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第17章 聖魔大戦・宣戦布告編
299話 糾弾
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「「「「「「「「っ!!」」」」」」」」
王妃であるアバズレ聖女リナも。
宰相であるヘルヴィール公爵も。
顔だけのクズ勇者を除く、この会議に参加している者全てがセラフィルの言葉に目を見開いて息を呑む。
「私とアリーは、6年前にこの国で何が行われたのかを。」
人間が犯した罪を知っています」
おぉー!! セラフィルの背後にドドンッ! って効果音が見えるようだわっ!
これは後で撮影したこの動画を編集しなければ!!
『楽しそうだね』
もちろん! 何せ2人は私の眷属だよ?
仲間であり、配下であり、まだ6歳の2人は言ってしまえば我が子みたいなもんだし。
そんな2人の活躍を見てテンションが上がらないわけがない!!
見てみろ!
私だけじゃなくて、念のために会議室に集まって一緒に固唾を飲みながら見守ってるシルヴィア達の姿を!
もはやセラフィルとアリシアは我らの幼い子供であり、弟妹なのだっ!!
『あはは、悪魔ちゃんの場合は同い年だけどね』
ふふん! 確かに同い年だけど、精神年齢を含めた実年齢は私の方が上だし。
まだまだお子様な2人に比べたら身体的にも私の方がお姉さんなのだよ。
『まぁ、すぐに身長も抜かされるだろうけど』
今何か言った?
『いや、何でもないよ』
ふ~ん、まぁいいや。
そんな事よりも頑張れセラフィル、アリシア! お姉様達が見守ってるからなっ!!
「6年前……フィル、何の話をしてるんだ?」
「へ、陛下の仰る通りです!
セラフィル殿下、落ち着いて下さい」
「そ、そうよ! 2人の言う通り!!
6年前にあった事なんて誰でも知ってる事……」
「お父様、王妃陛下。
私達がその表向けの話をしていると、本気で思っていらっしゃるのですか?」
アバズレ聖女の事を盲目的に盲信してるからガチで何の事かわかってないクズ勇者の言葉に乗っかって話を逸らそうと必死なヘルヴィール公爵とリナにアリシアの強烈な皮肉が炸裂っ!!
「アリー! 先程から王妃陛下に向かって無礼が過ぎるぞ!!」
「そうですか、ならばハッキリと申しましょう。
本来、両陛下が多くの人々から慕われ、敬われるのはそれに値するご立派な人物だからです。
しかし、王妃陛下は勿論のこと、父上も国王陛下も、この場にいる皆様は誰一人として尊敬するに値しません」
キャァー!! アリー、カッコいいっ!!
自分の父親と国のトップに立つ国王王妃、その他大勢の権力者共を前にして僅か6歳の美少女のこの堂々たる態度!!
むふふっ、後でいっぱい撫でて愛で……げふん、褒めてやろう!!
「なっ!?」
「いくら第一王子殿下の婚約者とは言え、我々を侮辱するなど……!」
「アリシア公爵令嬢がご乱心だ!!」
「やはり、獣魔王の城で何かあったのでは?」
「衛兵! この者を捕らえよっ!!」
ビシッ!! っとアリシアを指差して、太ったオッサンが言い放ったけど……
「ど、どうした?
何故、アリシア嬢を捕らえぬっ!?」
残念ながら衛兵達は動かない!!
ぷぷっ! 今のはウケる! せっかく肥え太ったお腹を揺らして威厳たっぷりに決めたのに、めっちゃダサいわ~!!
「私が命じているからですよ。
罪人である貴方達の……下劣な貴様らの命令など聞く必要はないとね」
「「「「「「「っ!!」」」」」」」
「先程、フィル様が言ったハズです。
私達は6年前に起こった事の真相を知ってると」
あ~あ、仮にも超大国アルタイル王国の上層部にのさばる権力者のくせに。
いい大人が6歳児2人に論破されちゃってるじゃん。
まぁ、私の眷属たる2人が凄いってのは当然として……ふふっ、それでもこの光景は流石に滑稽すぎるっ!!
「6年前の真相……あぁ、アレの事か。
アレはリナの命を狙った愚かな悪魔と、その悪魔を使って国家転覆を図った愚か者達を裁いただけ。
皆んなが知っている事が全てだよ」
「未だにそれを信じているのは何も知らない庶民と父上、アルタイル王国現国王にして六英雄筆頭である貴方だけですよ。
何も知らない……いえ、知ろうとも信じようともしない貴方に教えて差し上げましょう」
「フィ、フィル! 騙されないで!!
貴方は魔王に騙されてるの!」
「魔王……今では旧魔王と呼ばれる存在を倒すための旅で母上と恋に落ちた貴方は幼い頃からいた当時の婚約者の事が邪魔になった」
「そしてお父様や、王妃様。
この場にいる皆様を含めた各国の権力者や貴族達、前国王陛下はそんな陛下を利用したのです」
「利用した?」
「そうです。
両陛下にとって互いに邪魔な存在だったかの御令嬢を排除するため、母上は故意に悪評を流し、ありもしない罪を捏造。
父上は母上の証言のみを盲目的に信じて何の罪もない当時の婚約者をこれ幸いとばかりに処刑したではありませんか」
「前陛下やお父様達は六英雄の一人にして聖女である王妃陛下を国に留めおく事。
そして当時王家に迫るほどの大きな権力を誇っていたと言うかの御令嬢の実家を没落させ、自らの権力を高めると言う目的のため御令嬢に対して行われた数々の拷問と冤罪で公開処刑される事を黙認し、国家転覆罪で御令嬢のご家族を皆殺しにしたのです」
「そ、そんなの全部ウソよっ!!」
出た! アバズレ聖女リナ必殺の泣き落とし。
でも残念。
その場所でその泣き落としに乗っかる者はいても引っかかるのは……バカで愚かなクズ勇者だけ。
「リナ……フィル、アリシア嬢もいくらキミ達が第一王子とその婚約者といえども流石に冗談がすぎるぞ」
ほらな。
クズ勇者がスッと目を細めてセラフィルとアリシアを威圧してるけど……ふはっはっはっ! 我が眷属となった2人にお前程度の威圧なんて何の意味もないのだよ!!
「冗談?
いいえ、父上……いえ、愚かで下劣な国王陛下、これが6年前に行われた事の事実です」
「セラフィル殿下、アリー。
貴方達は一体何を言っているのか理解しているのですか?
貴方達の言動はこの場にいる者全員を……この国を敵に回す事になりますよ?」
「ふふっ、私達が子供だからとあまりナメないでください。
私もフィル様もそんな事は当然理解した上での事です」
「アリーの言う通りですよ。
私はこのアルタイル王国の第一王子として」
「フィル様と共にこの国を支えていく者として」
「今も我が物顔でのさばっている罪人達である貴方達を……」
来たっ! 1番の見せ場っ!!
「「糾弾します!!」」
王妃であるアバズレ聖女リナも。
宰相であるヘルヴィール公爵も。
顔だけのクズ勇者を除く、この会議に参加している者全てがセラフィルの言葉に目を見開いて息を呑む。
「私とアリーは、6年前にこの国で何が行われたのかを。」
人間が犯した罪を知っています」
おぉー!! セラフィルの背後にドドンッ! って効果音が見えるようだわっ!
これは後で撮影したこの動画を編集しなければ!!
『楽しそうだね』
もちろん! 何せ2人は私の眷属だよ?
仲間であり、配下であり、まだ6歳の2人は言ってしまえば我が子みたいなもんだし。
そんな2人の活躍を見てテンションが上がらないわけがない!!
見てみろ!
私だけじゃなくて、念のために会議室に集まって一緒に固唾を飲みながら見守ってるシルヴィア達の姿を!
もはやセラフィルとアリシアは我らの幼い子供であり、弟妹なのだっ!!
『あはは、悪魔ちゃんの場合は同い年だけどね』
ふふん! 確かに同い年だけど、精神年齢を含めた実年齢は私の方が上だし。
まだまだお子様な2人に比べたら身体的にも私の方がお姉さんなのだよ。
『まぁ、すぐに身長も抜かされるだろうけど』
今何か言った?
『いや、何でもないよ』
ふ~ん、まぁいいや。
そんな事よりも頑張れセラフィル、アリシア! お姉様達が見守ってるからなっ!!
「6年前……フィル、何の話をしてるんだ?」
「へ、陛下の仰る通りです!
セラフィル殿下、落ち着いて下さい」
「そ、そうよ! 2人の言う通り!!
6年前にあった事なんて誰でも知ってる事……」
「お父様、王妃陛下。
私達がその表向けの話をしていると、本気で思っていらっしゃるのですか?」
アバズレ聖女の事を盲目的に盲信してるからガチで何の事かわかってないクズ勇者の言葉に乗っかって話を逸らそうと必死なヘルヴィール公爵とリナにアリシアの強烈な皮肉が炸裂っ!!
「アリー! 先程から王妃陛下に向かって無礼が過ぎるぞ!!」
「そうですか、ならばハッキリと申しましょう。
本来、両陛下が多くの人々から慕われ、敬われるのはそれに値するご立派な人物だからです。
しかし、王妃陛下は勿論のこと、父上も国王陛下も、この場にいる皆様は誰一人として尊敬するに値しません」
キャァー!! アリー、カッコいいっ!!
自分の父親と国のトップに立つ国王王妃、その他大勢の権力者共を前にして僅か6歳の美少女のこの堂々たる態度!!
むふふっ、後でいっぱい撫でて愛で……げふん、褒めてやろう!!
「なっ!?」
「いくら第一王子殿下の婚約者とは言え、我々を侮辱するなど……!」
「アリシア公爵令嬢がご乱心だ!!」
「やはり、獣魔王の城で何かあったのでは?」
「衛兵! この者を捕らえよっ!!」
ビシッ!! っとアリシアを指差して、太ったオッサンが言い放ったけど……
「ど、どうした?
何故、アリシア嬢を捕らえぬっ!?」
残念ながら衛兵達は動かない!!
ぷぷっ! 今のはウケる! せっかく肥え太ったお腹を揺らして威厳たっぷりに決めたのに、めっちゃダサいわ~!!
「私が命じているからですよ。
罪人である貴方達の……下劣な貴様らの命令など聞く必要はないとね」
「「「「「「「っ!!」」」」」」」
「先程、フィル様が言ったハズです。
私達は6年前に起こった事の真相を知ってると」
あ~あ、仮にも超大国アルタイル王国の上層部にのさばる権力者のくせに。
いい大人が6歳児2人に論破されちゃってるじゃん。
まぁ、私の眷属たる2人が凄いってのは当然として……ふふっ、それでもこの光景は流石に滑稽すぎるっ!!
「6年前の真相……あぁ、アレの事か。
アレはリナの命を狙った愚かな悪魔と、その悪魔を使って国家転覆を図った愚か者達を裁いただけ。
皆んなが知っている事が全てだよ」
「未だにそれを信じているのは何も知らない庶民と父上、アルタイル王国現国王にして六英雄筆頭である貴方だけですよ。
何も知らない……いえ、知ろうとも信じようともしない貴方に教えて差し上げましょう」
「フィ、フィル! 騙されないで!!
貴方は魔王に騙されてるの!」
「魔王……今では旧魔王と呼ばれる存在を倒すための旅で母上と恋に落ちた貴方は幼い頃からいた当時の婚約者の事が邪魔になった」
「そしてお父様や、王妃様。
この場にいる皆様を含めた各国の権力者や貴族達、前国王陛下はそんな陛下を利用したのです」
「利用した?」
「そうです。
両陛下にとって互いに邪魔な存在だったかの御令嬢を排除するため、母上は故意に悪評を流し、ありもしない罪を捏造。
父上は母上の証言のみを盲目的に信じて何の罪もない当時の婚約者をこれ幸いとばかりに処刑したではありませんか」
「前陛下やお父様達は六英雄の一人にして聖女である王妃陛下を国に留めおく事。
そして当時王家に迫るほどの大きな権力を誇っていたと言うかの御令嬢の実家を没落させ、自らの権力を高めると言う目的のため御令嬢に対して行われた数々の拷問と冤罪で公開処刑される事を黙認し、国家転覆罪で御令嬢のご家族を皆殺しにしたのです」
「そ、そんなの全部ウソよっ!!」
出た! アバズレ聖女リナ必殺の泣き落とし。
でも残念。
その場所でその泣き落としに乗っかる者はいても引っかかるのは……バカで愚かなクズ勇者だけ。
「リナ……フィル、アリシア嬢もいくらキミ達が第一王子とその婚約者といえども流石に冗談がすぎるぞ」
ほらな。
クズ勇者がスッと目を細めてセラフィルとアリシアを威圧してるけど……ふはっはっはっ! 我が眷属となった2人にお前程度の威圧なんて何の意味もないのだよ!!
「冗談?
いいえ、父上……いえ、愚かで下劣な国王陛下、これが6年前に行われた事の事実です」
「セラフィル殿下、アリー。
貴方達は一体何を言っているのか理解しているのですか?
貴方達の言動はこの場にいる者全員を……この国を敵に回す事になりますよ?」
「ふふっ、私達が子供だからとあまりナメないでください。
私もフィル様もそんな事は当然理解した上での事です」
「アリーの言う通りですよ。
私はこのアルタイル王国の第一王子として」
「フィル様と共にこの国を支えていく者として」
「今も我が物顔でのさばっている罪人達である貴方達を……」
来たっ! 1番の見せ場っ!!
「「糾弾します!!」」
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