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第21章 聖魔大戦編・悪魔姫の復讐
430話 処刑執行 その7
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「ふふっ!」
これでクソ女神の肉体は空間ごと押し潰されて。
その魂はそのままクソ女神のためだけに、わざわざこの私自ら創り上げた時空間の狭間にある亜空間に送られて封印された!
何も……光すら存在しない、時間の概念すら歪んだ闇の世界で、この世界に魔素を満たすための燃料タンクとなる!!
仮にもクソ女神は神能を有する超越者だからなぁ~。
迷宮もあるし。
数百年もあれば不足分の魔素を補填して、それ以上に魔素を満たすことができるんじゃないかな?
ふふっ! まぁ、それはともかく……
「あはっはっはっはっ!!」
泣き叫んで許しを乞うクソ女神の無様な姿も見れたし! ちょっとスカッとしたわ~!!
まっ! 神とはいえ何も感じない虚無の空間で気が狂うほどの時間をたった1人で過ごすのはキツい。
普通なら発狂して、最終的には消滅する事になるんだけど……
発狂して自然消滅するなんて許さない!!
自身の身体を再生する事すらできず、容赦なく魔素を搾り取られて!
「そん、な……」
「アナスタシア、様……っ!」
指一本も、一切の身動きもできず!
誰とも関わる事なく自問自答を繰り返して永劫の時を過ごすが良いっ!!
「さて」
クソ女神の処刑は終わったから残るは……
「お待たせ」
「がっ!」
「きゃっ!?」
「ふふっ……」
たかが髪を掴まれた程度で情けない!
「次は、お前達の番」
罪人の分際でお行儀よく椅子に座ってるとか態度がなってないわ。
「いや、悪魔ちゃんがその椅子に座らせてるんじゃ……」
「むっ、煩いぞ邪神」
そもそも! 覗き見してる時ならともかく、面と向かって対面してるのにいつまでも人様の思考を覗き見しないでくれる?
「……変態」
「ちょっと待った! 悪魔ちゃん、今なんて言ったっ!?」
バカは放っておくとして、クズ勇者とアバズレ聖女だ。
確かにこの椅子を造って、座らせた上で身動きが取れないように拘束したのは私だけど……そんな事は関係ない。
罪人の……裁かれる立場の分際で。
いくら私に拘束されて身動きが取れないからって椅子に座ってるなんて許されるはずがない!
付与者神の権能で跪かせる事もできるけど……
「早く、跪け」
「ぐっ……」
「いやっ! 痛いっ!!」
ふふっ! ちょっと髪の毛を引っ張られて、無理やり跪かされた程度で一々悲鳴をあげるなよな~!!
「っ……何になるんだ?」
「ん?」
「魔神レフィー、いやレティフィア! こんな事をして何になるんだっ!?
確かに私達は過ちを犯した……だが! 復讐なんてして何になるっ!!
レティフィア、キミは魔王の配下に家族を殺された少年に言っていたな……復讐は、復讐は次の復讐を生むだけだと! 復讐なんてしても何にもならないと言っていたじゃないかっ!?」
おぉ~、まさかクズ勇者に昔私が言った言葉を返されるとは。
確かに魔王討伐の旅の途中で出会った少年にそんな事を言った事もあったな。
今思い出すと、我ながら結構恥ずかしいセリフだったと思うけど……
「それが?」
「は?」
「そんな事はどうでもいい」
確かにあの時はまだ小さな少年を血みどろの世界に引き込みたくなかったから引き止めたけど。
それはそれ、これはこれだ。
復讐は次の復讐を生む? 復讐なんてしても何にもならない? 馬鹿馬鹿しい。
そんな綺麗事を言ってた心優しい私はもう存在しない。
お前らを殺す事で私を憎悪して復讐しにくる者がいるのなら叩き潰すだけ。
そもそも! 既に残ってるのはクズ勇者とアバズレ聖女の2人のみだし今更だわ!
「私は、お前達を絶対に許さない」
「っ!」
「それに、お前は間違っている」
「間違っている?」
「そう、教えてあげる」
この光景を観ている人間共が。
圧倒的な力を目の当たりにし、心を折れた身勝手で、愚かな人間共がどんな反応をするのかを。
これでクソ女神の肉体は空間ごと押し潰されて。
その魂はそのままクソ女神のためだけに、わざわざこの私自ら創り上げた時空間の狭間にある亜空間に送られて封印された!
何も……光すら存在しない、時間の概念すら歪んだ闇の世界で、この世界に魔素を満たすための燃料タンクとなる!!
仮にもクソ女神は神能を有する超越者だからなぁ~。
迷宮もあるし。
数百年もあれば不足分の魔素を補填して、それ以上に魔素を満たすことができるんじゃないかな?
ふふっ! まぁ、それはともかく……
「あはっはっはっはっ!!」
泣き叫んで許しを乞うクソ女神の無様な姿も見れたし! ちょっとスカッとしたわ~!!
まっ! 神とはいえ何も感じない虚無の空間で気が狂うほどの時間をたった1人で過ごすのはキツい。
普通なら発狂して、最終的には消滅する事になるんだけど……
発狂して自然消滅するなんて許さない!!
自身の身体を再生する事すらできず、容赦なく魔素を搾り取られて!
「そん、な……」
「アナスタシア、様……っ!」
指一本も、一切の身動きもできず!
誰とも関わる事なく自問自答を繰り返して永劫の時を過ごすが良いっ!!
「さて」
クソ女神の処刑は終わったから残るは……
「お待たせ」
「がっ!」
「きゃっ!?」
「ふふっ……」
たかが髪を掴まれた程度で情けない!
「次は、お前達の番」
罪人の分際でお行儀よく椅子に座ってるとか態度がなってないわ。
「いや、悪魔ちゃんがその椅子に座らせてるんじゃ……」
「むっ、煩いぞ邪神」
そもそも! 覗き見してる時ならともかく、面と向かって対面してるのにいつまでも人様の思考を覗き見しないでくれる?
「……変態」
「ちょっと待った! 悪魔ちゃん、今なんて言ったっ!?」
バカは放っておくとして、クズ勇者とアバズレ聖女だ。
確かにこの椅子を造って、座らせた上で身動きが取れないように拘束したのは私だけど……そんな事は関係ない。
罪人の……裁かれる立場の分際で。
いくら私に拘束されて身動きが取れないからって椅子に座ってるなんて許されるはずがない!
付与者神の権能で跪かせる事もできるけど……
「早く、跪け」
「ぐっ……」
「いやっ! 痛いっ!!」
ふふっ! ちょっと髪の毛を引っ張られて、無理やり跪かされた程度で一々悲鳴をあげるなよな~!!
「っ……何になるんだ?」
「ん?」
「魔神レフィー、いやレティフィア! こんな事をして何になるんだっ!?
確かに私達は過ちを犯した……だが! 復讐なんてして何になるっ!!
レティフィア、キミは魔王の配下に家族を殺された少年に言っていたな……復讐は、復讐は次の復讐を生むだけだと! 復讐なんてしても何にもならないと言っていたじゃないかっ!?」
おぉ~、まさかクズ勇者に昔私が言った言葉を返されるとは。
確かに魔王討伐の旅の途中で出会った少年にそんな事を言った事もあったな。
今思い出すと、我ながら結構恥ずかしいセリフだったと思うけど……
「それが?」
「は?」
「そんな事はどうでもいい」
確かにあの時はまだ小さな少年を血みどろの世界に引き込みたくなかったから引き止めたけど。
それはそれ、これはこれだ。
復讐は次の復讐を生む? 復讐なんてしても何にもならない? 馬鹿馬鹿しい。
そんな綺麗事を言ってた心優しい私はもう存在しない。
お前らを殺す事で私を憎悪して復讐しにくる者がいるのなら叩き潰すだけ。
そもそも! 既に残ってるのはクズ勇者とアバズレ聖女の2人のみだし今更だわ!
「私は、お前達を絶対に許さない」
「っ!」
「それに、お前は間違っている」
「間違っている?」
「そう、教えてあげる」
この光景を観ている人間共が。
圧倒的な力を目の当たりにし、心を折れた身勝手で、愚かな人間共がどんな反応をするのかを。
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