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第一部 幼年期
第四十九話 シュリの好みとジュディスの選定
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シュリとミフィーがルバーノ一家と暮らしはじめて数日が過ぎた。
初日こそ無駄な混乱があったが、その後は比較的平穏に日々は過ぎている。
ミフィーも随分とルバーノの女達(大小含め)と打ち解けたようだった。
今日も、ミフィーとシュリはルバーノのお嬢様方に囲まれて、彼女たちの遊びに巻き込まれていた。
なんというか、ミフィーはすっかり子供達の子守の様な立ち位置になってしまっているが、それも仕方の無いことだ。
手が掛からないのは一番年上のフィリアくらいで、後3人のちびっ子はまだ十分に幼い。
まあ、2番目のリュミスは本さえ与えておけば大人しいから比較的楽なのだろうが。
どうやらルバーノ家はそれほど裕福な貴族ではないらしく、家人も最低限に抑えている様だった。
基本的に子供の世話は、母親であるエミーユが担っているらしい。
故に、数少ないメイド達の仕事に子供の世話は含まれておらず、エミーユが忙しい時などは、妹の世話を年長のフィリアが引き受けていた様だった。
更に今はそこへミフィーが加わり、フィリアやエミーユは大分助かっている様子だ。
まあ、もともとミフィーは子供好きなので、ちびっ子達の相手をする事に、不満は無いようだったが。
今も非常に楽しそうに、ミフィーは子供達とのおままごとに興じている。
3女のアリスは少々不満そうだが、多数決で決まってしまったのだから仕方がない。
ちょっぴりつまらなそうな顔をしつつ、それでも1人で遊ぶよりはいいのか、おままごとの輪にちゃんと加わっていた。
おままごとを一番楽しんでいるのは末っ子のミリシアだ。
可愛い顔を上気させ、生き生きと采配を振るっている。
何ともほほえましい光景に、ミフィーもフィリアも優しい笑みを浮かべながら、彼女の遊びにつきあっていた。
シュリは特に参加するわけでもなく、また参加を強制させられたところで大したことなど出来るわけでもない関係上、女達が楽しそうに騒いでいるのを何となく眺めていた。
頭の中に声が聞こえてきたのはそんな時だった。
『シュリ様、シュリ様。聞こえますか?』
それは少し前に思いがけず自分のものとしてしまった女性のものだった。
そういえば、ジュディスとは念話が通じるんだったっけなぁと思いながら、
『ジュディス?どうしたの?』
彼女の声に、心の中で応じる。
すると、すぐにジュディスの嬉しそうな様子が伝わってきて、シュリの心はほんわりと暖かくなった。
今の今までその存在をすっかり忘れていたくせに、そんな愛情を見せられれば当然愛おしく、ジュディスは可愛いなぁと思いつつ、彼女の次の言葉を待つ。
『シュリ様、突然ですが、胸は大きい方がいいですか?小さい方がいいですか?』
『は?』
思わず聞き返してしまう。本当に突然で、脈絡のない質問だ。
一瞬頭が真っ白になったものの、シュリはすぐに自分を立て直す。それから、どう答えたものかと考えた。
質問の意図が良くわからない。
ジュディスはシュリの女の好みが知りたいのだろうか?ーそんなことを思いつつ、ジュディスの体を思い浮かべた。
特にその一部分を。
彼女が持つ2つのボールは中々に立派なものだった。
ここで小さいのが良いなどと答えたら、ジュディスの心を傷つけてしまうかもしれない。
そんなよけいなことに気を回したシュリは、一つ頷くと答えた。
『えーと、どちらかと言えば大きい方が好きかな』
と。
正直言えばどちらでも良いとは思う。
生前の自分は結構控えめな胸だったし、母親であるミフィーも小さめだ。
女性の魅力はそこだけではないと言うのが、シュリの持論であった。
大きいのは大きいなりに良いし、小さいのもまた小さいなりの魅力があるのだ。
まあ、今回はジュディスの顔を立てて、大きい方に1票投じておいた。
この答えなら、万が一にもジュディスの気持ちを傷つける心配は無いだろう。
下手に傷つけて、状態異常を起こされたら大変だ。
なんと言っても、ジュディスはシュリのとんでもスキルの生み出した[愛の奴隷]第一号なのだ。
その生態は、まだ良く分かってないし、注意深く接するに限るだろう。
なにしろ、[愛の奴隷]の状態異常は命に関わる事もあるらしいから。
シュリがそんな心配をして気を使ってるなどとはいざ知らず、シュリの答えを聞いたジュディスから、すぐに満足そうな声が返ってきた。
『大きい方、ですね。確かに、その方が機能的です。了解しました。んーと、条件に合うのは、2番と、4番と、12番それから15番くらいですね。後はちょっとボリュームにかけるので×、と』
そんな意味不明の言葉に、シュリは首を傾げる。
ジュディスはなにをしているんだろう、と。だが、その疑問を彼女にぶつける前に、再びジュディスが問いかけてきた。
『ん~、大分一気に絞られましたねぇ。じゃあ、次の質問です。シュリ様、一緒に仲良く育つ幼なじみが出来るとしたら、女の子と男の子、どっちが良いですか?』
『幼なじみ?』
さっき胸のサイズの質問をしたと思えば今度の質問は幼なじみの性別について。
訳が分からないと思いつつ、それでもシュリはまじめに考えた。
同性の幼なじみも悪くは無いが、やはり幼馴染という響きには異性が似合う。
男に生まれ変わったからには、可愛い幼なじみの1人くらいはいても良いんじゃないかとも思うし。
まあ、お姉さまが4人もいるのだから必要ないだろうとも思うのだが、お姉さまと幼なじみはまた別だ。
昔読んだマンガなどでも、幼なじみのヒロインは結構な王道だった。
うん。幼なじみならやっぱり可愛い女の子に限る。だって自分は立派な男の子なのだから。
『女の子の方が、いいかな』
『ふうん。やっぱり若い女の方がいいんですね……』
ぽろりと答えたら、ジュディスの声がちょっぴり暗くなった。
やばいと思い、慌ててフォロー。
『や、そうじゃなくて。若いとかそうじゃないとかは別にして、ジュディスは大好きだよ!それじゃ、ダメ?ぼくが子供過ぎて、もうイヤになっちゃった?』
ちょっと甘えるようにささやく。
ジュディスは可愛く甘えられるのが結構好きだと、少し分かってきていたから。
『はう……』
ジュディスの、小さくうめくような声。
もう一息だと、シュリは更に甘えた声を彼女へ届ける。
『大好きだよ、ジュディス』
『ああ、シュリ様……ジュディスもお慕いしておりますぅ』
『もう怒ってない?』
『怒るなんてとんでもないっ!ちょっと若さに嫉妬しただけですよ。分かりました、幼なじみは女がいい、と。……となると、残るのは2番と15番ですか。じゃあ、シュリ様、最後の質問です。たれ目で優しそうな黒髪美人と、ちょっときつめで凛々しい感じの金髪美人、長い時間一緒に過ごすならどっちが良いですか?』
ジュディスの機嫌が直ったことにほっとしつつ、シュリは最後の質問を吟味した。
比較的簡単な質問だと思う。
やはり、長く一緒に過ごすなら優しそうな人の方がいい。
まあ、人の性格は見た目では判断出来ないことだとは思うが、判断基準が見た目しかないなら、そこから判断するほか無いだろう。
『うーんと、長く一緒にいるなら優しそうな方がいいなぁ』
『うんうん。ですよね。じゃあ、そっちにしときますね』
『そっちにしとくって、なにを?』
『ふふふ。それはお楽しみと言うことで。明日にはそっちに連れて行きますので』
意味ありげな笑いとともに、交信は終わってしまった。
その後、何度か呼びかけてみたものの、ジュディスからの答えはなく、明日来るならまぁいいかと、シュリは簡単に諦め、再び目の前で繰り広げられるちょっと滑稽なおままごとという名の家族劇を見るとはなしに眺めた。
ちょっと目を離していた間に、アリスはお父さんの地位からペットの飼い犬の地位まで落ちてしまったようだ。
ミリーはご満悦だが、アリスの頭からは湯気が出ている。
ミフィーとフィリアは困り顔だ。
リュミスは相変わらず本を読んでいる。
おままごとの終わりも近いだろう。
シュリはふ~っと赤ん坊らしからぬ吐息を漏らし、明日ジュディスはなにをするつもりなんだろうなぁと、目の前で始まった大喧嘩から現実逃避するようにそんな事を考えるのだった。
初日こそ無駄な混乱があったが、その後は比較的平穏に日々は過ぎている。
ミフィーも随分とルバーノの女達(大小含め)と打ち解けたようだった。
今日も、ミフィーとシュリはルバーノのお嬢様方に囲まれて、彼女たちの遊びに巻き込まれていた。
なんというか、ミフィーはすっかり子供達の子守の様な立ち位置になってしまっているが、それも仕方の無いことだ。
手が掛からないのは一番年上のフィリアくらいで、後3人のちびっ子はまだ十分に幼い。
まあ、2番目のリュミスは本さえ与えておけば大人しいから比較的楽なのだろうが。
どうやらルバーノ家はそれほど裕福な貴族ではないらしく、家人も最低限に抑えている様だった。
基本的に子供の世話は、母親であるエミーユが担っているらしい。
故に、数少ないメイド達の仕事に子供の世話は含まれておらず、エミーユが忙しい時などは、妹の世話を年長のフィリアが引き受けていた様だった。
更に今はそこへミフィーが加わり、フィリアやエミーユは大分助かっている様子だ。
まあ、もともとミフィーは子供好きなので、ちびっ子達の相手をする事に、不満は無いようだったが。
今も非常に楽しそうに、ミフィーは子供達とのおままごとに興じている。
3女のアリスは少々不満そうだが、多数決で決まってしまったのだから仕方がない。
ちょっぴりつまらなそうな顔をしつつ、それでも1人で遊ぶよりはいいのか、おままごとの輪にちゃんと加わっていた。
おままごとを一番楽しんでいるのは末っ子のミリシアだ。
可愛い顔を上気させ、生き生きと采配を振るっている。
何ともほほえましい光景に、ミフィーもフィリアも優しい笑みを浮かべながら、彼女の遊びにつきあっていた。
シュリは特に参加するわけでもなく、また参加を強制させられたところで大したことなど出来るわけでもない関係上、女達が楽しそうに騒いでいるのを何となく眺めていた。
頭の中に声が聞こえてきたのはそんな時だった。
『シュリ様、シュリ様。聞こえますか?』
それは少し前に思いがけず自分のものとしてしまった女性のものだった。
そういえば、ジュディスとは念話が通じるんだったっけなぁと思いながら、
『ジュディス?どうしたの?』
彼女の声に、心の中で応じる。
すると、すぐにジュディスの嬉しそうな様子が伝わってきて、シュリの心はほんわりと暖かくなった。
今の今までその存在をすっかり忘れていたくせに、そんな愛情を見せられれば当然愛おしく、ジュディスは可愛いなぁと思いつつ、彼女の次の言葉を待つ。
『シュリ様、突然ですが、胸は大きい方がいいですか?小さい方がいいですか?』
『は?』
思わず聞き返してしまう。本当に突然で、脈絡のない質問だ。
一瞬頭が真っ白になったものの、シュリはすぐに自分を立て直す。それから、どう答えたものかと考えた。
質問の意図が良くわからない。
ジュディスはシュリの女の好みが知りたいのだろうか?ーそんなことを思いつつ、ジュディスの体を思い浮かべた。
特にその一部分を。
彼女が持つ2つのボールは中々に立派なものだった。
ここで小さいのが良いなどと答えたら、ジュディスの心を傷つけてしまうかもしれない。
そんなよけいなことに気を回したシュリは、一つ頷くと答えた。
『えーと、どちらかと言えば大きい方が好きかな』
と。
正直言えばどちらでも良いとは思う。
生前の自分は結構控えめな胸だったし、母親であるミフィーも小さめだ。
女性の魅力はそこだけではないと言うのが、シュリの持論であった。
大きいのは大きいなりに良いし、小さいのもまた小さいなりの魅力があるのだ。
まあ、今回はジュディスの顔を立てて、大きい方に1票投じておいた。
この答えなら、万が一にもジュディスの気持ちを傷つける心配は無いだろう。
下手に傷つけて、状態異常を起こされたら大変だ。
なんと言っても、ジュディスはシュリのとんでもスキルの生み出した[愛の奴隷]第一号なのだ。
その生態は、まだ良く分かってないし、注意深く接するに限るだろう。
なにしろ、[愛の奴隷]の状態異常は命に関わる事もあるらしいから。
シュリがそんな心配をして気を使ってるなどとはいざ知らず、シュリの答えを聞いたジュディスから、すぐに満足そうな声が返ってきた。
『大きい方、ですね。確かに、その方が機能的です。了解しました。んーと、条件に合うのは、2番と、4番と、12番それから15番くらいですね。後はちょっとボリュームにかけるので×、と』
そんな意味不明の言葉に、シュリは首を傾げる。
ジュディスはなにをしているんだろう、と。だが、その疑問を彼女にぶつける前に、再びジュディスが問いかけてきた。
『ん~、大分一気に絞られましたねぇ。じゃあ、次の質問です。シュリ様、一緒に仲良く育つ幼なじみが出来るとしたら、女の子と男の子、どっちが良いですか?』
『幼なじみ?』
さっき胸のサイズの質問をしたと思えば今度の質問は幼なじみの性別について。
訳が分からないと思いつつ、それでもシュリはまじめに考えた。
同性の幼なじみも悪くは無いが、やはり幼馴染という響きには異性が似合う。
男に生まれ変わったからには、可愛い幼なじみの1人くらいはいても良いんじゃないかとも思うし。
まあ、お姉さまが4人もいるのだから必要ないだろうとも思うのだが、お姉さまと幼なじみはまた別だ。
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うん。幼なじみならやっぱり可愛い女の子に限る。だって自分は立派な男の子なのだから。
『女の子の方が、いいかな』
『ふうん。やっぱり若い女の方がいいんですね……』
ぽろりと答えたら、ジュディスの声がちょっぴり暗くなった。
やばいと思い、慌ててフォロー。
『や、そうじゃなくて。若いとかそうじゃないとかは別にして、ジュディスは大好きだよ!それじゃ、ダメ?ぼくが子供過ぎて、もうイヤになっちゃった?』
ちょっと甘えるようにささやく。
ジュディスは可愛く甘えられるのが結構好きだと、少し分かってきていたから。
『はう……』
ジュディスの、小さくうめくような声。
もう一息だと、シュリは更に甘えた声を彼女へ届ける。
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ジュディスの機嫌が直ったことにほっとしつつ、シュリは最後の質問を吟味した。
比較的簡単な質問だと思う。
やはり、長く一緒に過ごすなら優しそうな人の方がいい。
まあ、人の性格は見た目では判断出来ないことだとは思うが、判断基準が見た目しかないなら、そこから判断するほか無いだろう。
『うーんと、長く一緒にいるなら優しそうな方がいいなぁ』
『うんうん。ですよね。じゃあ、そっちにしときますね』
『そっちにしとくって、なにを?』
『ふふふ。それはお楽しみと言うことで。明日にはそっちに連れて行きますので』
意味ありげな笑いとともに、交信は終わってしまった。
その後、何度か呼びかけてみたものの、ジュディスからの答えはなく、明日来るならまぁいいかと、シュリは簡単に諦め、再び目の前で繰り広げられるちょっと滑稽なおままごとという名の家族劇を見るとはなしに眺めた。
ちょっと目を離していた間に、アリスはお父さんの地位からペットの飼い犬の地位まで落ちてしまったようだ。
ミリーはご満悦だが、アリスの頭からは湯気が出ている。
ミフィーとフィリアは困り顔だ。
リュミスは相変わらず本を読んでいる。
おままごとの終わりも近いだろう。
シュリはふ~っと赤ん坊らしからぬ吐息を漏らし、明日ジュディスはなにをするつもりなんだろうなぁと、目の前で始まった大喧嘩から現実逃避するようにそんな事を考えるのだった。
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