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第16章 若き探求者編
295話 進化完了っ!
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っと、ふふっ! クソ勇者共の顔と反応を想像して笑ってる場合じゃなかった。
そろそろ、セラフィルとアリシアの進化が終わるからな。
ここは2人の主人としてビシッと出迎えてやらねば!
「ん?」
レオンとかショウ達がビックリしたような顔でこっちを凝視して来てるんですけど……な、なに? 私の顔に何かついてるの?
『いや、ただ単に悪魔ちゃんが笑ったのが珍しかったからじゃない?』
あぁ、なるほど。
私は基本無表情だからな……って! そんなわけ無いじゃん。
いくら私の表情筋が死滅しているとはいえ、レオン達の前でも何回かは笑ってるし。
『笑ってるって言っても、ちょっと口角が上がる程度でしょ。
今みたいな満面の笑みを見たのは初めてなんじゃ無いかな?』
てか! そんな事はどうでも良いのっ!
『えぇ……』
今重要なのは何でレオン達がこっちを凝視してるかじゃ無くて、こっちを凝視していると言う事実!!
『悪魔ちゃんが理由を聞いたのに』
「うぅ……」
お、お願いだから、そんなに皆んなしてこっちを見つめないで……
セラフィルとアリシアの進化が終わりそうなのに、顔を上げれない!!
「か、かわいい!」
「あっ! 貴女もそう思いますか?
実は我々もレフィー様の愛らしさにもうメロメロで」
「皆さんはレオン陛下の?」
「はい、妻達と娘達です。
貴女方はショウ皇帝のお連れの方ですよね?」
「ええ、ふふっ貴女達とは話が合いそうです。
今度、一緒にお茶でもしませんか?」
「まぁ! 是非! 楽しみです!!」
むぅ、なんか皆んな楽しそうだなぁ。
まぁ、カッコよくてクールで可憐な超絶美少女たる私の魅力に魅了されるのはわかるけど。
ふっ、仕方ないな。
レオンのお嫁さんに娘さん達も、ショウのパーティーメンバーの5人も思う存分に私の事を褒め称えるがいい!!
「ふふん!」
『さっきまでは恥ずかしがって俯いてたのに、この変わりよう。
悪魔ちゃんの恥ずかしがる基準が謎なんだけど……って、聞いてないよね。
はぁ、悪魔ちゃん、悪魔ちゃん!』
ん? 何?
せっかく気分良く悦に浸ってたのに。
『それは申し訳ないけど。
2人の進化が終わるよ』
はっ! そ、そうだった。
こんな事してる場合じゃ無かった! ちょうど2人の進化が終わる!!
「おぉー!」
リリィーの時も綺麗だったけど。
暖かな淡い光の粒に、バチッと小さく紫電して弾ける青白い雷。
それぞれの属性の球体が舞い散る中、ゆっくりと降り立つ2人の姿もカッコいいっ!!
「クックック、コレは……」
「マジかよ……」
「綺麗です」
「えぇ、本当に」
女性陣はこの光景の方に目を奪われてるみたいだけど……流石はレオンとショウ。
多少はこの光景に対する感嘆も含まれてるだろうけど、2人の感想は進化が完了した2人が内包する魔素量を指してるな。
まぁ、ついさっきまでは幾らそこらの大人より強いと言っても所詮は子供。
レオンとショウにとっては自分の足元にも及ばない程度の実力しかなかった2人の魔素量が今やレオン達に匹敵してるわけだし。
2人が思わず苦笑いを浮かべるの当然か。
「ふふっ」
じゃあ早速! お楽しみと行ってみようかっ!!
「解析鑑定」
名前:セラフィル
種族:熾天魔
魔神へと至った原初の悪魔の眷属にしてユニーク個体。
全てを照らす光と強大な魔。
魔霊、聖霊の2つの性質を併せ持つ、光の熾天使が悪魔の因子を得て受肉を果たした半精神生命体。
名前:アリシア
種族:雷精姫
魔神へと至った原初の悪魔の眷属にしてユニーク個体。
魔霊、精霊の2つの性質を併せ持つ。
雷鳴と共に姿を表す、雷を司る大精霊が受肉を果たした半精神生命体。
そろそろ、セラフィルとアリシアの進化が終わるからな。
ここは2人の主人としてビシッと出迎えてやらねば!
「ん?」
レオンとかショウ達がビックリしたような顔でこっちを凝視して来てるんですけど……な、なに? 私の顔に何かついてるの?
『いや、ただ単に悪魔ちゃんが笑ったのが珍しかったからじゃない?』
あぁ、なるほど。
私は基本無表情だからな……って! そんなわけ無いじゃん。
いくら私の表情筋が死滅しているとはいえ、レオン達の前でも何回かは笑ってるし。
『笑ってるって言っても、ちょっと口角が上がる程度でしょ。
今みたいな満面の笑みを見たのは初めてなんじゃ無いかな?』
てか! そんな事はどうでも良いのっ!
『えぇ……』
今重要なのは何でレオン達がこっちを凝視してるかじゃ無くて、こっちを凝視していると言う事実!!
『悪魔ちゃんが理由を聞いたのに』
「うぅ……」
お、お願いだから、そんなに皆んなしてこっちを見つめないで……
セラフィルとアリシアの進化が終わりそうなのに、顔を上げれない!!
「か、かわいい!」
「あっ! 貴女もそう思いますか?
実は我々もレフィー様の愛らしさにもうメロメロで」
「皆さんはレオン陛下の?」
「はい、妻達と娘達です。
貴女方はショウ皇帝のお連れの方ですよね?」
「ええ、ふふっ貴女達とは話が合いそうです。
今度、一緒にお茶でもしませんか?」
「まぁ! 是非! 楽しみです!!」
むぅ、なんか皆んな楽しそうだなぁ。
まぁ、カッコよくてクールで可憐な超絶美少女たる私の魅力に魅了されるのはわかるけど。
ふっ、仕方ないな。
レオンのお嫁さんに娘さん達も、ショウのパーティーメンバーの5人も思う存分に私の事を褒め称えるがいい!!
「ふふん!」
『さっきまでは恥ずかしがって俯いてたのに、この変わりよう。
悪魔ちゃんの恥ずかしがる基準が謎なんだけど……って、聞いてないよね。
はぁ、悪魔ちゃん、悪魔ちゃん!』
ん? 何?
せっかく気分良く悦に浸ってたのに。
『それは申し訳ないけど。
2人の進化が終わるよ』
はっ! そ、そうだった。
こんな事してる場合じゃ無かった! ちょうど2人の進化が終わる!!
「おぉー!」
リリィーの時も綺麗だったけど。
暖かな淡い光の粒に、バチッと小さく紫電して弾ける青白い雷。
それぞれの属性の球体が舞い散る中、ゆっくりと降り立つ2人の姿もカッコいいっ!!
「クックック、コレは……」
「マジかよ……」
「綺麗です」
「えぇ、本当に」
女性陣はこの光景の方に目を奪われてるみたいだけど……流石はレオンとショウ。
多少はこの光景に対する感嘆も含まれてるだろうけど、2人の感想は進化が完了した2人が内包する魔素量を指してるな。
まぁ、ついさっきまでは幾らそこらの大人より強いと言っても所詮は子供。
レオンとショウにとっては自分の足元にも及ばない程度の実力しかなかった2人の魔素量が今やレオン達に匹敵してるわけだし。
2人が思わず苦笑いを浮かべるの当然か。
「ふふっ」
じゃあ早速! お楽しみと行ってみようかっ!!
「解析鑑定」
名前:セラフィル
種族:熾天魔
魔神へと至った原初の悪魔の眷属にしてユニーク個体。
全てを照らす光と強大な魔。
魔霊、聖霊の2つの性質を併せ持つ、光の熾天使が悪魔の因子を得て受肉を果たした半精神生命体。
名前:アリシア
種族:雷精姫
魔神へと至った原初の悪魔の眷属にしてユニーク個体。
魔霊、精霊の2つの性質を併せ持つ。
雷鳴と共に姿を表す、雷を司る大精霊が受肉を果たした半精神生命体。
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