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第15章 魔国侵入者編
279話 どんな状況?
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「ふぁ~!」
ふふふ……
「次は私です。
さぁ、どうぞ!」
ぐふふっ……
「いいえ! 次は私の番です!!」
「いや、私だって!」
「私も~っ!」
「私もお願いします!」
ぐふっ、ぐはぁっはっはっ!!
モフモフな耳に、モフモフな尻尾を持つ美女と美少女達が我先にと私を愛でるために、そして私に愛でられるために群がって来る……
ここは天国かっ!!
ふふふ! 伴侶や自身の子供や両親と、本来なら身近な者じゃ無いと触れる事が許されないケモ耳と尻尾を。
モフモフを自ら差し出す……素晴らしいっ!
「まぁまぁ、いけませんよ。
そんなに皆んなして迫ったらレフィー様が困ってしまわれますよ?」
「お母様……」
「うぅ、すみません……」
ぺたんって!
しゅんって!
レオンのお嫁さんにの1人で、落ち着いた雰囲気のおっとりした美女ナーベに叱られて、まだ若い娘達が落ち込んじゃって……
「気にしなくて良い」
ひっひっふぅ~、ひっひっふぅ~。
お、落ち着け私! 唸れ、私の理性っ!!
「ん! もっと撫でて良い、よ?」
「「「「「「っ!!」」」」」」
「あぁ~、もう抱きしめちゃいます!」
「お母様っ!」
「ずるいですよ!!」
「私もー!」
ぬはっはっはっ!! もっと皆んなして私を愛でるが良い!!
ふふん! どうよ? 自分のお嫁さんと娘達が私に群がっている光景は!?
「おい、レオン」
「何だ?」
「俺達がここにいる意味ってあるのかな?」
「さぁな」
皆んなの耳と尻尾のモフモフを堪能して。
柔らかな身体で抱き締められる……
「ふっ」
そこで見ている哀れな男2人よ! 羨ましいだろ!!
これが魔性の美貌を持つ私の特権なのだっ!!
「……めっちゃドヤやれてるんだが」
「気にするな。
お嬢は……まぁ、見た目通りのところもあるって事だ」
はぁ? 見た目通りのって、どう言う事??
もしかして、もしかしてだけど……それって、私が子供っぽいって事じゃ……
「レフィー様、すべすべです!!」
「まさに絹のようなお肌ですね」
「髪の毛もサラサラで撫で心地が最高です!」
ふむむ! もっと褒めるが良いっ!!
っと、レオンとショウにドヤって悦に浸るのはこのくらいにして……
今はちょうどクソ勇者とアバズレ聖女がアルタイル王国にいないらしいし。
この機会にあの子達がどう動くのか。
このモフモフの楽園から高みの見物と洒落込むとしよう!
「神眼」
どれどれ……
『本当に一緒に来るって言うんだね?』
『はい、何と言われようと絶対について行きます』
『……はぁ、わかった。
アリーの事は僕が、私が絶対に守る』
『っ! そ、それはダメです!!
臣下として、そして婚約者として私がフィル様をお守りします!』
『ふふ、ありがとう。
じゃあ行こうか』
『はい』
『行き先は獣魔王レオンが治める獣王国ビスバロニス……私はアルタイル王家が第一王子セラフィル・エル・アルタイル。
開け彼我を、悠遠を繋ぐ門よ! 転移魔法、発動っ!!』
「……」
何これ?
どんな状況なの??
ふふふ……
「次は私です。
さぁ、どうぞ!」
ぐふふっ……
「いいえ! 次は私の番です!!」
「いや、私だって!」
「私も~っ!」
「私もお願いします!」
ぐふっ、ぐはぁっはっはっ!!
モフモフな耳に、モフモフな尻尾を持つ美女と美少女達が我先にと私を愛でるために、そして私に愛でられるために群がって来る……
ここは天国かっ!!
ふふふ! 伴侶や自身の子供や両親と、本来なら身近な者じゃ無いと触れる事が許されないケモ耳と尻尾を。
モフモフを自ら差し出す……素晴らしいっ!
「まぁまぁ、いけませんよ。
そんなに皆んなして迫ったらレフィー様が困ってしまわれますよ?」
「お母様……」
「うぅ、すみません……」
ぺたんって!
しゅんって!
レオンのお嫁さんにの1人で、落ち着いた雰囲気のおっとりした美女ナーベに叱られて、まだ若い娘達が落ち込んじゃって……
「気にしなくて良い」
ひっひっふぅ~、ひっひっふぅ~。
お、落ち着け私! 唸れ、私の理性っ!!
「ん! もっと撫でて良い、よ?」
「「「「「「っ!!」」」」」」
「あぁ~、もう抱きしめちゃいます!」
「お母様っ!」
「ずるいですよ!!」
「私もー!」
ぬはっはっはっ!! もっと皆んなして私を愛でるが良い!!
ふふん! どうよ? 自分のお嫁さんと娘達が私に群がっている光景は!?
「おい、レオン」
「何だ?」
「俺達がここにいる意味ってあるのかな?」
「さぁな」
皆んなの耳と尻尾のモフモフを堪能して。
柔らかな身体で抱き締められる……
「ふっ」
そこで見ている哀れな男2人よ! 羨ましいだろ!!
これが魔性の美貌を持つ私の特権なのだっ!!
「……めっちゃドヤやれてるんだが」
「気にするな。
お嬢は……まぁ、見た目通りのところもあるって事だ」
はぁ? 見た目通りのって、どう言う事??
もしかして、もしかしてだけど……それって、私が子供っぽいって事じゃ……
「レフィー様、すべすべです!!」
「まさに絹のようなお肌ですね」
「髪の毛もサラサラで撫で心地が最高です!」
ふむむ! もっと褒めるが良いっ!!
っと、レオンとショウにドヤって悦に浸るのはこのくらいにして……
今はちょうどクソ勇者とアバズレ聖女がアルタイル王国にいないらしいし。
この機会にあの子達がどう動くのか。
このモフモフの楽園から高みの見物と洒落込むとしよう!
「神眼」
どれどれ……
『本当に一緒に来るって言うんだね?』
『はい、何と言われようと絶対について行きます』
『……はぁ、わかった。
アリーの事は僕が、私が絶対に守る』
『っ! そ、それはダメです!!
臣下として、そして婚約者として私がフィル様をお守りします!』
『ふふ、ありがとう。
じゃあ行こうか』
『はい』
『行き先は獣魔王レオンが治める獣王国ビスバロニス……私はアルタイル王家が第一王子セラフィル・エル・アルタイル。
開け彼我を、悠遠を繋ぐ門よ! 転移魔法、発動っ!!』
「……」
何これ?
どんな状況なの??
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