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3話 君は意外と普通の人間なんじゃないか?(p_-)
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ー高校入学まで後2日
「カズマオキロカズマオキロガズマオキッ」
コイツ目覚まし機能までついてるのか。
寝起きで働かない頭だが、それだけははっきりと思うことができた。
「セブンおはよう。」
少し恥ずかしかったが思い切って言ってみた。
「あぁ、おはよう和馬d( ̄  ̄)」
コイツとの生活も慣れてきたな。
ただ、これを家族や他人に見られる訳にはいかない。
細心の注意を払わねば。
「そーいえば、お前の声って他の人には聞こえるか?」
「聞こえる訳がないだろう。心を開いていなければ声どころか、存在すら感知できないのだから。」
「そーだよな。安心したわ。」
部屋から出て朝食を軽く済ませた。
母親はもう仕事に出かけていた。
父親はいるにはいるが、会ったことがない。
単身赴任だとかで遠くに行ってしまったようだ。
つまり今家には俺とセブンしかいないというわけだ。
「和馬。高校に入学したら何部に入るんだ?」
「あー確かにそうだな。何も考えてなかったわ。」
「いっそのことサッカー部とかどうだ?モテそうだぞ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」
「運動はキツイな。発作が出ちまうからな。」
「( ゚д゚)」
「何だよその顔は。」
「いやすまない。配慮が足りなかった。」
「いや気にすんなって。別に運動しなかったら発作は出ないさ。」
「和馬。そのあれだ。不安じゃないのか?」
「確かに不安もあるけど、中学は発作が酷くて休んでたからな。もうだいぶマシになったし、高校では普通に生活できるだろ。」
「それは良かったぞ。( ̄∇ ̄)」
「で、部活かー。楽なのがいいな。」
「まあ、ゆっくり考えておくのもいいかもしれないな。」
「それもそーだな。」
「和馬。」
「なんだよセブン。」
「君は何も特別ではない。ごく普通の人間だ。だからお節介かもしれないが何も気負わず自然体で行けよ。( ̄∀ ̄)」
「あー分かってるよ笑」
「ならよろしい。( ̄ー ̄)」
この先、不安なこともあるがコイツと一緒ならなんとかなるような気がしてきた。
終
「カズマオキロカズマオキロガズマオキッ」
コイツ目覚まし機能までついてるのか。
寝起きで働かない頭だが、それだけははっきりと思うことができた。
「セブンおはよう。」
少し恥ずかしかったが思い切って言ってみた。
「あぁ、おはよう和馬d( ̄  ̄)」
コイツとの生活も慣れてきたな。
ただ、これを家族や他人に見られる訳にはいかない。
細心の注意を払わねば。
「そーいえば、お前の声って他の人には聞こえるか?」
「聞こえる訳がないだろう。心を開いていなければ声どころか、存在すら感知できないのだから。」
「そーだよな。安心したわ。」
部屋から出て朝食を軽く済ませた。
母親はもう仕事に出かけていた。
父親はいるにはいるが、会ったことがない。
単身赴任だとかで遠くに行ってしまったようだ。
つまり今家には俺とセブンしかいないというわけだ。
「和馬。高校に入学したら何部に入るんだ?」
「あー確かにそうだな。何も考えてなかったわ。」
「いっそのことサッカー部とかどうだ?モテそうだぞ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」
「運動はキツイな。発作が出ちまうからな。」
「( ゚д゚)」
「何だよその顔は。」
「いやすまない。配慮が足りなかった。」
「いや気にすんなって。別に運動しなかったら発作は出ないさ。」
「和馬。そのあれだ。不安じゃないのか?」
「確かに不安もあるけど、中学は発作が酷くて休んでたからな。もうだいぶマシになったし、高校では普通に生活できるだろ。」
「それは良かったぞ。( ̄∇ ̄)」
「で、部活かー。楽なのがいいな。」
「まあ、ゆっくり考えておくのもいいかもしれないな。」
「それもそーだな。」
「和馬。」
「なんだよセブン。」
「君は何も特別ではない。ごく普通の人間だ。だからお節介かもしれないが何も気負わず自然体で行けよ。( ̄∀ ̄)」
「あー分かってるよ笑」
「ならよろしい。( ̄ー ̄)」
この先、不安なこともあるがコイツと一緒ならなんとかなるような気がしてきた。
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