ひとりたりない

誰もが覚えていて、誰も知らないその子は、悪なのだろうか。
30年前、子供の失踪事件が起きた上梨町。
今また、子供が消える事件が起きた。
30年前の当時、小学六年生だった彼らが、あまりにも出来過ぎた偶然ながら、全員、町に揃った。
全員、いる。いや、ひとりたりない。確かにもう一人いたはずなのに。
※表紙画像は、「ぱくたそ」の無料素材を借用しました。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,014 位 / 194,014件 ホラー 6,814 位 / 6,814件

あなたにおすすめの小説

超怖い少女

にしのこうやん
ホラー
あらすじ 第1話 僕の名前は、踝 壮也「くるぶし そうや」42歳。 僕が電車内で出会った2人の少女は味方なのか。 南と成美は僕をいじめてた日牧課長をクビにさせた。 南と成美はいったい何者なのか。 3日後日牧元課長が何者かに殺された。 日牧元課長が殺されて1週間後から成美はアパートで僕の膝の上に座って宿題をするのが日課になった。 南はの門限が厳しいので僕のアパートへ入らず10階建てのマンションへ帰った。 成美は僕の膝の上でもお構いなしにおならをするが僕にとってとても幸せだった。 成美が指をさした先には3階建ての鉄筋コンクリート増の一途建て新築の家が。 しかも僕が住んでるアパートの目の前に存在してた。 4週間後南と成美の予想は的中して、日牧元課長を殺した犯人が捕まった。 2話 僕の名前は、戸坂 陽太「とさか ようた」38歳。 僕は毎日自転車と電車に乗って通勤している。 僕は基本的に持てないタイプ。 特に若い女性からは気持ち悪がられていた。 出世できない僕は後輩にすら邪魔者扱いにされる粗末。 4月上旬学生が増えて車内はごった返しになってた。 僕はなんとか席に座れた。この時一風変わった少女達が僕の前に立ってた。 夢子とメイサとまどかだ。 夢子には頭上にも耳があるし九尾のしっぽがある。現実的にあり得ない少女だ。 翌日、電車内で夢子は何を思ったのかいきなり僕の膝の上に座った。  僕はふっと思い出した15年前の記憶を。 15年前の夏僕は登山をするため登山道を目指して車を走らせた。 車を駐車場に止めていざ出発をしようと思ったら登山道の横で酷いけがをした狐が子狐を3匹連れてさまよったので怪我した母狐と3匹の子狐をアパートまで連れて帰り保護した。 夢子達は15年前に僕が助けた狐達だったのだ。 3話 子供を粗末にするとこうなるかも・・・。 2040年心町の廃校{旧楠木小学校}に5人の少女達が住んでた。 1人は月丸 美和「つきまる みわ」2030年3月25日生まれの10歳。 2人目は夢神 望愛「ゆめかみ のあ」2032年5月6日生まれの8歳。 3人目は嵐山 未来「あらしやま みく」2035年8月3日生まれの4歳。 4人目は久米原 真優「くめはら まゆ」2025年2月3日生まれの15歳。 5人目は道後 優梨愛「どうご ゆりあ」2027年7月7日生まれの13歳。 廃校の中で大人を狩って飢えをしのぐ5人。 このような生活がいつまで続くのか不透明だ。 人を襲って食べ続けた5人の少女達。 この後どんな結末が待ち構えているのだろうか。 大人だけでは物足りなくなった真優と優梨愛は嘗ての友達までも食料にする。 この小説は1話ごとに主人公が変わります。

支配者【マカシリーズ・7】

hosimure
ホラー
わたしは今、小学5年生。 名前をルナって言います♪ 自分ではフツーの女の子だと思っているんだけど、みんなには「にぶい」ってよく言われる。 確かに、自分のクラスの支配者を気付いていなかったのは、わたしだけだったみたい! でも…本当に支配しているのは、誰かしら?

叫ぶ家と憂鬱な殺人鬼(旧Ver

Tempp
ホラー
大学1年の春休み、公理智樹から『呪いの家に付き合ってほしい』というLIMEを受け取る。公理智樹は強引だ。下手に断ると無理やり呪いの家に放りこまれるかもしれない。それを避ける妥協策として、家の前まで見に行くという約束をした。それが運の悪い俺の運の尽き。 案の定俺は家に呪われ、家にかけられた呪いを解かなければならなくなる。 ●概要● これは呪いの家から脱出するために、都合4つの事件の過去を渡るホラーミステリーです。認識差異をベースにした構成なので多分に概念的なものを含みます。 文意不明のところがあれば修正しますので、ぜひ教えてください。 ●改稿中 見出しにサブ見出しがついたものは公開後に改稿をしたものです。 2日で1〜3話程度更新。 もともと32万字完結を22万字くらいに減らしたい予定。 R15はGの方です。人が死ぬので。エロ要素は基本的にありません。 定期的にホラーカテゴリとミステリカテゴリを行ったり来たりしてみようかと思ったけど、エントリの時点で固定されたみたい。

敗者の街 Ⅱ ― Open the present road ―

譚月遊生季
ホラー
※この作品は「敗者の街 ― Requiem to the past ―」の続編になります。 第一部はこちら。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/33242583/99233521 イギリスの記者オリーヴ・サンダースは、友人ロデリック・アンダーソンの著書「敗者の街」を読み、強い関心を示していた。 死後の世界とも呼べる「敗者の街」……そこに行けば、死別した恋人に会えるかもしれない。その欲求に応えるかのように、閉ざされていた扉は開かれる。だが、「敗者の街」に辿り着いた途端、オリーヴの亡き恋人に関する記憶はごっそりと抜け落ちてしまった。 新たに迷い込んだ生者や、外に出ようと目論む死者。あらゆる思惑が再び絡み合い、交錯する。 オリーヴは脱出を目指しながらも、渦巻く謀略に巻き込まれていく…… ──これは、進むべき「現在」を切り拓く物語。 《注意書き》 ※記号の後の全角空白は私が個人的にWeb媒体では苦手に感じるので、半角にしております。 ※過激な描写あり。特に心がしんどい時は読む際注意してください。 ※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。ちなみに、迂闊に真似をしたら呪われる可能性があります。 ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。場合によっては復讐されるような行為だと念頭に置いて、言動にはどうか気をつけて……。 ※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。

近づく足音

Guidepost
ホラー
夏休み、祖母の遺品整理を手伝っていると、変色した白い紙に包まれた日本人形を見つける。 その人形の首を誤って破損させてしまってから、身の回りに不可解な出来事が起きるようになった──

最高で最強なふたり

麻木香豆
ホラー
※話を増やしました 子供の頃、山で滑落をした幼馴染同士の虹雨と由貴。 助けてもらった天狗様に助ける代わりに授けられた霊能力。それを使って地域の霊たちの治安を守り二人は地元では一躍人気に。 そんな二人は社会人になって再会。 霊能力を駆使して現代社会の闇と立ち向かう! 虹雨(こう) 霊視、除霊能力、軽い攻撃はできる。 見た目は黒ずくめのスーツにサングラスだがあくまでも見た目だけで普段はスウェット姿。 短気でキレやすいが気さくで人懐っこい。 由貴(ゆき) 霊視、霊を引きつける能力あり。 体が大きい割には気が小さく、おとなしいが除霊とビデオ撮影、編集となるとテンションが異常に高くなる。 天狗様 体と鼻がやけに大きいが容姿は天狗でなくて人間。甘いものが大好き。倉田には弱い。 しかし暴れるとまた一つ吹き飛ぶとかないとか。 倉田 天狗様が住む山の麓にある神社の僧侶でもあり、冠婚葬祭グループ会社社長。 190の大きな図体ですらっとしているが、昔とは違う? 天狗様の御付きのものだが、ほぼ保護者。 真津美帆子 真津探偵事務所所長。人妻。 天狗様が依頼した事件を2人に斡旋する。 虹雨を可愛がる。 息子は少し前まで幽霊が見えた。 茜部刑事 探偵事務所と警察のパイプがわりの刑事。 子供が5人もいる。 また機動隊で体型が良いがこれまたへこへこして残念な扱いを受ける。

桜屋敷に行った子は

葉人(ようと)
ホラー
小さな田舎町にひとつはある怖い話。 桜の大木がある廃店舗『桜屋敷』には絶対に入っちゃいけないと言われていた。 小学生の『わたし』は高校生の従姉と一緒に桜屋敷に入り込むが・・・ 暗い情念の微百合、微ホラーです。 以前pixivで開催された投稿企画『スキイチpixiv特別企画「桜ストーリー」』に投稿した話を編集し直して公開しています。 noteでも公開しております。

教師(今日、死)

ワカメガメ
ホラー
中学2年生の時、6月6日にクラスの担任が死んだ。 そしてしばらくして不思議な「ユメ」の体験をした。 その「ユメ」はある工場みたいなところ。そしてクラス全員がそこにいた。その「ユメ」に招待した人物は... 密かに隠れたその恨みが自分に死を植え付けられるなんてこの時は夢にも思わなかった。