253 / 436
第14章 悪魔姫の復讐・姫騎士編
253話 闘聖位戦 その2
しおりを挟む
『寛ぐのは良いけど……とても試合前には見えないね』
ふふん! 何とでも言うが良いわ!!
所詮は人間、ぶっちゃけ今大会の出場者の中に私の敵になる者は一人たりとも存在しない。
無論、これはフェリシアとエレナも含めての話だ。
まぁ、フェリシアは復讐対象だし。
我が愛弟子であるエレナが人間の中ではずば抜けてるのは当然として、今の実力を直接見るのは楽しみではある。
が、しかしだ。
その他の有象無象の人間風情のために何でこの私がわざわざ入念な事前準備なんてする必要がある?
断言しよう! する必要なんて一切無いと!!
『長々と語ってるけど、ようは本当は面倒くさいって事ね』
それに、シルヴィアが下ろしてくれないってのもある。
まぁ、コレはその気になれば自力で下りる事もできるんだけど……この柔らで弾力のあるおっぱいの感触! 中々にシルヴィアの抱っこは心地良い!!
ふっふっふ~ん! どうよ?
羨ましい? 羨ましいか?
邪神を始め、男ではシルヴィアが受け入れたごく一部の者以外は絶対に触れる事ができないであろうおっぱいを私は思う存分! 好きなだけ堪能できるのだっ!!
『悪魔ちゃん……シルヴィアに愛されてる事を自慢したいのはわかるんだけど。
結構凄いことを言ってる事を自覚しようか』
別に良いじゃん。
確かに淑女にあるまじきはしたない言動だけど、口には出してないし。
何より今の私は淑女以前に悪魔だし、それに……
「んっ! ぁっ」
こうしてシルヴィアも喜んでるから別に問題なし。
ふはっはっはっ!! モミモミ、ムニュムニュ!
「んぅっ!!」
どう? 羨ましい??
むふふ! 心の底から羨むがいいっ!!
『……』
さてと、女にして主人である私の特権を邪神に見せつけてやった事だし。
もうシルヴィアのおっぱいを揉みしだくのはコレくらいにして寛ぐ……
ワァァァァッッ!!
あっ、コレはもう観なくてもわかったわ。
『な、何と言う事でしょうか!!
まさに神速! 一瞬の出来事で私も凄いと言う感想しか出てきません!!』
おい、それで良いのか実況! もうちょっと頑張れよ。
はぁ、選手の入場から紹介、その後の試合と。
幾ら私の出番がその次だとしてもまだそれなりに時間はあるハズだったのに一体誰が……
「ん?」
アイツは……
『未だ記憶に新しいあの四王魔国会戦にて、撤退する10万の軍を強大な魔神から守り抜き、自身も死地から生還!
つい先日、パーティーメンバーと共にSランク冒険者へと昇格した若き次代の英雄!』
ふ~ん、なるほど。
一体誰が速攻で試合を終わらせて、私が寛ぐ時間を削ってくれたのかと思えば。
『Sランクパーティー星屑の剣を率いるSランク冒険者! 雷帝アーク!!
飛び入り参加でシードでこそ無いものの、氷剣のモラールと同様に優勝候補の一角であるその実力は本物だーっ!!』
てか本当に何なの? この実況……
はぁ、飛び入り参加って事は、どうせアナスタシア教国の時と同じでガスターとマリアナに連れられて来たんだろうけど。
アイツらめ……余計な事しやがって。
まぁアークの実力なら、あそこでノビてるアークの相手だったヤツじゃあ手も足も出ないだろうし。
こうなるのはわかる。
尤も! いくら有象無象と比べて隔絶した実力をアークが持っていたとしても私から見れば大差無いわけだけど!!
とにかく! こうなるのはわかるけど……お陰で私の寛ぐ時間が短くなったじゃねぇか!!
『っ!?』
『ひっ!』
ちょっとイラッとしてガスターとマリアナを神眼を通して睨んだら、2人がビクッて震えた。
けど、そんな事じゃあ私のイライラは治らない!
「むぅ」
仕方ない。
こうなったら……
「ちょっと行ってくる。
すぐに戻って来るから」
「はい、行ってらっしゃいませ」
ふふふ、哀れな私の対戦相手には悪いけどちょっとストレス発散に付き合ってもらうとしよう。
ふふん! 何とでも言うが良いわ!!
所詮は人間、ぶっちゃけ今大会の出場者の中に私の敵になる者は一人たりとも存在しない。
無論、これはフェリシアとエレナも含めての話だ。
まぁ、フェリシアは復讐対象だし。
我が愛弟子であるエレナが人間の中ではずば抜けてるのは当然として、今の実力を直接見るのは楽しみではある。
が、しかしだ。
その他の有象無象の人間風情のために何でこの私がわざわざ入念な事前準備なんてする必要がある?
断言しよう! する必要なんて一切無いと!!
『長々と語ってるけど、ようは本当は面倒くさいって事ね』
それに、シルヴィアが下ろしてくれないってのもある。
まぁ、コレはその気になれば自力で下りる事もできるんだけど……この柔らで弾力のあるおっぱいの感触! 中々にシルヴィアの抱っこは心地良い!!
ふっふっふ~ん! どうよ?
羨ましい? 羨ましいか?
邪神を始め、男ではシルヴィアが受け入れたごく一部の者以外は絶対に触れる事ができないであろうおっぱいを私は思う存分! 好きなだけ堪能できるのだっ!!
『悪魔ちゃん……シルヴィアに愛されてる事を自慢したいのはわかるんだけど。
結構凄いことを言ってる事を自覚しようか』
別に良いじゃん。
確かに淑女にあるまじきはしたない言動だけど、口には出してないし。
何より今の私は淑女以前に悪魔だし、それに……
「んっ! ぁっ」
こうしてシルヴィアも喜んでるから別に問題なし。
ふはっはっはっ!! モミモミ、ムニュムニュ!
「んぅっ!!」
どう? 羨ましい??
むふふ! 心の底から羨むがいいっ!!
『……』
さてと、女にして主人である私の特権を邪神に見せつけてやった事だし。
もうシルヴィアのおっぱいを揉みしだくのはコレくらいにして寛ぐ……
ワァァァァッッ!!
あっ、コレはもう観なくてもわかったわ。
『な、何と言う事でしょうか!!
まさに神速! 一瞬の出来事で私も凄いと言う感想しか出てきません!!』
おい、それで良いのか実況! もうちょっと頑張れよ。
はぁ、選手の入場から紹介、その後の試合と。
幾ら私の出番がその次だとしてもまだそれなりに時間はあるハズだったのに一体誰が……
「ん?」
アイツは……
『未だ記憶に新しいあの四王魔国会戦にて、撤退する10万の軍を強大な魔神から守り抜き、自身も死地から生還!
つい先日、パーティーメンバーと共にSランク冒険者へと昇格した若き次代の英雄!』
ふ~ん、なるほど。
一体誰が速攻で試合を終わらせて、私が寛ぐ時間を削ってくれたのかと思えば。
『Sランクパーティー星屑の剣を率いるSランク冒険者! 雷帝アーク!!
飛び入り参加でシードでこそ無いものの、氷剣のモラールと同様に優勝候補の一角であるその実力は本物だーっ!!』
てか本当に何なの? この実況……
はぁ、飛び入り参加って事は、どうせアナスタシア教国の時と同じでガスターとマリアナに連れられて来たんだろうけど。
アイツらめ……余計な事しやがって。
まぁアークの実力なら、あそこでノビてるアークの相手だったヤツじゃあ手も足も出ないだろうし。
こうなるのはわかる。
尤も! いくら有象無象と比べて隔絶した実力をアークが持っていたとしても私から見れば大差無いわけだけど!!
とにかく! こうなるのはわかるけど……お陰で私の寛ぐ時間が短くなったじゃねぇか!!
『っ!?』
『ひっ!』
ちょっとイラッとしてガスターとマリアナを神眼を通して睨んだら、2人がビクッて震えた。
けど、そんな事じゃあ私のイライラは治らない!
「むぅ」
仕方ない。
こうなったら……
「ちょっと行ってくる。
すぐに戻って来るから」
「はい、行ってらっしゃいませ」
ふふふ、哀れな私の対戦相手には悪いけどちょっとストレス発散に付き合ってもらうとしよう。
10
お気に入りに追加
759
あなたにおすすめの小説

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる