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どうやってチャンスを掴んだのか?
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旦那がどのようにビッグチャンスを手に入れたのかというと、それは様々な映画の助監督やエキストラを務めていた友人からの紹介だったそうだ。応募の他、簡単な面接があり、そこで聞かれたのは主に
・髭を生やせるか?
・英語を話せるか?
・馬に乗れるか?
といったこと。あくまでも旦那や彼の周りの人の見解だが、この質問の答えによって自分にどの役が割り振られるかが決まったらしい。つまりここが自分がいかに画面に写り込めるか、主要キャストと同じ画面に収まることができるかという「分岐点」であり「運命の分かれ道」であった。
旦那は髭を生やすこと以外の質問に「いいえ」と答えた。その結果、官軍側の軍隊の一人の役が割り振られた。簡単に説明するとこの映画の構図はこうだ。
トムクルーズ、渡辺謙、真田広之の「ラストサムライ側」※騎馬戦が得意
VS
原田眞人の「明治政府軍(官軍)側」
※銃撃戦が得意
官軍側の軍隊とはつまり、主役のトムクルーズから見て敵側だ。旦那がもしも質問に真逆の回答……つまり「馬に乗れる」と答えていたらトムクルーズ達「ラストサムライ側」つまり主役の側の軍隊に割り振られた可能性が高いのである。そうしたら更なるビッグチャンスがあったかもしれない。
なお、「敵側とか主役側とか役割は割り振られてない。どっちも演じた」という声もあったので、それは人によるのだろうと思う。エキストラが数百人もいたら、その数だけ話もあるだろうし、人によって食い違うこともある。エキストラの役柄については公式による詳しい情報がどこにも出ていないので、正確なことは分からない。ひとつ確実に言えるのは旦那は「一貫して敵側の役だった」ということ。本人が撮影した写真でもはっきり確認したし、本人もそう言っている。これは間違いではなく事実である。
因みにもうひとつの「英語が話せるか?」に「はい」と答えると敵味方関係なく各軍隊のポジションリーダーの役割が割り振られる。これはつまり自分もエキストラ出演しながら、監督やスタッフからの英語の指示を日本人エキストラに通訳をするという役目だ。
自分の答えによってその後が決まるというのはまるでシュミレーションゲームのようである。
・髭を生やせるか?
・英語を話せるか?
・馬に乗れるか?
といったこと。あくまでも旦那や彼の周りの人の見解だが、この質問の答えによって自分にどの役が割り振られるかが決まったらしい。つまりここが自分がいかに画面に写り込めるか、主要キャストと同じ画面に収まることができるかという「分岐点」であり「運命の分かれ道」であった。
旦那は髭を生やすこと以外の質問に「いいえ」と答えた。その結果、官軍側の軍隊の一人の役が割り振られた。簡単に説明するとこの映画の構図はこうだ。
トムクルーズ、渡辺謙、真田広之の「ラストサムライ側」※騎馬戦が得意
VS
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※銃撃戦が得意
官軍側の軍隊とはつまり、主役のトムクルーズから見て敵側だ。旦那がもしも質問に真逆の回答……つまり「馬に乗れる」と答えていたらトムクルーズ達「ラストサムライ側」つまり主役の側の軍隊に割り振られた可能性が高いのである。そうしたら更なるビッグチャンスがあったかもしれない。
なお、「敵側とか主役側とか役割は割り振られてない。どっちも演じた」という声もあったので、それは人によるのだろうと思う。エキストラが数百人もいたら、その数だけ話もあるだろうし、人によって食い違うこともある。エキストラの役柄については公式による詳しい情報がどこにも出ていないので、正確なことは分からない。ひとつ確実に言えるのは旦那は「一貫して敵側の役だった」ということ。本人が撮影した写真でもはっきり確認したし、本人もそう言っている。これは間違いではなく事実である。
因みにもうひとつの「英語が話せるか?」に「はい」と答えると敵味方関係なく各軍隊のポジションリーダーの役割が割り振られる。これはつまり自分もエキストラ出演しながら、監督やスタッフからの英語の指示を日本人エキストラに通訳をするという役目だ。
自分の答えによってその後が決まるというのはまるでシュミレーションゲームのようである。
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