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臍帯篇
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見送りを終え、重たい足取りで基地へと戻る。
僕達はゲルの意を汲んで、その後を追わなかった。
明日は我が身……僕と檜希には彼の気持ちが十分に伝わっていたからだ。
向かい合って座る僕達。
ついさっきまではここにゲルがいた。座席には彼の温もりさえ残っている。
三人が揃った時間はほんの僅かだったけれども、彼の旅立ちはとてつもない喪失感を生んでしまっている。
「ねえ、フミとあたし……どっちが先に逝っちゃうだろね?」
俯いて、ポツリとそう漏らす檜希。心なしか、ご自慢のポニーテールまで元気なく見える。
彼女の誤りをあえて指摘する気力が今はない。
いや、ある意味正しいのかもしれないな。
いくらホヤ人間が固着を経て蘇生するとしても。
そこに今の僕と檜希は存在しないのだから、それは"死"と同義である。
「『看取られたくないから』と、ゲルは僕達の元を去った。それがただの"死"ではないから。固着は僕達が人間ではないことを証明する特異現象であり、僕達はまだそれを十分に受け入れる時間が与えられていない。そんな異様な姿を晒したくないのは僕だって同じだよ。いくら看取ってくれる対象者が同族であっても」
「それはあたしの質問に対する答えなの? つまり、『最期は各々で』ってこと?」
「そうだな」
「もぉ――っ! フミってば、何にもわかってないっ! 出会った時からずーっと!」
檜希は唇を噛みしめ、そして潤んだ瞳で僕を捉えた。
「フミは固着という己の変態を見られたくない……それはそれで尊重する。わかった。あたしはフミの最期は看取らない」
「檜希……」
「でも、もしあたしが先に逝く時が来たならば……その時はあたしを独りにしないでほしい。あたしはずっとフミに近くにいて欲しいの。……あ、だからってガン見しなくていいから! その瞬間はきっとキモいだろうから目を背けてもらって構わない。固着後は放置してていいから。だけどね、あたし、寂しいのはもういい。もう……もう十分なの……十分、ソレ体験したんだから」
「わかった……」
「わかってないよ。あたし、超弱いよ! 元気そうに振舞ってるけれど、とっくに独りを受け入れてるフミやゲルとは全然違うんだから! 最終的に死ぬ時は独り……そんなのわかってる。フミの心の中に"あたしじゃない誰か"がいるのもわかってるの。……でもね、それでもいいから、同情でも義務感でも何でもいいから、目の前のあたしを見て。こんなにもフミのこと想ってるんだよ? あたしってば、こんなに可愛くて健気でいい子なのに、それでも振り向いてもらえなくてさ……。『好きになって』とかワガママ言ってんじゃないから。それでもさ、あたしのこと、馬鹿で可哀そうで惨めな女の子として渋々ながら保護してくれても罰は当たらないんじゃないの?」
Save me, save me, save me
I can't face this life alone
Save me, save me, save me
I'm naked and I'm far from home
Save Me
檜希の哀しい歌声がゴンドラ内をふわっと覆う。
その発音のよさと音域の安定から判断して、彼女は頻繁にこの曲を歌っているのだと感じた。うまいと言うよりは、そのフレーズが彼女にとても馴染んでいると表現した方が近いかもしれない。
これまでとは全然違う、檜希の切実な願い……。
ポロポロと大粒の涙が伝う両の頬に、無意識ながら僕の両手がそこを優しく包んでいた。
何て温かい涙なのだろう。まるで温泉のように癒される。
そういや、彼女を引き取った家は銭湯を営んでいたな。
共通入浴券、もらっといてよかった。ここで渡すのは間が悪いか。
その癒しの湯と魂の音色によって、これまで僕を頑なに凍らせていた"何か"が氷解していくのがわかった。
本来なら、僕もその涙を流すべきだったんだ。
考えてみれば、僕はずっとずっと泣いていない。あの時以来、ずっと……。
Radio Ga Ga
僕は懸命に高木家の模範的長男を演じてきた。
その結果、僕は大半の喜怒哀楽を放棄してこれまで生きてきたんだ。
氷解……それはあの時(理玖が爽子さんにぶたれてアイツに抱っこされた時)をうんと遡って、UCJプロジェクトの奴らに封印されてきた根幹の記憶を僕にもたらした。
俺にはアンテナがあるんだ
文彦の考えてることが受信できるアンテナがな
そして、アイツは僕に持たせたんだ。
そのアンテナ……シロクを!
そのアンテナはこのへその緒ジャンクション内でも傍受できている。
アイツ……高木一彦は今、僕の声を聞いている。
同時に、僕は一彦の記憶を通じて全ての真実を知ることができる。
何故なら、僕達は政府によって生み出された完璧な人造一卵性双生児だからだ。
そう認識したこの瞬間、僕は漸く陰謀の鎖から解き放たれた。
ならば、躊躇なく前へと進め!
「檜希、聞いてくれ。保護されたのはこの僕だ。キミが僕を救ってくれたんだよ」
「……どこが? あたしなんて、何も知らないフミに余計な事吹き込んで混乱させただけじゃん?」
「その混乱こそが、長い長い迷路の出口を照らしてくれたんだよ。残念ながら、まだまだ脱出できそうにないけれど」
「意味不」
「伝わらなくていいんだ、今は。ただ言えることは一つ。僕は抗おうと思う。呪われた己の運命に決別する」
「決別って……具体的にどうすんの?」
「具体的に……そうだな。例えば、さっきみたいな赤味噌を舐めたのではなく……言いにくいんだけど、檜希の唇に僕の唇を重ねてみたいと考えている。勿論、キミさえよければだけれど」
きょとんとして、すぐにクスリと笑う檜希。
「いいよ。ソレして。てか、ずーっと待ってたんですけど?」
「断っておくけれど、これは同情や義務感なんかじゃない」
「だけれど、恋でもない……でしょ?」
「"恋"の定義が僕にはよくわからない。ただただ、今は檜希のことが愛おしい」
その表現に間違いはない。
でも正直言って、その中に幾分かの同情と義務感も混在しているのがわかった。
僕はそれを包み隠さず打ち明ける。
「あたし、捨てられた仔犬みたいなもんだから、そこに同情や義務感があって当たり前なんだよ。それよりさー、あたしいつまでソレ待ちしてればいいんですかぁ?」
僕はずっと檜希の頬に手を添えたまま。
元々、この手は彼女の涙を止める目的だったのだけれど、それをここで説明するのは野暮だ。
僕は紛れもなく高木文彦だ。
高木次彦の生まれ変わりではないし、高木次彦は高木一彦のコピーではない。
事実、そうであったとしても、僕が愛する人はこの僕自身が決める。
爽子さん、僕は高木文彦です。
戸籍上、あなたの息子になります。
でも、もうお会いすることはありません。この姿を晒すことなく鬼籍に入るでしょうから。
さようなら。
いろんな意味で「さようなら」です。
届いているよな、一彦?
1985年5月15日――フレディが在籍するQueen最後の来日公演、大阪城ホール。
あの時以来、ずっと爽子さんはオマエのものだ。
僕はそこに含まれてはならない。
やっと見つけたんだ。
僕はこの謎だらけの臍帯の中で、真実の愛を育む。
ここにオマエは含まれてはならない。
だから、その耳を塞げ。
今すぐだ!
僕と檜希
どっちが先に固着するかはわからない。
今日?
明日?
それとも十年先?
I Was Born To Love You
胸を張ってそう言える日が訪れますように。
その時まで、僕は檜希と共に一つになる。 (臍帯篇 完)
僕達はゲルの意を汲んで、その後を追わなかった。
明日は我が身……僕と檜希には彼の気持ちが十分に伝わっていたからだ。
向かい合って座る僕達。
ついさっきまではここにゲルがいた。座席には彼の温もりさえ残っている。
三人が揃った時間はほんの僅かだったけれども、彼の旅立ちはとてつもない喪失感を生んでしまっている。
「ねえ、フミとあたし……どっちが先に逝っちゃうだろね?」
俯いて、ポツリとそう漏らす檜希。心なしか、ご自慢のポニーテールまで元気なく見える。
彼女の誤りをあえて指摘する気力が今はない。
いや、ある意味正しいのかもしれないな。
いくらホヤ人間が固着を経て蘇生するとしても。
そこに今の僕と檜希は存在しないのだから、それは"死"と同義である。
「『看取られたくないから』と、ゲルは僕達の元を去った。それがただの"死"ではないから。固着は僕達が人間ではないことを証明する特異現象であり、僕達はまだそれを十分に受け入れる時間が与えられていない。そんな異様な姿を晒したくないのは僕だって同じだよ。いくら看取ってくれる対象者が同族であっても」
「それはあたしの質問に対する答えなの? つまり、『最期は各々で』ってこと?」
「そうだな」
「もぉ――っ! フミってば、何にもわかってないっ! 出会った時からずーっと!」
檜希は唇を噛みしめ、そして潤んだ瞳で僕を捉えた。
「フミは固着という己の変態を見られたくない……それはそれで尊重する。わかった。あたしはフミの最期は看取らない」
「檜希……」
「でも、もしあたしが先に逝く時が来たならば……その時はあたしを独りにしないでほしい。あたしはずっとフミに近くにいて欲しいの。……あ、だからってガン見しなくていいから! その瞬間はきっとキモいだろうから目を背けてもらって構わない。固着後は放置してていいから。だけどね、あたし、寂しいのはもういい。もう……もう十分なの……十分、ソレ体験したんだから」
「わかった……」
「わかってないよ。あたし、超弱いよ! 元気そうに振舞ってるけれど、とっくに独りを受け入れてるフミやゲルとは全然違うんだから! 最終的に死ぬ時は独り……そんなのわかってる。フミの心の中に"あたしじゃない誰か"がいるのもわかってるの。……でもね、それでもいいから、同情でも義務感でも何でもいいから、目の前のあたしを見て。こんなにもフミのこと想ってるんだよ? あたしってば、こんなに可愛くて健気でいい子なのに、それでも振り向いてもらえなくてさ……。『好きになって』とかワガママ言ってんじゃないから。それでもさ、あたしのこと、馬鹿で可哀そうで惨めな女の子として渋々ながら保護してくれても罰は当たらないんじゃないの?」
Save me, save me, save me
I can't face this life alone
Save me, save me, save me
I'm naked and I'm far from home
Save Me
檜希の哀しい歌声がゴンドラ内をふわっと覆う。
その発音のよさと音域の安定から判断して、彼女は頻繁にこの曲を歌っているのだと感じた。うまいと言うよりは、そのフレーズが彼女にとても馴染んでいると表現した方が近いかもしれない。
これまでとは全然違う、檜希の切実な願い……。
ポロポロと大粒の涙が伝う両の頬に、無意識ながら僕の両手がそこを優しく包んでいた。
何て温かい涙なのだろう。まるで温泉のように癒される。
そういや、彼女を引き取った家は銭湯を営んでいたな。
共通入浴券、もらっといてよかった。ここで渡すのは間が悪いか。
その癒しの湯と魂の音色によって、これまで僕を頑なに凍らせていた"何か"が氷解していくのがわかった。
本来なら、僕もその涙を流すべきだったんだ。
考えてみれば、僕はずっとずっと泣いていない。あの時以来、ずっと……。
Radio Ga Ga
僕は懸命に高木家の模範的長男を演じてきた。
その結果、僕は大半の喜怒哀楽を放棄してこれまで生きてきたんだ。
氷解……それはあの時(理玖が爽子さんにぶたれてアイツに抱っこされた時)をうんと遡って、UCJプロジェクトの奴らに封印されてきた根幹の記憶を僕にもたらした。
俺にはアンテナがあるんだ
文彦の考えてることが受信できるアンテナがな
そして、アイツは僕に持たせたんだ。
そのアンテナ……シロクを!
そのアンテナはこのへその緒ジャンクション内でも傍受できている。
アイツ……高木一彦は今、僕の声を聞いている。
同時に、僕は一彦の記憶を通じて全ての真実を知ることができる。
何故なら、僕達は政府によって生み出された完璧な人造一卵性双生児だからだ。
そう認識したこの瞬間、僕は漸く陰謀の鎖から解き放たれた。
ならば、躊躇なく前へと進め!
「檜希、聞いてくれ。保護されたのはこの僕だ。キミが僕を救ってくれたんだよ」
「……どこが? あたしなんて、何も知らないフミに余計な事吹き込んで混乱させただけじゃん?」
「その混乱こそが、長い長い迷路の出口を照らしてくれたんだよ。残念ながら、まだまだ脱出できそうにないけれど」
「意味不」
「伝わらなくていいんだ、今は。ただ言えることは一つ。僕は抗おうと思う。呪われた己の運命に決別する」
「決別って……具体的にどうすんの?」
「具体的に……そうだな。例えば、さっきみたいな赤味噌を舐めたのではなく……言いにくいんだけど、檜希の唇に僕の唇を重ねてみたいと考えている。勿論、キミさえよければだけれど」
きょとんとして、すぐにクスリと笑う檜希。
「いいよ。ソレして。てか、ずーっと待ってたんですけど?」
「断っておくけれど、これは同情や義務感なんかじゃない」
「だけれど、恋でもない……でしょ?」
「"恋"の定義が僕にはよくわからない。ただただ、今は檜希のことが愛おしい」
その表現に間違いはない。
でも正直言って、その中に幾分かの同情と義務感も混在しているのがわかった。
僕はそれを包み隠さず打ち明ける。
「あたし、捨てられた仔犬みたいなもんだから、そこに同情や義務感があって当たり前なんだよ。それよりさー、あたしいつまでソレ待ちしてればいいんですかぁ?」
僕はずっと檜希の頬に手を添えたまま。
元々、この手は彼女の涙を止める目的だったのだけれど、それをここで説明するのは野暮だ。
僕は紛れもなく高木文彦だ。
高木次彦の生まれ変わりではないし、高木次彦は高木一彦のコピーではない。
事実、そうであったとしても、僕が愛する人はこの僕自身が決める。
爽子さん、僕は高木文彦です。
戸籍上、あなたの息子になります。
でも、もうお会いすることはありません。この姿を晒すことなく鬼籍に入るでしょうから。
さようなら。
いろんな意味で「さようなら」です。
届いているよな、一彦?
1985年5月15日――フレディが在籍するQueen最後の来日公演、大阪城ホール。
あの時以来、ずっと爽子さんはオマエのものだ。
僕はそこに含まれてはならない。
やっと見つけたんだ。
僕はこの謎だらけの臍帯の中で、真実の愛を育む。
ここにオマエは含まれてはならない。
だから、その耳を塞げ。
今すぐだ!
僕と檜希
どっちが先に固着するかはわからない。
今日?
明日?
それとも十年先?
I Was Born To Love You
胸を張ってそう言える日が訪れますように。
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