兄弟仲を深める方法

すりこぎ

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羞恥オナニー・セルフ顔射

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「はぁっ、ふっ、ぅっ……♡」

 手の動きはどんどん速くなった。顔をぐずぐずに蕩かせて懸命にペニスを慰める正樹。激しく上下する胸の頂でクリップがふるふると揺れ動く。うねり狂うアヌスの奥で性具が前立腺を押し潰す。敏感な三点への同時刺激に声を抑えることも忘れ、悲鳴じみた喘ぎを漏らした。

「ふっ、んぁっ、あっ、ひあぁっっ♡」

 幸介はベッドの下に落ちていた自身のパンツを拾い上げ、正樹の口に押し当てる。

「んっ、ふぐっ!?」
「ほら、お兄ちゃんの大好物。これで口塞ぎなよ」

 布地の中でくぐもった声を上げた正樹は、びくびくと全身を慄かせた。上向くペニスの先端から、また新たな汁がぴゅくっと噴き出す。正樹は与えられた弟のパンツをひしと掴み、がっつくように顔を埋めた。

「ふぅっ、ぅ、ん、んんっ、ふっ、ぅっ、ふぅっ……♡」
「あはは、スゲー食いつき」

 押し付けた鼻孔を激しくひくつかせ、弟の残り香を夢中で嗅ぐ。一心不乱にペニスをしごきながら、股間が直接当たる裏地部分をあむあむと唇で食む。鼻息荒くじゅうじゅう吸い付き、うっとりと顔を弛緩させた。大量の涎が布地に色濃い染みを作る。

「あーあ、そんなにぐぢゅぐぢゅにしたら気持ち悪くて履けないじゃん」
「ぁ、ふっ、ぅ、ご、ごめっ……!」

 謝罪の言葉を口にしながらも、行為を止めようとはしない。涙をぼろぼろと溢しながら弟のパンツにむしゃぶりつき、興奮に打ち震える。
 以前にも幸介のスウェットを抱いて自慰に耽っていた正樹だが、こうして常習的に弟の衣類を慰みものにしているのかもしれない。どこまでも変態的な兄を見下ろし、幸介はゆるりと口角を持ち上げる。

「今のお兄ちゃんを母さんたちが見たら、きっと卒倒しちゃうね。自慢の息子がこんなド変態だなんてさ」
「うっ、うぅっ、い、言わないで……ふ、ぅっ、ひぐっ!」

 限界が迫った正樹は激しく腰をくねらせ、膨張した濡れ茎をどくどくと脈打たせた。
 幸介は両手を膝裏に滑らせて正樹の身体を前方に転がし、尻が天を向くほどの二つ折りにした。

「ふあぁっ……!」

 ぶるんと揺れた正樹の勃起が自分の顔に露を飛ばし、幸介の鼻先に晒されたアヌスが玩具をぎゅうっと締め付ける。正樹は開いた脚の間から、焦点を失った目で幸介を見上げた。

「ふぇっ、え、ぇ……?」
「自分のチンポ舐めてイキなよ」
「……っ」
「変態のお兄ちゃんはこういうのが好きなんだろ」

 せせら笑う弟に顔をくしゃりと歪め、しかし自ら膝裏を抱えて己のペニスに舌を伸ばした。無理な体勢に辛そうに息を吐きながら、先端のスリットをちろちろと舐め、鈴口をちゅっちゅっと啄む。汗が滲む額に髪を張り付かせ、睫毛の先に涙を溜めて弟の理不尽に従う。

「ぁ、んちゅっ、ちゅぷっ、ん、ふ、ぅうっ……」
「いいね、めっちゃエロい」

 二人の視線が交わると、その太腿に小刻みな痙攣が走った。内側に縮こまろうとする脚を幸介が掴んで押さえつける。

「見ててあげるから、出しなよ」
「ぁ……っ!」

 ピュルッ――噴き出した白濁が正樹の頬を打つ。続けざまに額や鼻、唇にべったりと粘液がへばりついた。

「ひっ、ぁっ、あふっ……」

 己の精で顔面を汚した正樹は、むせぶように呼吸を喘がせる。白液が顎や頬に筋を引き、ゆっくりと流れ落ちていく。

「はぁっ、はぁっ……」
「セルフ顔射しちゃったね」

 正樹を楽な姿勢に戻してやると、幸介は涙と精液に濡れた頬に手を添えた。労わるようにそっと撫でる。頬を包む心地よい温もりに、正樹は閉じた瞼を震わせる。

「ちょっと薄いね。オナニーし過ぎじゃない?」
「だって……幸介が、構ってくれないから……」

 掠れた声で正樹は返し、甘えるように幸介の手のひらに頬をすり寄せた。伏し目がちに薄く瞼を開き、弟の顔を窺い見る。

「お兄ちゃんがおねだりしてくれたら、いつでも構ってあげるのに」
「……ほん、と?」
「俺だって、もっとお兄ちゃんと仲良くしたいって思ってるよ? でもお兄ちゃん、いつも俺につれない態度とるからさ」
「……っ、だって……だって、恥ずかしくて……どう接したらいいか、わからないんだ……」

 耳まで真っ赤にして、消え入りそうな声で言う。もじもじと身動ぎする兄に笑みをこぼし、幸介はヘッドボードの棚からティッシュを取ってその顔を拭ってやった。

「難しく考えすぎなんじゃない? もっと自分の気持ちに正直になってみなよ」

 ローターのクリップを外し、痛々しく腫れ上がった乳首に唇を寄せる。震える突起に吸い付くと、正樹は切なげに胸を弾ませた。

「んっ♡」

 乳輪ごと口に含んでしこりを舌で転がしながら、アヌスに手を伸ばして玩具をゆっくり引き抜いていく。ぽっかり開いて中の果肉を覗かせた後孔が、ひくっひくっと引き攣りを見せる。

「んんっ……はぁっ、ぁっ、あぁっ……♡」

 幸介は己の勃起を二、三度しごき、組み敷いた正樹の玉や会陰を戯れに亀頭で突いた。あと数センチのところで切望するものが与えられず、焦らされる正樹の呼気に熱が帯びていく。

「んやぁ、ぁ……は……あ……♡」

 もどかしげに腰を揺らし、幸介のものをヒクつくアヌスに導こうとする。触れ合う寸前で幸介が腰を引いてしまうと、止まった涙を再び溢れさせた。

「ぉ、お願い……幸介のチンポ、ハメてっ……! ケツマン疼いて、堪らないのぉ……♡」
「おお直球~。AVみたいじゃん」
「ぁ、やっ……幸介が言ったんだろ……素直に言ったら、してくれるってぇ……」
「うん。でも期待以上にエロくて、そそられちゃった♡」

 幸介は目尻に溜まった正樹の涙を指で拭ってやり、コンドームを手に取った。正樹が小さな声を上げ、首を横に振る。
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