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第81歩 Fさん怒られる
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お寿司屋さんが休みの日。
ラーメン屋さんの友達三兄弟とFさんの4人で車に乗って、
どこかに肝試しに行こうということになった。
話し合って当時、出ると噂の墓地に行くことになった。
墓地に着くと皆、車から降りてあちこち歩き回っていた。
するとFさんは急に体が動かなくなった。
『おかしいな』と思っていたら今度は手足が勝手に動き出した。
「右・左・右・左」
Fさんの異変に気がついた友達が
「おい、どこにいくんだ」聞いてきたが手足が勝手に動く
「俺もわかんない勝手に足動くーっ」助けを求めたが、うまく伝わらない。
やがて勝手に歩いて大きな墓の前で足が止まった。
墓の前には知らない男の人がいて
「お前らの遊びに来るところじゃない謝《あやま》れ!」
男に怒鳴られ墓の前で必死に謝っていると
心配した仲間たちが集まってきた。
「どうした?」
「なにやってんの?」
墓の前には、まだ男の人がいる。
服は軍服のようにも見えるが暗くてよくわからない。
仲間には見えていないのだがFさんが事情を説明した。
「見えないだろうけど目の前に軍人みたいな人がいて、
すごい怒ってるから
みんなも一緒に謝ってくれっ足が固まって動かないんだあー」
普段であれば、おふざけかというところであったが
余程Fさんが必死だったのだろう・・・
みんなにもそれが伝わり全員で謝った。
「すいませんでした」謝ると足が自由になり男の人は消えて行った。
そこには、それ以来二度と行っていない。
しかしFさんは後に性懲《しょうこ》りもなく
他の場所に何度か肝試しに行った。
ラーメン屋さんの友達三兄弟とFさんの4人で車に乗って、
どこかに肝試しに行こうということになった。
話し合って当時、出ると噂の墓地に行くことになった。
墓地に着くと皆、車から降りてあちこち歩き回っていた。
するとFさんは急に体が動かなくなった。
『おかしいな』と思っていたら今度は手足が勝手に動き出した。
「右・左・右・左」
Fさんの異変に気がついた友達が
「おい、どこにいくんだ」聞いてきたが手足が勝手に動く
「俺もわかんない勝手に足動くーっ」助けを求めたが、うまく伝わらない。
やがて勝手に歩いて大きな墓の前で足が止まった。
墓の前には知らない男の人がいて
「お前らの遊びに来るところじゃない謝《あやま》れ!」
男に怒鳴られ墓の前で必死に謝っていると
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「どうした?」
「なにやってんの?」
墓の前には、まだ男の人がいる。
服は軍服のようにも見えるが暗くてよくわからない。
仲間には見えていないのだがFさんが事情を説明した。
「見えないだろうけど目の前に軍人みたいな人がいて、
すごい怒ってるから
みんなも一緒に謝ってくれっ足が固まって動かないんだあー」
普段であれば、おふざけかというところであったが
余程Fさんが必死だったのだろう・・・
みんなにもそれが伝わり全員で謝った。
「すいませんでした」謝ると足が自由になり男の人は消えて行った。
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しかしFさんは後に性懲《しょうこ》りもなく
他の場所に何度か肝試しに行った。
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