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臍帯篇
ゲル
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不思議と拒絶反応による寒気は感じなかった。
おそらく、ゲルにその気がなかったからだと思う。これは単なる自己紹介的な哀しきポーズに過ぎない。
「……俺を軽蔑してるだろ?」
「まさか。驚きこそすれ軽蔑なんてするわけがない。もしもLGBTに偏見を抱いていたら、僕はQueenなんか聴いちゃいないだろう」
「ああ、フレディ・マーキュリーもゲイだもんな」
「バイセクシャル。実際、一般女性と婚約までしている。ギタリストの元カノだ。尤も、その彼女もフレディに向かって『あなたはゲイ』と証言して婚約は解消されたけれど、だからと言って二人の信頼関係は生涯揺らがなかったんだ」
フレディの遺灰を散灰したのも彼女だけで、その場所はいまだ他の誰にも知らされていない。
ゲルはそれについて何も言及しなかったので、続けて僕が喋る側だと感じた。
「自分をそう卑下すべきじゃない。キミは僕を救ってくれた命の恩人には変わりないんだ」
「フミに好意を抱いてたから、ヤツを屠ったわけじゃない。好意はその後に自然と芽生えたものだ」
キミの人生は蝉の小便にも劣る
好意?
僕は戸惑いながら訊いた。
「あんな発言をしたにも拘わらず?」
「あの発言をした後でも、フミはこんな俺を赦したからな。何て懐が深いんだと感心させられたよ」
そう言って、ゲルは僕の肩からそっと手を引いた。ひどく申し訳なさそうに。
懐が深いわけじゃない。ゲルのあまりにも的確な指摘に反論できなかっただけだ。
「嫉妬したのはあの子が最初じゃない。俺の方が先だ。だから、俺はあえて意地悪をした。あの子は必死に俺とフミの間に割って入ろうとしたのを知ってて、俺はそれを残酷に踏み躙った」
「呼び名か」
「そう。俺達にしてみれば些細な事だよ。でも、あの子には堪えられなかった。彼女はこの新参者を無条件に受け入れてくれたけれど、そんなヤツがまさか恋敵になるとは予想外だったろうな。しかも男だ」
「僕は何の考えもなく、彼女の要求に応えてやれなかった」
ゲルは苦笑する。
「その理由は俺にもあの子にもわかるよ。フミは完璧な一卵性双生児――パーフェクトなホヤ人間だ。キミの意識はここに非ず。換言すれば、キミは己を通じて恋をする権利はない。本家が心惹かれた人間にしか興味がないんだ」
「人妻だよ。義母ですらある。そして、僕はその感情をひたすら押し殺して生き続けなければならなかった。でも、ゲルは違う」
複雑な表情を浮かべたゲルは無言のまま、赤味噌カツサンドを頬張った。
どんな味がしただろう。
僕も彼に倣ってそれを齧る。味のインパクトは既にない。
食事ではなく、ただの作業として僕達はそれに着手している。
「そう、俺はフミと違う。気づいたら、俺は男にしか興味がなくなっていた。間違いなく、育ってきた環境のせいだ。フミ同様、ホヤ人間の俺に母親はいない。ただ、母代わりの人間なら何人かいた」
突然のゲルの告白に、僕は黙って耳を傾ける。
「その母代わりの醜さを嫌と言うほど知らされた俺は、何時しか女を憎悪の対象としてしか捉えられなくなっていたんだ。当然、その輪の中にあの子も含まれている」
憎悪が具体的に何を指すのかはわからないし、こちらから訊くべきことでもない。
しかしながら、ゲルは自らその過去を晒す。何らかの覚悟を持って。
「戸籍上の父親は定職に就いてなかったから、住所を転々としたけれど日々の生活には困らなかったよ。スマホだって随分と早い段階で持たせてくれた。それらの金は全てその時その時の女が出した。女と言っても、カタギは一人もいなかった。勿論、タダで金を恵んでくれたわけじゃない。……わかるだろう? これが何を意味するか」
僕は頷くことも首を振ることもしなかった。
ただただ、手にする歯型のついた赤味噌カツサンドをぼんやりと見つめている。
「リチャード・ギアの『愛と青春の旅だち』を観たことは?」
「ある。BSで観た」
80年代のアメリカ、職業選択のない格差社会の激しい港町。そんな場所に士官学校がある。
士官候補生は性の捌け口として地元の田舎女を抱き、女は女で打算的に未来の将校の子供を身籠ろうとする。
階級逆転のカタルシスと破局から一転したシンデレラストーリー……甘い邦題とあまりにも有名なラストシーン、そこで流れるアカデミーを取った名曲のおかげで、いまだに年配の女性に人気がある。
実際、爽子さんの薦めで僕はそれを観ることになった。
一方、理玖のような現代っ子には頗る受けが悪い。時代背景があまりにも違い過ぎる。
おそらく、檜希も感銘しないだろう。
いや、そうでもないか。
何しろ、彼女は時代を飛び越えて生き続けるホヤ人間だ。1980年のQueen――"地獄へ道連れ"だって知っているくらいだし。
「なら、話は早い。フミは義母を密かに想っていることで罪悪感に苛まれているけれど、俺は精通すらまだなのに、父親の情婦のオモチャにされたんだ」
「……そうだったんだ」
「俺はザック・メイヨのように士官学校へ行って、クソみたいな境遇から脱する機会も与えられないまま、今はこうしてグロテスク器官に幽閉されて人生を終えた」
過去形。
「……別に不幸自慢をするわけじゃないけれど、少なくとも表面上、フミの人生は俺ほど穢れないで終わった。それどころか、禁欲的で美しくさえある。それが美しいまま終わったことに感謝すべきだよ」
表面上。
僕が懸命に体裁を保って得た物だ。言葉にすると何とも軽い。
「あの子は無論、そういう類の女とは全く別だってことはわかってる。けれど、どうしても敏感に感じるんだ。この俺には牝特有の淫欲ってヤツが……」
「淫欲なら僕にもある。修行僧にだってローマ法王にだってあるさ。完全に煩悩を捨て去るには死ぬしかない」
「そして、ヒモの父親にもあった。あったどころじゃないな。淫欲と欺瞞とアルコールのみでその体は組成されていた。不思議なもんだよ。あんな魅力に乏しいゴミみたいな男相手に、次から次へと女が群がってくる。まるで夜の外灯に集まる蛾だ」
蛾は月光を道標に飛行するが、それより身近にある外灯を月明かりだと錯覚してしまう。
ゲルの父親は月ではなかったが、それでもある種の女にとっては、彼から何らかの輝きが放って見えたのだろう。
「だけど、誤解しないでほしい。僕はあの子からキミを奪おうとは思っちゃいない。何故ならば、それは不可能だからだ。そして、あの子自身もそれがわかっている。キミの心はもう誰の手にも届かない」
僕の心……
果たしてそれは本当に僕の本心なのだろうか?
驚異的なシンクロニシティを持つ一彦と次彦、その次彦の生まれ変わりである僕は一体何者なのだろう。
自己同一性の否定、その完成形が僕なのだとしたら、もはやこれ以上先に進む理由などないように思えてくる。
僕は"失敗作"という範疇での完成形だ。
そういう意味で、ゲルや檜希が羨ましく思えてくる。少なくとも、彼らという個体は彼ら自身の恋ができるから。
「ところで、質問していいか? 少し内容が逸れるけれど」
「どうぞ」
ゲルの瞳には神妙な顔つきの僕が映っていた。
「モンゴルに行ったことは?」
「いや、パスポートすら持ってない。父子揃ってもっぱら千葉在住の商売女の家を行ったり来たりさ。……ところで何故? モンゴル人の羊の屠殺法なら動画で観ただけだぜ」
「そんなことじゃない。『住所を転々とした』と聞いて、ふと思ったんだ。モンゴルの遊牧民には移動式住居が欠かせない。その移動式住居をモンゴル語で確か"ゲル"と呼んでいたと記憶している」
ゲルはそれを認めるように、フッと感嘆の吐息を漏らす。
「博学だな。何でそんなことまで知ってるんだ。……そうだよ。俺の本当の名前は滋だ。皮肉を込めて"ゲル"と名乗るようにしている。だけどな、フミ。そんな流浪人の俺もじきに"固着"する運命にあるみたいだぜ」
オマエらより先に……ゲルは自嘲気味にそう付け加えた。
おそらく、ゲルにその気がなかったからだと思う。これは単なる自己紹介的な哀しきポーズに過ぎない。
「……俺を軽蔑してるだろ?」
「まさか。驚きこそすれ軽蔑なんてするわけがない。もしもLGBTに偏見を抱いていたら、僕はQueenなんか聴いちゃいないだろう」
「ああ、フレディ・マーキュリーもゲイだもんな」
「バイセクシャル。実際、一般女性と婚約までしている。ギタリストの元カノだ。尤も、その彼女もフレディに向かって『あなたはゲイ』と証言して婚約は解消されたけれど、だからと言って二人の信頼関係は生涯揺らがなかったんだ」
フレディの遺灰を散灰したのも彼女だけで、その場所はいまだ他の誰にも知らされていない。
ゲルはそれについて何も言及しなかったので、続けて僕が喋る側だと感じた。
「自分をそう卑下すべきじゃない。キミは僕を救ってくれた命の恩人には変わりないんだ」
「フミに好意を抱いてたから、ヤツを屠ったわけじゃない。好意はその後に自然と芽生えたものだ」
キミの人生は蝉の小便にも劣る
好意?
僕は戸惑いながら訊いた。
「あんな発言をしたにも拘わらず?」
「あの発言をした後でも、フミはこんな俺を赦したからな。何て懐が深いんだと感心させられたよ」
そう言って、ゲルは僕の肩からそっと手を引いた。ひどく申し訳なさそうに。
懐が深いわけじゃない。ゲルのあまりにも的確な指摘に反論できなかっただけだ。
「嫉妬したのはあの子が最初じゃない。俺の方が先だ。だから、俺はあえて意地悪をした。あの子は必死に俺とフミの間に割って入ろうとしたのを知ってて、俺はそれを残酷に踏み躙った」
「呼び名か」
「そう。俺達にしてみれば些細な事だよ。でも、あの子には堪えられなかった。彼女はこの新参者を無条件に受け入れてくれたけれど、そんなヤツがまさか恋敵になるとは予想外だったろうな。しかも男だ」
「僕は何の考えもなく、彼女の要求に応えてやれなかった」
ゲルは苦笑する。
「その理由は俺にもあの子にもわかるよ。フミは完璧な一卵性双生児――パーフェクトなホヤ人間だ。キミの意識はここに非ず。換言すれば、キミは己を通じて恋をする権利はない。本家が心惹かれた人間にしか興味がないんだ」
「人妻だよ。義母ですらある。そして、僕はその感情をひたすら押し殺して生き続けなければならなかった。でも、ゲルは違う」
複雑な表情を浮かべたゲルは無言のまま、赤味噌カツサンドを頬張った。
どんな味がしただろう。
僕も彼に倣ってそれを齧る。味のインパクトは既にない。
食事ではなく、ただの作業として僕達はそれに着手している。
「そう、俺はフミと違う。気づいたら、俺は男にしか興味がなくなっていた。間違いなく、育ってきた環境のせいだ。フミ同様、ホヤ人間の俺に母親はいない。ただ、母代わりの人間なら何人かいた」
突然のゲルの告白に、僕は黙って耳を傾ける。
「その母代わりの醜さを嫌と言うほど知らされた俺は、何時しか女を憎悪の対象としてしか捉えられなくなっていたんだ。当然、その輪の中にあの子も含まれている」
憎悪が具体的に何を指すのかはわからないし、こちらから訊くべきことでもない。
しかしながら、ゲルは自らその過去を晒す。何らかの覚悟を持って。
「戸籍上の父親は定職に就いてなかったから、住所を転々としたけれど日々の生活には困らなかったよ。スマホだって随分と早い段階で持たせてくれた。それらの金は全てその時その時の女が出した。女と言っても、カタギは一人もいなかった。勿論、タダで金を恵んでくれたわけじゃない。……わかるだろう? これが何を意味するか」
僕は頷くことも首を振ることもしなかった。
ただただ、手にする歯型のついた赤味噌カツサンドをぼんやりと見つめている。
「リチャード・ギアの『愛と青春の旅だち』を観たことは?」
「ある。BSで観た」
80年代のアメリカ、職業選択のない格差社会の激しい港町。そんな場所に士官学校がある。
士官候補生は性の捌け口として地元の田舎女を抱き、女は女で打算的に未来の将校の子供を身籠ろうとする。
階級逆転のカタルシスと破局から一転したシンデレラストーリー……甘い邦題とあまりにも有名なラストシーン、そこで流れるアカデミーを取った名曲のおかげで、いまだに年配の女性に人気がある。
実際、爽子さんの薦めで僕はそれを観ることになった。
一方、理玖のような現代っ子には頗る受けが悪い。時代背景があまりにも違い過ぎる。
おそらく、檜希も感銘しないだろう。
いや、そうでもないか。
何しろ、彼女は時代を飛び越えて生き続けるホヤ人間だ。1980年のQueen――"地獄へ道連れ"だって知っているくらいだし。
「なら、話は早い。フミは義母を密かに想っていることで罪悪感に苛まれているけれど、俺は精通すらまだなのに、父親の情婦のオモチャにされたんだ」
「……そうだったんだ」
「俺はザック・メイヨのように士官学校へ行って、クソみたいな境遇から脱する機会も与えられないまま、今はこうしてグロテスク器官に幽閉されて人生を終えた」
過去形。
「……別に不幸自慢をするわけじゃないけれど、少なくとも表面上、フミの人生は俺ほど穢れないで終わった。それどころか、禁欲的で美しくさえある。それが美しいまま終わったことに感謝すべきだよ」
表面上。
僕が懸命に体裁を保って得た物だ。言葉にすると何とも軽い。
「あの子は無論、そういう類の女とは全く別だってことはわかってる。けれど、どうしても敏感に感じるんだ。この俺には牝特有の淫欲ってヤツが……」
「淫欲なら僕にもある。修行僧にだってローマ法王にだってあるさ。完全に煩悩を捨て去るには死ぬしかない」
「そして、ヒモの父親にもあった。あったどころじゃないな。淫欲と欺瞞とアルコールのみでその体は組成されていた。不思議なもんだよ。あんな魅力に乏しいゴミみたいな男相手に、次から次へと女が群がってくる。まるで夜の外灯に集まる蛾だ」
蛾は月光を道標に飛行するが、それより身近にある外灯を月明かりだと錯覚してしまう。
ゲルの父親は月ではなかったが、それでもある種の女にとっては、彼から何らかの輝きが放って見えたのだろう。
「だけど、誤解しないでほしい。僕はあの子からキミを奪おうとは思っちゃいない。何故ならば、それは不可能だからだ。そして、あの子自身もそれがわかっている。キミの心はもう誰の手にも届かない」
僕の心……
果たしてそれは本当に僕の本心なのだろうか?
驚異的なシンクロニシティを持つ一彦と次彦、その次彦の生まれ変わりである僕は一体何者なのだろう。
自己同一性の否定、その完成形が僕なのだとしたら、もはやこれ以上先に進む理由などないように思えてくる。
僕は"失敗作"という範疇での完成形だ。
そういう意味で、ゲルや檜希が羨ましく思えてくる。少なくとも、彼らという個体は彼ら自身の恋ができるから。
「ところで、質問していいか? 少し内容が逸れるけれど」
「どうぞ」
ゲルの瞳には神妙な顔つきの僕が映っていた。
「モンゴルに行ったことは?」
「いや、パスポートすら持ってない。父子揃ってもっぱら千葉在住の商売女の家を行ったり来たりさ。……ところで何故? モンゴル人の羊の屠殺法なら動画で観ただけだぜ」
「そんなことじゃない。『住所を転々とした』と聞いて、ふと思ったんだ。モンゴルの遊牧民には移動式住居が欠かせない。その移動式住居をモンゴル語で確か"ゲル"と呼んでいたと記憶している」
ゲルはそれを認めるように、フッと感嘆の吐息を漏らす。
「博学だな。何でそんなことまで知ってるんだ。……そうだよ。俺の本当の名前は滋だ。皮肉を込めて"ゲル"と名乗るようにしている。だけどな、フミ。そんな流浪人の俺もじきに"固着"する運命にあるみたいだぜ」
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