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第一部 幼年期
第五十八話 姉様とぼく⑤
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その日、退屈していたアリスは、一人で廊下を歩いていたおもちゃを見つけ、速攻で拉致した。
(シュリは男だからきっとミリーより根性があるはず!!)
そんな根拠のない思いにわくわくしながら、無理矢理庭に連れ出して棒きれを渡した。
アリスが大好きな遊び、騎士ごっこをするためだ。
騎士ごっこと言いつつ、内容は棒を使ったじゃれ合いのようなものだが、この遊びにつき合ってくれる相手は、この屋敷にはほとんどいない。
姉達も妹も、どちらかというともっと大人しい遊びの方が好きなのだ。
屋敷を出て街の子供達と遊ぶなら別だが、外出は滅多に許してもらえない。
故に、アリスは騎士ごっこに飢えていた。相手がちっちゃくて弱っちくても、お構いなしな程に。
「シュリは男だから騎士ごっこで遊んでやる」
そう言いながら、アリスはにぃっと笑う。
シュリが男だから騎士ごっこを選択した訳ではなく、ただアリスがやりたいだけなのだが、そんなことは口にしない。
「男はやっぱり、強くないとな!!」
次いで口にした言葉は本心だ。
まだ6歳のアリスだが、異性の好みははっきりしていた。
ずばり、自分より強い男である。
幼い頃から父や祖父から可愛がられ、剣技を教えこまれたアリスは、まだ剣技のスキルこそ覚えていないもののそれなりに強く、同年代の少年では歯が立たないくらいの実力は備えていた。
故に、『強い=好き』のアリスの方程式を満たしてくれる存在にはいまだ出会っていない。
父や祖父、たまにアリスの相手をしてくれる大人達はもちろん彼女より強いが、流石に彼らは恋愛対象にはならなかった。
アリスにおじさま好き属性はなく、そう言う部分はいたってノーマルな少女なのである。
最近はやっと、高速移動のスキルを覚え、前よりまた少し強くなった。
そのせいで、少々天狗になっていたアリスは、自分の強さを新しくできた弟のような存在に見せつけたくてたまらなかったのだ。
だから、シュリが棒を手にもたもたしている内に、一発打ち込んだ。
脳天に思い切り。
気持ちよく棒を振りきったアリスは、どうだとばかりに鼻息荒くシュリを見る。
だが、シュリはあまりの痛みにうずくまり、泣きながら恨みがましくこっちを見上げてきた。
あっけなく涙を見せたその様子に、アリスは唇を尖らせる。
そんなに簡単に泣くなんて、ミリーと一緒じゃないか、と。
「男が泣くなよ。かっこわるい」
その言葉はアリスの心からの言葉。
泣き虫な男なんて、全然好みじゃないのだ。
だが、シュリがあんまりぼろぼろ涙をこぼすから、ちょっとだけ心配になる。ちょっとやりすぎたかな、と。
なんといっても、相手は自分の半分も身長がない小さな子なのだ。
ちょっとくらい手加減してやれば良かったかなと思いながら見ていると、シュリはよちよちと立ち上がり、不格好ながらも棒を構えて見せた。
やっぱりミリーとは違うと嬉しくなり、今度は隙だらけの足下を思い切り払った。
手加減してやれば良かったと思った事など、すっかり忘れて。
「みっ!!」
まるで小動物のような声を上げて勢いよくシュリが転がる。
転んだままぷるぷる震えるシュリの様子に、流石にやばいかなと近付こうとした瞬間、小さな体がむくりと起きあがった。
上目遣いにこちらを睨む眼差しに闘志が見え隠れし、アリスはなんだか嬉しくなる。
やっと自分に付いてこれる遊び相手が見つかった、と。
「お、自分で立ち上がったな?エライエライ。じゃあ、もう一本な!」
嬉しそうに笑って、再びシュリに襲いかかる。
あんまりいじめるのも可愛そうだし、これで終わりにしようと考えながら。
高速移動のスキルを発動し、今の自分の一番の力で、アリスはシュリに襲いかかった。
負けることなど、考えもせずに。
だが、その思いは覆された。
棒を振り下ろした先にシュリの姿はなく、後ろから足下に衝撃を受け、気が付けば地面に尻餅を付いていた。
ぽかんと見上げる先には、アリスの額に鋭く棒を突きつけるシュリの姿。
一体何が起こったのか混乱する中、
「ありしゅ、めっ!!」
そんな可愛らしい声が響いた。
その声を聞いた瞬間に悟った。自分は目の前の小さな男の子に負けたのだ、と。
それを意識した瞬間、急に胸がドキドキしてきた。
(うわ、なんだこれ)
両手で胸を押さえるがドキドキは止まらない。
こちらを睨むように見つめる顔がキリリとしてかっこよくも可愛くて、アリスは混乱した気持ちのまま、気が付けば謝罪の言葉を口にしていた。
それを聞いて満足したのか、シュリがくるりと背を向けるのを見て、
(あ、いっちゃう・・・・・・)
なぜか反射的に手を伸ばして、その服の裾を掴んでいた。シュリを引き留めるように。
すると、引き留められたシュリが振り向いた。ちょっと嫌そうな顔で。
シュリの表情を見たアリスの胸がズキンと痛む。
シュリに嫌われたくないと思い、その瞬間素直な謝罪の言葉が唇からこぼれ出た。
そして、おずおずと問いかける。怒ってるか?と。
怒っているだろうと思った。
今になって思い返してみれば、ひどいことをした。
手加減なしで思い切り叩いたし、結構一方的だった。それでも最終的にはアリスが負けた訳なのだが。
「んーん。じょぶ、だよ」
シュリは、赤ん坊の割に上手な言葉遣いで答えてくれた。大丈夫。怒っていない、と。
その言葉に、心底ほっとした。
泣き笑いのような表情のままシュリを見ると、シュリが天使のような笑顔でにこっと笑った。
その笑顔を見た瞬間、顔が一気に熱くなり心臓が大きく跳ねた。
(うわ、なんだこれ)
さっきと同じ事を思い、シュリを見つめた。
ドキドキが止まらず、シュリの顔から目を離すことも出来ない。
熱に浮かされたように手を伸ばし、気が付けばシュリを思い切り抱きしめていた。
腕の中のシュリが暴れていたが、気にせずに抱きしめ続けた。
幸せで、離したくなくて、ずっと傍にいたくて。
ふと気づく。
自分の腕の中にいる存在がたまらなく好きだと。
それは、アリスの好みが塗り替えられた瞬間。
その時から、『アリスの好みのタイプ=シュリ』となり、それは生涯塗り替えられることはないのだった。
(シュリは男だからきっとミリーより根性があるはず!!)
そんな根拠のない思いにわくわくしながら、無理矢理庭に連れ出して棒きれを渡した。
アリスが大好きな遊び、騎士ごっこをするためだ。
騎士ごっこと言いつつ、内容は棒を使ったじゃれ合いのようなものだが、この遊びにつき合ってくれる相手は、この屋敷にはほとんどいない。
姉達も妹も、どちらかというともっと大人しい遊びの方が好きなのだ。
屋敷を出て街の子供達と遊ぶなら別だが、外出は滅多に許してもらえない。
故に、アリスは騎士ごっこに飢えていた。相手がちっちゃくて弱っちくても、お構いなしな程に。
「シュリは男だから騎士ごっこで遊んでやる」
そう言いながら、アリスはにぃっと笑う。
シュリが男だから騎士ごっこを選択した訳ではなく、ただアリスがやりたいだけなのだが、そんなことは口にしない。
「男はやっぱり、強くないとな!!」
次いで口にした言葉は本心だ。
まだ6歳のアリスだが、異性の好みははっきりしていた。
ずばり、自分より強い男である。
幼い頃から父や祖父から可愛がられ、剣技を教えこまれたアリスは、まだ剣技のスキルこそ覚えていないもののそれなりに強く、同年代の少年では歯が立たないくらいの実力は備えていた。
故に、『強い=好き』のアリスの方程式を満たしてくれる存在にはいまだ出会っていない。
父や祖父、たまにアリスの相手をしてくれる大人達はもちろん彼女より強いが、流石に彼らは恋愛対象にはならなかった。
アリスにおじさま好き属性はなく、そう言う部分はいたってノーマルな少女なのである。
最近はやっと、高速移動のスキルを覚え、前よりまた少し強くなった。
そのせいで、少々天狗になっていたアリスは、自分の強さを新しくできた弟のような存在に見せつけたくてたまらなかったのだ。
だから、シュリが棒を手にもたもたしている内に、一発打ち込んだ。
脳天に思い切り。
気持ちよく棒を振りきったアリスは、どうだとばかりに鼻息荒くシュリを見る。
だが、シュリはあまりの痛みにうずくまり、泣きながら恨みがましくこっちを見上げてきた。
あっけなく涙を見せたその様子に、アリスは唇を尖らせる。
そんなに簡単に泣くなんて、ミリーと一緒じゃないか、と。
「男が泣くなよ。かっこわるい」
その言葉はアリスの心からの言葉。
泣き虫な男なんて、全然好みじゃないのだ。
だが、シュリがあんまりぼろぼろ涙をこぼすから、ちょっとだけ心配になる。ちょっとやりすぎたかな、と。
なんといっても、相手は自分の半分も身長がない小さな子なのだ。
ちょっとくらい手加減してやれば良かったかなと思いながら見ていると、シュリはよちよちと立ち上がり、不格好ながらも棒を構えて見せた。
やっぱりミリーとは違うと嬉しくなり、今度は隙だらけの足下を思い切り払った。
手加減してやれば良かったと思った事など、すっかり忘れて。
「みっ!!」
まるで小動物のような声を上げて勢いよくシュリが転がる。
転んだままぷるぷる震えるシュリの様子に、流石にやばいかなと近付こうとした瞬間、小さな体がむくりと起きあがった。
上目遣いにこちらを睨む眼差しに闘志が見え隠れし、アリスはなんだか嬉しくなる。
やっと自分に付いてこれる遊び相手が見つかった、と。
「お、自分で立ち上がったな?エライエライ。じゃあ、もう一本な!」
嬉しそうに笑って、再びシュリに襲いかかる。
あんまりいじめるのも可愛そうだし、これで終わりにしようと考えながら。
高速移動のスキルを発動し、今の自分の一番の力で、アリスはシュリに襲いかかった。
負けることなど、考えもせずに。
だが、その思いは覆された。
棒を振り下ろした先にシュリの姿はなく、後ろから足下に衝撃を受け、気が付けば地面に尻餅を付いていた。
ぽかんと見上げる先には、アリスの額に鋭く棒を突きつけるシュリの姿。
一体何が起こったのか混乱する中、
「ありしゅ、めっ!!」
そんな可愛らしい声が響いた。
その声を聞いた瞬間に悟った。自分は目の前の小さな男の子に負けたのだ、と。
それを意識した瞬間、急に胸がドキドキしてきた。
(うわ、なんだこれ)
両手で胸を押さえるがドキドキは止まらない。
こちらを睨むように見つめる顔がキリリとしてかっこよくも可愛くて、アリスは混乱した気持ちのまま、気が付けば謝罪の言葉を口にしていた。
それを聞いて満足したのか、シュリがくるりと背を向けるのを見て、
(あ、いっちゃう・・・・・・)
なぜか反射的に手を伸ばして、その服の裾を掴んでいた。シュリを引き留めるように。
すると、引き留められたシュリが振り向いた。ちょっと嫌そうな顔で。
シュリの表情を見たアリスの胸がズキンと痛む。
シュリに嫌われたくないと思い、その瞬間素直な謝罪の言葉が唇からこぼれ出た。
そして、おずおずと問いかける。怒ってるか?と。
怒っているだろうと思った。
今になって思い返してみれば、ひどいことをした。
手加減なしで思い切り叩いたし、結構一方的だった。それでも最終的にはアリスが負けた訳なのだが。
「んーん。じょぶ、だよ」
シュリは、赤ん坊の割に上手な言葉遣いで答えてくれた。大丈夫。怒っていない、と。
その言葉に、心底ほっとした。
泣き笑いのような表情のままシュリを見ると、シュリが天使のような笑顔でにこっと笑った。
その笑顔を見た瞬間、顔が一気に熱くなり心臓が大きく跳ねた。
(うわ、なんだこれ)
さっきと同じ事を思い、シュリを見つめた。
ドキドキが止まらず、シュリの顔から目を離すことも出来ない。
熱に浮かされたように手を伸ばし、気が付けばシュリを思い切り抱きしめていた。
腕の中のシュリが暴れていたが、気にせずに抱きしめ続けた。
幸せで、離したくなくて、ずっと傍にいたくて。
ふと気づく。
自分の腕の中にいる存在がたまらなく好きだと。
それは、アリスの好みが塗り替えられた瞬間。
その時から、『アリスの好みのタイプ=シュリ』となり、それは生涯塗り替えられることはないのだった。
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