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第二部 少年期のはじまり
第百八話 古い友情、そして新たな友情(?)の芽生え
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ヴィオラの腕に抱かれたままリビングへ移動すると、豪華そうなソファーセットでくつろいでいる二人の女性の姿が目に入った。
恐らく、彼女達がナーザとジャズ、なのだろう。
恐ろしいことに、どっちが母親でどっちが娘なのか、正直判別がつかなかった。
親子なだけに、顔立ちは似ているのだが、親子と言うよりは姉妹と言われた方がしっくりくるくらい。
どちらもまだ十代と言われてもおかしくない印象だ。
片方は確実に、経産婦でそれなりの年齢のはずなのだが、どう見ても判別がつかなかった。
「ヴィオラ!?いつ王都に来たんだ??」
そう言って立ち上がったのは、耳が猫っぽく尖った人のほう。
髪の毛は金茶色でショートカット。アーモンド型の瞳は焦げ茶色で、顔は全体的に小作りで可愛らしい。
活動的な印象の彼女は、中にいる女性陣の中でも一番背が小さく、シュリはすっかり彼女が一番年下だと思いこんでいた。
だが、その反応を見る限り、彼女がヴィオラの友達のナーザという女性なのだろう。
ヴィオラの友人と言う事は、年齢もそれなりと言う事だ。見た目はまるで少女の様に見えるというのに。
ということは、隣にいる女性がナーザとハクレンのお子さん、なのだろうか?
背が高いから、ちょっと大人っぽく見える。
むしろナーザよりもお姉さんっぽい。
彼女もナーザと同様、少し驚いたようにヴィオラを見ていた。
母親と同じアーモンド型の瞳は色も同じく焦げ茶色で、髪の毛も同じように金茶色だが、前髪の一部分だけ色が抜けたように白くなっている。
耳は、父親であるハクレンに似たのか、少し丸っぽくて白と黒の虎模様をしていた。
「ヴィオラさん、久しぶり。元気そうで何よりです」
立ち上がり、礼儀正しく頭を下げる。
立ち上がってみると、背の高いジャズは小さなナーザよりずいぶんお姉さんに見えた。
「ナーザ、ジャズ、久しぶりね。ナーザは相変わらずだし、ジャズはお姉さんになったわねぇ。いくつになったの?」
「今年で15歳です」
「15歳かぁ。学校とか、通ってるの?」
「今は、王都の冒険者養成学校に通ってます」
「そっか。冒険者、目指すんだ?」
「父も母も、冒険者でしたから。私は戦うこと以外は不器用ですし」
座って座ってと促すヴィオラの言葉に従ってソファーに座り直しながら、ジャズは生真面目に答える。
15歳と言えば、フィリアと同じ年頃だ。
フィリアの方が少しお姉さんのはずだが、身長のせいなのか落ち着いた佇まいのせいなのか、ジャズの方がずっと大人の様に感じられた。
「職業は?なにを取ったの??」
「まずは戦士を。最終的には侍系を目指したくて」
「侍、かぁ。あっち系を目指すなら、確かに戦士は必須だね。後は剣士とか。無事に侍職に就けたらお祝いにいい刀鍛冶を紹介するから言ってね。最初の一本は、私がプレゼントしてあげる」
「ほんとですか!!ありがとうございます。頑張りますっ!!」
ヴィオラの言葉に、ジャズがぱっと顔を輝かせた。
不意に出たその表情は年相応に子供らしく、ちゃんと15歳の少女の様に見えた。
「よかったな~、ジャズ。ヴィオラは金持ちだから、存分にたかっとけよ?」
にかりと笑い、見た目にそぐわないちょっと粗野な口調で話すのはジャズの母親のナーザだ。
そんな友人の言葉に、ヴィオラは唇を尖らせて言葉を返す。
「あら、お言葉ね。まあ、お金があるのは否定しないけど、普段はそんなに無駄遣いはしないのよ?ジャズだから特別。ジャズは、仲間内で生まれた、数少ない子供だし。ま、自分の子供みたいな感覚よね。ほら、うちのメンバーって寂しい独身者が多いじゃない?そう言った意味では、可愛がれる対象が少ないというか」
「ふん。寂しい独身者で悪かったわね。あんただって似たようなもんでしょうが。……まぁ、確かに、仲間内で産まれた子供は、他の家の子供より可愛い気はするけど。ジャズもそうだし、あんたのところのミフィルカもね」
「あー、ミフィルカ!あいつ、元気?今日は連れてきてないの??」
ナーザの問いに、
「ミフィーはもういい大人よ?適当に連れ回すわけにもいかないでしょうが。まぁ、代わりといってはなんだけど……」
ヴィオラは苦笑混じりに答えを返し、それからにやりと笑うと、
「じゃーん」
そう言って、シュリの脇を両手で支えるようにして前に突き出した。どーだといわんばかりのドヤ顔で。
そのあまりの勢いに、ぶらんぶらんとシュリの体が揺れる。
当然の事ながらみんなの視線がシュリに集まり、シュリは何とも言えない表情で周囲を見回した。
「うわっ、なにそれ!!可愛い!!!!」
ナーザが叫び、
「か、可愛い……抱っこしたい……」
ジャズが呟く。
ヴィオラは孫に集まる賛美の声に気を良くして、
「あ、ジャズ。抱っこしたい?抱っこしてみる??」
言いながら、シュリをジャズの方に差し出した。
それをみたアガサが思わず目をむく。私が抱っこしたいと言った時とずいぶん態度が違うじゃないか、と。
だが、いい大人であるアガサは、流石に嬉しそうな顔をするジャズの目の前からシュリをかっさらう様な真似をすることも出来ず、己の欲望をぐっとこらえて我慢した。
ヴィオラ、後で覚えてなさいよ~!?と横目で友人を睨みながら。
かくして、シュリの身柄は無事にジャズの手へと渡り、ジャズはおっかなびっくりシュリを抱っこする。
そして、腕の中のシュリの顔をのぞき込み、嬉しそうに微笑んだ。
「お、思ったより軽いんですね。すごく、可愛いです」
「でしょでしょ~?超絶可愛いでしょ?私のシュリは!!!」
「私のシュリって、その子はいったいヴィオラの何なんだ??」
ジャズのほめ言葉に、ヴィオラが叫び、そこにナーザがつっこみを入れる。
「あれ?まだいってなかったっけ?シュリはミフィーの息子よ。つまり、私の初孫ってわけね」
「ミフィルカの子供!?どおりで可愛くて賢そうな訳だな。そこにお前の遺伝子が入ってる事だけは不思議だけどな」
「同感だわ。ヴィオラの遺伝子が入ってるのに、ミフィルカはいい子だし、シュリは天使のように可愛いし、ほんっと、不思議よね」
「ん?それはなにかな~?私はミフィーやシュリと違って、可愛くも賢くもいい子でもないと??」
聞き捨てならないな~と友人二人につっこめば、二人から返ってくるのは呆れたような眼差し。
「なにを分かり切ったことを……ねぇ、ナーザ」
「だな。当たり前の事を理解できてないとは、可哀想な奴だぜ。いっそ、バカ可愛いな!」
「なっ、なによう!二人とも!!それにナーザ!言うに事欠いてバカ可愛いとはなによ、バカ可愛いとは!?もう~、バカにしてぇ!!」
シュリはジャズに抱かれたまま、ぷんぷんと怒るヴィオラを見つめながら思う。
(あ。ごめん……僕もバカ可愛いって思ってたよ。おばー様の事)
と。ちょっと申し訳ないような気持ちになりながら。
だが、そんなシュリの内心に気づくことなく、ヴィオラは古い友人とじゃれ合っている。
シュリは微笑ましくその様子を見つめてから、自分を抱っこしてくれているジャズへと視線を戻した。
「シュリって言うんだね。私はジャズ、だよ。よろしくね?」
にっこり微笑み話しかけられて、シュリも反射的に笑みを浮かべる。
その微笑みがどんな効果を及ぼすかを考える暇もないままに。
「ジャズ、お姉ちゃん?」
「お、おねいちゃん……」
微笑み付きのシュリの呼びかけにズキューンと胸を打ち抜かれ、ジャズは言いようのないトキメキにほんのりと頬を赤らめた。
ドキドキしながらジャズは思う。
(私には弟がいないから分からないけど、これがお姉ちゃんの気分ってもの……なのかなぁ?)
とちょっと正解とは言いがたい感想を抱きつつ微笑んで、シュリの頭をそっと撫でる。
「……うん。ジャズお姉ちゃん、だよ。これから仲良くしてね、シュリ」
三人の古い友人同士は相も変わらずちょっと激しい交流を続けている。
飛び交うのは、仲間内の遠慮の無い言葉の数々だ。
彼女達のそんな声をBGMに、ジャズとシュリはほんわりと柔らかな空気の中、お互いの親交を深め合うのだった。
恐らく、彼女達がナーザとジャズ、なのだろう。
恐ろしいことに、どっちが母親でどっちが娘なのか、正直判別がつかなかった。
親子なだけに、顔立ちは似ているのだが、親子と言うよりは姉妹と言われた方がしっくりくるくらい。
どちらもまだ十代と言われてもおかしくない印象だ。
片方は確実に、経産婦でそれなりの年齢のはずなのだが、どう見ても判別がつかなかった。
「ヴィオラ!?いつ王都に来たんだ??」
そう言って立ち上がったのは、耳が猫っぽく尖った人のほう。
髪の毛は金茶色でショートカット。アーモンド型の瞳は焦げ茶色で、顔は全体的に小作りで可愛らしい。
活動的な印象の彼女は、中にいる女性陣の中でも一番背が小さく、シュリはすっかり彼女が一番年下だと思いこんでいた。
だが、その反応を見る限り、彼女がヴィオラの友達のナーザという女性なのだろう。
ヴィオラの友人と言う事は、年齢もそれなりと言う事だ。見た目はまるで少女の様に見えるというのに。
ということは、隣にいる女性がナーザとハクレンのお子さん、なのだろうか?
背が高いから、ちょっと大人っぽく見える。
むしろナーザよりもお姉さんっぽい。
彼女もナーザと同様、少し驚いたようにヴィオラを見ていた。
母親と同じアーモンド型の瞳は色も同じく焦げ茶色で、髪の毛も同じように金茶色だが、前髪の一部分だけ色が抜けたように白くなっている。
耳は、父親であるハクレンに似たのか、少し丸っぽくて白と黒の虎模様をしていた。
「ヴィオラさん、久しぶり。元気そうで何よりです」
立ち上がり、礼儀正しく頭を下げる。
立ち上がってみると、背の高いジャズは小さなナーザよりずいぶんお姉さんに見えた。
「ナーザ、ジャズ、久しぶりね。ナーザは相変わらずだし、ジャズはお姉さんになったわねぇ。いくつになったの?」
「今年で15歳です」
「15歳かぁ。学校とか、通ってるの?」
「今は、王都の冒険者養成学校に通ってます」
「そっか。冒険者、目指すんだ?」
「父も母も、冒険者でしたから。私は戦うこと以外は不器用ですし」
座って座ってと促すヴィオラの言葉に従ってソファーに座り直しながら、ジャズは生真面目に答える。
15歳と言えば、フィリアと同じ年頃だ。
フィリアの方が少しお姉さんのはずだが、身長のせいなのか落ち着いた佇まいのせいなのか、ジャズの方がずっと大人の様に感じられた。
「職業は?なにを取ったの??」
「まずは戦士を。最終的には侍系を目指したくて」
「侍、かぁ。あっち系を目指すなら、確かに戦士は必須だね。後は剣士とか。無事に侍職に就けたらお祝いにいい刀鍛冶を紹介するから言ってね。最初の一本は、私がプレゼントしてあげる」
「ほんとですか!!ありがとうございます。頑張りますっ!!」
ヴィオラの言葉に、ジャズがぱっと顔を輝かせた。
不意に出たその表情は年相応に子供らしく、ちゃんと15歳の少女の様に見えた。
「よかったな~、ジャズ。ヴィオラは金持ちだから、存分にたかっとけよ?」
にかりと笑い、見た目にそぐわないちょっと粗野な口調で話すのはジャズの母親のナーザだ。
そんな友人の言葉に、ヴィオラは唇を尖らせて言葉を返す。
「あら、お言葉ね。まあ、お金があるのは否定しないけど、普段はそんなに無駄遣いはしないのよ?ジャズだから特別。ジャズは、仲間内で生まれた、数少ない子供だし。ま、自分の子供みたいな感覚よね。ほら、うちのメンバーって寂しい独身者が多いじゃない?そう言った意味では、可愛がれる対象が少ないというか」
「ふん。寂しい独身者で悪かったわね。あんただって似たようなもんでしょうが。……まぁ、確かに、仲間内で産まれた子供は、他の家の子供より可愛い気はするけど。ジャズもそうだし、あんたのところのミフィルカもね」
「あー、ミフィルカ!あいつ、元気?今日は連れてきてないの??」
ナーザの問いに、
「ミフィーはもういい大人よ?適当に連れ回すわけにもいかないでしょうが。まぁ、代わりといってはなんだけど……」
ヴィオラは苦笑混じりに答えを返し、それからにやりと笑うと、
「じゃーん」
そう言って、シュリの脇を両手で支えるようにして前に突き出した。どーだといわんばかりのドヤ顔で。
そのあまりの勢いに、ぶらんぶらんとシュリの体が揺れる。
当然の事ながらみんなの視線がシュリに集まり、シュリは何とも言えない表情で周囲を見回した。
「うわっ、なにそれ!!可愛い!!!!」
ナーザが叫び、
「か、可愛い……抱っこしたい……」
ジャズが呟く。
ヴィオラは孫に集まる賛美の声に気を良くして、
「あ、ジャズ。抱っこしたい?抱っこしてみる??」
言いながら、シュリをジャズの方に差し出した。
それをみたアガサが思わず目をむく。私が抱っこしたいと言った時とずいぶん態度が違うじゃないか、と。
だが、いい大人であるアガサは、流石に嬉しそうな顔をするジャズの目の前からシュリをかっさらう様な真似をすることも出来ず、己の欲望をぐっとこらえて我慢した。
ヴィオラ、後で覚えてなさいよ~!?と横目で友人を睨みながら。
かくして、シュリの身柄は無事にジャズの手へと渡り、ジャズはおっかなびっくりシュリを抱っこする。
そして、腕の中のシュリの顔をのぞき込み、嬉しそうに微笑んだ。
「お、思ったより軽いんですね。すごく、可愛いです」
「でしょでしょ~?超絶可愛いでしょ?私のシュリは!!!」
「私のシュリって、その子はいったいヴィオラの何なんだ??」
ジャズのほめ言葉に、ヴィオラが叫び、そこにナーザがつっこみを入れる。
「あれ?まだいってなかったっけ?シュリはミフィーの息子よ。つまり、私の初孫ってわけね」
「ミフィルカの子供!?どおりで可愛くて賢そうな訳だな。そこにお前の遺伝子が入ってる事だけは不思議だけどな」
「同感だわ。ヴィオラの遺伝子が入ってるのに、ミフィルカはいい子だし、シュリは天使のように可愛いし、ほんっと、不思議よね」
「ん?それはなにかな~?私はミフィーやシュリと違って、可愛くも賢くもいい子でもないと??」
聞き捨てならないな~と友人二人につっこめば、二人から返ってくるのは呆れたような眼差し。
「なにを分かり切ったことを……ねぇ、ナーザ」
「だな。当たり前の事を理解できてないとは、可哀想な奴だぜ。いっそ、バカ可愛いな!」
「なっ、なによう!二人とも!!それにナーザ!言うに事欠いてバカ可愛いとはなによ、バカ可愛いとは!?もう~、バカにしてぇ!!」
シュリはジャズに抱かれたまま、ぷんぷんと怒るヴィオラを見つめながら思う。
(あ。ごめん……僕もバカ可愛いって思ってたよ。おばー様の事)
と。ちょっと申し訳ないような気持ちになりながら。
だが、そんなシュリの内心に気づくことなく、ヴィオラは古い友人とじゃれ合っている。
シュリは微笑ましくその様子を見つめてから、自分を抱っこしてくれているジャズへと視線を戻した。
「シュリって言うんだね。私はジャズ、だよ。よろしくね?」
にっこり微笑み話しかけられて、シュリも反射的に笑みを浮かべる。
その微笑みがどんな効果を及ぼすかを考える暇もないままに。
「ジャズ、お姉ちゃん?」
「お、おねいちゃん……」
微笑み付きのシュリの呼びかけにズキューンと胸を打ち抜かれ、ジャズは言いようのないトキメキにほんのりと頬を赤らめた。
ドキドキしながらジャズは思う。
(私には弟がいないから分からないけど、これがお姉ちゃんの気分ってもの……なのかなぁ?)
とちょっと正解とは言いがたい感想を抱きつつ微笑んで、シュリの頭をそっと撫でる。
「……うん。ジャズお姉ちゃん、だよ。これから仲良くしてね、シュリ」
三人の古い友人同士は相も変わらずちょっと激しい交流を続けている。
飛び交うのは、仲間内の遠慮の無い言葉の数々だ。
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