1 / 3
一話
プロローグ
しおりを挟む
これはある普通の平凡的な女子高生の物語。渡辺三咲(わたなべみさき)高校3年生顔も普通、体型も普通、頭の良さも普通。何をとっても普通!The普通!と言った感じで、特になんにもない空っぽ人間。
まぁ、1つあるとしたら…
「ねぇ!!三咲?話聞いてる?」
部活帰り夕日が照らす中一緒に登下校していた友達の奈々が拗ねた顔でこちらを見てきた。
そもそも部活で疲れて話す気も私はないんだけどなぁ…。。
「えっと…なんだっけ?ごめんごめん聞いてなかったや」
「だーかーらー!三咲って恋したことあんの?いつも部活してバイトしてって恋愛してるとこみたことないし??」
目を輝かせて興味津々な面持ちをしている奈々。それに対して私は、
……なんでそんなこと聞きたがるのかなこの子は…あぁ、女の子特有の聞くだけ聞いてみんなに言いふらすやつか。
私の恋愛話なんてただネタにしたいだけでしょ。
少し苦い顔をした三咲は、奈々にこう言った。
「私には恋愛とか似合わないし…?それよりも奈々はどーなの?最近彼氏とは上手くいってんの?」
私の恋愛なんて言える話でもないし?てか自分の恋愛話なんてまず人にしたくないし…。
「あー…別れちゃったんだよね…てか!三咲には初恋とかないの?もう高校生なんだし?初恋くらいあるでしょ!」
少し悲しい顔をした後それを振り切るかのように次の話をし始めた奈々。
あぁ、また別れたのか。
ほんと奈々を見てると青春っていうか、恋愛楽しんでるなぁって思う。
「え?そうだったの?なんかごめんね…。初恋かぁ…もう随分前のことだし覚えてないや!あはは…」
覚えてないってよりかは、
どれが初恋なのかあまりわからないだけなのかもしれないけど…。
「あっ、じゃあ私こっちだからまたね!」
奈々との家は反対方向。
恋愛の話はしたくもないしちょうど良かった。
「えー!また学校で聞かせてね!!またね!」
まだ話し足りなそうな感じでいた奈々。お互い手を振ってそのまま家に帰ることにした。
家に帰り寝る準備を終えてベットに顔を疼くめた。
「初恋…かぁ…」
それだけ呟きぼーっとして、
私の初恋とか正直どうでもいい。
ただ…
少しだけ、ほんの少しだけ
悲しい気持ちと、懐かしい気持ちがした。
まぁ、1つあるとしたら…
「ねぇ!!三咲?話聞いてる?」
部活帰り夕日が照らす中一緒に登下校していた友達の奈々が拗ねた顔でこちらを見てきた。
そもそも部活で疲れて話す気も私はないんだけどなぁ…。。
「えっと…なんだっけ?ごめんごめん聞いてなかったや」
「だーかーらー!三咲って恋したことあんの?いつも部活してバイトしてって恋愛してるとこみたことないし??」
目を輝かせて興味津々な面持ちをしている奈々。それに対して私は、
……なんでそんなこと聞きたがるのかなこの子は…あぁ、女の子特有の聞くだけ聞いてみんなに言いふらすやつか。
私の恋愛話なんてただネタにしたいだけでしょ。
少し苦い顔をした三咲は、奈々にこう言った。
「私には恋愛とか似合わないし…?それよりも奈々はどーなの?最近彼氏とは上手くいってんの?」
私の恋愛なんて言える話でもないし?てか自分の恋愛話なんてまず人にしたくないし…。
「あー…別れちゃったんだよね…てか!三咲には初恋とかないの?もう高校生なんだし?初恋くらいあるでしょ!」
少し悲しい顔をした後それを振り切るかのように次の話をし始めた奈々。
あぁ、また別れたのか。
ほんと奈々を見てると青春っていうか、恋愛楽しんでるなぁって思う。
「え?そうだったの?なんかごめんね…。初恋かぁ…もう随分前のことだし覚えてないや!あはは…」
覚えてないってよりかは、
どれが初恋なのかあまりわからないだけなのかもしれないけど…。
「あっ、じゃあ私こっちだからまたね!」
奈々との家は反対方向。
恋愛の話はしたくもないしちょうど良かった。
「えー!また学校で聞かせてね!!またね!」
まだ話し足りなそうな感じでいた奈々。お互い手を振ってそのまま家に帰ることにした。
家に帰り寝る準備を終えてベットに顔を疼くめた。
「初恋…かぁ…」
それだけ呟きぼーっとして、
私の初恋とか正直どうでもいい。
ただ…
少しだけ、ほんの少しだけ
悲しい気持ちと、懐かしい気持ちがした。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃった件
楠富 つかさ
恋愛
久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃうし、なんなら恋人にもなるし、果てには彼女のために職場まで変える。まぁ、愛の力って偉大だよね。
※この物語はフィクションであり実在の地名は登場しますが、人物・団体とは関係ありません。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる