3 / 33
3
しおりを挟む
どうやら、グレン達の一行は村の外で野営をする事にしたらしい。ランプの光が、ちらちらと幾つか揺れているのが遠目からでも分かる。何となくそれらを眺めていると、不意に右肩に重みがかかりビクリと身体が震えてしまった。驚きに振り返れば、穏やかに微笑むグレンがいる。
「申し訳ございません。驚かせてしまいましたか」
「なんだ、グレンさんですか」
「そのような堅苦しい呼び方はお止めください。グレンと呼び捨ててくださって結構です」
「そう言うわけには……」
出会ったばかりの相手を呼び捨てるのは気が引ける。首を振ると、彼は残念だと笑った。けれど、言葉の割に呼び名に興味はなさそうだ。
改めて、月明かりの下で見るグレンの顔立ちは整っていた。睫毛は頬に影を落とすほどで、その奥にある赤い瞳は透き通るような色合いをしている。目鼻立ちのくっきりとした美丈夫だ。日本であれば、モデルとして表紙を飾れそうだった。
つい、じっと眺めてしまっていたらしい。気付いた時には、彼は眉を下げて少し困ったような表情をしていた。照れくささを感じて目を逸らし、気になっていたことを聞くためにおずおずと口を開く。
「……質問をしても構いませんか」
「ええ、何なりと」
「どうして勇者が必要なんですか。それに、俺には特別な力なんてありませんよ」
「お気づきになっていないだけで、貴方には力がありますよ。勇者の剣が導いた先に、貴方はいたのですから」
「導いた……?」
グレンは腰元に手を伸ばすと、そこに下げられた帯剣を撫ぜた。
「貴方に出会ってから、剣は沈黙しています。それこそが貴方が勇者である証です」
グレンの腰元に目を向けると、意外にも質素な剣が下げられていた。もっと華美なものを想像していたが、実戦で使うのなら勝手が良い方が優先されるのだろうか。
俺の視線に気づいたのか、グレンは顔を上げた。
「これは、かつて魔王を打ち倒したとされる剣なのです。その祖先は、今や国の象徴として民から慕われています」
昔起きたと言われる戦争の立役者を勇者と呼ぶらしい。でも、それならと口を開いた。
「彼らでは駄目なんですか?」
「……最もな疑問ですね。しかし、彼らは敬われるうちに戦うことを忘れてしまった。そんな彼らを剣は選ばなかったんです」
魔王や国について聞きたいことは沢山ある。けれど、それを問う前に、馬の嘶きと怒号が聞こえてきた。地震のように足元が揺らいでふらついてしまうが、グレンが支えてくれたので転ぶことはなかった。
「ああ、動きを読まれていましたか」
「何が起こって」
ここからでも、剣戟の音が聞こえてくる。動揺する俺を他所に、グレンは落ち着いた様子で「ぶつかったな」と零していた。
「私が勇者様を見つけたことを悟られたのでしょう。この場で私と貴方を殺すために兵を差し向けたのですよ」
俺としても混乱していて、更に言葉を投げつけようと口を開いた。けれど、それを音にする前に、グレンに引き寄せられて喉奥に引っ込む。背を撫ぜるような熱風を感じ、次いでチリッと髪の燃える臭いがした。焦げ臭さが鼻を突く。
「ここは最早、戦場となっています。背後には気をつけてくださいね」
視線だけで後ろを伺うと、真っ黒な塊が転がっていた。元がなんであったのか、聞かずともわかってしまい思わずグレンにしがみついてしまう。
何時の間にか辺りは悲鳴と、頭痛を催すほどの血の匂いに満ちていた。一番初めに剣を交えた彼らは、殺されてしまったのだろうか。
瞬く間に、兵の波が此方に迫ってくる。その先頭には、額から角を生やした男が厳しい面をして立っていた。巨躯の男は、吼えるようにして叫ぶ。
「グレン=ブラッドリー! 何処だっ、殺してやる!!」
「おや、私をご指名のようだ」
怒りに満ち満ちた声に怯えもせず、グレンは肩を竦めると俺をちらりと見た。何をするのかと身構える俺に、グレンは目を細める。そのまま片手を上げると、自分の位置を知らせるように掌から魔力を放出した。紫色の光が、まるで火柱のように天を貫く。
その一瞬で、敵も味方の視線もグレンに引き寄せられた。敵意に満ちた視線が肌に突き刺さり息が詰まるが、当の本人は涼しい顔で唇を薄く裂いた。
「そんなに鳴かずとも聞こえますよ」
「貴様ァァァ!! この顔を忘れたとは言わせんぞ!」
「貴方のような方は他にもいらっしゃるので、残念ながら記憶にはありませんね」
真っ向から向けられる殺気をグレンが鼻で笑うと、相手の男はぶわりと毛を逆立てた。
「俺の息子を殺しておいて覚えていないと言うのか!!」
「ええ。ですから、そうだと言っています」
「貴様だけは赦さんぞ……っ!」
「構いませんよ。赦してほしいと頼んだ覚えもありませんので」
勢い良く振り上げられた凶刃を翻し、グレンはがら空きになった男の背を蹴り飛ばした。体勢を崩した男は地面に衝突する前に受け身を取ると、そのまま流れるような動きで斬りかかる。けれど、グレンは重心を傾けるだけで、あっさりと交わしてしまった。そんなグレンを、男は憎々しげに睨みつける。対して、グレンは汗ひとつ浮かばせず、穏やかに微笑んだ。
「冷静さを欠いてしまえば、殺せるものも殺せませんよ」
「お前だけは絶対に……っ!」
「……先程から、まるで被害者のような振る舞いですが、そちらも同胞を何人か殺したではありませんか」
「それは……っ!!」
「ああ、もう耳障りなので黙っていて頂けますか」
その訴えを聞くことなく、グレンは男の首を掴んだ。男の身体から紫色の煙が立ち上り、咆哮に似た叫びが辺りを震わせた。それは徐々に小さくなり、あとに残ったのはミイラのように干乾びたものだ。
一瞬の静寂の後、怒りも露わに押し寄せてくる兵の波と、怖気づいて戦線を離脱する者とで騒然とする。砂埃が巻き上がり、敵なのか味方なのか判別すらつかない乱戦へと変わった。
すぐ傍で、どさりと重たいものが倒れる音がする。自分の乱れた呼吸音が大きく聞こえて、警報を響かせるように頭痛が酷くなった。
「勇者様」
押し寄せる吐き気を堪えながらグレンを見ると、彼はいっそ優しいとも言える笑みを浮かべてみせた。グレンは腰に下げていた剣を、俺の胸に押し付ける。
「本当はきちんと手筈を踏む予定だったのですが、そうも言っていられませんからね。……貴方ならば、鞘から剣を抜くことができるはずです」
「……剣を」
「魔族の身体能力は高い。このままでは、私たちが負けることもあり得ます。そうなれば、背後にある村は踏み潰されるでしょう」
グレンの言葉に、村の人々の顔が浮かぶ。突然現れた俺にすら親切にしてくれて、元の世界では得られなかった温かみを彼らは教えてくれた。そんな彼らが痛みに泣くようなことは絶対にさせてはいけないと強く思う。
剣を抜けば、人を殺すことになる。抜かなければ、村の人たちを見殺しにすることになるだろう。どちらも嫌で、けれど両方を折り合わせる時間などないことは分かりきっていた。
血の臭いと間近で響く剣戟に、思考が引っ掻き回される。うまく纏められなくて、頭を抱えて蹲りたくなった。けれど、こちらを射抜くように見るグレンの視線に縫い止められ、足を折ることもできない。
震える手を、柄へと伸ばす。指先にまで力を込めると、手の中に確かな硬さを感じた。そのまま、ぐっと力を込めて引き抜く。けれど、それは思いの外あっさりと抜けて、全体が顕になった。鈍く輝く刀身が、冷たい月光に舐められて不気味に光る。
「勇者様の背は私がお守り致します。さあ、行きましょうか」
喜色の滲んだ声音に誘われるまま、俺は強く剣を握りしめた。
「申し訳ございません。驚かせてしまいましたか」
「なんだ、グレンさんですか」
「そのような堅苦しい呼び方はお止めください。グレンと呼び捨ててくださって結構です」
「そう言うわけには……」
出会ったばかりの相手を呼び捨てるのは気が引ける。首を振ると、彼は残念だと笑った。けれど、言葉の割に呼び名に興味はなさそうだ。
改めて、月明かりの下で見るグレンの顔立ちは整っていた。睫毛は頬に影を落とすほどで、その奥にある赤い瞳は透き通るような色合いをしている。目鼻立ちのくっきりとした美丈夫だ。日本であれば、モデルとして表紙を飾れそうだった。
つい、じっと眺めてしまっていたらしい。気付いた時には、彼は眉を下げて少し困ったような表情をしていた。照れくささを感じて目を逸らし、気になっていたことを聞くためにおずおずと口を開く。
「……質問をしても構いませんか」
「ええ、何なりと」
「どうして勇者が必要なんですか。それに、俺には特別な力なんてありませんよ」
「お気づきになっていないだけで、貴方には力がありますよ。勇者の剣が導いた先に、貴方はいたのですから」
「導いた……?」
グレンは腰元に手を伸ばすと、そこに下げられた帯剣を撫ぜた。
「貴方に出会ってから、剣は沈黙しています。それこそが貴方が勇者である証です」
グレンの腰元に目を向けると、意外にも質素な剣が下げられていた。もっと華美なものを想像していたが、実戦で使うのなら勝手が良い方が優先されるのだろうか。
俺の視線に気づいたのか、グレンは顔を上げた。
「これは、かつて魔王を打ち倒したとされる剣なのです。その祖先は、今や国の象徴として民から慕われています」
昔起きたと言われる戦争の立役者を勇者と呼ぶらしい。でも、それならと口を開いた。
「彼らでは駄目なんですか?」
「……最もな疑問ですね。しかし、彼らは敬われるうちに戦うことを忘れてしまった。そんな彼らを剣は選ばなかったんです」
魔王や国について聞きたいことは沢山ある。けれど、それを問う前に、馬の嘶きと怒号が聞こえてきた。地震のように足元が揺らいでふらついてしまうが、グレンが支えてくれたので転ぶことはなかった。
「ああ、動きを読まれていましたか」
「何が起こって」
ここからでも、剣戟の音が聞こえてくる。動揺する俺を他所に、グレンは落ち着いた様子で「ぶつかったな」と零していた。
「私が勇者様を見つけたことを悟られたのでしょう。この場で私と貴方を殺すために兵を差し向けたのですよ」
俺としても混乱していて、更に言葉を投げつけようと口を開いた。けれど、それを音にする前に、グレンに引き寄せられて喉奥に引っ込む。背を撫ぜるような熱風を感じ、次いでチリッと髪の燃える臭いがした。焦げ臭さが鼻を突く。
「ここは最早、戦場となっています。背後には気をつけてくださいね」
視線だけで後ろを伺うと、真っ黒な塊が転がっていた。元がなんであったのか、聞かずともわかってしまい思わずグレンにしがみついてしまう。
何時の間にか辺りは悲鳴と、頭痛を催すほどの血の匂いに満ちていた。一番初めに剣を交えた彼らは、殺されてしまったのだろうか。
瞬く間に、兵の波が此方に迫ってくる。その先頭には、額から角を生やした男が厳しい面をして立っていた。巨躯の男は、吼えるようにして叫ぶ。
「グレン=ブラッドリー! 何処だっ、殺してやる!!」
「おや、私をご指名のようだ」
怒りに満ち満ちた声に怯えもせず、グレンは肩を竦めると俺をちらりと見た。何をするのかと身構える俺に、グレンは目を細める。そのまま片手を上げると、自分の位置を知らせるように掌から魔力を放出した。紫色の光が、まるで火柱のように天を貫く。
その一瞬で、敵も味方の視線もグレンに引き寄せられた。敵意に満ちた視線が肌に突き刺さり息が詰まるが、当の本人は涼しい顔で唇を薄く裂いた。
「そんなに鳴かずとも聞こえますよ」
「貴様ァァァ!! この顔を忘れたとは言わせんぞ!」
「貴方のような方は他にもいらっしゃるので、残念ながら記憶にはありませんね」
真っ向から向けられる殺気をグレンが鼻で笑うと、相手の男はぶわりと毛を逆立てた。
「俺の息子を殺しておいて覚えていないと言うのか!!」
「ええ。ですから、そうだと言っています」
「貴様だけは赦さんぞ……っ!」
「構いませんよ。赦してほしいと頼んだ覚えもありませんので」
勢い良く振り上げられた凶刃を翻し、グレンはがら空きになった男の背を蹴り飛ばした。体勢を崩した男は地面に衝突する前に受け身を取ると、そのまま流れるような動きで斬りかかる。けれど、グレンは重心を傾けるだけで、あっさりと交わしてしまった。そんなグレンを、男は憎々しげに睨みつける。対して、グレンは汗ひとつ浮かばせず、穏やかに微笑んだ。
「冷静さを欠いてしまえば、殺せるものも殺せませんよ」
「お前だけは絶対に……っ!」
「……先程から、まるで被害者のような振る舞いですが、そちらも同胞を何人か殺したではありませんか」
「それは……っ!!」
「ああ、もう耳障りなので黙っていて頂けますか」
その訴えを聞くことなく、グレンは男の首を掴んだ。男の身体から紫色の煙が立ち上り、咆哮に似た叫びが辺りを震わせた。それは徐々に小さくなり、あとに残ったのはミイラのように干乾びたものだ。
一瞬の静寂の後、怒りも露わに押し寄せてくる兵の波と、怖気づいて戦線を離脱する者とで騒然とする。砂埃が巻き上がり、敵なのか味方なのか判別すらつかない乱戦へと変わった。
すぐ傍で、どさりと重たいものが倒れる音がする。自分の乱れた呼吸音が大きく聞こえて、警報を響かせるように頭痛が酷くなった。
「勇者様」
押し寄せる吐き気を堪えながらグレンを見ると、彼はいっそ優しいとも言える笑みを浮かべてみせた。グレンは腰に下げていた剣を、俺の胸に押し付ける。
「本当はきちんと手筈を踏む予定だったのですが、そうも言っていられませんからね。……貴方ならば、鞘から剣を抜くことができるはずです」
「……剣を」
「魔族の身体能力は高い。このままでは、私たちが負けることもあり得ます。そうなれば、背後にある村は踏み潰されるでしょう」
グレンの言葉に、村の人々の顔が浮かぶ。突然現れた俺にすら親切にしてくれて、元の世界では得られなかった温かみを彼らは教えてくれた。そんな彼らが痛みに泣くようなことは絶対にさせてはいけないと強く思う。
剣を抜けば、人を殺すことになる。抜かなければ、村の人たちを見殺しにすることになるだろう。どちらも嫌で、けれど両方を折り合わせる時間などないことは分かりきっていた。
血の臭いと間近で響く剣戟に、思考が引っ掻き回される。うまく纏められなくて、頭を抱えて蹲りたくなった。けれど、こちらを射抜くように見るグレンの視線に縫い止められ、足を折ることもできない。
震える手を、柄へと伸ばす。指先にまで力を込めると、手の中に確かな硬さを感じた。そのまま、ぐっと力を込めて引き抜く。けれど、それは思いの外あっさりと抜けて、全体が顕になった。鈍く輝く刀身が、冷たい月光に舐められて不気味に光る。
「勇者様の背は私がお守り致します。さあ、行きましょうか」
喜色の滲んだ声音に誘われるまま、俺は強く剣を握りしめた。
50
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
異母妹が婚約者とこの地を欲しいそうです。どうぞお好きにして下さいませ。
ゆうぎり
恋愛
タリ・タス・テス侯爵家令嬢のマリナリアは婚約破棄を言い渡された。
婚約者はこの国の第三王子ロンドリオ殿下。その隣にはベッタリと張り付いた一つ違いの異母妹サリーニア。
父も継母もこの屋敷にいる使用人も皆婚約破棄に賛成しており殿下と異母妹が新たに結ばれる事を願っている。
サリーニアが言った。
「異母姉様、私この地が欲しいですわ。だから出ていって頂けます?」
※ゆるゆる設定です
タイトル変更しました。
『恋愛短編集①』離縁を乗り越え、私は幸せになります──。
Nao*
恋愛
9/19最新『夫の愛人の子を身を挺して救うも、犯罪者の汚名を着せられ家を追い出されました…。』
規約改定に伴い、今まで掲載して居た恋愛小説(夫の裏切り・離縁がテーマ)のSSをまとめます。
今後こちらに順次追加しつつ、新しい話も書いて行く予定です。
すれ違い夫夫は発情期にしか素直になれない
和泉臨音
BL
とある事件をきっかけに大好きなユーグリッドと結婚したレオンだったが、番になった日以来、発情期ですらベッドを共にすることはなかった。ユーグリッドに避けられるのは寂しいが不満はなく、これ以上重荷にならないよう、レオンは受けた恩を返すべく日々の仕事に邁進する。一方、レオンに軽蔑され嫌われていると思っているユーグリッドはなるべくレオンの視界に、記憶に残らないようにレオンを避け続けているのだった。
お互いに嫌われていると誤解して、すれ違う番の話。
===================
美形侯爵長男α×平凡平民Ω。本編24話完結。それ以降は番外編です。
オメガバース設定ですが独自設定もあるのでこの世界のオメガバースはそうなんだな、と思っていただければ。
堕ちた英雄
風祭おまる
BL
盾の英雄と呼ばれるオルガ・ローレンスタは、好敵手との戦いに敗れ捕虜となる。
武人としての死を望むオルガだが、待っていたのは真逆の性奴隷としての生だった。
若く美しい皇帝に夜毎嬲られ、オルガは快楽に堕されてゆく。
第一部
※本編は一切愛はなく救いもない、ただおっさんが快楽堕ちするだけの話です
※本編は下衆遅漏美青年×堅物おっさんです
※下品です
※微妙にスカ的表現(ただし、後始末、準備)を含みます
※4話目は豪快おっさん×堅物おっさんで寝取られです。ご注意下さい
第二部
※カップリングが変わり、第一部で攻めだった人物が受けとなります
※要所要所で、ショタ×爺表現を含みます
※一部死ネタを含みます
※第一部以上に下品です
私の婚約者を奪おうとしないでくださいっ!【R18】
Rila
恋愛
■ストーリー■
フェリシア・アルシェは伯爵令嬢であり、現在貴族学園に通う18歳。
ロジェという幼馴染であり大好きな婚約者がいる。
幼い頃からいつも一緒にいて、学内では有名な仲良しカップルだった。
そんなある日、悲劇は訪れる。
傲慢で我儘な王女ミレーユがロジェを気に入ってしまったからだ。
ミレーユは権力を使い、強引にロジェを手に入れようとする。
しかし、ミレーユの双子の弟であるエルネストは、姉の日頃からの目に余る行動にうんざりしていた。
そこでフェリシアに協力してくれることになって……。
**補足説明**
R18作品ですのでご注意ください。
前戯~本番に※を付けています(キスや軽いスキンシップには入れていません)
気分転換に書き始めた短編になります。
他の作品の合間に書いて行こうと思っています。
2022.09.14
新しいプロットが取り合えず完成したので、引き続き更新していこうと思います。
基本的な設定はそのままに、結末とそれに向けての道筋を変えました。
タグも一部変更しました。
多少は楽しめる要素が入っていればいいのですが(汗)
ざまあも少しだけ入る予定です。
悪役令嬢アルビダは溺愛されたい ~断罪フラグをへし折りたいので、わたくしを愛して下さいませ~
大福金
恋愛
悪役令嬢アルビダは美しい美貌の持ち主。
その美しさで数々の男を虜にし破滅へと導く毒の花。
その事によりアルビダは断罪され斬首刑となるゲームの世界のお話。
物語は幼少期のアルビダからスタートする。
ここで思いがけない出会いをし、アルビダの運命は変わっていく。
それは異世界の妖精(リスナー)との出会いだった。
これはアルビダが異世界の妖精たちから力を借り、色々なフラグをへし折り、最終的に皆から溺愛され幸せになるお話。
毎日更新頑張ります!
感想頂けると嬉しいです。
睡眠開発〜ドスケベな身体に変えちゃうぞ☆〜
丸井まー(旧:まー)
BL
本人に気づかれないようにやべぇ薬を盛って、毎晩こっそり受けの身体を開発して、ドスケベな身体にしちゃう変態攻めのお話。
なんかやべぇ変態薬師✕純粋に懐いている学生。
※くぴお・橘咲帆様に捧げます!やり過ぎました!ごめんなさい!反省してます!でも後悔はしてません!めちゃくちゃ楽しかったです!!
※喉イキ、おもらし、浣腸プレイ、睡眠姦、イラマチオ等があります。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる