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第八章 自己との対峙
25話
しおりを挟む パソコンのディスプレイを見たままぼーっとしていると、開いているドアをノックする音がした。
「っ……びっくりした」
振り返ると蒼兄が立っていて、私は慌ててノートパソコンを閉じる。
「考えごとって……何かあった?」
メガネの奥から真っ直ぐに私を見ている目が怖い。全神経が自分に注がれていて、何も隠し事ができない気がする。でも――
「考えごとは考えごと、だよ……。私にだって悩みのひとつふたつがあってもおかしくないでしょう?」
自然な笑みを添えたかった。けれども、私にはわざとらしい笑顔しか作れなかった。
「そっか……そうだな」
納得はしてないけどね、という顔で蒼兄は笑った。
「夕飯、ダイニングで食べられそう?」
「うん、大丈夫」
差し出される手を取り思う。ごめんなさい、と。
蒼兄はそんな少しの表情すら見逃しはしない。
「翠葉……?」
「ごめんね……。私がここにいると蒼兄や唯兄にはたくさん負担がかかる。でもね、ここにいたいの」
目を見ては言えない。自分の最大のわがままだとわかっているから。
「……いいよ。負担じゃないから。ただ、完璧なサポートはしてやれない。それはわかってるんだろ?」
「うん」
「そのための俺じゃないの?」
「「え……?」」
三つ目の声は蒼兄の声よりも少し高い唯兄のものだった。
「俺もちゃんと兄妹に混ぜてよ」
唯兄はどこか遠慮気味に口にする。
「でも……」
「俺は免許も持ってないからあんちゃんみたいに車をすぐに出してどうこうってできない。でも、タクシーは呼べるし過呼吸くらいの対応はできる。救急隊に飲んでる薬や症状の経過を話すこともできるよ」
唖然としていると、「だって」と蒼兄が私の手に力をこめた。
「私、本当に手のかかる妹だよ……?」
嬉しくて、かな……。よくわからないけど涙が出てきて泣き笑い。
「わかってるってば。それにね、嘘八百は俺の十八番。任せなさいって」
「……それはどうかと思うぞ」
「……それはどうかと思うの」
「くっ、あははっ! ふたりともタイミングと言葉とテンポが一緒!」
三人で笑っているとお母さんが入ってきて、
「ご飯冷めちゃうわよっ!?」
と、少し怒られた。
ダイニングへ行くと、テーブルの上にはお鍋が出ていた。
「夏だけど海鮮鍋! どう? 家族で鍋物ってなんだかとてもそれっぽいと思わない?」
嬉々として言うお母さんに、
「でもお父さんがいないね?」
私が言うと、その場がしんとした。
「翠葉、それは言っちゃだめ」
お母さんが口の前で人差し指を立て、蒼兄は頭を掻きながら、
「父さんには四人で鍋したこと内緒だな」
「何? 御園生家では鍋ってなんかあるの?」
唯兄に訊かれ、
「あのね、家族全員が揃わないとやらないっていう暗黙のルールがあるの」
私が答えると、その場に乾いた笑いが生まれた。それは湿度ある空気をどこかカラカラとした軽いものへ変えてくれ、雰囲気事体が明るくなった。
海鮮鍋はその名のとおり、海の幸だらけ。貝やイカ、エビなどは消化に時間がかかるけど、タラや野菜などは普通に食べられる。それに、たくさんの具が入ったお鍋は出汁がたっぷりと出ていてとても美味しかった。
私以外の三人には普通のご飯がよそわれているけれど、私のお茶碗にはお出汁で作ったお雑炊が少量よそわれていた。
小さな気遣いにお母さんの愛情を感じる。
「ありがとう……」
「ん? ゆっくりよく噛んで食べなさい」
にっこりと笑ってくれ、その笑顔を見て思う。私もこういう人になりたい、と。
もし、私に子どもができたとして、私みたいな子どもだったとしたら、私はお母さんみたいな母親になれるのかな。……全然想像できないや。
うっかりため息を漏らしたそのとき、
「あっ、今リィの幸せが大量に漏れたっ」
唯兄に突っ込まれる。
「え? ……あ、ため息?」
「ため息なんぞ漏らしたらならぬのだよ」
唯兄は不敵に笑う。
「幸薄い俺なんて一滴の幸せも逃がさないように日々お口にチャックさ」
唯兄はチャックを閉める仕草を口の前でする。
「俺、唯の部屋からしょっちゅう呻き声とか喚き声なら聞いてるけど?」
「あれは呻き声や喚き声、発狂って部類でため息じゃないから大丈夫っ」
蒼兄の指摘に対し唯兄は猛烈に反論する。
「秋斗さんや蔵元さんからの指示ごときで幸せ逃がしてたまるかってんですよっ」
どうやら、ところ変わっても仕事が忙しいのは変わらないようだ。
四人和やかな雰囲気で夕飯が進む中、ひとつの音が会話の流れを止めた。それは、私がお茶碗を落とした音。
「ごめんなさい、すぐ片付けるね……」
「いいよ、俺がやるから」
椅子をに立ち上がったのは私の隣に座っていた唯兄。
「でもっ、手伝う」
「だーめ。リィの仕事はあっち」
と、テーブルを指差される。
テーブルを見ると、私の正面に座っていた蒼兄も立ち上がっていて、キッチンへ代わりの入れ物を取りにいってくれていた。
ただひとり、微動だにしないのはお母さん。お母さんの視線が左手に注がれていて痛かった。
「翠葉、痛いの……?」
「あ、うん……ちょっと。痛みが胸に走ってびっくりして……」
嘘をついている――私、今、嘘をついている……。
「そうじゃないわよね……? 肩か、腕……もしくは手……?」
お母さんが声を震わせ私の身体に視線をめぐらせる。
「ちょっと前に肩を押さえていたでしょう?」
もう、無理……?
「碧さん、放散痛ってご存知ですか?」
割れた食器をカチャカチャと片付けながら唯兄が話す。
「放散、痛……?」
「はい。痛いところから痛みが放散することです。リィにはそれが時々起こるようですよ」
唯兄は何事もなく答えた。
「湊先生は仰ってなかったけど……」
お母さんが唯兄の話に耳を傾けると、
「よくあることらしいので、言い忘れてるだけじゃないですかね? 自分はセリを見てきて知ってるだけです」
そこで一度区切り、キッチンに食器の破片を持っていくと、台拭きを持って戻ってきた。唯兄はフローリングを拭きながら、
「あぁ、少し傷ついちゃったかなぁ……」
なんて床の状態を見ている。
「そうなの?」
お母さんに訊かれて、私は「うん」と答えた。
「プラスチックのこれなら落としても割れないから安心して食べな」
もっともらしい理由をつけてマグカップにご飯を入れた蒼兄が席に着く。と、マグカップにお鍋の汁を注いでくれた。
「これくらいはがんばって食べな」
私はマグカップを両手で受け取りコクリと頷いた。
お母さんもそれで納得してくれたらしく、その話はそこで終わった。
なんとなく罪悪感があるけれど、唯兄には感謝だ……。
夕飯が終わり食休みをしていると、お母さんが部屋に入ってきた。
「お風呂には入れそう?」
入りたいけど……。
「今日は少し疲れたみたい。だから、身体を拭くだけにしておく」
「そうね、来客もあったし、痛みもあったものね」
お母さんは簡易キッチンでタオルを濡らし、身体を拭く用意を始めてくれた。
ドアを閉めると、
「ほら、洋服脱いで? 背中拭いてあげるわ」
言われてワンピースを脱いだ。
壁の方を向き、背をお母さんに向けると優しく声をかけられる。
「一応、水曜日には現場へ戻る予定。でも、翠葉がいてほしいと思うならそれも可能なのよ?」
お母さん、ごめんね。私は残ってほしいとは言わない……。思いもしない。
「私、お母さんには仕事をしていてもらいたい。私のせいで仕事関係の人たちに迷惑がかかるのは嫌なの」
「……そう言われると思った。だから、私は現場へ戻るわ。でも、何かあればすぐに帰ってくるから」
「ありがとう……」
「それからどんなに忙しくても連絡だけはちゃんと取ろう」
それはきっとお母さんからの提案。私を覗き込む目が不安に揺れていた。私は少しでも安心させたくてコクリと頷いた。
「翠葉が寝ていることもあるだろうから、蒼樹か唯くんに電話するわ。それで翠葉が起きていたら代わってもらう」
「うん」
身体を拭き終わると、
「じゃ、私はお風呂に入ってくるから、何かあったら上のふたりを呼ぶのよ?」
そう言って、部屋のドアを開けたまま出ていった。そのすぐあと、唯兄が二階から下りてきた。
どうやら蒼兄とコーヒーを飲もうという話になり、ジャンケンで負けたらしい。
「リィ? 俺ね、リィの気持ちが軽くなるならどんな嘘でもつくよ」
唯兄はそう言うと、ふわりと笑って部屋を出ていった。
目に少し涙が浮かぶ。
お母さんに嘘をつくことも、唯兄に嘘をつかせることも。どっちも本意じゃない。
でも、今は……今だけは嘘をつきとおしたかった。
「唯兄、ごめんね……」
けれど、その声は唯兄には届かない――
「っ……びっくりした」
振り返ると蒼兄が立っていて、私は慌ててノートパソコンを閉じる。
「考えごとって……何かあった?」
メガネの奥から真っ直ぐに私を見ている目が怖い。全神経が自分に注がれていて、何も隠し事ができない気がする。でも――
「考えごとは考えごと、だよ……。私にだって悩みのひとつふたつがあってもおかしくないでしょう?」
自然な笑みを添えたかった。けれども、私にはわざとらしい笑顔しか作れなかった。
「そっか……そうだな」
納得はしてないけどね、という顔で蒼兄は笑った。
「夕飯、ダイニングで食べられそう?」
「うん、大丈夫」
差し出される手を取り思う。ごめんなさい、と。
蒼兄はそんな少しの表情すら見逃しはしない。
「翠葉……?」
「ごめんね……。私がここにいると蒼兄や唯兄にはたくさん負担がかかる。でもね、ここにいたいの」
目を見ては言えない。自分の最大のわがままだとわかっているから。
「……いいよ。負担じゃないから。ただ、完璧なサポートはしてやれない。それはわかってるんだろ?」
「うん」
「そのための俺じゃないの?」
「「え……?」」
三つ目の声は蒼兄の声よりも少し高い唯兄のものだった。
「俺もちゃんと兄妹に混ぜてよ」
唯兄はどこか遠慮気味に口にする。
「でも……」
「俺は免許も持ってないからあんちゃんみたいに車をすぐに出してどうこうってできない。でも、タクシーは呼べるし過呼吸くらいの対応はできる。救急隊に飲んでる薬や症状の経過を話すこともできるよ」
唖然としていると、「だって」と蒼兄が私の手に力をこめた。
「私、本当に手のかかる妹だよ……?」
嬉しくて、かな……。よくわからないけど涙が出てきて泣き笑い。
「わかってるってば。それにね、嘘八百は俺の十八番。任せなさいって」
「……それはどうかと思うぞ」
「……それはどうかと思うの」
「くっ、あははっ! ふたりともタイミングと言葉とテンポが一緒!」
三人で笑っているとお母さんが入ってきて、
「ご飯冷めちゃうわよっ!?」
と、少し怒られた。
ダイニングへ行くと、テーブルの上にはお鍋が出ていた。
「夏だけど海鮮鍋! どう? 家族で鍋物ってなんだかとてもそれっぽいと思わない?」
嬉々として言うお母さんに、
「でもお父さんがいないね?」
私が言うと、その場がしんとした。
「翠葉、それは言っちゃだめ」
お母さんが口の前で人差し指を立て、蒼兄は頭を掻きながら、
「父さんには四人で鍋したこと内緒だな」
「何? 御園生家では鍋ってなんかあるの?」
唯兄に訊かれ、
「あのね、家族全員が揃わないとやらないっていう暗黙のルールがあるの」
私が答えると、その場に乾いた笑いが生まれた。それは湿度ある空気をどこかカラカラとした軽いものへ変えてくれ、雰囲気事体が明るくなった。
海鮮鍋はその名のとおり、海の幸だらけ。貝やイカ、エビなどは消化に時間がかかるけど、タラや野菜などは普通に食べられる。それに、たくさんの具が入ったお鍋は出汁がたっぷりと出ていてとても美味しかった。
私以外の三人には普通のご飯がよそわれているけれど、私のお茶碗にはお出汁で作ったお雑炊が少量よそわれていた。
小さな気遣いにお母さんの愛情を感じる。
「ありがとう……」
「ん? ゆっくりよく噛んで食べなさい」
にっこりと笑ってくれ、その笑顔を見て思う。私もこういう人になりたい、と。
もし、私に子どもができたとして、私みたいな子どもだったとしたら、私はお母さんみたいな母親になれるのかな。……全然想像できないや。
うっかりため息を漏らしたそのとき、
「あっ、今リィの幸せが大量に漏れたっ」
唯兄に突っ込まれる。
「え? ……あ、ため息?」
「ため息なんぞ漏らしたらならぬのだよ」
唯兄は不敵に笑う。
「幸薄い俺なんて一滴の幸せも逃がさないように日々お口にチャックさ」
唯兄はチャックを閉める仕草を口の前でする。
「俺、唯の部屋からしょっちゅう呻き声とか喚き声なら聞いてるけど?」
「あれは呻き声や喚き声、発狂って部類でため息じゃないから大丈夫っ」
蒼兄の指摘に対し唯兄は猛烈に反論する。
「秋斗さんや蔵元さんからの指示ごときで幸せ逃がしてたまるかってんですよっ」
どうやら、ところ変わっても仕事が忙しいのは変わらないようだ。
四人和やかな雰囲気で夕飯が進む中、ひとつの音が会話の流れを止めた。それは、私がお茶碗を落とした音。
「ごめんなさい、すぐ片付けるね……」
「いいよ、俺がやるから」
椅子をに立ち上がったのは私の隣に座っていた唯兄。
「でもっ、手伝う」
「だーめ。リィの仕事はあっち」
と、テーブルを指差される。
テーブルを見ると、私の正面に座っていた蒼兄も立ち上がっていて、キッチンへ代わりの入れ物を取りにいってくれていた。
ただひとり、微動だにしないのはお母さん。お母さんの視線が左手に注がれていて痛かった。
「翠葉、痛いの……?」
「あ、うん……ちょっと。痛みが胸に走ってびっくりして……」
嘘をついている――私、今、嘘をついている……。
「そうじゃないわよね……? 肩か、腕……もしくは手……?」
お母さんが声を震わせ私の身体に視線をめぐらせる。
「ちょっと前に肩を押さえていたでしょう?」
もう、無理……?
「碧さん、放散痛ってご存知ですか?」
割れた食器をカチャカチャと片付けながら唯兄が話す。
「放散、痛……?」
「はい。痛いところから痛みが放散することです。リィにはそれが時々起こるようですよ」
唯兄は何事もなく答えた。
「湊先生は仰ってなかったけど……」
お母さんが唯兄の話に耳を傾けると、
「よくあることらしいので、言い忘れてるだけじゃないですかね? 自分はセリを見てきて知ってるだけです」
そこで一度区切り、キッチンに食器の破片を持っていくと、台拭きを持って戻ってきた。唯兄はフローリングを拭きながら、
「あぁ、少し傷ついちゃったかなぁ……」
なんて床の状態を見ている。
「そうなの?」
お母さんに訊かれて、私は「うん」と答えた。
「プラスチックのこれなら落としても割れないから安心して食べな」
もっともらしい理由をつけてマグカップにご飯を入れた蒼兄が席に着く。と、マグカップにお鍋の汁を注いでくれた。
「これくらいはがんばって食べな」
私はマグカップを両手で受け取りコクリと頷いた。
お母さんもそれで納得してくれたらしく、その話はそこで終わった。
なんとなく罪悪感があるけれど、唯兄には感謝だ……。
夕飯が終わり食休みをしていると、お母さんが部屋に入ってきた。
「お風呂には入れそう?」
入りたいけど……。
「今日は少し疲れたみたい。だから、身体を拭くだけにしておく」
「そうね、来客もあったし、痛みもあったものね」
お母さんは簡易キッチンでタオルを濡らし、身体を拭く用意を始めてくれた。
ドアを閉めると、
「ほら、洋服脱いで? 背中拭いてあげるわ」
言われてワンピースを脱いだ。
壁の方を向き、背をお母さんに向けると優しく声をかけられる。
「一応、水曜日には現場へ戻る予定。でも、翠葉がいてほしいと思うならそれも可能なのよ?」
お母さん、ごめんね。私は残ってほしいとは言わない……。思いもしない。
「私、お母さんには仕事をしていてもらいたい。私のせいで仕事関係の人たちに迷惑がかかるのは嫌なの」
「……そう言われると思った。だから、私は現場へ戻るわ。でも、何かあればすぐに帰ってくるから」
「ありがとう……」
「それからどんなに忙しくても連絡だけはちゃんと取ろう」
それはきっとお母さんからの提案。私を覗き込む目が不安に揺れていた。私は少しでも安心させたくてコクリと頷いた。
「翠葉が寝ていることもあるだろうから、蒼樹か唯くんに電話するわ。それで翠葉が起きていたら代わってもらう」
「うん」
身体を拭き終わると、
「じゃ、私はお風呂に入ってくるから、何かあったら上のふたりを呼ぶのよ?」
そう言って、部屋のドアを開けたまま出ていった。そのすぐあと、唯兄が二階から下りてきた。
どうやら蒼兄とコーヒーを飲もうという話になり、ジャンケンで負けたらしい。
「リィ? 俺ね、リィの気持ちが軽くなるならどんな嘘でもつくよ」
唯兄はそう言うと、ふわりと笑って部屋を出ていった。
目に少し涙が浮かぶ。
お母さんに嘘をつくことも、唯兄に嘘をつかせることも。どっちも本意じゃない。
でも、今は……今だけは嘘をつきとおしたかった。
「唯兄、ごめんね……」
けれど、その声は唯兄には届かない――
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