上 下
488 / 545
第四部 王都の新たな日々

第438話 ミフィーの楽しい王都の一日①

しおりを挟む
 「あれ? ここどこ??」


 目が覚めて最初の言葉がそれだった。
 部屋は薄暗い。朝と呼ぶにはまだ早い時間なのだろう。
 自分の部屋とは違う天井を眺めながらミフィーは寝ぼけた頭で静かに混乱する。
 朝目を覚ますと見知らぬ天井だった、なんてやんちゃは、ここ何年も経験していない。
 結婚前の若かりし頃は、まあ、無いではなかったけれど。

 夫を亡くした未亡人な訳だし、誰とそうなっても責める人はいないと思うのだが、ミフィーの貞操観念は意外に真面目だった。
 亡き夫を今でも愛していたし、彼との子供であるシュリも愛している。
 そんな状況で別の男性と、という気分になれなかった。
 ミフィーは可愛いし美人だし気だてがいいし、彼女を好きになる男性はそれなりにいたが、息子が大人になるまでは、といつだってにっこり断り続けていた……のだが。


 (え、えっとぉ。だ、誰にお持ち帰りされちゃったんだろう。昨日って、誰かと飲んだりしたかなぁ?? シュリに会えないストレスでうっかり飲み過ぎちゃった??)


 内心冷や汗をかきつつも自分の体をなで回し、衣類を身につけている事にほっと安堵の息をもらす。
 だが、次の瞬間、背中側で誰かが身動きをし、背中にぎゅうっとくっついてきたので、ミフィーはぎくりと固まった。

 だが、すぐに首を傾げる。
 背中に感じる温もりが、どう考えても成人男性のものではなかったから。
 あれぇ、と思いながらそろりと寝返りをして自分にくっついてきた熱源の正体を確かめる。


 「あれ? シュリ??」


 そこに、すよすよと気持ちが良さそうな寝息をたてる息子の姿を見つけ、ミフィーは更に首を傾げる角度を深くした。
 なんでここに息子がいるんだろうか、と考えてミフィーは昨夜の事を思い出す。

 部屋にシュリが迎えにくる夢を見た気がしたが、アレは夢ではなかったと言うことだろうか。
 それとも、今のこの状態が夢のその続きなのか。
 ぼんやり考えながら、息子の柔らかな銀色の髪を撫でる。

 愛息子を王都に送り出してから数ヶ月。久しぶりに見た息子は、ずいぶんと大きく……なってなかった。
 送り出したときとあまり変わらない、ちんまりとした愛らしい姿に胸がほっこりする。
 シュリに言ったら絶対にショックを受けるから、大きくなっていなくても、大きくなったね、と声をかけてあげるつもりだったが。


 「夢、なのかなぁ。これ」


 小さく呟きながら、温もりを求めてくっついてくる息子を抱きしめる。
 こうしてシュリを抱っこできるなら、夢でも嬉しい、と思いながら。
 お腹を温めてくれる温もりが嬉しくて愛しくて心地よくて。
 ミフィーは再びうとうととまどろみ始める。
 それが本格的な眠りになるまで、そう時間は必要なかった。
 次に目が覚めたのはすっかり明るくなってから。


 「ミフィー? 母様?? 朝だよ? 朝食の準備が出来たけど、起きれそう??」


 愛おしい息子の声にぼんやりと目を開けたミフィーは、シュリの顔を見て甘く微笑んだ。


 「ん~? シュリがいるぅ。これ、夢?」

 「夢じゃないよ、母様」


 寝ぼけた声に、シュリも甘々な微笑みを返し、寝起き顔の母親の頭を撫でる。
 息子の手に頭を撫でられ、ミフィーは気持ちよさそうに目を細め。


 「夢、じゃない? じゃあ、ここ、どこ??」

 「王都だよ。王都の、ルバーノ家のお屋敷」

 「ふぅん。王都かぁ。王都……おうとぉぉ!?」


 驚きと共にがばりと起きあがったミフィーを、シュリがびっくりしたようにまん丸の目で見上げる。
 その様子があんまりに可愛らしくて、ミフィーはシュリを膝に乗せてぎゅうっと抱きしめながら、


 「王都、って遠いわよね? 私、どうやってここまで来たの?」


 至極当然の疑問を投げかけた。
 シュリはその質問に、あらかじめ用意しておいた答えを返す。


 「詳しくは秘密だけど、とあるスキルで僕が母様をお迎えに行ったんだ。だけど、アズベルグの、他のみんなには秘密だよ? そうじゃないと、みんなが王都に入り浸りそうで怖いし。それに、そんなに頻繁に使えるスキルでもないんだ。1往復したら、数ヶ月は休まないと使えないから、大事に使わないとね」


 オーギュストにお願いさえすれば、いつだってどこにだって連れて行ってくれるのだが、それがバレると色々面倒くさいことになりそうなので隠しておく。
 シュリに会いたいと言うだけで、どこでも○○のように使われたのでは、オーギュストだって疲れちゃうだろうし。
 ミフィーはシュリの説明で納得してくれたようで、


 「そっかぁ。そんなに貴重なスキルを母様の為に使ってくれてありがとう。シュリに会えなくて寂しかったから、こうして元気な姿を見られて本当に嬉しいわ」


 ミフィーは嬉しそうに笑って、シュリをむぎゅ~っと抱きしめた。
 その全力の包容を受け止めつつ、


 「僕も母様に会いたかったからいいんだよ。母様が元気そうで、僕も嬉しい」


 シュリもまた、甘えるようにミフィーの華奢な体に身を預ける。
 久々に感じる母親の体温は、幸福な気持ちと安らぎを与えてくれた。


 (よし、今日はミフィーを思いっきり楽しませてみせるぞ!!)


 シュリは心の中でそう思いつつ、ジュディスがたててくれた「ミフィー王都初体験計画」を脳裏に浮かべて反芻するのだった。 

◆◇◆

 デートの基本は街歩き、と言うことで、街へ繰り出そう、と言うことになったがその前に。
 寝る直前にさらって来てしまったため、ミフィーの服装は寝るためのもの。
 流石にそんな姿で街へ連れ出す訳にもいかないという訳で、まずはミフィーを馬車に押し込んで、知り合いのお洋服屋さんに行くことにした。

 といっても、この王都でシュリが個人的に知り合いのお洋服屋さんは1つだけ。
 昔はセバスチャンのやっている服屋さんもあったが、今の彼はルバーノ屋敷の執事長である。
 お洋服屋さんをやる暇はなく、彼の店はもう人手に渡っていた。

 なので、唯一知る服屋さんの前で馬車をとめてもらったシュリは、ミフィーの手をとり、そそくさと店の中へと移動する。
 店の商品のラインナップがかなり可愛い系に傾いている事は心配だが、ミフィーは可愛いし、何とか着こなせるはずだ。
 そう思いつつ、シュリは店の奥へと声をかけた。


 「すみませ~ん。お洋服下さい」

 「はぁぁぁぁい。少々お待ち下さいねぇ。ほら、バーニィ。メイク、急いで」

 「でもアグネスお姉さま。まだ開店時間には早いですよぉ? 少しくらいお客様に待ってもらっても」

 「おだまりなさい! 私はあなたになんて教えたかしら? お客様は……?」

 「神様ですぅぅ!! メイク、すぐ終わらせまっす」


 奥から聞こえてくるそんなやりとりに胸をほっこりさせつつ、シュリは店の商品を見ながら首をめぐらせる。
 前世でいうところのロリータ系な可愛い服が主流だが、その中に混ざって、レースを上手に使った少々大人向けの繊細な服もちらほら見える。最近はアグネスがオーギュストの元にレース作りの修行に来ているとは聞いていたが、本当の事だったらしい。
 レースを使った服を近くで見てみたが、オーギュストのレースに比べると少々荒さは目立つものの、十分にきれいな出来だった。


 (アグネスは頑張りやさんだなぁ)


 シュリが感心している傍らで、ミフィーはミフィーで店内の様子に圧倒されたように、ほへ~っと周囲を見回していた。
 そんな2人に、カウンターの内側から声がかかる。


 「お、お待たせしましたぁ。いらっしゃいませぇ」


 その声に促されたように振り向いたシュリは、バッシュ先生……いや、バーニィの顔を見上げて思わず固まった。
 メイクを急いだせいだろう。
 目元のラインは乱れているし、口紅ははみ出ているし、髪型も整っていない。
 なにより、髭のそり残しがあって、漢女おとめと呼んであげるにしては、少々ワイルドすぎた。
 その事実を、シュリはバーニィの事を思って口にする。


 「あら、シュリきゅん。いらっしゃぁぁ……」

 「おはよう、バーニィ。急がせちゃった僕が悪いんだけど、その……髭、そり残してるよ?」

 「え”っ!!」

 「待つのは平気だから、メイク直しておいでよ」

 「い……」

 「い?」

 「いやぁぁぁぁん。はずかしいぃぃぃぃ!!」


 シュリの指摘にバーニィは大きな手でバッと顔を覆い、叫びながらバックヤードへと消えていった。
 その様子を、ミフィーは目を丸くしてみていたが、


 「変わった人だね。シュリ、お友達?」


 息子の方を見て問いかける。


 「う~ん」


 その問いかけにシュリは思わずうなった。
 正直、バーニィとシュリの関係は少々込み入っている。
 元先生で、シュリ(の眷属)が懲らしめた結果ああなって、つい最近再開して和解した。
 今の関係性は、まあ、友達、と言えないこともないのかもしれない。


 (ただの知り合いです、なんて紹介したらバーニィ泣きそうだしなぁ)


 まあ、友達でいっか、と1つうなずき、


 「うん。まあ、友達、かな」


 バーニィ友達説を肯定しておいた。


 「そうなのね~。シュリはお友達が多くて偉いわね」

 「そうかなぁ? 普通だと思うよ」

 「そんなことないわよぅ。シュリがみんなに好かれてて、母様は嬉しいわ」


 にこにこ顔のミフィーとそんな話をしていたら、奥からようやくアグネスが現れた。
 バーニィと違って、アグネスの姿にほころびはない。
 流石だなぁ、と思いつつシュリはにっこりと彼女に笑いかけた。


 「いらっしゃい、シュリ。そちらの素敵なレディはシュリの大切な人なのかしら?」

 「うん。そう。僕の母様だよ。可愛いでしょ?」

 「あら! シュリのお母様? 素敵なお母様ね」

 「でしょ!!」


 アグネスは、にこにこ笑うシュリの頭をよしよし撫でてから、改めてミフィーに向き合った。


 「初めまして、お母様。私、シュリのお友達で、アグネスと言います。シュリにはいつもお世話になってます」

 「あらあら、丁寧にありがとう。私はシュリの母親のミフィルカです。気軽にミフィーって呼んでもらえると嬉しいわ」

 「じゃあ、私の事もアグネスって呼んでもらえたら嬉しいです。さっきここにいた子もバーニィって気軽に呼んであげて下さいねぇ。きっと喜びますから」


 2人は言葉を交わし、ふふふ、と笑いあう。
 そんな2人をシュリは微笑ましく見守っていたが、


 「それで? 今日はどんなご用件かしら??」


 アグネスのその言葉に、今日この店に来た目的を思い出した。


 「今日は1日、母様と王都を見て回るつもりなんだけど、そのためのコーディネートをお願いしたいんだ」

 「なるほどぉ。ミフィーさんの全身コーデを考えればいいのね?」

 「うん。お願いできるかな?」

 「もっちろんよぉ。任せてちょうだい。バーニィちゃん、素敵なレディの全身をコーディネートするわよ。早くいらっしゃい」

 「はぁい。お姉さま。ただいま!!」


 奥からバーニィが走ってくる音がする。
 そしてシュリはアグネスにミフィーを託し、自分は少し離れたところで傍観の構えをとるのだった。

しおりを挟む
感想 221

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが…… アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。 そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。  実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。  剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。  アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった

白藍まこと
恋愛
 主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。  クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。  明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。  しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。  そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。  三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。 ※他サイトでも掲載中です。

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!

やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり 目覚めると20歳無職だった主人公。 転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。 ”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。 これではまともな生活ができない。 ――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう! こうして彼の転生生活が幕を開けた。

処理中です...