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第21章 聖魔大戦編・悪魔姫の復讐
427話 処刑執行 その4
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「クリ、ス……クリスっ!!」
「そんな……いやぁぁっ!!」
「っ! なんて事を……!」
「「「っ……」」」
教皇クリスが死んだ、処刑されて焼き殺された事実に数秒の間をおいてクズ勇者がクリスの名前を叫び!
アバズレ聖女が悲鳴をあげて! クソ女神が悲痛そうに顔を歪め!
ガスター、マリアナ、フェリシアの3人が息を呑む!!
「ふふっ! これで熾天使4人とクリス、5人の処刑が終わった。
残りはクソ女神、アバズレ聖女、クズ勇者、お前達3人だけ」
「えっ?」
「はっ?」
「3人? 私と、リナと、アナスタシア様の3人?」
「ん」
何でそんなに驚いてるの?
ガスター、マリアナ、フェリシアの3人はアーク達との約束があるから殺さない……っと、そう言えば、その事はコイツらに説明してなかったっけ?
「まさか、とは思ってたが……」
「やはり、私達3人を殺す気が無かったようね」
「でも、どうして……?」
ほほう、流石に当人達は気が付いてたか。
まぁ、私が創造した世界での殺戮タイムでもこの3人は邪魔して来たら適当にあしらうだけで私から攻撃する事もなければ一回も殺してないからな。
クズ勇者共にはそこまで気を回す余裕はなかっただろうけど。
他の連中は血祭りにされてるのに、自分達だけは一度も殺されてない当人からすればそりゃ不自然だし。
何かあるって気が付いて当然だな!
「ふふっ」
まぁ、別にいちいち説明してやる必要もないんだけど……自分が一番大事で、一番大好きな自己愛に満ち満ちたアバズレ聖女とクソ女神にお前達じゃなくてガスター達3人を特別扱いするって教えてやるとしよう!!
「ガスター、マリアナ、フェリシア。
この3人は、殺さない」
「ど、どうして3人だけっ!」
あっと、アバズレ聖女。
心優しい慈愛の聖女様ならそこは、大切な仲間が助かる事を喜ばないとダメでしょ? まったく……
「私は悪魔。
相応の対価でもって、結ばれた契約は、必ず守る」
「っ! まさかっ!?」
「なるほど……そういう事だったのね」
「みんな……」
当事者3人は察したか。
他のヤツらは……
「どういう事っ!?」
「契約……っ!!」
「まさかっ!」
ふむふむ、バカなアバズレ聖女は別として、流石にクズ勇者とクソ女神の2人は気が付いたみたいだな。
「ガスターとマリアナは、アーク達〝星屑の剣〟と、白の騎士団団長、リヒト・アルダール。
フェリシアは、剣聖リーゼ・スパーダが、助命を願い出た」
「ぇ?」
「対価は、彼らの全て。
そして私は、その契約を受けた」
まぁ、事前に復讐してやったガスター、マリアナ、フェリシアはクリスとは違って反省してたみたいだし。
今回の戦争でも少しでも多くの人間を避難させようと奔走しながら、自分達は私に殺される覚悟をしてたみたいだし。
これが自己愛に溢れたアバズレ聖女とかクソ女神なら話は別だけど。
ガスター達3人の場合は目の前で仲間が処刑されて、自分達のせいで大勢の人間共が殺されたという事実を背負って生きていく方が処刑されるよりも辛いだろうからそれでもって罰としよう!
「だから、ガスター達は、殺さない。
でも……聖女リナ、勇者ノアール、女神アナスタシア。
お前達の、助命を願い出た者は、誰もいない」
仮にも勇者様に聖女様、そしてこの世界を、人間達を守護する女神様なのに!
まぁ尤も、この3人の場合は仮に助命を願い出たヤツがいようとも関係ない!!
「お前達は、許さない」
「「っ!!」」
っと、危ない危ない。
クソ女神は大丈夫だろうけど、クズ勇者とアバズレ聖女は私の本気の魔王覇気と殺気に耐えられないだろうからな。
ショック死なんてされたら困るから殺気は抑えないと!
「さて……雑談は終わり。
次はお前の番」
「っ──!!」
クズ勇者とアバズレ聖女は最後にするとして!
「女神アナスタシア。
お前の処刑を、執行する」
「そんな……いやぁぁっ!!」
「っ! なんて事を……!」
「「「っ……」」」
教皇クリスが死んだ、処刑されて焼き殺された事実に数秒の間をおいてクズ勇者がクリスの名前を叫び!
アバズレ聖女が悲鳴をあげて! クソ女神が悲痛そうに顔を歪め!
ガスター、マリアナ、フェリシアの3人が息を呑む!!
「ふふっ! これで熾天使4人とクリス、5人の処刑が終わった。
残りはクソ女神、アバズレ聖女、クズ勇者、お前達3人だけ」
「えっ?」
「はっ?」
「3人? 私と、リナと、アナスタシア様の3人?」
「ん」
何でそんなに驚いてるの?
ガスター、マリアナ、フェリシアの3人はアーク達との約束があるから殺さない……っと、そう言えば、その事はコイツらに説明してなかったっけ?
「まさか、とは思ってたが……」
「やはり、私達3人を殺す気が無かったようね」
「でも、どうして……?」
ほほう、流石に当人達は気が付いてたか。
まぁ、私が創造した世界での殺戮タイムでもこの3人は邪魔して来たら適当にあしらうだけで私から攻撃する事もなければ一回も殺してないからな。
クズ勇者共にはそこまで気を回す余裕はなかっただろうけど。
他の連中は血祭りにされてるのに、自分達だけは一度も殺されてない当人からすればそりゃ不自然だし。
何かあるって気が付いて当然だな!
「ふふっ」
まぁ、別にいちいち説明してやる必要もないんだけど……自分が一番大事で、一番大好きな自己愛に満ち満ちたアバズレ聖女とクソ女神にお前達じゃなくてガスター達3人を特別扱いするって教えてやるとしよう!!
「ガスター、マリアナ、フェリシア。
この3人は、殺さない」
「ど、どうして3人だけっ!」
あっと、アバズレ聖女。
心優しい慈愛の聖女様ならそこは、大切な仲間が助かる事を喜ばないとダメでしょ? まったく……
「私は悪魔。
相応の対価でもって、結ばれた契約は、必ず守る」
「っ! まさかっ!?」
「なるほど……そういう事だったのね」
「みんな……」
当事者3人は察したか。
他のヤツらは……
「どういう事っ!?」
「契約……っ!!」
「まさかっ!」
ふむふむ、バカなアバズレ聖女は別として、流石にクズ勇者とクソ女神の2人は気が付いたみたいだな。
「ガスターとマリアナは、アーク達〝星屑の剣〟と、白の騎士団団長、リヒト・アルダール。
フェリシアは、剣聖リーゼ・スパーダが、助命を願い出た」
「ぇ?」
「対価は、彼らの全て。
そして私は、その契約を受けた」
まぁ、事前に復讐してやったガスター、マリアナ、フェリシアはクリスとは違って反省してたみたいだし。
今回の戦争でも少しでも多くの人間を避難させようと奔走しながら、自分達は私に殺される覚悟をしてたみたいだし。
これが自己愛に溢れたアバズレ聖女とかクソ女神なら話は別だけど。
ガスター達3人の場合は目の前で仲間が処刑されて、自分達のせいで大勢の人間共が殺されたという事実を背負って生きていく方が処刑されるよりも辛いだろうからそれでもって罰としよう!
「だから、ガスター達は、殺さない。
でも……聖女リナ、勇者ノアール、女神アナスタシア。
お前達の、助命を願い出た者は、誰もいない」
仮にも勇者様に聖女様、そしてこの世界を、人間達を守護する女神様なのに!
まぁ尤も、この3人の場合は仮に助命を願い出たヤツがいようとも関係ない!!
「お前達は、許さない」
「「っ!!」」
っと、危ない危ない。
クソ女神は大丈夫だろうけど、クズ勇者とアバズレ聖女は私の本気の魔王覇気と殺気に耐えられないだろうからな。
ショック死なんてされたら困るから殺気は抑えないと!
「さて……雑談は終わり。
次はお前の番」
「っ──!!」
クズ勇者とアバズレ聖女は最後にするとして!
「女神アナスタシア。
お前の処刑を、執行する」
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