167 / 176
第17章 人肌が足んねえ
人肌が足んねえ 7
しおりを挟む
俺が白鯨と共に軍艦レベル7を抜け出し、レベル67――アンドリューの軍艦に救助され、そしてここに出戻ってから一体何が変わったよ?
……ぶっちゃけ何も変わってねーな。
せいぜいアンドリューが首チョンパになったことと、それを刎ねた白虎丸がヘンリーに憑いてオリビルの主になったこと、それにヤツと行動を共にした白鵜が死んだことくらいか。
あとは俺が小園に惚れてるのをフレールに暴露されちまったこと。
これがメチャクチャ痛い。チッ、余計なこと言いやがって!
にしても、すっかりヘソを曲げちまったフレールのことだ。
マジで己をレベルアップさせる気もねーだろうし、厄介な白鵜が死んじまった今、ヤツを狙う高性能の電波探信儀や超音波探信儀が敵艦にねぇ限りはこのまま最後まで逃げ果せるだろうな。
なるほど、敵艦は海戦を繰り返しその性能も向上するだろうが、それと同時に打ち負かした軍艦を吸収しちまうワケだから、当然ながらそれだけ軍艦も減っていく。
フレールにすりゃ、寧ろこの大海原にレベル1の軍艦が777隻もいた当初の方がずっと逃げ回るのに難儀しただろうぜ。
今の俺は八方塞がりの手詰まり状態。認めたくねーが、俺一人じゃどうにもこうにも知恵が足んねえ。
悔しいが、ここは子分共を頼るしかねーんだ。
「つーワケで作戦会議だ! オメーら、集合! そこに座れ」
甲板には俺含めて白衛門と黒リータ、アンドリューの生首(甲板に直置き)、そして小園……。お互い気まずいが、彼女に座を外してもらうのも逆に不自然だし仕方ねえ。
それと、もう一人……。
この場がフレールの体である以上、アイツがどれだけ姿を消そうとも俺達の会話は筒抜けだから、実質はヤツも参加しているのと同じだ。まー、気にせずやるが。
「俺達はどうにかして局面打開を図らなきゃなんねえ。何しろ、どっかの馬鹿幽霊の性根が腐ってやがるから、これ以上のレベルアップは望めねーからな」
《ワタシ、幽霊じゃないよ》
「出て来るの早ーよッ!!!! すっこんでろ!」
俺が怒鳴ると同時に消えやがった。……何なんだ、アイツ?
もういい。気にせず先に進もう。
「そこで、だ。俺にも一策あるにはあるが、とりあえずここはオメーら子分の意見にも耳を傾けようと思う。何かあったら遠慮なく挙手してくれ」
「それは手のない僕に対する当てつけかな?」
「拗ねるなよ。んじゃ、オメーは舌でも出してアピールしやがれ」
「あたしが思うに……」
「黒リータ、勝手に喋んなッ! 挙手しろって言っただろうが!」
「では、はい」
「両方挙げんな! 片腕でいーんだ!」
「違います。これは”お手上げ”のポーズでございます」
「オメー、最初から何も考えてねーだろ!」
「種主様、恐れながら……」
「おお、白衛門。何かあるか?」
「某が思うに、ここは種主様の御英断……それこそ清水の舞台から飛び降りる御覚悟が必要かと」
「それならお安い御用だぜ。俺の辞書に”動揺”の二文字はねぇからな」
「おお、何ともお頼もしいお言葉。ならば早急にフレール殿に土下座し」「却下だ、馬鹿野郎!」
《そうよそうよ。そこのデカブツの言う通》「オメーはすっこんでろっつったろ!!!」
「あの、拓海様……」
「……ッ!? こ、こ、ここここここここここ」
「どれだけ動揺しまくってんですか? 威嚇しながら近づく鶏じゃあるまいし」
「うっせぇ、黒リータ! その眼鏡割るぞ?」
「もう割れてますが、何か?」
「わかっとるわッ! ソイツは俺じゃねえ方の拓海が低級魔界で節分豆ぶつけて割ったんだ。そうじゃなくて、木端微塵に叩き割るって言ってんだよ! お、アンドリュー、何か言いたいことあるんだな?」
「違う。これは単なるアカンベーだ。愚かな島主に対しての、な」
「猫球、蹴り殺す!!!」
「あ、あの、拓海様……」
「……ッ!? こ、こ、こぞこぞこぞこぞこぞ」
「つまんないの。そういうの、お笑い用語で”天丼かます”って言うんですよね。同じボケ二連発……」
「今のはボケてねえッ!!!」
「拓海様ったらッ! 聞いてくださいッ!」
小園が立ち上がってキッとした表情で俺をまっすぐ見る。
静寂の中、どうにか俺も目を合わせてみる。多分、顔真っ赤になってるだろう。
「な、何かな……?」
「拓海様は咲柚様の前でハッキリとこう仰いました。『多島海の魔王になる』って」
「ああ、言ったが……それがどうかしたか?」
「私にはどうしてもわからないのです。……拓海様のお考えが。この世界を統一して魔王になったとして……その先どうするお積もりなのです?」
「どうするって……そんなの決まってるだろ」
だが、俺の返した口調がいつになく弱々しいことに自分でも驚いた。
漠然とした答えならある。
強くなること。
それのみだ。
だからこそ、ぬるま湯みてぇな低級魔界じゃなく、より厳しい環境下でティッシュマスターの技を磨くべく多島海を選んだんだ。
けれど、小園が訊いてるのはその後のこと。
リデリア再興を成し遂げ強くなった俺は王となって……それから何をする?
わかんねえ……。
「私は思うんです」
小園は視線を落としてこう言った。
「今のままの拓海様では、どんな覇権を握ったところで幸せにはなれないと……」
……ぶっちゃけ何も変わってねーな。
せいぜいアンドリューが首チョンパになったことと、それを刎ねた白虎丸がヘンリーに憑いてオリビルの主になったこと、それにヤツと行動を共にした白鵜が死んだことくらいか。
あとは俺が小園に惚れてるのをフレールに暴露されちまったこと。
これがメチャクチャ痛い。チッ、余計なこと言いやがって!
にしても、すっかりヘソを曲げちまったフレールのことだ。
マジで己をレベルアップさせる気もねーだろうし、厄介な白鵜が死んじまった今、ヤツを狙う高性能の電波探信儀や超音波探信儀が敵艦にねぇ限りはこのまま最後まで逃げ果せるだろうな。
なるほど、敵艦は海戦を繰り返しその性能も向上するだろうが、それと同時に打ち負かした軍艦を吸収しちまうワケだから、当然ながらそれだけ軍艦も減っていく。
フレールにすりゃ、寧ろこの大海原にレベル1の軍艦が777隻もいた当初の方がずっと逃げ回るのに難儀しただろうぜ。
今の俺は八方塞がりの手詰まり状態。認めたくねーが、俺一人じゃどうにもこうにも知恵が足んねえ。
悔しいが、ここは子分共を頼るしかねーんだ。
「つーワケで作戦会議だ! オメーら、集合! そこに座れ」
甲板には俺含めて白衛門と黒リータ、アンドリューの生首(甲板に直置き)、そして小園……。お互い気まずいが、彼女に座を外してもらうのも逆に不自然だし仕方ねえ。
それと、もう一人……。
この場がフレールの体である以上、アイツがどれだけ姿を消そうとも俺達の会話は筒抜けだから、実質はヤツも参加しているのと同じだ。まー、気にせずやるが。
「俺達はどうにかして局面打開を図らなきゃなんねえ。何しろ、どっかの馬鹿幽霊の性根が腐ってやがるから、これ以上のレベルアップは望めねーからな」
《ワタシ、幽霊じゃないよ》
「出て来るの早ーよッ!!!! すっこんでろ!」
俺が怒鳴ると同時に消えやがった。……何なんだ、アイツ?
もういい。気にせず先に進もう。
「そこで、だ。俺にも一策あるにはあるが、とりあえずここはオメーら子分の意見にも耳を傾けようと思う。何かあったら遠慮なく挙手してくれ」
「それは手のない僕に対する当てつけかな?」
「拗ねるなよ。んじゃ、オメーは舌でも出してアピールしやがれ」
「あたしが思うに……」
「黒リータ、勝手に喋んなッ! 挙手しろって言っただろうが!」
「では、はい」
「両方挙げんな! 片腕でいーんだ!」
「違います。これは”お手上げ”のポーズでございます」
「オメー、最初から何も考えてねーだろ!」
「種主様、恐れながら……」
「おお、白衛門。何かあるか?」
「某が思うに、ここは種主様の御英断……それこそ清水の舞台から飛び降りる御覚悟が必要かと」
「それならお安い御用だぜ。俺の辞書に”動揺”の二文字はねぇからな」
「おお、何ともお頼もしいお言葉。ならば早急にフレール殿に土下座し」「却下だ、馬鹿野郎!」
《そうよそうよ。そこのデカブツの言う通》「オメーはすっこんでろっつったろ!!!」
「あの、拓海様……」
「……ッ!? こ、こ、ここここここここここ」
「どれだけ動揺しまくってんですか? 威嚇しながら近づく鶏じゃあるまいし」
「うっせぇ、黒リータ! その眼鏡割るぞ?」
「もう割れてますが、何か?」
「わかっとるわッ! ソイツは俺じゃねえ方の拓海が低級魔界で節分豆ぶつけて割ったんだ。そうじゃなくて、木端微塵に叩き割るって言ってんだよ! お、アンドリュー、何か言いたいことあるんだな?」
「違う。これは単なるアカンベーだ。愚かな島主に対しての、な」
「猫球、蹴り殺す!!!」
「あ、あの、拓海様……」
「……ッ!? こ、こ、こぞこぞこぞこぞこぞ」
「つまんないの。そういうの、お笑い用語で”天丼かます”って言うんですよね。同じボケ二連発……」
「今のはボケてねえッ!!!」
「拓海様ったらッ! 聞いてくださいッ!」
小園が立ち上がってキッとした表情で俺をまっすぐ見る。
静寂の中、どうにか俺も目を合わせてみる。多分、顔真っ赤になってるだろう。
「な、何かな……?」
「拓海様は咲柚様の前でハッキリとこう仰いました。『多島海の魔王になる』って」
「ああ、言ったが……それがどうかしたか?」
「私にはどうしてもわからないのです。……拓海様のお考えが。この世界を統一して魔王になったとして……その先どうするお積もりなのです?」
「どうするって……そんなの決まってるだろ」
だが、俺の返した口調がいつになく弱々しいことに自分でも驚いた。
漠然とした答えならある。
強くなること。
それのみだ。
だからこそ、ぬるま湯みてぇな低級魔界じゃなく、より厳しい環境下でティッシュマスターの技を磨くべく多島海を選んだんだ。
けれど、小園が訊いてるのはその後のこと。
リデリア再興を成し遂げ強くなった俺は王となって……それから何をする?
わかんねえ……。
「私は思うんです」
小園は視線を落としてこう言った。
「今のままの拓海様では、どんな覇権を握ったところで幸せにはなれないと……」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる