242 / 545
第三部 学校へ行こう
特別短編 ふくろうカフェに行きたいとこぼしたら、ふくろうカフェもどきが出来た件④
しおりを挟む
(長い、夢だったな……)
使い慣れたベッドの上で、ゆっくりと夢の世界から戻ってきたシュリは、ぼんやりと天井を見つめた。
幸せな、夢だった。けど、夢から覚めてしまえば胸の奥に言いようのない切なさが残った。
今の自分、シュリナスカ・ルバーノ(♂)に生まれ変わる前。
まだ、高遠瑞希(♀)だった頃の思い出のままの内容の夢だった。
懐かしくて、楽しくて、愛しくて、ちょっぴり切ない。
シュリは寝起きのぼんやりした頭のまま、もう二度と会えない友人の事を思って、そっと目を閉じる。
そしてそのまま、日が昇ってメイドのシャイナが起こしにきてくれるまでのしばらくの間、今度は夢も見ず、シュリは心地よい微睡みに身を任せたのだった。
その日のシュリは、どこか様子がおかしかった。
今もぼーっとしたまま、ソファーの上で膝を抱えて、話しかけてもどこか上の空だ。
シュリに遊んでもらおうと、住処から出てきた忠実(?)な眷属三人組は、ちょっと遠巻きにそんな主の様子を伺っていた。
「今日のシュリはどうしちゃったのじゃ?なんだかぽや~っとして変な感じじゃぞ?まあ、ちょっとぽややんなシュリもかわゆいから、妾的には全然おっけーなんじゃが」
そんな発言をしたのは鮮やかな紅い髪をツインテールにした小さな女の子。
ごく普通の女の子の様に見えるが、そんな彼女の本性は強大な炎のドラゴン。
シュリの眷属になる際に、特殊なスキルの効能で可愛らしい姿になってはいるが、彼女が本気で暴れれば人間の王国の一つや二つは軽く壊滅させられる程の力を有している。
だが、まあ、今の彼女にそんな事をするつもりはかけらもない。
今の彼女……イルルにとって一番大事なのは、大好きな主の側にいて、常に構って貰うことだった。
「そ、そうでありますね……落ち込んでいる……のとも違いそうでありますが、何となく、元気がないような……ですが、元気のないシュリ様を見てると、際限なく甘やかしてあげたくなって、なんだか胸がきゅんきゅんするでありますよ……」
次にそんなことを言い出したのは、高い身長に胸元の二つのボールも破壊力抜群な妙齢の女性。
その頭からは白銀の毛皮ももふもふな、見事な犬耳……いや狼耳をはやしている。
彼女の名前はポチ。
イルルと同様、シュリの眷属であり、その本性はフェンリルという魔獣である。
イルルには及ばないものの、フェンリルもかなり強大な力を持つ魔獣であり、その力量は災厄級とも災害級ともいわれる。
だが、ポチもイルルと同様、周囲を脅かすつもりはかけらもない。
彼女の頭の中を占めるのは、愛しい主の事だけだ。今日も今日とて彼女の手には、シュリに遊んで貰おうと持ってきた、愛用のボールやらロープやらフリスビーやらが抱えられているのである。
「二人とも、シュリ様観察がまだなっていない。あれはきっと寝不足。恐らく、夢見が悪かったに違いない。急いでタマのしっぽでくるみ込んで、寝かせてあげないといけないと思う……くふふ。シュリ様と二人でお昼寝……役得、役得」
最後に、今のシュリの状況を恐らく一番的確に指摘してみせたのは、身長こそはポチよりかなり低いものの、その胸のボリュームに関してはポチを軽く凌駕する、ちょっと眠そうな目をした女の子。
その頭には、ポチと同様二つの獣耳が飛び出していた。
毛皮の色と形状を、ポチのものとはわずかに違えるその耳は黄金色のキツネ耳。
着崩した和服の様な服装のお尻からは、もっふぁもっふぁとボリューム満点な複数の尻尾が生えていた。
その数を数えてみれば、実に九本もの数に上る。
その尻尾の数からも想像できるように、彼女もまたイルルやポチと同様、シュリの眷属であり、九尾のキツネという希少な魔獣であった。
名前はタマ。
フェンリルであるポチに負けず劣らずの力を持つ魔獣でありながら、彼女も他の二人と同じく、シュリの忠実なしもべである。
彼女の頭にあるのは、人間を害してやろうとかそう言う魔獣的な思考ではなく、ただシュリと一緒に、シュリに最大限密着して惰眠を貪りたいという、至極単純で強い欲望だけ。
彼女はその欲望のまま、ぼんやりとソファーで膝を抱える主へ近づくと、自慢の尻尾でもっふぁ~っと主の小さな体を包み込んだ。
「ぬうっ!?タマ、抜け駆けは死刑なのじゃぞ!?」
「あうっ、ずっ、ずるいであります!!ポチもシュリ様を抱っこしたいでありますぅぅ」
外野がちょっとうるさいが、超マイペースなタマはそんなことは気にしない。
九本ある尻尾を駆使してシュリを包み込み、そのままシュリをむぎゅうと抱きしめた。
自分の尻尾で相手を包みながら抱きしめるなんて、どういう体の構造をしているんだと思われるだろうが、タマの尻尾は変幻自在。
大きさや長さを変えるなんて事はお手の物なのである。
「シュリ様?」
「ん~?タマ~??」
「夢見が悪かった?眠りが足りないなら、もう少し寝ればいい。一緒に寝よ?」
「夢見が悪い、かぁ。むしろいい夢だったとは思うんだけど、なんだか色々思い出しちゃって……だから、眠くてぼーっとしてる訳じゃないんだよ。でも、気にしてくれてありがと、タマ」
そう言って微笑むシュリ。
それを見て、我慢できない子の代表なイルルが、ぷっくぅ~とほっぺたを膨らませて、だだだっと駆け寄ってきた。
「心配しておったのはタマだけじゃないんじゃぞ?妾だって、心配しておったのじゃ。妙に元気がなくて、シュリがぺしょんとしておるの~って思っておったのじゃ!ぽやんとしたシュリもかわゆくてたまらん、などとは全然思って無かったのじゃ~~~!!」
「……そっかぁ。イルルも心配してくれたんだね。ありがと」
ぽやんとした僕を、可愛いって思ってたんだね?とはあえてつっこまず、無理矢理、大して体格差のないシュリの膝ににじにじよじ登って正面からむぎゅーと抱きついてきたイルルの頭を、シュリは撫でてあげた。
途端にむふ~っと幸せそうにイルルが笑い、それに対抗するように、後ろから抱きついているタマの腕に力が入る。
結果、背中に押しつけられている暴力的なまでにおっきな二つの固まりが、さらにぐいぐいと押しつけられてぐにぐにと形を変えた。
(……僕がごく一般的な成年男子だったら、鼻血を吹くか、狼さんになってるところだよねぇ)
妙に冷静にそんなことを考えながら、シュリは背後のちょっぴり幸せな感触と、体の正面にくっついたのっぺりとした感触を大人しく味わった。
後門の大山脈、前門の大平原……といった感じか。
「退くのじゃ!」
「退くのはイルル様」
「邪魔なのじゃ」
「邪魔なのはイルル様」
二人のそんなやりとりをほのぼのと聞いていると、おっきな影がおずおずと近づいてきた。
二人にちょっと出遅れた感のある、ポチである。
「ポチもシュリ様の事を心配していたであります、よ?」
いつもはピンと立っている耳がぺたりとしおれ、きゅーんきゅーんと鳴く声が聞こえてくるようだ。
体は大きいけど、妙に可愛らしいその仕草に胸をほんわかさせながら、
「うん、分かってる。ありがとう、ポチ。ほら、ポチもおいで?」
仲間外れは可哀想だと、ポチを呼ぶ。
大好きな主のお呼びに、耳をピンと立て、尻尾をばっさばっさと降りながら、まるで瞬間移動してきたのかと思うほどのスピードでシュリの傍らに移動したポチは、イルルとタマの舌打ちなど耳に入らないように、その両手を伸ばしてシュリの頭をきゅっと抱きしめた。
ポチとしては、抱きつける場所がそこしか残っていなかったからそうしただけだが、結果として、シュリの顔の半分程が、ポチの胸の谷間に埋まる。
(……うん。こうなるよね~)
シュリの後ろはタマがゲットし、前側はイルルが陣取っている。
そうなってみれば、まだちっちゃなシュリの体で残っている部分は少ない。
さらに言うなら、ポチの身長は結構高く、そんな彼女がシュリの中の一番高い部位を確保したのは、当然の結果だったといえよう。
後ろに特大、前にまっ平ら、顔に大……とバラエティ豊かなおっぱい配置に瞠目し、シュリを抱っこした三者によって繰り広げられる舌戦に耳を澄ませる。
そうしていると、今朝、目を覚ましてからずっと感じていた寂しさが優しく和らいでいくのを感じて、シュリはふよりとその口元を緩めるのだった。
使い慣れたベッドの上で、ゆっくりと夢の世界から戻ってきたシュリは、ぼんやりと天井を見つめた。
幸せな、夢だった。けど、夢から覚めてしまえば胸の奥に言いようのない切なさが残った。
今の自分、シュリナスカ・ルバーノ(♂)に生まれ変わる前。
まだ、高遠瑞希(♀)だった頃の思い出のままの内容の夢だった。
懐かしくて、楽しくて、愛しくて、ちょっぴり切ない。
シュリは寝起きのぼんやりした頭のまま、もう二度と会えない友人の事を思って、そっと目を閉じる。
そしてそのまま、日が昇ってメイドのシャイナが起こしにきてくれるまでのしばらくの間、今度は夢も見ず、シュリは心地よい微睡みに身を任せたのだった。
その日のシュリは、どこか様子がおかしかった。
今もぼーっとしたまま、ソファーの上で膝を抱えて、話しかけてもどこか上の空だ。
シュリに遊んでもらおうと、住処から出てきた忠実(?)な眷属三人組は、ちょっと遠巻きにそんな主の様子を伺っていた。
「今日のシュリはどうしちゃったのじゃ?なんだかぽや~っとして変な感じじゃぞ?まあ、ちょっとぽややんなシュリもかわゆいから、妾的には全然おっけーなんじゃが」
そんな発言をしたのは鮮やかな紅い髪をツインテールにした小さな女の子。
ごく普通の女の子の様に見えるが、そんな彼女の本性は強大な炎のドラゴン。
シュリの眷属になる際に、特殊なスキルの効能で可愛らしい姿になってはいるが、彼女が本気で暴れれば人間の王国の一つや二つは軽く壊滅させられる程の力を有している。
だが、まあ、今の彼女にそんな事をするつもりはかけらもない。
今の彼女……イルルにとって一番大事なのは、大好きな主の側にいて、常に構って貰うことだった。
「そ、そうでありますね……落ち込んでいる……のとも違いそうでありますが、何となく、元気がないような……ですが、元気のないシュリ様を見てると、際限なく甘やかしてあげたくなって、なんだか胸がきゅんきゅんするでありますよ……」
次にそんなことを言い出したのは、高い身長に胸元の二つのボールも破壊力抜群な妙齢の女性。
その頭からは白銀の毛皮ももふもふな、見事な犬耳……いや狼耳をはやしている。
彼女の名前はポチ。
イルルと同様、シュリの眷属であり、その本性はフェンリルという魔獣である。
イルルには及ばないものの、フェンリルもかなり強大な力を持つ魔獣であり、その力量は災厄級とも災害級ともいわれる。
だが、ポチもイルルと同様、周囲を脅かすつもりはかけらもない。
彼女の頭の中を占めるのは、愛しい主の事だけだ。今日も今日とて彼女の手には、シュリに遊んで貰おうと持ってきた、愛用のボールやらロープやらフリスビーやらが抱えられているのである。
「二人とも、シュリ様観察がまだなっていない。あれはきっと寝不足。恐らく、夢見が悪かったに違いない。急いでタマのしっぽでくるみ込んで、寝かせてあげないといけないと思う……くふふ。シュリ様と二人でお昼寝……役得、役得」
最後に、今のシュリの状況を恐らく一番的確に指摘してみせたのは、身長こそはポチよりかなり低いものの、その胸のボリュームに関してはポチを軽く凌駕する、ちょっと眠そうな目をした女の子。
その頭には、ポチと同様二つの獣耳が飛び出していた。
毛皮の色と形状を、ポチのものとはわずかに違えるその耳は黄金色のキツネ耳。
着崩した和服の様な服装のお尻からは、もっふぁもっふぁとボリューム満点な複数の尻尾が生えていた。
その数を数えてみれば、実に九本もの数に上る。
その尻尾の数からも想像できるように、彼女もまたイルルやポチと同様、シュリの眷属であり、九尾のキツネという希少な魔獣であった。
名前はタマ。
フェンリルであるポチに負けず劣らずの力を持つ魔獣でありながら、彼女も他の二人と同じく、シュリの忠実なしもべである。
彼女の頭にあるのは、人間を害してやろうとかそう言う魔獣的な思考ではなく、ただシュリと一緒に、シュリに最大限密着して惰眠を貪りたいという、至極単純で強い欲望だけ。
彼女はその欲望のまま、ぼんやりとソファーで膝を抱える主へ近づくと、自慢の尻尾でもっふぁ~っと主の小さな体を包み込んだ。
「ぬうっ!?タマ、抜け駆けは死刑なのじゃぞ!?」
「あうっ、ずっ、ずるいであります!!ポチもシュリ様を抱っこしたいでありますぅぅ」
外野がちょっとうるさいが、超マイペースなタマはそんなことは気にしない。
九本ある尻尾を駆使してシュリを包み込み、そのままシュリをむぎゅうと抱きしめた。
自分の尻尾で相手を包みながら抱きしめるなんて、どういう体の構造をしているんだと思われるだろうが、タマの尻尾は変幻自在。
大きさや長さを変えるなんて事はお手の物なのである。
「シュリ様?」
「ん~?タマ~??」
「夢見が悪かった?眠りが足りないなら、もう少し寝ればいい。一緒に寝よ?」
「夢見が悪い、かぁ。むしろいい夢だったとは思うんだけど、なんだか色々思い出しちゃって……だから、眠くてぼーっとしてる訳じゃないんだよ。でも、気にしてくれてありがと、タマ」
そう言って微笑むシュリ。
それを見て、我慢できない子の代表なイルルが、ぷっくぅ~とほっぺたを膨らませて、だだだっと駆け寄ってきた。
「心配しておったのはタマだけじゃないんじゃぞ?妾だって、心配しておったのじゃ。妙に元気がなくて、シュリがぺしょんとしておるの~って思っておったのじゃ!ぽやんとしたシュリもかわゆくてたまらん、などとは全然思って無かったのじゃ~~~!!」
「……そっかぁ。イルルも心配してくれたんだね。ありがと」
ぽやんとした僕を、可愛いって思ってたんだね?とはあえてつっこまず、無理矢理、大して体格差のないシュリの膝ににじにじよじ登って正面からむぎゅーと抱きついてきたイルルの頭を、シュリは撫でてあげた。
途端にむふ~っと幸せそうにイルルが笑い、それに対抗するように、後ろから抱きついているタマの腕に力が入る。
結果、背中に押しつけられている暴力的なまでにおっきな二つの固まりが、さらにぐいぐいと押しつけられてぐにぐにと形を変えた。
(……僕がごく一般的な成年男子だったら、鼻血を吹くか、狼さんになってるところだよねぇ)
妙に冷静にそんなことを考えながら、シュリは背後のちょっぴり幸せな感触と、体の正面にくっついたのっぺりとした感触を大人しく味わった。
後門の大山脈、前門の大平原……といった感じか。
「退くのじゃ!」
「退くのはイルル様」
「邪魔なのじゃ」
「邪魔なのはイルル様」
二人のそんなやりとりをほのぼのと聞いていると、おっきな影がおずおずと近づいてきた。
二人にちょっと出遅れた感のある、ポチである。
「ポチもシュリ様の事を心配していたであります、よ?」
いつもはピンと立っている耳がぺたりとしおれ、きゅーんきゅーんと鳴く声が聞こえてくるようだ。
体は大きいけど、妙に可愛らしいその仕草に胸をほんわかさせながら、
「うん、分かってる。ありがとう、ポチ。ほら、ポチもおいで?」
仲間外れは可哀想だと、ポチを呼ぶ。
大好きな主のお呼びに、耳をピンと立て、尻尾をばっさばっさと降りながら、まるで瞬間移動してきたのかと思うほどのスピードでシュリの傍らに移動したポチは、イルルとタマの舌打ちなど耳に入らないように、その両手を伸ばしてシュリの頭をきゅっと抱きしめた。
ポチとしては、抱きつける場所がそこしか残っていなかったからそうしただけだが、結果として、シュリの顔の半分程が、ポチの胸の谷間に埋まる。
(……うん。こうなるよね~)
シュリの後ろはタマがゲットし、前側はイルルが陣取っている。
そうなってみれば、まだちっちゃなシュリの体で残っている部分は少ない。
さらに言うなら、ポチの身長は結構高く、そんな彼女がシュリの中の一番高い部位を確保したのは、当然の結果だったといえよう。
後ろに特大、前にまっ平ら、顔に大……とバラエティ豊かなおっぱい配置に瞠目し、シュリを抱っこした三者によって繰り広げられる舌戦に耳を澄ませる。
そうしていると、今朝、目を覚ましてからずっと感じていた寂しさが優しく和らいでいくのを感じて、シュリはふよりとその口元を緩めるのだった。
0
お気に入りに追加
2,135
あなたにおすすめの小説
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる