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第4章
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翌朝、空腹で目覚めた俺はもう一度、家中の食材を探しまくった。
米の量からみて餓死だけは避けられそうだったが、やはり米以外の食べ物も腹に入れておきたい。
とは言うものの、見つかったのはさしすせの調味料だけ。
砂糖、塩、酢、醤油……ここで一番欲しかった『そ』の味噌がなかったのは痛恨の極みである。
麦茶を沸かそうと思ったが、麦茶パックすらなかった。
改めて言おう。
この家には何もない。俺の母親は普段どうやって料理を作ってたんだ?
いっそ、節電の観点から冷蔵庫のコンセントプラグを抜いてもいいような気がする。
電力消費量が著しいこの真夏の時期に、マーガリンとジャムとマヨネーズだけ冷やす家電なんて贅沢にも程がある。まあ、腐るから抜かないけどさ。
米を研ぐ前に、オムスビは昨日のオニギリを全部平らげたのかが気になった。
それによって、準備する米の量が変わるからだ。
時刻は午前八時過ぎ。……まだ寝てるかな。
ええい、かまうもんか。居候が起きるまで待ってられるか。
内線をかけると、何とワンコールで出た。
「おはよう。起きてたか?」
『……』
喋らない。
「どうして黙ってるんだよ?」
『……』
喋らないならどうして電話に出たんだろう。
「もしかして、歯舞がまだ寝てるのか?」
コンコンと二度、子機を叩く音がする。
なるほど。それじゃ、答えられないわけだ。
「今から朝ごはんの準備をするんだけど、そっちにオニギリ残ってる?」
コンコンコンコンと四度叩く音。爪かな。
「四つ残ってるのか?」
コン。当たりだ。
「どうする? オムスビがそれ食べるなら、俺は俺で自分用のごはんを炊くけど?」
唐突に電話が切れる。毎度のことなのでもう慣れた。
しゃがんで米びつのカップを取ろうとした時、ドアが開いて階段を下りる音がした。
え、ちょっと待てって。
俺はまだキッチンにいるんだぞ。
まさか、キャミソール一枚で……いや、それとも歯舞の糞が付着したマントを纏って……どっちにしろこのまま下りてきてもらっちゃ困る。
「おい、オムスビ! 今すぐ引き返せ! 俺は書斎にこもるから!」
聞こえてるはずなのに、階段を下りる足音はやまなかった。
そしてとうとう包丁を手にしたオムスビが目の前に現れた時、安堵と落胆が錯綜している状態で空のお釜を床に落っことしてしまった。
俺のTシャツ着てるし……。シンプルな黒。
当然ながらサイズはブカブカで、その一枚だけでワンピース状態になっている。
右手に包丁、左手にオニギリが四つ乗った大皿、そして白くて綺麗な生脚…… シュールな格好だな。
マントを纏っていないので、オムスビの髪型が露わになってる。
黒いまっすぐな髪。
昨日シャワーを浴びたことでベタベタ感はなくなっている。
オムスビは大皿を俺に見せて、そこから二つ取るように包丁で指示した。
「……はんぶんこ?」
オムスビが頷く。
四つということは、昨晩は一つだけおかわりしたんだな。
あれ、俺の食いかけは? 歯舞に食べさせたんだろうか。
「昨日は眠れた?」
オニギリを二つ受け取った俺はそう訊ねてみた。
微妙に小首を傾げるオムスビ。
あんまり、というカンジ。ガングロにマスク、その表情はやはり読めない。
「その格好なら好きに部屋を出入りしていいよ。……よかったらここで食べてく?」
ダメ元で誘ってみるも、かぶりを振るオムスビ。
やはり俺の前でマスクは外したくないらしい。
「じゃあ、後で飲み物を持って行くよ。残念ながら水道水しか出せないけどな」
じっと俺を見たかと思うと、そのまま無言で階段を上って行こうとする。
「あ、待って」
「……?」
オムスビが歩を止める。
「朝飯を食べたら洗濯しようと思うんだけど、オムスビの分はどうする?」
俺は料理できないけど、洗濯は普通にできる。サッカーで汚れまくった洗濯物は家族の分と別々で洗わなきゃならないし、それを洗うのは俺の役目だからだ。
「……」
頷くか首を振るか無視するか、そのどれかを予測してたら、しばらく迷ってたオムスビはキッチンのテーブルに大皿を置き、包丁だけ持ったまま浴室に入って行った。
どういうことだ?
しばらくして、オムスビが身をよじらせながら浴室から出てきた。
テーブルの大皿を左手で持つと、オムスビはそのままダッシュで階段を駆け上がって行く。
様子がおかしい。
気になった俺は階段を見上げて、
「おい、どうし……」
その時だった。
うわッ、あ、あぶねーッ!!!
二階から包丁が飛んできた。
とっさに避けて事なきを得たが、投げられた包丁は見事に床へ突き刺さっている。尻餅ついて倒れてる俺との距離、わずか数センチ!
「な、何すんだッ? 殺す気かよッ?」
俺がそう叫んだ時、オムスビは右手でTシャツをめいっぱい伸ばして臀部を隠しながら慌てて部屋へと消えていった。
え、まさか……。
アイツ、もしかしてTシャツの中はマッパか? マジでッ?
だとしたら、洗面所兼脱衣所でキャミソールと下着を脱いでそのまま洗濯機に放り込んだとしか考えられない。
俺のと一緒に洗濯するとして、どうして今着てる物を脱ぐ必要があるんだろう。
着替え、持ってきてないのか?
だとしたら、アイツは洗濯が終わってそれが乾くまでノーパンノーブラで過ごさなきゃならない……。
ぐわー、ヤバイ!
想像するだけで頭がおかしくなりそうだ。ギャグマンガなら鼻血ブーで一面血の海だ。
もう不潔とかガングロなんてどうでもよくなってきた。
当分恋人なんていらないと強がっていても、このムラムラしまくってる感情こそが答えだろ? 単純な生き物だよな、高校生のオスって。
こんな時に限って、狐珠が置いていったイチゴの香りのアレを思い出してしまう。
しかも、アイツの手元に包丁はない。
今がチャンスだ。
この密室と化した我が家、もはや泣けど叫べど力尽くで襲……でぇーい! ケダモノか、俺はッ!
般若心経でも唱えて気を紛らわそう。鎮まれ、鎮まれ、俺のリビドー!
俺には六つ上の姉がいる。
今は東京に就職して一人暮らしをしているが、ここを引っ越す以前、姉がまだ大学生だった頃に高級ブラジャーが台無しになったと母親にグチをこぼしていたのを覚えてる。
ワイヤーがグチャグチャになったらしい。
それ以来、姉はブラジャーを洗濯する時に必ず洗濯ネットに入れていた。母親は手洗い派らしいが。……うげ、気色悪い画が頭に浮んじまった。
恐る恐る洗濯機のフタを開ける。
やっぱり……。
オムスビは無造作にブラジャーとパンツとキャミソールをそのまま放り込んでいた。
ガングロに黒マントだから勝手に妖艶な黒を想像していたが、予想に反して全部が薄いピンクで統一されていた。白には劣るものの清純派だ。
これ、このまま洗っていいのかな。
フタを閉めて内線でオムスビを呼ぶ。歯舞が寝てたらどうしよう……。
呼び出し音がしばらく続いた後……
出た。
『ヘンタイ』
切られた。
どうしたらいい? 完全に手詰まりだ。
姉の失敗を知っている以上、このまま洗濯してしまう勇気がない。
かと言って、オムスビに断りなくブラジャーを洗濯ネットに入れる度胸もない。
今さっき「ヘンタイ」と罵られた以上、それに触れることは完全に許されなくなった。
てか、オマエがやれ!
どうしてこんなくだらないことで頭を悩ませなければならない。
俺にはもっと切実な問題がある。
どうにかしてこの家を出て部活に顔を出せないものか。時間ならまだギリで間に合う。
それが無理ならば、せめて監督に休む旨を伝えたい。無断欠席はマジでヤバイ。
今のこの時期、本当なら一日たりとも練習は休めない。
県大会の二次予選一ヶ月前だってのに何やってんだ、俺は!
換気扇をぶっ壊して、そこから伝書鳩ならぬ伝書洋鵡でも飛ばすか。
巫女に化けた九尾が俺を閉じ込めた結果だからやむを得なかった、見知らぬ女が勝手に部屋に忍び込んで自ら下着を脱ぎ出した、などと意味不明な供述をしており……。
ダメだ、補導される場面しか思い浮かばねえ。人生、詰むわ……。
もういいや。このまま洗濯しちまおう。
オムスビのブラジャーがどうなろうと知ったことか。このまま洗濯物が溜まっていく方が俺にはよっぽど堪えられない。
窓が開かないので部屋干ししかできないが、回転式の洗濯ハンガーラックが両親の寝室にある。
そこで干せばいいが、またも壁にぶつかる。
オムスビの洗濯物は誰が干すんだ?
それにだ。
アイツ、マッパ同然だからそこらへんウロチョロされたら、もはや般若心経唱えるだけじゃこの男特有の衝動を抑える自信がない。
母親の下着でも貸すか。
うえっぷ……。
母親のタンスを開けて物色する自分の姿を想像したら、また気分が悪くなった。
米の量からみて餓死だけは避けられそうだったが、やはり米以外の食べ物も腹に入れておきたい。
とは言うものの、見つかったのはさしすせの調味料だけ。
砂糖、塩、酢、醤油……ここで一番欲しかった『そ』の味噌がなかったのは痛恨の極みである。
麦茶を沸かそうと思ったが、麦茶パックすらなかった。
改めて言おう。
この家には何もない。俺の母親は普段どうやって料理を作ってたんだ?
いっそ、節電の観点から冷蔵庫のコンセントプラグを抜いてもいいような気がする。
電力消費量が著しいこの真夏の時期に、マーガリンとジャムとマヨネーズだけ冷やす家電なんて贅沢にも程がある。まあ、腐るから抜かないけどさ。
米を研ぐ前に、オムスビは昨日のオニギリを全部平らげたのかが気になった。
それによって、準備する米の量が変わるからだ。
時刻は午前八時過ぎ。……まだ寝てるかな。
ええい、かまうもんか。居候が起きるまで待ってられるか。
内線をかけると、何とワンコールで出た。
「おはよう。起きてたか?」
『……』
喋らない。
「どうして黙ってるんだよ?」
『……』
喋らないならどうして電話に出たんだろう。
「もしかして、歯舞がまだ寝てるのか?」
コンコンと二度、子機を叩く音がする。
なるほど。それじゃ、答えられないわけだ。
「今から朝ごはんの準備をするんだけど、そっちにオニギリ残ってる?」
コンコンコンコンと四度叩く音。爪かな。
「四つ残ってるのか?」
コン。当たりだ。
「どうする? オムスビがそれ食べるなら、俺は俺で自分用のごはんを炊くけど?」
唐突に電話が切れる。毎度のことなのでもう慣れた。
しゃがんで米びつのカップを取ろうとした時、ドアが開いて階段を下りる音がした。
え、ちょっと待てって。
俺はまだキッチンにいるんだぞ。
まさか、キャミソール一枚で……いや、それとも歯舞の糞が付着したマントを纏って……どっちにしろこのまま下りてきてもらっちゃ困る。
「おい、オムスビ! 今すぐ引き返せ! 俺は書斎にこもるから!」
聞こえてるはずなのに、階段を下りる足音はやまなかった。
そしてとうとう包丁を手にしたオムスビが目の前に現れた時、安堵と落胆が錯綜している状態で空のお釜を床に落っことしてしまった。
俺のTシャツ着てるし……。シンプルな黒。
当然ながらサイズはブカブカで、その一枚だけでワンピース状態になっている。
右手に包丁、左手にオニギリが四つ乗った大皿、そして白くて綺麗な生脚…… シュールな格好だな。
マントを纏っていないので、オムスビの髪型が露わになってる。
黒いまっすぐな髪。
昨日シャワーを浴びたことでベタベタ感はなくなっている。
オムスビは大皿を俺に見せて、そこから二つ取るように包丁で指示した。
「……はんぶんこ?」
オムスビが頷く。
四つということは、昨晩は一つだけおかわりしたんだな。
あれ、俺の食いかけは? 歯舞に食べさせたんだろうか。
「昨日は眠れた?」
オニギリを二つ受け取った俺はそう訊ねてみた。
微妙に小首を傾げるオムスビ。
あんまり、というカンジ。ガングロにマスク、その表情はやはり読めない。
「その格好なら好きに部屋を出入りしていいよ。……よかったらここで食べてく?」
ダメ元で誘ってみるも、かぶりを振るオムスビ。
やはり俺の前でマスクは外したくないらしい。
「じゃあ、後で飲み物を持って行くよ。残念ながら水道水しか出せないけどな」
じっと俺を見たかと思うと、そのまま無言で階段を上って行こうとする。
「あ、待って」
「……?」
オムスビが歩を止める。
「朝飯を食べたら洗濯しようと思うんだけど、オムスビの分はどうする?」
俺は料理できないけど、洗濯は普通にできる。サッカーで汚れまくった洗濯物は家族の分と別々で洗わなきゃならないし、それを洗うのは俺の役目だからだ。
「……」
頷くか首を振るか無視するか、そのどれかを予測してたら、しばらく迷ってたオムスビはキッチンのテーブルに大皿を置き、包丁だけ持ったまま浴室に入って行った。
どういうことだ?
しばらくして、オムスビが身をよじらせながら浴室から出てきた。
テーブルの大皿を左手で持つと、オムスビはそのままダッシュで階段を駆け上がって行く。
様子がおかしい。
気になった俺は階段を見上げて、
「おい、どうし……」
その時だった。
うわッ、あ、あぶねーッ!!!
二階から包丁が飛んできた。
とっさに避けて事なきを得たが、投げられた包丁は見事に床へ突き刺さっている。尻餅ついて倒れてる俺との距離、わずか数センチ!
「な、何すんだッ? 殺す気かよッ?」
俺がそう叫んだ時、オムスビは右手でTシャツをめいっぱい伸ばして臀部を隠しながら慌てて部屋へと消えていった。
え、まさか……。
アイツ、もしかしてTシャツの中はマッパか? マジでッ?
だとしたら、洗面所兼脱衣所でキャミソールと下着を脱いでそのまま洗濯機に放り込んだとしか考えられない。
俺のと一緒に洗濯するとして、どうして今着てる物を脱ぐ必要があるんだろう。
着替え、持ってきてないのか?
だとしたら、アイツは洗濯が終わってそれが乾くまでノーパンノーブラで過ごさなきゃならない……。
ぐわー、ヤバイ!
想像するだけで頭がおかしくなりそうだ。ギャグマンガなら鼻血ブーで一面血の海だ。
もう不潔とかガングロなんてどうでもよくなってきた。
当分恋人なんていらないと強がっていても、このムラムラしまくってる感情こそが答えだろ? 単純な生き物だよな、高校生のオスって。
こんな時に限って、狐珠が置いていったイチゴの香りのアレを思い出してしまう。
しかも、アイツの手元に包丁はない。
今がチャンスだ。
この密室と化した我が家、もはや泣けど叫べど力尽くで襲……でぇーい! ケダモノか、俺はッ!
般若心経でも唱えて気を紛らわそう。鎮まれ、鎮まれ、俺のリビドー!
俺には六つ上の姉がいる。
今は東京に就職して一人暮らしをしているが、ここを引っ越す以前、姉がまだ大学生だった頃に高級ブラジャーが台無しになったと母親にグチをこぼしていたのを覚えてる。
ワイヤーがグチャグチャになったらしい。
それ以来、姉はブラジャーを洗濯する時に必ず洗濯ネットに入れていた。母親は手洗い派らしいが。……うげ、気色悪い画が頭に浮んじまった。
恐る恐る洗濯機のフタを開ける。
やっぱり……。
オムスビは無造作にブラジャーとパンツとキャミソールをそのまま放り込んでいた。
ガングロに黒マントだから勝手に妖艶な黒を想像していたが、予想に反して全部が薄いピンクで統一されていた。白には劣るものの清純派だ。
これ、このまま洗っていいのかな。
フタを閉めて内線でオムスビを呼ぶ。歯舞が寝てたらどうしよう……。
呼び出し音がしばらく続いた後……
出た。
『ヘンタイ』
切られた。
どうしたらいい? 完全に手詰まりだ。
姉の失敗を知っている以上、このまま洗濯してしまう勇気がない。
かと言って、オムスビに断りなくブラジャーを洗濯ネットに入れる度胸もない。
今さっき「ヘンタイ」と罵られた以上、それに触れることは完全に許されなくなった。
てか、オマエがやれ!
どうしてこんなくだらないことで頭を悩ませなければならない。
俺にはもっと切実な問題がある。
どうにかしてこの家を出て部活に顔を出せないものか。時間ならまだギリで間に合う。
それが無理ならば、せめて監督に休む旨を伝えたい。無断欠席はマジでヤバイ。
今のこの時期、本当なら一日たりとも練習は休めない。
県大会の二次予選一ヶ月前だってのに何やってんだ、俺は!
換気扇をぶっ壊して、そこから伝書鳩ならぬ伝書洋鵡でも飛ばすか。
巫女に化けた九尾が俺を閉じ込めた結果だからやむを得なかった、見知らぬ女が勝手に部屋に忍び込んで自ら下着を脱ぎ出した、などと意味不明な供述をしており……。
ダメだ、補導される場面しか思い浮かばねえ。人生、詰むわ……。
もういいや。このまま洗濯しちまおう。
オムスビのブラジャーがどうなろうと知ったことか。このまま洗濯物が溜まっていく方が俺にはよっぽど堪えられない。
窓が開かないので部屋干ししかできないが、回転式の洗濯ハンガーラックが両親の寝室にある。
そこで干せばいいが、またも壁にぶつかる。
オムスビの洗濯物は誰が干すんだ?
それにだ。
アイツ、マッパ同然だからそこらへんウロチョロされたら、もはや般若心経唱えるだけじゃこの男特有の衝動を抑える自信がない。
母親の下着でも貸すか。
うえっぷ……。
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