95 / 545
第二部 少年期のはじまり
第九十五話 初心者の祖母と孫の関係性
しおりを挟む
色々と事後処理をして。
シュリは現在カレンの抱っこにて移動中だ。
隣にはさっき初対面を果たしたおばあ様の、まるでおばあ様に見えない姿がある。
見た目的には、ミフィーの色違いのお姉さんと言う感じで、おばあ様と呼びかけるのも申し訳ないほど。
そんな見た目なのに、シュリのもう一人のおばあ様であるハルシャの倍も生きているのだというのだから驚きだ。
(これが種族の差、寿命の差ってやつなのかぁ)
そんなことを思いながら、シュリはしみじみとヴィオラというダークエルフ族の女性の横顔を見つめた。
その視線に敏感に反応したヴィオラがちらりとシュリへと視線を向け、にっこりと微笑む。
そしてそのまま視線をカレンへと向けると、
「カレンさん、だっけ?ずっと抱っこしてて重くない?良かったらかわるけど?」
そんな提案。シュリを抱っこしたいと満面に出したその提案に、カレンは思わず微笑んで、
「そうですね。重くはないですけど、独り占めも良くないですよね。じゃあ、ちょっとの間、シュリ君の足役をヴィオラ様にお譲りします」
言いながら、シュリの体をそっとヴィオラの腕の中へ。
ヴィオラはちょっとおっかなびっくりシュリを受け取ると、壊れ物を扱うようにそっと抱きしめた。
「うわぁ……かっるい。こんなちっちゃな子抱っこするなんていつぶりだろう。もしかしたら、ミフィーの子供の頃ぶりかも。ふふっ。かっわいい」
不慣れな感じながらも、何とかシュリの体を腕の中で安定させ、その体を揺らさないようにとそろそろと歩き出す歴戦の冒険者の姿に、カレンは微笑ましそうな目を向ける。
そして、
「あの、ヴィオラ様?私のことはカレンと呼び捨てでいいですから」
「そ?じゃあ、私のことも呼び捨てでいいわよ?」
「さ、さすがにそう言うわけにも。仮にも主のおばあ様なわけですから」
「主ってこの子の事?あなたを雇ってるのはルバーノの領主様でしょ?この子は護衛対象ってだけじゃないの??」
「えっと、そうですね。確かに、私は領主様に雇われて給金をもらっている身ですが、私の身も心も忠誠も、すべてシュリ君に捧げていますから。なので、私が主と呼べる存在はシュリ君以外にいないんです」
キリリと表情を引き締めて、きっぱりとそう答えるカレン。
「ほほ~。身も、心も……ねぇ」
そんなカレンの言葉を受けたヴィオラはにまりと笑い、彼女の全身を舐めるように眺めた。それこそ上から下まで、隅から隅まで。
そして、全てのパーツの中でも特に目立つ二つの膨らみに目を止めて、
「そんなにご立派なものを持ってるのに、身も、心も捧げちゃってるの?この、5歳のちみっ子に??うわぁ、もったいなぁい。あなたくらいの良い女なら、粉をかけてくる男なんてはいて捨てるほどいるでしょうに」
まじまじと彼女の胸を見ながらそんな言葉。カレンは困ったように頬を染めて、ちらっとシュリの顔を見る。ただの言葉の文だと誤魔化そうかどうしようかと迷うように。
シュリとしては特に、どうしろというつもりはなかった。
今のところ、ルバーノ家の面々やミフィーにはカレン達とシュリの繋がりの全てを明かしている訳ではない。
何となく暗黙の了解でそうしていたのだが、ヴィオラに関しては少しイレギュラーな感じはしていた。
今までほかの家族からこんな風にまっすぐに切り込まれたことは無かったし、何となくだが、彼女に適当な嘘を並べても見破られてしまいそうな、そんな予感もしていた。
カレンは少しだけ迷って、だがその心はすぐに決まったようだ。
柔らかく愛おしそうな笑みをシュリに投げかけ、それからヴィオラをまっすぐに見た。
「そうですね。言い寄られることがないと言ったら嘘になります。世間一般的に魅力的だと言われる男性に求められることも。でも、だめなんです」
そう言って、カレンはへにゃっと笑った。
困ったような、でも嬉しくてたまらないようなそんな顔で。
「私には、もうシュリ君以外目に入りません。シュリ君よりすてきな男性は、いないと思ってますから」
「なるほどねぇ。あなたはちゃんと、このチビちゃんを男としてみてるのね?」
「おばあ様であるあなたから見れば、不適切な感情だとは思いますが……」
「ん?別にいいんじゃない?愛の形は色々あるし、年の差なんて大した問題じゃ無いわよ」
言いながら正直に答えたカレンによく出来ましたとばかりに微笑みかけ、それから感心したようにシュリへとその視線を移した。
「しっかし、我が孫ながら末恐ろしいわね~。5歳にして、女を一人、こうも見事に虜にしているなんて……」
「えっと、一人じゃありません、けど?」
投下された爆弾に、ヴィオラはかくんと首を傾げた。
「はい?」
「一人じゃ、ないですよ?シュリ君に夢中なのは。私と同じレベルでシュリ君に想いを寄せる女性が、少なくともあと二人います」
カレンはまじめな顔で言い切った。
その二人とは、勿論ジュディスとシャイナの事である。
「えーっと、そのお二人のお年の頃は?流石に全員年上なんてことは……」
無いわよねぇと言おうとしたその言葉にかぶせるように、カレンが答える。
「二人とも、大体私と同じくらいの年だったかと。私に負けず劣らずシュリ君を愛し、敬っています」
「……は~。なんて言ったらいいか。シュリ?」
その言葉を受けたヴィオラは、感心したような呆れたような吐息を長々ともらし、己の腕の中の孫の、可愛らしい顔を見つめた。
「はい。おばあ様」
「さすがは私の孫だね。でもね、ちゃーんと男の甲斐性を見せるのよ?無責任は絶対ダメ!いっとくけど私、女性を大事に出来ない男は、生物として認めない事にしてるから、注意しなさい」
にっこりと凄みのある笑顔を向けられたシュリは、まるで動じず平然として可愛らしい微笑みを返した。
「おばあ様とは気が合いそうです。僕も女性の扱いに関してはまるっきり同意見なので。勿論、カレンもジュディスもシャイナも、僕の側から離すつもりはないし、一生面倒をみるつもりです。みんなが、僕を嫌いにならない限りは、ですけど」
「私がシュリ君を嫌いになる事なんて、天地がひっくり返ってもあり得ないですけどね!」
シュリは堂々とそう返し、カレンはふんすと鼻を鳴らして胸を張る。
そんなカレンを愛おしそうに見つめてから祖母を見上げ、
「……だ、そうです」
「はいはい。ごちそーさま。でも、ま、あんたにその覚悟があるなら、私も反対しないわ。むしろ、応援してあげる」
「ありがとう、おばあ様」
「でもさ、素朴な疑問なんだけど、シュリ、あんたのそんなところ、ミフィーも知ってんの?」
「いえ、母様にはまだ。母様にとっての僕はまだまだ小さくて可愛い息子だし、夢を壊すのは流石にまだ早いかなぁと。母様の前ではもうしばらくの間は可愛い息子でいたいんです。だから、秘密にして下さいね?家族の中で知っているのは、ヴィオラおばあ様だけなんですから」
それを聞いたヴィオラは軽く目を見開いた。
「何で私だけ?私なんてさっき会ったばかりじゃない」
信頼関係も何も無いはずなのに、なぜ秘密を打ち明けるのかと、真顔で問う祖母の顔を見上げながら、シュリも考えるように首を傾げる。
「なんで、かぁ。直感、でしょうか。おばあ様にはなんだか隠し事が出来ない気がして。下手に隠し事をすると、そっちの方が後で酷いことになりそうな予感がしたんですよね」
出てきたのはそんな言葉だ。
それを聞いたヴィオラは何となく納得したように何度か頷いた。
「なるほど。でも、まあ、それは正解だったかもね。私、嘘つかれるのって嫌いだし。しっかし、我が孫ながら興味深い存在だわ。うん。育てがいがありそう」
「は?育てがい??」
思わずこぼれた言葉にシュリが反応したので、ヴィオラはあわてて誤魔化すように笑った。
今すぐ、その件を話すつもりは無い。詳しい話は、ミフィーの了解を得てからと即座に判断し、
「あー、うん。何でもない。そうだ、シュリ。私に敬語は禁止ね?堅苦しくてあんまり好きじゃないのよ。そうすれば、私もシュリとの秘密を守ってあげるわ」
そんな約束を取り付ける。
シュリもすぐに頷いて、
「うん。わかった。僕もこの方が話しやすいや。呼び方も、ヴィオラさんとか呼んだ方がいい??」
そんな提案。
だが、それにはヴィオラがすぐに首を横に振った。
「あ、それはおばあ様で」
「それはそっちでいいの?」
驚いたように目をまあるくする孫を面白そうに眺めながら、
「ええ。中々呼ばれない呼び方だから新鮮だわ」
そう返す。その言葉に嘘はない。
ヴィオラをそう呼べるのは世界中でただ一人、シュリだけ。
そう思うのもなんだか楽しかった。
おばあ様がそれで良いなら良いけど、となんだか釈然としない表情の孫を見ながら、ヴィオラは思う。これからしばらくは、退屈とは無縁な毎日を送ることが出来そうだと。
そして、くるくると表情が変わるシュリを間近で見つめながら、孫ってこんなに可愛いものだったのね~としみじみと孫愛を実感するおばあ様初心者のヴィオラなのだった。
シュリは現在カレンの抱っこにて移動中だ。
隣にはさっき初対面を果たしたおばあ様の、まるでおばあ様に見えない姿がある。
見た目的には、ミフィーの色違いのお姉さんと言う感じで、おばあ様と呼びかけるのも申し訳ないほど。
そんな見た目なのに、シュリのもう一人のおばあ様であるハルシャの倍も生きているのだというのだから驚きだ。
(これが種族の差、寿命の差ってやつなのかぁ)
そんなことを思いながら、シュリはしみじみとヴィオラというダークエルフ族の女性の横顔を見つめた。
その視線に敏感に反応したヴィオラがちらりとシュリへと視線を向け、にっこりと微笑む。
そしてそのまま視線をカレンへと向けると、
「カレンさん、だっけ?ずっと抱っこしてて重くない?良かったらかわるけど?」
そんな提案。シュリを抱っこしたいと満面に出したその提案に、カレンは思わず微笑んで、
「そうですね。重くはないですけど、独り占めも良くないですよね。じゃあ、ちょっとの間、シュリ君の足役をヴィオラ様にお譲りします」
言いながら、シュリの体をそっとヴィオラの腕の中へ。
ヴィオラはちょっとおっかなびっくりシュリを受け取ると、壊れ物を扱うようにそっと抱きしめた。
「うわぁ……かっるい。こんなちっちゃな子抱っこするなんていつぶりだろう。もしかしたら、ミフィーの子供の頃ぶりかも。ふふっ。かっわいい」
不慣れな感じながらも、何とかシュリの体を腕の中で安定させ、その体を揺らさないようにとそろそろと歩き出す歴戦の冒険者の姿に、カレンは微笑ましそうな目を向ける。
そして、
「あの、ヴィオラ様?私のことはカレンと呼び捨てでいいですから」
「そ?じゃあ、私のことも呼び捨てでいいわよ?」
「さ、さすがにそう言うわけにも。仮にも主のおばあ様なわけですから」
「主ってこの子の事?あなたを雇ってるのはルバーノの領主様でしょ?この子は護衛対象ってだけじゃないの??」
「えっと、そうですね。確かに、私は領主様に雇われて給金をもらっている身ですが、私の身も心も忠誠も、すべてシュリ君に捧げていますから。なので、私が主と呼べる存在はシュリ君以外にいないんです」
キリリと表情を引き締めて、きっぱりとそう答えるカレン。
「ほほ~。身も、心も……ねぇ」
そんなカレンの言葉を受けたヴィオラはにまりと笑い、彼女の全身を舐めるように眺めた。それこそ上から下まで、隅から隅まで。
そして、全てのパーツの中でも特に目立つ二つの膨らみに目を止めて、
「そんなにご立派なものを持ってるのに、身も、心も捧げちゃってるの?この、5歳のちみっ子に??うわぁ、もったいなぁい。あなたくらいの良い女なら、粉をかけてくる男なんてはいて捨てるほどいるでしょうに」
まじまじと彼女の胸を見ながらそんな言葉。カレンは困ったように頬を染めて、ちらっとシュリの顔を見る。ただの言葉の文だと誤魔化そうかどうしようかと迷うように。
シュリとしては特に、どうしろというつもりはなかった。
今のところ、ルバーノ家の面々やミフィーにはカレン達とシュリの繋がりの全てを明かしている訳ではない。
何となく暗黙の了解でそうしていたのだが、ヴィオラに関しては少しイレギュラーな感じはしていた。
今までほかの家族からこんな風にまっすぐに切り込まれたことは無かったし、何となくだが、彼女に適当な嘘を並べても見破られてしまいそうな、そんな予感もしていた。
カレンは少しだけ迷って、だがその心はすぐに決まったようだ。
柔らかく愛おしそうな笑みをシュリに投げかけ、それからヴィオラをまっすぐに見た。
「そうですね。言い寄られることがないと言ったら嘘になります。世間一般的に魅力的だと言われる男性に求められることも。でも、だめなんです」
そう言って、カレンはへにゃっと笑った。
困ったような、でも嬉しくてたまらないようなそんな顔で。
「私には、もうシュリ君以外目に入りません。シュリ君よりすてきな男性は、いないと思ってますから」
「なるほどねぇ。あなたはちゃんと、このチビちゃんを男としてみてるのね?」
「おばあ様であるあなたから見れば、不適切な感情だとは思いますが……」
「ん?別にいいんじゃない?愛の形は色々あるし、年の差なんて大した問題じゃ無いわよ」
言いながら正直に答えたカレンによく出来ましたとばかりに微笑みかけ、それから感心したようにシュリへとその視線を移した。
「しっかし、我が孫ながら末恐ろしいわね~。5歳にして、女を一人、こうも見事に虜にしているなんて……」
「えっと、一人じゃありません、けど?」
投下された爆弾に、ヴィオラはかくんと首を傾げた。
「はい?」
「一人じゃ、ないですよ?シュリ君に夢中なのは。私と同じレベルでシュリ君に想いを寄せる女性が、少なくともあと二人います」
カレンはまじめな顔で言い切った。
その二人とは、勿論ジュディスとシャイナの事である。
「えーっと、そのお二人のお年の頃は?流石に全員年上なんてことは……」
無いわよねぇと言おうとしたその言葉にかぶせるように、カレンが答える。
「二人とも、大体私と同じくらいの年だったかと。私に負けず劣らずシュリ君を愛し、敬っています」
「……は~。なんて言ったらいいか。シュリ?」
その言葉を受けたヴィオラは、感心したような呆れたような吐息を長々ともらし、己の腕の中の孫の、可愛らしい顔を見つめた。
「はい。おばあ様」
「さすがは私の孫だね。でもね、ちゃーんと男の甲斐性を見せるのよ?無責任は絶対ダメ!いっとくけど私、女性を大事に出来ない男は、生物として認めない事にしてるから、注意しなさい」
にっこりと凄みのある笑顔を向けられたシュリは、まるで動じず平然として可愛らしい微笑みを返した。
「おばあ様とは気が合いそうです。僕も女性の扱いに関してはまるっきり同意見なので。勿論、カレンもジュディスもシャイナも、僕の側から離すつもりはないし、一生面倒をみるつもりです。みんなが、僕を嫌いにならない限りは、ですけど」
「私がシュリ君を嫌いになる事なんて、天地がひっくり返ってもあり得ないですけどね!」
シュリは堂々とそう返し、カレンはふんすと鼻を鳴らして胸を張る。
そんなカレンを愛おしそうに見つめてから祖母を見上げ、
「……だ、そうです」
「はいはい。ごちそーさま。でも、ま、あんたにその覚悟があるなら、私も反対しないわ。むしろ、応援してあげる」
「ありがとう、おばあ様」
「でもさ、素朴な疑問なんだけど、シュリ、あんたのそんなところ、ミフィーも知ってんの?」
「いえ、母様にはまだ。母様にとっての僕はまだまだ小さくて可愛い息子だし、夢を壊すのは流石にまだ早いかなぁと。母様の前ではもうしばらくの間は可愛い息子でいたいんです。だから、秘密にして下さいね?家族の中で知っているのは、ヴィオラおばあ様だけなんですから」
それを聞いたヴィオラは軽く目を見開いた。
「何で私だけ?私なんてさっき会ったばかりじゃない」
信頼関係も何も無いはずなのに、なぜ秘密を打ち明けるのかと、真顔で問う祖母の顔を見上げながら、シュリも考えるように首を傾げる。
「なんで、かぁ。直感、でしょうか。おばあ様にはなんだか隠し事が出来ない気がして。下手に隠し事をすると、そっちの方が後で酷いことになりそうな予感がしたんですよね」
出てきたのはそんな言葉だ。
それを聞いたヴィオラは何となく納得したように何度か頷いた。
「なるほど。でも、まあ、それは正解だったかもね。私、嘘つかれるのって嫌いだし。しっかし、我が孫ながら興味深い存在だわ。うん。育てがいがありそう」
「は?育てがい??」
思わずこぼれた言葉にシュリが反応したので、ヴィオラはあわてて誤魔化すように笑った。
今すぐ、その件を話すつもりは無い。詳しい話は、ミフィーの了解を得てからと即座に判断し、
「あー、うん。何でもない。そうだ、シュリ。私に敬語は禁止ね?堅苦しくてあんまり好きじゃないのよ。そうすれば、私もシュリとの秘密を守ってあげるわ」
そんな約束を取り付ける。
シュリもすぐに頷いて、
「うん。わかった。僕もこの方が話しやすいや。呼び方も、ヴィオラさんとか呼んだ方がいい??」
そんな提案。
だが、それにはヴィオラがすぐに首を横に振った。
「あ、それはおばあ様で」
「それはそっちでいいの?」
驚いたように目をまあるくする孫を面白そうに眺めながら、
「ええ。中々呼ばれない呼び方だから新鮮だわ」
そう返す。その言葉に嘘はない。
ヴィオラをそう呼べるのは世界中でただ一人、シュリだけ。
そう思うのもなんだか楽しかった。
おばあ様がそれで良いなら良いけど、となんだか釈然としない表情の孫を見ながら、ヴィオラは思う。これからしばらくは、退屈とは無縁な毎日を送ることが出来そうだと。
そして、くるくると表情が変わるシュリを間近で見つめながら、孫ってこんなに可愛いものだったのね~としみじみと孫愛を実感するおばあ様初心者のヴィオラなのだった。
10
お気に入りに追加
2,134
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる