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第二部 少年期のはじまり
第九十六話 SS級冒険者が家へやってきた!?
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「はぁい、ミフィー。久しぶりね」
「お母さん!?どうしていきなりシュリと一緒なの!?」
「うーん。そこには深いようで浅いような、何とも微妙な理由があるので触れないで欲しいところだわ……」
母子の久々の再会は、そんな会話の応酬から始まった。
向かい合う二人は本当に色違いの姉妹のようで、シュリはほぉ~っと感心したような吐息を漏らす。
その胸元のボリュームが反比例しているのは、まあご愛敬だ。
だが、そんなことは些細な事。二人が二人とも、すごく美人な事だけは間違いがないのだから。
「あの、ヴィオラ様は変質者に絡まれた私とシュリ君を颯爽と助けてくれたんですよ。お礼をお伝えする段になって、シュリ君のおばあ様だと言うことが判明したので、こちらに同行して頂いたんです」
横合いからカレンが助け船を出すと、それを受けたミフィーは、
「ふうん……颯爽と、ねぇ」
と何とも疑わしそうに半眼で己の母親をチラリ。それを敏感に感じたヴィオラが、
「あ、なーに?その目。お母さんに向かって!」
そう言って唇を尖らせれば、
「べつにぃ?ただ、颯爽とって響きがお母さんのイメージじゃ無いなって思っただけ~」
ミフィーも負けじとそんな憎まれ口を叩く。
「なによぅ。言っておくけどね、ミフィー。ちょっと会わない間にお母さんはSSになったんですからね!颯爽と孫を助けるくらい、お手のものよ!」
「へぇ~、ふぅ~ん」
「もうっ、お母さんをバカにして!!」
「バカになんかしてないも~ん。ただ、私はお母さんの颯爽としたところなんて一度も見たことが無いなって思っただけだし」
「むき~!!」
うわ~、ミフィーが子供だ、と目の前で繰り広げられる母子の熱い言い争いに、シュリは目を丸くする。
そして、流石にこれ以上ヒートアップさせるのもまずかろうと、母親の足下へとてとてと歩み寄り彼女のスカートを両手でつかむと、
「母様とおばあ様、けんか、ですか?」
と目をちょろっと潤ませて母親を見上げた。
とたんにミフィーが目に見えて慌てる。近くで息子が母子大戦を見学している事など、ころっと忘れていたらしい。
「ち、違うのよ~?シュリ。母様はね、おばあ様ととっても仲良しだからね?安心していいのよ~??」
言いながら抱き上げ、目と目を合わせて息子を安心させるように母親の笑みを浮かべる。
「ほんと??」
更に目を潤ませて問えば、ミフィーは何度も頷いて、
「勿論よ!ね!お母さん!!」
ぐりんと、首を己の母親の方へ向け、同意を求める。
「え~??なんなのよ、いきなり……」
「私達、とっても仲良しよね!?そうでしょ?お母さん」
「ん~??そうねぇ……」
「おばあ様、母様と仲良くないですか?」
言いながら、シュリは潤んだ瞳を今度はヴィオラへと向けた。
ヴィオラもまた、そのあまりの破壊力に思わずあわあわした後、
「な、仲良しよ?うん、とっても仲良し。ね~、ミフィー」
「そう、仲良しよ!シュリ。大丈夫だからね~??」
「そうよ~。大丈夫だから、泣いちゃダメよ??」
ヴィオラもミフィーも全力でシュリをなだめにかかる。
シュリはふくっとした拳で目元をぐしぐしとこすって、
「僕、泣かないです。だって、男の子ですから」
そんなけなげな言葉と笑顔で、母と祖母にダブルパンチを食らわせた。
「くっ、可愛い。ミフィー、あんたにしてはいい仕事をしたわね……」
「ちょっと釈然としないけど、シュリへの誉め言葉だけは素直に受け取っておくわね、お母さん」
二人は渋々ながらもお互いを認め合い(?)和解した。
シュリの前での喧嘩は情操教育に悪いと暗黙の了解で判断した上で。
さて。
広間に行くと、そこには王都にいるフィリアを除いた姉妹とその母親であるエミーユが待ち受けていた。
もちろんその傍らにはシャイナの姿。
シャイナはシュリと目が合うと、嬉しそうに瞳を細めてほんのりと微笑んだ。
それにめざとく気づいたヴィオラがシュリにちらりと目線を向ける。アレが二人目でしょ?と言うように。
シュリはくすりと笑い、ミフィーに気づかれないように、口元に人差し指を押し当てる。内緒ですよと、そんな意味を込めて。
それから改めて、シュリは祖母の手を引き、家族へと引き合わせる。
「おばあ様、エミーユ伯母様とリュミス姉様、アリス姉様、ミリシア姉様です。それから、彼女は屋敷のメイドのシャイナ。みんな、こちらは僕のおばあ様で、冒険者のヴィオラおばあ様です。とっても強い、素敵なおばあ様なんですよ?」
可愛らしい声で一生懸命に説明するシュリを一同は微笑ましく見守り、孫からの褒め言葉にヴィオラがデレる中、まずは一同を代表するように、エミーユがヴィオラの前に進み出た。
「ヴィオラ様。ご高名はかねがね。アズベルグの領主、カイゼル・ルバーノの妻のエミーユです。以後、お見知り置き下さい」
言いながら優雅に一礼。
「ご丁寧にどうも。ヴィオラ・シュナイダーよ。娘と孫がお世話になってます」
ヴィオラもぺこりと一礼し、二人は顔を合わせてにっこりと微笑んだ。
「とまあ、堅苦しいのはここまでにして……ヴィオラさん、ルバーノ家へようこそ。ミフィーさんのお母様にお会いできて嬉しいわ。お部屋を用意させているので、ぜひのんびりしていって下さいね?」
「良かった。私も堅苦しいのは苦手なの。お言葉に甘えてしばらく滞在させて貰うことにするわ」
そんなやりとりをしていると、玄関の方がにわかに騒がしくなった。
どうやら主のご帰還らしい。
しばらく待っていると、ヴィオラの事を知らせに行っていたらしいジュディスを引き連れて、カイゼルが広間へとやってきた。
そして開口早々、
「おお!あなたがSSの冒険者、ヴィオラ・シュナイダー殿ですな。あなたほどの人物にご来訪いただけるとは光栄の至り。しかも、シュリのおばあ様と言うことは、我らにとっても家族!どうぞよろしくお願いしますぞ」
己の名を名乗るのも忘れて、興奮したように言葉を紡ぐ。
「カイゼル様。名前……名前を忘れてます。まずは名前を名乗って下さい」
「おお、そうであったな、ジュディス。ヴィオラ殿、失礼しました。わしはルバーノ家の当主でアズベルグの領主、カイゼル・ルバーノと申す者。シュリの亡くなった父親の兄に当たります」
ジュディスの静かなつっこみに、カイゼルが朗らかに自己紹介をし、それに続いて、
「ヴィオラ様。シュリ様の秘書をしておりますジュディスと申します」
ジュディスもシンプルに自己紹介をし、深々と頭を下げた。
「シュリの秘書?そこの、カイゼルさんの秘書じゃなくて?」
「はい。以前はカイゼル様の秘書を務めていましたが、現在は次期当主となられるシュリ様専属の秘書をしております」
首を傾げて問いかけるヴィオラに、ジュディスは動じずにっこり笑って答えを返す。
その瞳がちらりとシュリに熱のこもった視線を向けたのを、敏感に察知し、
「ほほ~」
ヴィオラは感心したような声をあげて、これまたちらりとシュリを見た。これが3人目かと、確かめるように。
シュリはにこりと微笑んで、それを答えに変える。
ヴィオラはなるほどねぇと何度かうなずき、それから改めてカイゼルに視線を向けた。
そしてその瞳がシュリと同じ、菫色をしていることに気づき思わず微笑む。
シュリの瞳の色は、彼の弟だったという父親から貰ったみたいだと、そんなことを思いながら。
「カイゼルさん?自己紹介が遅れてごめんなさいね。ご存じの通りだとは思うけど、ヴィオラ・シュナイダーよ。シュリとミフィーがお世話になってます。奥さんからは、私をここに泊めて貰えるって聞いてるけど、それで問題はないかしら?」
「無論のこと。むしろ、こちらからそのようにお願いしたい。シュリの事も色々話したいですし、あなたのこれまでの冒険の話などもお聞かせ願えれば嬉しいですな」
「まあ、大した冒険でもないけど、それで良いなら喜んで。もちろん、シュリの話と引き替えにね?」
そう言ってにっこり笑うヴィオラの手を引っ張り、
「おばあ様。ルバーノのおじい様とおばあ様も後で紹介しますね。でも、お疲れでしょうから、先にお部屋に案内します」
シュリがそう提案すると、ヴィオラも特に反論することなく頷いた。
「シュリが案内してくれるの?」
「はい。エミーユ伯母様にどのお部屋か聞いてあります」
「そ?じゃあ、お願いするわね?」
「はい、こっちです!」
そう言って、ヴィオラの手を引いて張り切って歩き出すシュリを、全員が微笑ましく見送る中、
「シュリ、私も一緒に行こうか?」
ミフィーからそんな言葉。シュリは微笑んで、首を横に振り、
「大丈夫です、母様。僕だけでご案内出来ます。それでご飯の時間まで、一緒にお話ししてきますね」
そう返すと、ヴィオラと仲良く広間を後にする。
そんな祖母と孫の仲の良さそうな後姿を、ミフィーは何とも複雑な顔で見送るのだった。
「お母さん!?どうしていきなりシュリと一緒なの!?」
「うーん。そこには深いようで浅いような、何とも微妙な理由があるので触れないで欲しいところだわ……」
母子の久々の再会は、そんな会話の応酬から始まった。
向かい合う二人は本当に色違いの姉妹のようで、シュリはほぉ~っと感心したような吐息を漏らす。
その胸元のボリュームが反比例しているのは、まあご愛敬だ。
だが、そんなことは些細な事。二人が二人とも、すごく美人な事だけは間違いがないのだから。
「あの、ヴィオラ様は変質者に絡まれた私とシュリ君を颯爽と助けてくれたんですよ。お礼をお伝えする段になって、シュリ君のおばあ様だと言うことが判明したので、こちらに同行して頂いたんです」
横合いからカレンが助け船を出すと、それを受けたミフィーは、
「ふうん……颯爽と、ねぇ」
と何とも疑わしそうに半眼で己の母親をチラリ。それを敏感に感じたヴィオラが、
「あ、なーに?その目。お母さんに向かって!」
そう言って唇を尖らせれば、
「べつにぃ?ただ、颯爽とって響きがお母さんのイメージじゃ無いなって思っただけ~」
ミフィーも負けじとそんな憎まれ口を叩く。
「なによぅ。言っておくけどね、ミフィー。ちょっと会わない間にお母さんはSSになったんですからね!颯爽と孫を助けるくらい、お手のものよ!」
「へぇ~、ふぅ~ん」
「もうっ、お母さんをバカにして!!」
「バカになんかしてないも~ん。ただ、私はお母さんの颯爽としたところなんて一度も見たことが無いなって思っただけだし」
「むき~!!」
うわ~、ミフィーが子供だ、と目の前で繰り広げられる母子の熱い言い争いに、シュリは目を丸くする。
そして、流石にこれ以上ヒートアップさせるのもまずかろうと、母親の足下へとてとてと歩み寄り彼女のスカートを両手でつかむと、
「母様とおばあ様、けんか、ですか?」
と目をちょろっと潤ませて母親を見上げた。
とたんにミフィーが目に見えて慌てる。近くで息子が母子大戦を見学している事など、ころっと忘れていたらしい。
「ち、違うのよ~?シュリ。母様はね、おばあ様ととっても仲良しだからね?安心していいのよ~??」
言いながら抱き上げ、目と目を合わせて息子を安心させるように母親の笑みを浮かべる。
「ほんと??」
更に目を潤ませて問えば、ミフィーは何度も頷いて、
「勿論よ!ね!お母さん!!」
ぐりんと、首を己の母親の方へ向け、同意を求める。
「え~??なんなのよ、いきなり……」
「私達、とっても仲良しよね!?そうでしょ?お母さん」
「ん~??そうねぇ……」
「おばあ様、母様と仲良くないですか?」
言いながら、シュリは潤んだ瞳を今度はヴィオラへと向けた。
ヴィオラもまた、そのあまりの破壊力に思わずあわあわした後、
「な、仲良しよ?うん、とっても仲良し。ね~、ミフィー」
「そう、仲良しよ!シュリ。大丈夫だからね~??」
「そうよ~。大丈夫だから、泣いちゃダメよ??」
ヴィオラもミフィーも全力でシュリをなだめにかかる。
シュリはふくっとした拳で目元をぐしぐしとこすって、
「僕、泣かないです。だって、男の子ですから」
そんなけなげな言葉と笑顔で、母と祖母にダブルパンチを食らわせた。
「くっ、可愛い。ミフィー、あんたにしてはいい仕事をしたわね……」
「ちょっと釈然としないけど、シュリへの誉め言葉だけは素直に受け取っておくわね、お母さん」
二人は渋々ながらもお互いを認め合い(?)和解した。
シュリの前での喧嘩は情操教育に悪いと暗黙の了解で判断した上で。
さて。
広間に行くと、そこには王都にいるフィリアを除いた姉妹とその母親であるエミーユが待ち受けていた。
もちろんその傍らにはシャイナの姿。
シャイナはシュリと目が合うと、嬉しそうに瞳を細めてほんのりと微笑んだ。
それにめざとく気づいたヴィオラがシュリにちらりと目線を向ける。アレが二人目でしょ?と言うように。
シュリはくすりと笑い、ミフィーに気づかれないように、口元に人差し指を押し当てる。内緒ですよと、そんな意味を込めて。
それから改めて、シュリは祖母の手を引き、家族へと引き合わせる。
「おばあ様、エミーユ伯母様とリュミス姉様、アリス姉様、ミリシア姉様です。それから、彼女は屋敷のメイドのシャイナ。みんな、こちらは僕のおばあ様で、冒険者のヴィオラおばあ様です。とっても強い、素敵なおばあ様なんですよ?」
可愛らしい声で一生懸命に説明するシュリを一同は微笑ましく見守り、孫からの褒め言葉にヴィオラがデレる中、まずは一同を代表するように、エミーユがヴィオラの前に進み出た。
「ヴィオラ様。ご高名はかねがね。アズベルグの領主、カイゼル・ルバーノの妻のエミーユです。以後、お見知り置き下さい」
言いながら優雅に一礼。
「ご丁寧にどうも。ヴィオラ・シュナイダーよ。娘と孫がお世話になってます」
ヴィオラもぺこりと一礼し、二人は顔を合わせてにっこりと微笑んだ。
「とまあ、堅苦しいのはここまでにして……ヴィオラさん、ルバーノ家へようこそ。ミフィーさんのお母様にお会いできて嬉しいわ。お部屋を用意させているので、ぜひのんびりしていって下さいね?」
「良かった。私も堅苦しいのは苦手なの。お言葉に甘えてしばらく滞在させて貰うことにするわ」
そんなやりとりをしていると、玄関の方がにわかに騒がしくなった。
どうやら主のご帰還らしい。
しばらく待っていると、ヴィオラの事を知らせに行っていたらしいジュディスを引き連れて、カイゼルが広間へとやってきた。
そして開口早々、
「おお!あなたがSSの冒険者、ヴィオラ・シュナイダー殿ですな。あなたほどの人物にご来訪いただけるとは光栄の至り。しかも、シュリのおばあ様と言うことは、我らにとっても家族!どうぞよろしくお願いしますぞ」
己の名を名乗るのも忘れて、興奮したように言葉を紡ぐ。
「カイゼル様。名前……名前を忘れてます。まずは名前を名乗って下さい」
「おお、そうであったな、ジュディス。ヴィオラ殿、失礼しました。わしはルバーノ家の当主でアズベルグの領主、カイゼル・ルバーノと申す者。シュリの亡くなった父親の兄に当たります」
ジュディスの静かなつっこみに、カイゼルが朗らかに自己紹介をし、それに続いて、
「ヴィオラ様。シュリ様の秘書をしておりますジュディスと申します」
ジュディスもシンプルに自己紹介をし、深々と頭を下げた。
「シュリの秘書?そこの、カイゼルさんの秘書じゃなくて?」
「はい。以前はカイゼル様の秘書を務めていましたが、現在は次期当主となられるシュリ様専属の秘書をしております」
首を傾げて問いかけるヴィオラに、ジュディスは動じずにっこり笑って答えを返す。
その瞳がちらりとシュリに熱のこもった視線を向けたのを、敏感に察知し、
「ほほ~」
ヴィオラは感心したような声をあげて、これまたちらりとシュリを見た。これが3人目かと、確かめるように。
シュリはにこりと微笑んで、それを答えに変える。
ヴィオラはなるほどねぇと何度かうなずき、それから改めてカイゼルに視線を向けた。
そしてその瞳がシュリと同じ、菫色をしていることに気づき思わず微笑む。
シュリの瞳の色は、彼の弟だったという父親から貰ったみたいだと、そんなことを思いながら。
「カイゼルさん?自己紹介が遅れてごめんなさいね。ご存じの通りだとは思うけど、ヴィオラ・シュナイダーよ。シュリとミフィーがお世話になってます。奥さんからは、私をここに泊めて貰えるって聞いてるけど、それで問題はないかしら?」
「無論のこと。むしろ、こちらからそのようにお願いしたい。シュリの事も色々話したいですし、あなたのこれまでの冒険の話などもお聞かせ願えれば嬉しいですな」
「まあ、大した冒険でもないけど、それで良いなら喜んで。もちろん、シュリの話と引き替えにね?」
そう言ってにっこり笑うヴィオラの手を引っ張り、
「おばあ様。ルバーノのおじい様とおばあ様も後で紹介しますね。でも、お疲れでしょうから、先にお部屋に案内します」
シュリがそう提案すると、ヴィオラも特に反論することなく頷いた。
「シュリが案内してくれるの?」
「はい。エミーユ伯母様にどのお部屋か聞いてあります」
「そ?じゃあ、お願いするわね?」
「はい、こっちです!」
そう言って、ヴィオラの手を引いて張り切って歩き出すシュリを、全員が微笑ましく見送る中、
「シュリ、私も一緒に行こうか?」
ミフィーからそんな言葉。シュリは微笑んで、首を横に振り、
「大丈夫です、母様。僕だけでご案内出来ます。それでご飯の時間まで、一緒にお話ししてきますね」
そう返すと、ヴィオラと仲良く広間を後にする。
そんな祖母と孫の仲の良さそうな後姿を、ミフィーは何とも複雑な顔で見送るのだった。
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