29 / 545
第一部 幼年期
第二十九話 帰還の朝
しおりを挟む
風呂に入って、部屋に戻って、気がつけばいつの間にか朝になっていた。
窓のカーテンから入ってくる朝日のまぶしさと、食事をしているミフィーとカレンの声に促されるように、シュリはパチっと目を開けた。
ぐるりと頭を巡らせてみると、テーブルで美女2人が朝食の真っ最中。
じーっと見ていると、先に気づいたのはカレンだった。
彼女はシュリの視線に気づき、そっと彼を見つめ返した後、かすかに頬を染めて嬉しそうに微笑んだ。その様は見事なまでに恋する乙女である。
「ミフィー、シュリ君が起きましたよ?」
「ほんと?カレン」
言いながら振り向いたミフィーが、ぱっちりとおめめを開けた息子を認めてにっこりと笑う。
(うーん。我が母親ながら、目が覚めるような美人だな~。カレンも綺麗だけど)
そんな事を考えながら、いつの間にか名前を呼び捨てで呼び合うようになった2人をニコニコしながら眺めた。
もうほとんど食事も終わっていたのか、近づいてきたミフィーに抱き上げられ頬をすり寄せられる。
そしてそのままシュリのお食事タイムとなった。
「今日もこれから長い時間移動するから、いっぱい飲んでおいてね?」
ミフィーのおっぱいをチュウチュウ吸いながら、シュリは母親の話に耳をすませる。
今日はこの後、再びカレンの馬に同乗させて貰ってアズベルグに向かうのだ。
恐らく長時間の移動となる。ミフィーの体調は大丈夫だろうか、と様子をうかがうように母の顔を見上げた。
「ん?どうしたの、シュリ」
こちらを見ながら微笑んでいるその顔は、思いの外元気そうに見えた。
目の下のクマも、思っていたより薄くなっている。
ここでしっかり食事をとり、風呂に入り、ゆっくり眠れたことが効いたのだろう。
昨晩、眠るミフィーに決死の覚悟でベロチューをし、[癒しの体液]を飲ませておいたのも、ちょっとは効果があったのかもしれないが。
とにかく、ミフィーは心配していたよりずっと元気そうだ。そのことが純粋に嬉しかった。
「ミフィー、私は先に下に行ってます。準備が出来たら降りてきて下さいね?」
そう言って、すっかり準備万端に皮鎧まで着込んだカレンはミフィーとシュリに微笑みかけ、颯爽と部屋を出ていった。
ミフィーはそんなカレンを見送ってから、
「さぁて、じゃあ私達も出発の準備をしましょ?」
そう言ってシュリに微笑みかけた。
シュリも、まあそんなに準備することも無いけどーなどと思いつつも、張り切る母親に可愛らしい笑顔を見せるのだった。
「カイゼル様、出立の準備が整っています」
部屋に入ってきたジャンバルノの言葉に、カイゼルは鷹揚に頷く。
「伝令の早馬は出してくれたか?」
「はい。ジュディスへ受け入れの準備の連絡と、それから奥様へ簡単な報告をしておくよう、申し伝えました」
「すまんな。助かる」
カイゼルはジャンバルノの肩をぽんと叩き、部屋を出て階下へと向かう。
ジョゼの腕は、再び氷結の魔法をかけてから大切に運ぶよう、言いつけてある。
アズベルグに帰ったら、きちんと葬ってやるつもりだった。
そんな事を考えたら、ふと年老いた父と母の顔が脳裏に浮かんだ。
2人の事を思うと、何ともやるせない思いでいっぱいになる。
今回のジョゼの帰還はまだ彼らに知らせてはいなかったが、このまま隠して埋葬してしまう訳にもいかないだろう。
ジョゼの妻のミフィーと忘れ形見のシュリの事もある。
いつまでも隠しておけることではないし、どうあっても伝えないわけにはいかない。辛い、報告になるだろうが。
昔は意地を張り合い、ジョゼに対して素直になれなかった父母だが、最近はずいぶんと丸くなり、長く別れたままの次男のことを気かける様子も見えてきていた。
ジョゼが無事にアズベルグを訪れることが出来ていたら、きっと和解出来ていたことだろう。
それが実現できなかった事が何とも口惜しく、切なかった。
「盗賊どもの、足取りは?」
「追わせていますが、手がかりが少なく」
「引き続き、追い続けろ。決して逃がすな」
「はっ」
乗り合い馬車を襲い、ジョゼを殺した盗賊どもを逃がすつもりはなかった。
どれだけの時間がかかろうと、追いつめてやる。ただ1人の、大切な弟を殺されたのだから。
宿の外にでると、兵士達はもう出立の準備を終え、カイゼルを待っていた。
その中に混じって立っているミフィーとその腕の中のシュリの姿が目に入り、カイゼルは思わず相好を崩す。
「ミフィー殿、おはよう。シュリ坊も元気そうだな」
「おはようございます。カレンも色々手伝ってくれましたし、おかげさまでゆっくり休めました。ありがとうございます」
ミフィーの礼の言葉に穏やかに頷きながら、カイゼルはシュリの柔らかな髪を撫でる。
そんな優しい仕草を、ミフィーは嬉しそうに眺め、
「抱っこしてみますか?」
言いながら、シュリをカイゼルの腕へ預ける。
カイゼルは頬をゆるめて小さな甥っ子を受け取ると、その整った顔をまじまじと見つめ、
「きれいな顔だ。顔立ちは、それほどジョゼに似ておらんな」
そんな素直な感想を漏らす。
「顔は私に似たみたいで」
「ふむ。確かに顔立ちはミフィー殿譲りだな。髪の色も。だが、目は弟の色だ」
「ええ。ジョゼの色です」
「きっと美しい少年になるな。女が放っておかないような。今から、楽しみだ」
言いながら、カイゼルはミフィーの腕へシュリを返す。
そしてそのまま彼女の瞳をのぞき込んだ。
「ジョゼの代わりにはならんだろうが、わしにも見守らせてくれると有り難い。可愛い、甥っ子だからな。詳しい話はまた、アズベルグに戻ったら話しあおう」
「えっと。はい、わかりました」
頷いたミフィーに微笑みかけ、カイゼルは馬上の人となる。
続いて馬にまたがったジャンバルノが、大きな声で号令をかける。
「よし、全員騎乗!出発するぞ」
号令に促され、兵士達がそれぞれ自分の馬に跨がっていく。
カレンもひらりと馬に乗り、ミフィーへと手を差し出した。
「さあ、ミフィー。今日も頑張りましょう」
「ええ、カレン。ありがとう」
カレンの手を取り、ミフィーもまた馬上へ。シュリを片腕に抱えたままだから、ほぼカレンの力で引き上げて貰うような状況ではあったが。
そして一行はアズベルグへ向かって進行を始める。
カイゼルとジャンバルノを先頭に、カレンの馬に同乗したミフィーとシュリを真ん中に挟んで守るようにしながら。
もうすぐ、旅の目的地・アズベルグへ到着する。
出発するときは3人だった。
父と母とシュリと、家族3人で小さいけれど心地のいい我が家を後にした。
だが、今は2人。
これからは、ミフィーとシュリ、2人で生きていく。
それがどんな生活になるかはわからない。
だが、シュリは心に決めていた。
何があってもミフィーを守る。そして、二度と大切な人を失う事が無いように強くなろう、と。
シュリの初めての旅の終わりが、近づいてきていた。
窓のカーテンから入ってくる朝日のまぶしさと、食事をしているミフィーとカレンの声に促されるように、シュリはパチっと目を開けた。
ぐるりと頭を巡らせてみると、テーブルで美女2人が朝食の真っ最中。
じーっと見ていると、先に気づいたのはカレンだった。
彼女はシュリの視線に気づき、そっと彼を見つめ返した後、かすかに頬を染めて嬉しそうに微笑んだ。その様は見事なまでに恋する乙女である。
「ミフィー、シュリ君が起きましたよ?」
「ほんと?カレン」
言いながら振り向いたミフィーが、ぱっちりとおめめを開けた息子を認めてにっこりと笑う。
(うーん。我が母親ながら、目が覚めるような美人だな~。カレンも綺麗だけど)
そんな事を考えながら、いつの間にか名前を呼び捨てで呼び合うようになった2人をニコニコしながら眺めた。
もうほとんど食事も終わっていたのか、近づいてきたミフィーに抱き上げられ頬をすり寄せられる。
そしてそのままシュリのお食事タイムとなった。
「今日もこれから長い時間移動するから、いっぱい飲んでおいてね?」
ミフィーのおっぱいをチュウチュウ吸いながら、シュリは母親の話に耳をすませる。
今日はこの後、再びカレンの馬に同乗させて貰ってアズベルグに向かうのだ。
恐らく長時間の移動となる。ミフィーの体調は大丈夫だろうか、と様子をうかがうように母の顔を見上げた。
「ん?どうしたの、シュリ」
こちらを見ながら微笑んでいるその顔は、思いの外元気そうに見えた。
目の下のクマも、思っていたより薄くなっている。
ここでしっかり食事をとり、風呂に入り、ゆっくり眠れたことが効いたのだろう。
昨晩、眠るミフィーに決死の覚悟でベロチューをし、[癒しの体液]を飲ませておいたのも、ちょっとは効果があったのかもしれないが。
とにかく、ミフィーは心配していたよりずっと元気そうだ。そのことが純粋に嬉しかった。
「ミフィー、私は先に下に行ってます。準備が出来たら降りてきて下さいね?」
そう言って、すっかり準備万端に皮鎧まで着込んだカレンはミフィーとシュリに微笑みかけ、颯爽と部屋を出ていった。
ミフィーはそんなカレンを見送ってから、
「さぁて、じゃあ私達も出発の準備をしましょ?」
そう言ってシュリに微笑みかけた。
シュリも、まあそんなに準備することも無いけどーなどと思いつつも、張り切る母親に可愛らしい笑顔を見せるのだった。
「カイゼル様、出立の準備が整っています」
部屋に入ってきたジャンバルノの言葉に、カイゼルは鷹揚に頷く。
「伝令の早馬は出してくれたか?」
「はい。ジュディスへ受け入れの準備の連絡と、それから奥様へ簡単な報告をしておくよう、申し伝えました」
「すまんな。助かる」
カイゼルはジャンバルノの肩をぽんと叩き、部屋を出て階下へと向かう。
ジョゼの腕は、再び氷結の魔法をかけてから大切に運ぶよう、言いつけてある。
アズベルグに帰ったら、きちんと葬ってやるつもりだった。
そんな事を考えたら、ふと年老いた父と母の顔が脳裏に浮かんだ。
2人の事を思うと、何ともやるせない思いでいっぱいになる。
今回のジョゼの帰還はまだ彼らに知らせてはいなかったが、このまま隠して埋葬してしまう訳にもいかないだろう。
ジョゼの妻のミフィーと忘れ形見のシュリの事もある。
いつまでも隠しておけることではないし、どうあっても伝えないわけにはいかない。辛い、報告になるだろうが。
昔は意地を張り合い、ジョゼに対して素直になれなかった父母だが、最近はずいぶんと丸くなり、長く別れたままの次男のことを気かける様子も見えてきていた。
ジョゼが無事にアズベルグを訪れることが出来ていたら、きっと和解出来ていたことだろう。
それが実現できなかった事が何とも口惜しく、切なかった。
「盗賊どもの、足取りは?」
「追わせていますが、手がかりが少なく」
「引き続き、追い続けろ。決して逃がすな」
「はっ」
乗り合い馬車を襲い、ジョゼを殺した盗賊どもを逃がすつもりはなかった。
どれだけの時間がかかろうと、追いつめてやる。ただ1人の、大切な弟を殺されたのだから。
宿の外にでると、兵士達はもう出立の準備を終え、カイゼルを待っていた。
その中に混じって立っているミフィーとその腕の中のシュリの姿が目に入り、カイゼルは思わず相好を崩す。
「ミフィー殿、おはよう。シュリ坊も元気そうだな」
「おはようございます。カレンも色々手伝ってくれましたし、おかげさまでゆっくり休めました。ありがとうございます」
ミフィーの礼の言葉に穏やかに頷きながら、カイゼルはシュリの柔らかな髪を撫でる。
そんな優しい仕草を、ミフィーは嬉しそうに眺め、
「抱っこしてみますか?」
言いながら、シュリをカイゼルの腕へ預ける。
カイゼルは頬をゆるめて小さな甥っ子を受け取ると、その整った顔をまじまじと見つめ、
「きれいな顔だ。顔立ちは、それほどジョゼに似ておらんな」
そんな素直な感想を漏らす。
「顔は私に似たみたいで」
「ふむ。確かに顔立ちはミフィー殿譲りだな。髪の色も。だが、目は弟の色だ」
「ええ。ジョゼの色です」
「きっと美しい少年になるな。女が放っておかないような。今から、楽しみだ」
言いながら、カイゼルはミフィーの腕へシュリを返す。
そしてそのまま彼女の瞳をのぞき込んだ。
「ジョゼの代わりにはならんだろうが、わしにも見守らせてくれると有り難い。可愛い、甥っ子だからな。詳しい話はまた、アズベルグに戻ったら話しあおう」
「えっと。はい、わかりました」
頷いたミフィーに微笑みかけ、カイゼルは馬上の人となる。
続いて馬にまたがったジャンバルノが、大きな声で号令をかける。
「よし、全員騎乗!出発するぞ」
号令に促され、兵士達がそれぞれ自分の馬に跨がっていく。
カレンもひらりと馬に乗り、ミフィーへと手を差し出した。
「さあ、ミフィー。今日も頑張りましょう」
「ええ、カレン。ありがとう」
カレンの手を取り、ミフィーもまた馬上へ。シュリを片腕に抱えたままだから、ほぼカレンの力で引き上げて貰うような状況ではあったが。
そして一行はアズベルグへ向かって進行を始める。
カイゼルとジャンバルノを先頭に、カレンの馬に同乗したミフィーとシュリを真ん中に挟んで守るようにしながら。
もうすぐ、旅の目的地・アズベルグへ到着する。
出発するときは3人だった。
父と母とシュリと、家族3人で小さいけれど心地のいい我が家を後にした。
だが、今は2人。
これからは、ミフィーとシュリ、2人で生きていく。
それがどんな生活になるかはわからない。
だが、シュリは心に決めていた。
何があってもミフィーを守る。そして、二度と大切な人を失う事が無いように強くなろう、と。
シュリの初めての旅の終わりが、近づいてきていた。
0
お気に入りに追加
2,134
あなたにおすすめの小説
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる