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第5章 ダークシンジケート
第6話 静華入院
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『神様、私は一人の人間として一生を全うしたいのです。
わかっていたのに守れなくて、ごめんなさい。
お父上、弱い娘で、ごめんなさい。
神様、こんな私を、まだ愛してくださいますか・・・私は最後まで人間でありたい。
どうか、この魂を、お許し下さい・・・』
国土交通省・保安部・特務課
「はい保安部、菅原です」
「もしもし、こちら〇〇大学病院、特務担当・菊池です。
ただいま助っ人のドクターたちがヘリで駆けつけてくれまして・・・
ハイ・・・ハイ・・・
それで経費のほうは一旦そちらで落としていただき
後でカバーするということに・・・・
ハイそうです・・・・
容態ですか・・・えー、命は取り留めました・・・
ハイ現在バイタルは安定してますが集団暴行受けたようなものです。
ハイ、レッドシグナルが届いてから10分ほどで・・・・
ハイ、公安の方が・・・・
ハイ・・・・
えぇ、お部屋のベットで・・・
ハイ、島根の件の数時間後でしたから・・・
ハイ・・・えぇ・・・・城一郎様が・・・
ハイ・・・ハイ・・・内臓からですね・・・・ハイ・・・
もう一度、今度は神技治療に入りますので・・・
ハイ・・・
あっ、それは大丈夫だと思います、前にも榊原様は・・・
ハイそうです・・・・・
いやぁまた肉か魚を召し上がったその隙に・・・ハイ・・・
それとですね噂を聞いた○○省の・・・・・ハイそうです。
是非、治療に参加されたいと申されておりまして
今、準備が着々と進んでおります憶測で恐縮ですが、
これで大丈夫かと・・・・
ハイ、本人の意識は現在戻っておりませんが
熊野のお嬢様が駆けつけて、お話されておりまして・・・
ハイ・・・・ハイ、なんでも悪魔の兵隊や獣の集団と、
お聞きしましたが、そちらは大丈夫でしょか?・・・
ハイ、えぇ・・・・・えぇ・・ハイ・・・・・
それが現地に生まれつき神の血を引き継いでいらっしゃる方が
一人いらっしゃるそうで・・・・・
ハイ、噂で小耳に挟んだのですが静華様の見立てによりますと
アラハバキのインプラントが頭に複数ある男がいるそうでして・・・
ハイ・・・ハイ・・・
いえ、その男、本人はまったく事実を知りません・・・・ハイ・・・・
まぁ、あの地方の土地柄でしょうなぁレイラインど真ん中ですから・・・
あ、そうです、そういう名前でした・・・ハイ・・・
えぇ・・・それは、わたくし共の仕事ではありません・・・
ハイ、私は世間話として少し前に定期検診時、静華様に伺っただけです。
えぇ・・・ハイ、あとは榊原さん、お二人が元気になられたら、
お聞きになった方がよろしいでしょう・・・
ハイ、うちは治療する病院ですから・・・えぇ・・・
いや、早いですよ、はい、いやいやもう、
すぐに歩けるようになります、
まぁあそこまで行くと神業そのものですから・・・・
ハイ・・えぇ・・・・わかりました、すぐ連絡致します。
それでは大臣にヨロシクお伝えください。
ハイ、え、また連絡致します、それでは、失礼いたします」
静華は東京のホテル二階のVIPルームに肉体を置いたまま
霊体のみで悪魔との戦いに出向いていた。
普段であればSPで青龍か白龍がついていたのだが合憎
前日の島根の現場後処理のために不在だった。
わかっていたのに守れなくて、ごめんなさい。
お父上、弱い娘で、ごめんなさい。
神様、こんな私を、まだ愛してくださいますか・・・私は最後まで人間でありたい。
どうか、この魂を、お許し下さい・・・』
国土交通省・保安部・特務課
「はい保安部、菅原です」
「もしもし、こちら〇〇大学病院、特務担当・菊池です。
ただいま助っ人のドクターたちがヘリで駆けつけてくれまして・・・
ハイ・・・ハイ・・・
それで経費のほうは一旦そちらで落としていただき
後でカバーするということに・・・・
ハイそうです・・・・
容態ですか・・・えー、命は取り留めました・・・
ハイ現在バイタルは安定してますが集団暴行受けたようなものです。
ハイ、レッドシグナルが届いてから10分ほどで・・・・
ハイ、公安の方が・・・・
ハイ・・・・
えぇ、お部屋のベットで・・・
ハイ、島根の件の数時間後でしたから・・・
ハイ・・・えぇ・・・・城一郎様が・・・
ハイ・・・ハイ・・・内臓からですね・・・・ハイ・・・
もう一度、今度は神技治療に入りますので・・・
ハイ・・・
あっ、それは大丈夫だと思います、前にも榊原様は・・・
ハイそうです・・・・・
いやぁまた肉か魚を召し上がったその隙に・・・ハイ・・・
それとですね噂を聞いた○○省の・・・・・ハイそうです。
是非、治療に参加されたいと申されておりまして
今、準備が着々と進んでおります憶測で恐縮ですが、
これで大丈夫かと・・・・
ハイ、本人の意識は現在戻っておりませんが
熊野のお嬢様が駆けつけて、お話されておりまして・・・
ハイ・・・・ハイ、なんでも悪魔の兵隊や獣の集団と、
お聞きしましたが、そちらは大丈夫でしょか?・・・
ハイ、えぇ・・・・・えぇ・・ハイ・・・・・
それが現地に生まれつき神の血を引き継いでいらっしゃる方が
一人いらっしゃるそうで・・・・・
ハイ、噂で小耳に挟んだのですが静華様の見立てによりますと
アラハバキのインプラントが頭に複数ある男がいるそうでして・・・
ハイ・・・ハイ・・・
いえ、その男、本人はまったく事実を知りません・・・・ハイ・・・・
まぁ、あの地方の土地柄でしょうなぁレイラインど真ん中ですから・・・
あ、そうです、そういう名前でした・・・ハイ・・・
えぇ・・・それは、わたくし共の仕事ではありません・・・
ハイ、私は世間話として少し前に定期検診時、静華様に伺っただけです。
えぇ・・・ハイ、あとは榊原さん、お二人が元気になられたら、
お聞きになった方がよろしいでしょう・・・
ハイ、うちは治療する病院ですから・・・えぇ・・・
いや、早いですよ、はい、いやいやもう、
すぐに歩けるようになります、
まぁあそこまで行くと神業そのものですから・・・・
ハイ・・えぇ・・・・わかりました、すぐ連絡致します。
それでは大臣にヨロシクお伝えください。
ハイ、え、また連絡致します、それでは、失礼いたします」
静華は東京のホテル二階のVIPルームに肉体を置いたまま
霊体のみで悪魔との戦いに出向いていた。
普段であればSPで青龍か白龍がついていたのだが合憎
前日の島根の現場後処理のために不在だった。
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