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第三→四部 旅路、そして新たな生活
第275話 新生活への旅立ち
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「シュリ? 準備はできた??」
「うん、母様」
「忘れ物、ない?」
「うん、大丈夫。ジュディスにも一緒に確認してもらったし」
「ほんとーのほんとーに?」
「う、うん。ない、と思うよ?」
「そう……」
いよいよ大切で大好きな一人息子を送り出さねばならず、ミフィーはついついしょぼんと肩を落とす。
だが、次の瞬間、はっと何かを思いついたように顔を上げ、ぱあっと顔を輝かせた。
シュリは、母親の視線の先にある大きな荷物の固まりに目を向け、思わず苦笑を漏らす。
「母様?」
「な、なぁに?」
「あの荷物は向こうでの生活に必要なものだから、勝手に中身を抜いて入り込んじゃダメだよ?」
「うっ! ……じゃ、じゃあ、あっちの荷物は?」
「ダメ。ここにある荷物はみんな必要だから荷造りされてるんだよ? 持って行かないでいいものなんてないからね?」
「ううう……じゃ、じゃあじゃあ、母様は新しく梱包してもらって!」
「ダメだってば。母様はアズベルグに残るって事で、話は落ち着いたでしょう? 母様が僕に付いてくると、カイゼルおじさまやエミーユおばさまがずるいって言い出して、また王都に移住するって駄々をこね始めちゃうよ」
「でも、ずるいって言われても、私はシュリの実のお母さんなのに……」
「ちゃんと長期休暇には帰ってくるし、向こうでの生活が落ち着いたら、母様が王都に遊びに来てもいいんだし。ね?」
シュリは半べそをかきはじめた母親をなだめるようにその髪を優しく撫で、頬に唇を寄せて、可愛らしくちゅっとキスをした。
「僕だって母様と離れるのは寂しいけど我慢するんだよ? だから母様も我慢して? ね?」
「……うん。わかった」
渋々ながらも頷いた母親の頭を、いい子いい子と撫でてあげれば、ミフィーは気持ちよさそうに目を細める。
僕の母様はやっぱり可愛いなぁ、などと少々マザコン気味に思いつつ、さてそろそろ部屋を出ようかと思ったとき、また勢いよく扉が開いた。
飛び込んできたのはエミーユおばさまで、彼女はシュリを見るとその瞳を甘く潤ませる。
「シュリ、準備はできたかしら」
「はい、エミーユおばさま」
「んもぅ。エミーユって呼び捨てでいいって言ってるでしょう? はい、やりなおし。エミーユって呼んで?」
エミーユとは、こんなやりとりを何回繰り返したことか。
でも、おじさまの奥さんを呼び捨てにするのもどうかと思うのだが、そんなシュリの常識はエミーユには通じないようだった。
「……エミーユ?」
「ぁん……やっぱり、シュリに名前を呼ばれるのは良いものね。身も心も潤うわ」
「そ、そう」
名前を呼ばれ、恍惚とした表情で身を震わせるエミーユの様子に、慣れているとはいえ若干引き気味になってしまう。
だが、そんなシュリに気づくことなく、エミーユは続けた。
「それでシュリ、忘れ物は大丈夫かしら?」
「ジュディスにも一緒に確認してもらったから問題ないよ」
「本当に大丈夫? 絶対に?」
「う、うん。大丈夫、だよ?」
「……そう」
なんだかさっきもこれと同じようなやり取りをしたな~、と思いつつ、シュリは生真面目に返事を返す。
そしてそのまま、
(エミーユはミフィーみたいなこと、言い出さないよね?)
などと思いながらエミーユを見守っていると、彼女の視線がシュリの後ろ……引っ越しの荷物が諸々積み上げられた辺りへ流れる。
エミーユ、お前もか……と思いつつ、
「荷物に紛れて付いてくるのはダメだからね?」
シュリはさくっとエミーユの思惑をぶった切った。
「じゃあ、新しい梱包資材を準備させ……」
「勝手に荷物を増やすのもダメ!」
シュリの言葉に、エミーユはしょぼんと肩を落とす。
ちょっと可哀想だけど仕方がない。
実の母親のミフィーだって置いていくのに、おじさんの奥さんを連れていくなんて選択肢があるわけないのだ。
とはいえ、しょんぼりさせたまま放置するほど鬼でもないので、ミフィーに引き続き、エミーユも慰めようとしたその時、再び部屋のドアが開いた。
なんだかいやな予感を覚えながらそちらを見れば、そこはリュミスの姿があった。
リュミスは、ミフィーもエミーユも目に入らない様子でシュリのそばに歩み寄ってくると、
「シュリ、準備、出来た?」
なにやら聞き覚えのあるセリフを吐いた。
(……ええぇ~? リュミスも? これはもしかして、さっきのやり取りをまた繰り返すパターン?)
思いながら恐る恐る、
「う、うん。リュミ姉様」
型どおりの答えを返してみる。
するとやはり、
「そう……忘れ物、ない?」
思った通りの返しがあり、
「な、ないよ? 大丈夫。ジュディスと一緒に確認したし」
そう言って頷いてみせれば、
「本当に? 絶対?」
ずい、と身を乗り出して確認してきたので、
「うん、大丈夫だよ」
シュリはきっぱりと頷いて見せた。
「そう?」
リュミスはどこか不満そうに短く返し、そしてその視線はシュリが予想していた通りの場所へ。
やっぱりかぁ、と思いながら、シュリは三度目になるやり取りを繰り返した。
その対応に、渋々ながらリュミスも納得してくれて、流石にこれで終わりだろうと思ったら、再び部屋の扉がドバンと開いた。
飛び込んできたのはアリスである。
どうやらこの、忘れ物はないし荷物は増やしちゃダメだよ運動は、もうしばらく根気強く続けなきゃいけないようだ。
アリスの後も、ミリシア、マチルダ、最後にリアと続き。
シュリは同じやり取りを合計で七回、繰り返す羽目になったのだった。
「うん、母様」
「忘れ物、ない?」
「うん、大丈夫。ジュディスにも一緒に確認してもらったし」
「ほんとーのほんとーに?」
「う、うん。ない、と思うよ?」
「そう……」
いよいよ大切で大好きな一人息子を送り出さねばならず、ミフィーはついついしょぼんと肩を落とす。
だが、次の瞬間、はっと何かを思いついたように顔を上げ、ぱあっと顔を輝かせた。
シュリは、母親の視線の先にある大きな荷物の固まりに目を向け、思わず苦笑を漏らす。
「母様?」
「な、なぁに?」
「あの荷物は向こうでの生活に必要なものだから、勝手に中身を抜いて入り込んじゃダメだよ?」
「うっ! ……じゃ、じゃあ、あっちの荷物は?」
「ダメ。ここにある荷物はみんな必要だから荷造りされてるんだよ? 持って行かないでいいものなんてないからね?」
「ううう……じゃ、じゃあじゃあ、母様は新しく梱包してもらって!」
「ダメだってば。母様はアズベルグに残るって事で、話は落ち着いたでしょう? 母様が僕に付いてくると、カイゼルおじさまやエミーユおばさまがずるいって言い出して、また王都に移住するって駄々をこね始めちゃうよ」
「でも、ずるいって言われても、私はシュリの実のお母さんなのに……」
「ちゃんと長期休暇には帰ってくるし、向こうでの生活が落ち着いたら、母様が王都に遊びに来てもいいんだし。ね?」
シュリは半べそをかきはじめた母親をなだめるようにその髪を優しく撫で、頬に唇を寄せて、可愛らしくちゅっとキスをした。
「僕だって母様と離れるのは寂しいけど我慢するんだよ? だから母様も我慢して? ね?」
「……うん。わかった」
渋々ながらも頷いた母親の頭を、いい子いい子と撫でてあげれば、ミフィーは気持ちよさそうに目を細める。
僕の母様はやっぱり可愛いなぁ、などと少々マザコン気味に思いつつ、さてそろそろ部屋を出ようかと思ったとき、また勢いよく扉が開いた。
飛び込んできたのはエミーユおばさまで、彼女はシュリを見るとその瞳を甘く潤ませる。
「シュリ、準備はできたかしら」
「はい、エミーユおばさま」
「んもぅ。エミーユって呼び捨てでいいって言ってるでしょう? はい、やりなおし。エミーユって呼んで?」
エミーユとは、こんなやりとりを何回繰り返したことか。
でも、おじさまの奥さんを呼び捨てにするのもどうかと思うのだが、そんなシュリの常識はエミーユには通じないようだった。
「……エミーユ?」
「ぁん……やっぱり、シュリに名前を呼ばれるのは良いものね。身も心も潤うわ」
「そ、そう」
名前を呼ばれ、恍惚とした表情で身を震わせるエミーユの様子に、慣れているとはいえ若干引き気味になってしまう。
だが、そんなシュリに気づくことなく、エミーユは続けた。
「それでシュリ、忘れ物は大丈夫かしら?」
「ジュディスにも一緒に確認してもらったから問題ないよ」
「本当に大丈夫? 絶対に?」
「う、うん。大丈夫、だよ?」
「……そう」
なんだかさっきもこれと同じようなやり取りをしたな~、と思いつつ、シュリは生真面目に返事を返す。
そしてそのまま、
(エミーユはミフィーみたいなこと、言い出さないよね?)
などと思いながらエミーユを見守っていると、彼女の視線がシュリの後ろ……引っ越しの荷物が諸々積み上げられた辺りへ流れる。
エミーユ、お前もか……と思いつつ、
「荷物に紛れて付いてくるのはダメだからね?」
シュリはさくっとエミーユの思惑をぶった切った。
「じゃあ、新しい梱包資材を準備させ……」
「勝手に荷物を増やすのもダメ!」
シュリの言葉に、エミーユはしょぼんと肩を落とす。
ちょっと可哀想だけど仕方がない。
実の母親のミフィーだって置いていくのに、おじさんの奥さんを連れていくなんて選択肢があるわけないのだ。
とはいえ、しょんぼりさせたまま放置するほど鬼でもないので、ミフィーに引き続き、エミーユも慰めようとしたその時、再び部屋のドアが開いた。
なんだかいやな予感を覚えながらそちらを見れば、そこはリュミスの姿があった。
リュミスは、ミフィーもエミーユも目に入らない様子でシュリのそばに歩み寄ってくると、
「シュリ、準備、出来た?」
なにやら聞き覚えのあるセリフを吐いた。
(……ええぇ~? リュミスも? これはもしかして、さっきのやり取りをまた繰り返すパターン?)
思いながら恐る恐る、
「う、うん。リュミ姉様」
型どおりの答えを返してみる。
するとやはり、
「そう……忘れ物、ない?」
思った通りの返しがあり、
「な、ないよ? 大丈夫。ジュディスと一緒に確認したし」
そう言って頷いてみせれば、
「本当に? 絶対?」
ずい、と身を乗り出して確認してきたので、
「うん、大丈夫だよ」
シュリはきっぱりと頷いて見せた。
「そう?」
リュミスはどこか不満そうに短く返し、そしてその視線はシュリが予想していた通りの場所へ。
やっぱりかぁ、と思いながら、シュリは三度目になるやり取りを繰り返した。
その対応に、渋々ながらリュミスも納得してくれて、流石にこれで終わりだろうと思ったら、再び部屋の扉がドバンと開いた。
飛び込んできたのはアリスである。
どうやらこの、忘れ物はないし荷物は増やしちゃダメだよ運動は、もうしばらく根気強く続けなきゃいけないようだ。
アリスの後も、ミリシア、マチルダ、最後にリアと続き。
シュリは同じやり取りを合計で七回、繰り返す羽目になったのだった。
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