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間章2
魔法解説:ウアブ魔術
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古代エジプトで栄えた魔術。
高度な治療術や生命の操作、擬似生命の創造を得意とする。
魔王デミウルゴスの礎となった各種の魔神を創造する技術でもある。
ウアブ魔術の使い手は、ウアブ魔術師と呼ばれる。
本編では以下の術者が使用。
桂木楓(7章以降)
デスリーパー(18章)
【エレメントの創造】
生みだした魔力を水や岩石、光に転化する。
【創風の言葉】
種別:召喚魔法 イメージする神:シュウ神
空気の塊を作成する。
楓が8章で使用。
空気のクッションを作り、高高度から落下する舞奈を受け止めた。
【風烈球】
種別:攻撃魔法 イメージする神:シュウ神
空気の塊を創りだして砲弾として放つ。
当たった相手は吹き飛ぶ。
術者から離れた場所を起点にすることが可能。
7章で楓が車を突っこませる予定の屋台から店員を強制退去させるのに使用。
8章では敵投擲物にぶつけて威力を削ぐために使用。
【大水球】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ヌン神
巨大な水の塊が出現し、迫撃砲のような弧を描いて飛翔する。
術者の技量によっては成形することも可能。楓は刃にした。
楓が8章、10章、14章で使用。
【力ある水の杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ヌン神
巨大な水の塊が出現し、破裂する。飛沫は斬刃と化して周囲に降り注ぐ。
楓が7章で使用。
肉薄した敵の式神たちを一撃で薙ぎ払った。
【水の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:ヌン神
創り出した水を盾にして術者を守る。
楓が7章、10章で使用。
楓にとって、小規模戦闘での基本的な防御手段のひとつ。
【水の壁】
種別:防御魔法 イメージする神:ヌン神、ネイト神
水の壁。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が10章で使用。
下記【石の壁】と併用し、完全体の強烈な攻撃を防ぎ切った。
【石の巨槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ゲブ神
ハンマーのような岩塊を創造し、投射する。
芸術的センスによって外見をアレンジすることもできる。
楓が7章、8章、14章で使用。
14章ではファラオが装飾された巨大な石の棺の形に創造、中空から落下させた。
【地の刃の氾濫】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ゲブ神
地面を隆起させることにより広範囲を数多の石刃でめった刺しにする。
ウアブ呪術師との協力が必要。
8章では地面を不安定にすることで対魔獣用の巨大な落とし穴を作るために使用。
10章では風化したコンクリートの床と地面から同時に放ち、敵を串刺しにした。
【石の障礙】
種別:補助魔法 イメージする神:ゲブ神
岩石の枷を創り出す。
楓が8章、10章、14章で使用。
【石の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:ゲブ神
空飛ぶ岩石の盾を創りだし、術者を守らせる。
楓が登場するほぼすべての章で使用。
8章以降は4枚の石盾を同時に展開している。
また14章では、金縁とヒエログリフと宝石で装飾された盾の形に創造した。
【石の壁】
種別:防御魔法 イメージする神:ゲブ神
巨大な石の壁。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が10章で使用。
【創鉄の言葉】
種別:召喚魔法 イメージする神:セト神
金属を生成する。
楓が14章で使用。
目くらましのための砂嵐を創造。
また銃の弾倉内に、目標の体内で砕けて内部から斬り刻む死の弾丸を創造。
【隕鉄の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セト神
金属の刃を生み出し放つ。
楓が14章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
【砂塵の一撃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セト神
荒れ狂う砂混じりの突風を放つ。
楓が7章で使用。
後ろ向きに放って急加速することにより、敵との距離を一気に詰めた。
【砂塵の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:セト神
鉄砂を生み出し、砂塵と化してまとうことにより身を守る。
デスリーパーが18章で使用。
【砂嵐の守護】
種別:防御魔法 イメージする神:セト神
周囲に鉄砂でできた砂嵐が吹き荒れて術者と仲間を守る。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が14章で使用。
【沸騰する悪血】
種別:攻撃魔法 イメージする神:マァト神
体内に蓄積したニコチンを媒体に脂虫の体液を沸騰させ、爆砕する。
喫煙者はアンデッドを操る術の対象となるため脂虫と呼ばれ、怪異とみなされる。
それに【機関】も悪臭と犯罪をまき散らす脂虫を人ではなく怪異と規定している。
有害で邪悪な脂虫が世界に対して、自身に対してできる唯一の善行は死ぬことだ。
楓が14章で楓が使用。
同章で魔道具にこめられた術を紅葉が使用。
【穢肉の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:マァト神
脂虫の身体を無理やりに変形させ、刃の形にして射出する。
【火吹きの杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セクメト神
杖の先から熱線を照射する。
楓が8章、14章で使用。
【力ある光の矢】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ラー・ホルアクティ
レーザー光線を照射する。
楓が7章、8章、10章で使用。
楓本人より、むしろ配下のメジェド神が多用している。
【光条の杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ラー・ホルアクティ
杖の先端から目もくらむようなレーザー光を放ち、照射することで焼き尽くす。
楓が10章、14章で楓が使用。
14章では魔道具にこめられた術を紅葉が使用。
いずれも強固な防御力を持つ完全体を破壊するために使用した。
【力ある秘匿のヴェール】
種別:補助魔法 イメージする神:アメン・ラー
周囲の風景を投影して不可視になる。
音や気配は消せず、使用中は魔力感知の対象になる。
術者自身に加え、術者の体重までの重さの装備品にも作用する。
楓が7章、10章で使用。
【高度な生命操作】
魔力で時空を歪ませて式神の身体を生成する。
【治癒の言葉】
種別:回復魔法 イメージする神:トート神
魔神による擬似的な器官を創りだして傷を癒す。
代用器官は代謝を利用して徐々に通常の肉体に置換され、1カ月ほどで完治する。
楓が8章、10章で楓が紅葉に対して使用。
実は6章でも魔術結社の魔道士が奈良坂を治療するために使っている。
【骨の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
いびつな巨獣の肋骨のように鋭くとがった巨大な骨の刃を投げつける。
デスリーパーが18章で使用。
【骨の巨槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
巨大な不気味な頭蓋骨を投げつける。
デスリーパーが18章で使用。
【巨骨の群槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
巨大な頭蓋骨【骨の巨槌】を無数に創造し、雨の如く猛打をくらわせる。
デスリーパーが18章で使用。
【骨の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:アヌビス神
白くねじれた骨を組み合わせたオブジェのような防盾を創りだす。
デスリーパーが18章で使用。
【敵を石に】
種別:補助魔法
対象の肉体を強制的に魔神に置き換えることで、石の塊へと変化させる。
正確には【エレメントの創造】との技術融合。
楓が7章で使用。
敵の式神を1撃で無力化した。
【無敵化】
種別:防御魔法
自身や仲間を硬い石へと変えて防護する。
術者が生み出す魔力が高ければ、術が続く限りあらゆる攻撃を跳ね除ける。
正確には【エレメントの創造】との技術融合。
楓が14章で使用。
【消失のヴェール】
種別:補助魔法 イメージする神:ハトホル神
対象の意識に介入し、術者を認識できなくさせる。
いわば魔術的なジャミング。
出力を弱めれば術者の特徴のみを非認知させ、誤認させることも可能。
楓が7章、10章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
【怪物の群の支配】
低位の怪異の集団を操る。
デスリーパーが18章で使用。明日香たちに脂虫の群れをけしかけた。
【魔神の創造】
魔力をさらに凝縮し、強力な魔法的存在を生みだす。
【あらがう言葉】
種別:補助魔法
魔法消去、及び消去への反撃。
魔道士に対する消去は上記の反撃により術具や術者の身体が破損する危険がある。
楓が8章で使用。
【魔術の倉庫】
種別:補助魔法
術者の手元に準備された武器を運ぶ。
楓が7章、14章で、自身の魔術を増幅するウアス杖を取り出すために使用。
14章では拳銃の輸送にも使用。
【魔神の裁き】
種別:攻撃魔法
アーマーンと呼ばれるワニ型の魔神を創造し、攻撃させる。
下記メジェド神と違って攻撃後にすぐ消えるが、噛まれた損傷はそのまま。
楓が14章で使用。
また当術にアレンジを加えればゴミ処理用の小型の魔神を創造可能。
楓は野菜くずや道に散らばったゴミの片づけをさせていた。
【創神の言葉】
種別:召喚魔法
簡易的に創造される小さな魔神。
他の魔神たちほどの力は持たず、その存在も不可侵ではなく式神程度。
それ故に術者を魔術的にサポートしつつ戦闘行動を行うこともできる。
他の式神と異なり長期間持続するため、楓はプライベートで家政婦代わりに使用。
楓が登場するほぼすべての章で使用。
【変身術】
種別:付与魔法 イメージする神:イシス神
身体を魔神に置き換えて変化する。
楓が14章で使用。以降、公私に渡って多用。
ゴリラや友人の女子小学生に変身。
また当術を応用し、上半身と下半身に分離して飛行した。
人面猫にもなった。
ヴィランのデスリーパーは当術で骸骨に変身してヒーローの前にあらわれる。
【影走り】
種別:補助魔法 イメージする神:イシス神
概念化して短距離を移動する。
実体ある式神や魔神ではなくその前段階である概念に変身する。
魔術による形態変化の応用。
ある程度なら物理的制約を無視できる。
【大いなる生命の衣】
種別:大魔法 イメージする神:イシス神
衣服を魔神に置き換えることにより、魔法少女に変身させる。
身体能力が大幅に上昇し、いくつかの技術と魔法能力が付与される。
また、衣服そのものが高い防御効果を持つ。
だが効果時間は非常に短い。
7章では楓が6柱のメジェド神を犠牲にして自身に施術。
だが年齢制限を超えていたために本来の力は出し切れなかった。
8章では他の魔術師や魔術結社の全面的なサポートを受けて舞奈に施術。
どちらにせよ多用できる術ではない。
【楽園の欠片の創造】
種別:大魔法
戦術結界を生成し、空間を周囲から切り離すことによって隔離する。
出入りするには結界を破壊するか、穴を開けるか、術者を倒すしかない。
楓が12章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
高度な治療術や生命の操作、擬似生命の創造を得意とする。
魔王デミウルゴスの礎となった各種の魔神を創造する技術でもある。
ウアブ魔術の使い手は、ウアブ魔術師と呼ばれる。
本編では以下の術者が使用。
桂木楓(7章以降)
デスリーパー(18章)
【エレメントの創造】
生みだした魔力を水や岩石、光に転化する。
【創風の言葉】
種別:召喚魔法 イメージする神:シュウ神
空気の塊を作成する。
楓が8章で使用。
空気のクッションを作り、高高度から落下する舞奈を受け止めた。
【風烈球】
種別:攻撃魔法 イメージする神:シュウ神
空気の塊を創りだして砲弾として放つ。
当たった相手は吹き飛ぶ。
術者から離れた場所を起点にすることが可能。
7章で楓が車を突っこませる予定の屋台から店員を強制退去させるのに使用。
8章では敵投擲物にぶつけて威力を削ぐために使用。
【大水球】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ヌン神
巨大な水の塊が出現し、迫撃砲のような弧を描いて飛翔する。
術者の技量によっては成形することも可能。楓は刃にした。
楓が8章、10章、14章で使用。
【力ある水の杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ヌン神
巨大な水の塊が出現し、破裂する。飛沫は斬刃と化して周囲に降り注ぐ。
楓が7章で使用。
肉薄した敵の式神たちを一撃で薙ぎ払った。
【水の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:ヌン神
創り出した水を盾にして術者を守る。
楓が7章、10章で使用。
楓にとって、小規模戦闘での基本的な防御手段のひとつ。
【水の壁】
種別:防御魔法 イメージする神:ヌン神、ネイト神
水の壁。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が10章で使用。
下記【石の壁】と併用し、完全体の強烈な攻撃を防ぎ切った。
【石の巨槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ゲブ神
ハンマーのような岩塊を創造し、投射する。
芸術的センスによって外見をアレンジすることもできる。
楓が7章、8章、14章で使用。
14章ではファラオが装飾された巨大な石の棺の形に創造、中空から落下させた。
【地の刃の氾濫】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ゲブ神
地面を隆起させることにより広範囲を数多の石刃でめった刺しにする。
ウアブ呪術師との協力が必要。
8章では地面を不安定にすることで対魔獣用の巨大な落とし穴を作るために使用。
10章では風化したコンクリートの床と地面から同時に放ち、敵を串刺しにした。
【石の障礙】
種別:補助魔法 イメージする神:ゲブ神
岩石の枷を創り出す。
楓が8章、10章、14章で使用。
【石の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:ゲブ神
空飛ぶ岩石の盾を創りだし、術者を守らせる。
楓が登場するほぼすべての章で使用。
8章以降は4枚の石盾を同時に展開している。
また14章では、金縁とヒエログリフと宝石で装飾された盾の形に創造した。
【石の壁】
種別:防御魔法 イメージする神:ゲブ神
巨大な石の壁。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が10章で使用。
【創鉄の言葉】
種別:召喚魔法 イメージする神:セト神
金属を生成する。
楓が14章で使用。
目くらましのための砂嵐を創造。
また銃の弾倉内に、目標の体内で砕けて内部から斬り刻む死の弾丸を創造。
【隕鉄の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セト神
金属の刃を生み出し放つ。
楓が14章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
【砂塵の一撃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セト神
荒れ狂う砂混じりの突風を放つ。
楓が7章で使用。
後ろ向きに放って急加速することにより、敵との距離を一気に詰めた。
【砂塵の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:セト神
鉄砂を生み出し、砂塵と化してまとうことにより身を守る。
デスリーパーが18章で使用。
【砂嵐の守護】
種別:防御魔法 イメージする神:セト神
周囲に鉄砂でできた砂嵐が吹き荒れて術者と仲間を守る。
ウアブ呪術師との協力が必要。
楓が14章で使用。
【沸騰する悪血】
種別:攻撃魔法 イメージする神:マァト神
体内に蓄積したニコチンを媒体に脂虫の体液を沸騰させ、爆砕する。
喫煙者はアンデッドを操る術の対象となるため脂虫と呼ばれ、怪異とみなされる。
それに【機関】も悪臭と犯罪をまき散らす脂虫を人ではなく怪異と規定している。
有害で邪悪な脂虫が世界に対して、自身に対してできる唯一の善行は死ぬことだ。
楓が14章で楓が使用。
同章で魔道具にこめられた術を紅葉が使用。
【穢肉の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:マァト神
脂虫の身体を無理やりに変形させ、刃の形にして射出する。
【火吹きの杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:セクメト神
杖の先から熱線を照射する。
楓が8章、14章で使用。
【力ある光の矢】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ラー・ホルアクティ
レーザー光線を照射する。
楓が7章、8章、10章で使用。
楓本人より、むしろ配下のメジェド神が多用している。
【光条の杖】
種別:攻撃魔法 イメージする神:ラー・ホルアクティ
杖の先端から目もくらむようなレーザー光を放ち、照射することで焼き尽くす。
楓が10章、14章で楓が使用。
14章では魔道具にこめられた術を紅葉が使用。
いずれも強固な防御力を持つ完全体を破壊するために使用した。
【力ある秘匿のヴェール】
種別:補助魔法 イメージする神:アメン・ラー
周囲の風景を投影して不可視になる。
音や気配は消せず、使用中は魔力感知の対象になる。
術者自身に加え、術者の体重までの重さの装備品にも作用する。
楓が7章、10章で使用。
【高度な生命操作】
魔力で時空を歪ませて式神の身体を生成する。
【治癒の言葉】
種別:回復魔法 イメージする神:トート神
魔神による擬似的な器官を創りだして傷を癒す。
代用器官は代謝を利用して徐々に通常の肉体に置換され、1カ月ほどで完治する。
楓が8章、10章で楓が紅葉に対して使用。
実は6章でも魔術結社の魔道士が奈良坂を治療するために使っている。
【骨の巨刃】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
いびつな巨獣の肋骨のように鋭くとがった巨大な骨の刃を投げつける。
デスリーパーが18章で使用。
【骨の巨槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
巨大な不気味な頭蓋骨を投げつける。
デスリーパーが18章で使用。
【巨骨の群槌】
種別:攻撃魔法 イメージする神:アヌビス神
巨大な頭蓋骨【骨の巨槌】を無数に創造し、雨の如く猛打をくらわせる。
デスリーパーが18章で使用。
【骨の盾】
種別:防御魔法 イメージする神:アヌビス神
白くねじれた骨を組み合わせたオブジェのような防盾を創りだす。
デスリーパーが18章で使用。
【敵を石に】
種別:補助魔法
対象の肉体を強制的に魔神に置き換えることで、石の塊へと変化させる。
正確には【エレメントの創造】との技術融合。
楓が7章で使用。
敵の式神を1撃で無力化した。
【無敵化】
種別:防御魔法
自身や仲間を硬い石へと変えて防護する。
術者が生み出す魔力が高ければ、術が続く限りあらゆる攻撃を跳ね除ける。
正確には【エレメントの創造】との技術融合。
楓が14章で使用。
【消失のヴェール】
種別:補助魔法 イメージする神:ハトホル神
対象の意識に介入し、術者を認識できなくさせる。
いわば魔術的なジャミング。
出力を弱めれば術者の特徴のみを非認知させ、誤認させることも可能。
楓が7章、10章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
【怪物の群の支配】
低位の怪異の集団を操る。
デスリーパーが18章で使用。明日香たちに脂虫の群れをけしかけた。
【魔神の創造】
魔力をさらに凝縮し、強力な魔法的存在を生みだす。
【あらがう言葉】
種別:補助魔法
魔法消去、及び消去への反撃。
魔道士に対する消去は上記の反撃により術具や術者の身体が破損する危険がある。
楓が8章で使用。
【魔術の倉庫】
種別:補助魔法
術者の手元に準備された武器を運ぶ。
楓が7章、14章で、自身の魔術を増幅するウアス杖を取り出すために使用。
14章では拳銃の輸送にも使用。
【魔神の裁き】
種別:攻撃魔法
アーマーンと呼ばれるワニ型の魔神を創造し、攻撃させる。
下記メジェド神と違って攻撃後にすぐ消えるが、噛まれた損傷はそのまま。
楓が14章で使用。
また当術にアレンジを加えればゴミ処理用の小型の魔神を創造可能。
楓は野菜くずや道に散らばったゴミの片づけをさせていた。
【創神の言葉】
種別:召喚魔法
簡易的に創造される小さな魔神。
他の魔神たちほどの力は持たず、その存在も不可侵ではなく式神程度。
それ故に術者を魔術的にサポートしつつ戦闘行動を行うこともできる。
他の式神と異なり長期間持続するため、楓はプライベートで家政婦代わりに使用。
楓が登場するほぼすべての章で使用。
【変身術】
種別:付与魔法 イメージする神:イシス神
身体を魔神に置き換えて変化する。
楓が14章で使用。以降、公私に渡って多用。
ゴリラや友人の女子小学生に変身。
また当術を応用し、上半身と下半身に分離して飛行した。
人面猫にもなった。
ヴィランのデスリーパーは当術で骸骨に変身してヒーローの前にあらわれる。
【影走り】
種別:補助魔法 イメージする神:イシス神
概念化して短距離を移動する。
実体ある式神や魔神ではなくその前段階である概念に変身する。
魔術による形態変化の応用。
ある程度なら物理的制約を無視できる。
【大いなる生命の衣】
種別:大魔法 イメージする神:イシス神
衣服を魔神に置き換えることにより、魔法少女に変身させる。
身体能力が大幅に上昇し、いくつかの技術と魔法能力が付与される。
また、衣服そのものが高い防御効果を持つ。
だが効果時間は非常に短い。
7章では楓が6柱のメジェド神を犠牲にして自身に施術。
だが年齢制限を超えていたために本来の力は出し切れなかった。
8章では他の魔術師や魔術結社の全面的なサポートを受けて舞奈に施術。
どちらにせよ多用できる術ではない。
【楽園の欠片の創造】
種別:大魔法
戦術結界を生成し、空間を周囲から切り離すことによって隔離する。
出入りするには結界を破壊するか、穴を開けるか、術者を倒すしかない。
楓が12章で使用。
デスリーパーが18章で使用。
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