリルを連れて拠点に入る。
「こ、ここをクレイ様が作ったんですか? 一から……?」
ミリルが目を丸くしつつ、きょろきょろと周囲を見回す。
「クレイ様、あれは何ですか?」
「火起こしゴーレムと薪割りゴーレムだ。あいつらが自動で火を起こしてくれる」
「あちらは」
「水汲みゴーレム。貯水壺の残量が少なくなったら、自動で川まで水を汲みに行ってくれる」
拠点を見回して尋ねてくるミリルに色々答える。
するとミリルは目を輝かせた。
「す、凄いです。自らが手を動かさずにこんなことができるなんて……さすがクレイ様ですね!」
「ゴーレム魔術はこういうのに向いてるからな」
「それを扱うクレイ様が凄いんです!」
「あ、ああ。ありがとう」
ストレートに褒められて少し照れくさい。
宮廷でこんな風に扱われたことはなかった。嬉しくはあるが、どんな顔をしていいのかわからなくなる。
「あちらの巨大な塔は何ですか?」
「スピカの両親が住んでるんだ。今はいないみたいだけどな」
そんなやり取りをしながら家に入る。
魔術でミリルのぶんの椅子を作ってからテーブルをはさんで向かい合う。
「……それで、話の続きだ。ミリルはどうしてここに?」
改めて俺はミリルに尋ねた。
ミリルは静かに語り始める。
「先日、宮廷からクレイ様が去ったという話を聞きました。宮廷魔術師団長様は、クレイ様が悪事に手を染めたからと言っていましたけど……私には信じられませんでした」
彼女の話をまとめると。
ミリルは俺が宮廷から追放されたことを知った。
それが信じられず色々な人に話を聞くも、伝えられるのは俺の悪評ばかり。
いてもたってもいられなくなったミリルは俺を追うためにメイドをやめ、宮廷を飛び出した。
「宮廷で働いていれば、クレイ様がどれだけ凄い方なのかは嫌でもわかります。なのにクレイ様を追放するなんて信じられません!」
不満をありありと表情に出して言うミリル。
「そう言ってもらえるのは嬉しい。けど、それがどうしてメイドを辞めて俺を追いかけるなんて話になるんだ?」
「それはその……」
ミリルは視線を泳がせ、こんなことを言う。
「ええと、私はクレイ様を尊敬していますので、何かお役に立てればと駆け付けた次第です。いきなり宮廷を追い出され、お困りではないかと思いまして……ご迷惑でしたでしょうか?」
不安そうに尋ねてくるミリル。
「迷惑とまでは言わないが……」
俺とミリルは特に親しかったわけでもないし、いくら俺が宮廷を追い出されたからってこんな森の中まで来るのは不自然だ。
何か別の事情があるんじゃないか、とすら思える。
……まさか俺を宮廷へと連れ戻しに来た刺客じゃないだろうな。
「……」
「あの、クレイ様?」
大体宮廷で男性人気ぶっちぎりだったこの美人メイドが俺を追いかけてくるなんて、都合がよすぎる。
だんだん疑わしくなってきた。
……と。
『キュアアア!』
外からアルティたちの鳴き声が聞こえた。
どうかしたんだろうか。
外に出て様子を見る。
「うおっ、何だこのでかいイノシシ!」
『キュアア』
家の前に置かれていたのは毛皮の焦げたイノシシ型の魔物だった。
どうやらアルティたちが仕留めてきたらしい。
いないと思ったら、狩りに出ていたのか。
『キュアッ』
アルティがぐいっとそれをこっちに押してくる。
「くれるのか?」
『キュア』
「でも、お前たちが獲ってきたんだろ?」
『キュア、キュアッ』
あ、よく見るともう一匹いるな。
あれか。獲ったはいいが食べきれないからおすそ分けしてやる、みたいな感じか。
魔物とはいえ……肉だ。
正直最近魚ばかりだったし、肉を食べたい気持ちはある。
でもなあ。俺、さすがに解体とかはよくわからんぞ。
「これ、クリムゾンボアですか? 立派なサイズですね」
ひょこっと顔をのぞかせたミリルがそんなことを言う。
「サイズが大きいのはいいが、捌けないんじゃなあ」
「よかったら私がやりましょうか?」
「え? できるのか?」
「はい。できますよ。ただ、どうしても力が必要になるので、クレイ様のゴーレムに少し力を貸してほしいんですが」
こともなげにミリルがそんなことを言う。
ミリルがここにいる理由はいまだに納得がいっていない。
だが……それはそれとして肉は食いたい!
「……わかった。それじゃあ、よろしく頼む」
「わかりました! それじゃあ準備しますね!」
「準備?」
ミリルは自分の荷物を開け、中からメイド服を取り出す。
「……そのメイド服が準備になるのか?」
「メイドですので、これを着ないと本気が出せません」
「ええ……」
何だその理屈。
さて、そんなやり取りがあった数時間後。
「お待たせいたしました、クレイ様! 召し上がってください!」
「……マジか、これ」
たき火のそばに用意した石製のテーブル。
そこには湯気を立てるクリムゾンボアのステーキとシチューが並んでいる。
ステーキからは近くにいるだけで腹が鳴りだしそうなほど、香ばしい脂の匂いが漂ってくる。
う、美味そうすぎる……!
石製ナイフとフォークでステーキを切り分け、口に運ぶ。
「……!」
うおおおおおお。
電流が脳内を駆け抜けた。
分厚い肉は噛めば噛むほど甘い脂が溢れてくる。魔物の肉は癖があるというが、下処理が完璧すぎて臭みはまったくない。
火がよく通り、表面はぱりぱり、中はジューシーに焼き上がっている。
「う、美味い……」
「お口に合いましたか?」
「ああ! とんでもなく美味いよ、これ! よくこんなものが作れるな」
「調味料も調理器具も、きちんと持ってきましたので」
と、木製の筒や小さめの鉄鍋を手に取り言うミリル。
……そう。
ミリルはやたらでかい荷物を持っていたが、その中身のほとんどが料理のためのものだったのだ。
「コショウ、サフラン、ナツメグ、シナモン……もろもろ揃っております」
「……よくもまあ、そんなものを。サフランとか高級品じゃなかったか?」
「辞職前、宮廷の厨房から失敬しました」
「おい」
「冗談です。私の私物です。休日には料理の研究なんかもしておりましたので」
何だ、冗談か。
まあ、別に宮廷のものを持ち出していても別に俺はいいんだが。
それにしても……これだけの料理を作れるからには、よほど研究したんだろう。
そういえばこんな話を聞いたことがあるな。
ミリルは外見を気に入られて、王子の一人が専属メイドにしようとした。しかし宮廷のコック、馬丁、庭師なんかが猛反対して渡さなかった。なぜなら彼女はあらゆる仕事をこなすハイスペック万能メイドだったから――
そんな噂だ。
クリムゾンボアを解体した手際も見事だったし、実話なのかもしれない。
「ミリルは食べないのか?」
「私はメイドですから、ご一緒するのは」
「こんな場所でメイドも何もないだろ。っていうかお前、仕事やめたんじゃないのか?」
「それはそうですが……では、その、失礼します」
ぎこちなくテーブルの自分のぶんの食事を並べ、食べ始めるミリル。
と、不意にミリルが顔をしかめた。
「痛っ……」
「どうした?」
「いえ、大したことではないのですが」
「見せてみろ」
「本当に大丈夫です」
「いいから」
「……はい」
ミリルの手を取ると、そこにはいくつも切り傷ができていた。
これ……解体や調理でできた傷じゃなさそうだな。
気になったのでメイド服の袖をめくると、腕にもいくつかひっかいたような傷があった。
「この傷、どうしたんだ?」
「その……森の中を移動している時に、少し」
あー……確かにとがった枝とか多いからな。
俺はゴーレムに先行させてそういうのは全部折ってたから気にならなかったが。
俺は行商からもらった傷薬をミリルの手や腕に塗っていく。
「……すみません。お手数をおかけして」
「別にこのくらいは構わないが……なあ、何でそこまでするんだ?」
「そこまで、というのは」
「こんな傷を負ってまで俺を追ってきた理由だよ。別に途中で引き返したってよかっただろ」
確かミリルはまる一日森の中をさまよったと言っていた。
優秀とはいえただのメイドが、大荷物を抱えて。
相当怖い思いをしたんじゃないだろうか。
ミリルは視線を落として言った。
「……私はクレイ様に恩があります。それを返すためなら、このくらい何でもありません」
「……俺、お前に何かしたか?」
全然覚えてないんだが。
「クレイ様にとっては大したことではなかったかもしれません。ですが、私にとっては重要なことだったんです」
「ふうん……」
覚えていないのでピンと来ない。
だが、それがミリルにとって重要だったことは伝わる。
そうでなければ、仕事を辞めて、そのうえ危険を冒してまで俺を追おうとはしないだろう。
「悪かったな」
「え?」
「いや、正直言ってミリルのことを少し疑ってたから。何か裏でもあるんじゃないかと」
「……仕方ないと思います。クレイ様が宮廷で受けた仕打ちを思えば」
「でも、その必要はないとわかった。……これから一緒にいてくれるか? 正直言うが、ミリルの料理がまた食いたい」
俺が言うと、ミリルはぱあっと笑みを浮かべた。
「わかりました! 毎日美味しい料理を作りますねっ!」
「ああ、よろしく頼む」
……そんなわけで。
万能メイドのミリルが、新メンバーに加わった。
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