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第13章 世界樹創造編
233話 迷宮創造を始めよう!
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「あの……レフィー様?
その方々は……」
おっ、やっぱり気になる? 気になるよね!
ふっ! そこまで気になるなら紹介してやろう!!
まぁ、最初からそのつもりだったけど。
「この子達は、私直属の悪魔」
「やっぱり」
「この方々が……」
「……」
ふむ、何か思ってた反応と違う。
アランとグランツェ公は結構淡々としてて、エレナは黙り込んじゃったし。
だがしかし! これだけじゃないんだな~。
「そう。
最高位悪魔よりもさらに高位の悪魔公。
魔界を統治して支配する七柱の大悪魔」
ふっふっふ~! どうだ、驚いたか!!
「ノワールは前に一回紹介したけど。
ノワール、サタン、ルシフ、レヴィア、ベル、マモン、アス。
この七柱……七魔公は私の秘蔵っ子達なのだ!」
ふふん! ここまで言ったら何故か最近達観して来てるアラン達でも流石に驚きが隠せないハズ!!
「七魔公の皆様、ようこそお越し下さいました。
私はここアクムス王国の国王、アラン・ジョン・アクムスです。
こちらは宰相のグランツェ公爵と、私の婚約者であるグランツェ公爵令嬢のエレナです」
「以後、お見知りおき下さい」
あ、あれ? アランもグランツェ公も特に驚く事もなく普通に挨拶してるんだけど。
エレナは……
「この方々が噂のレフィー様直属の悪魔公、七魔公……」
「噂?」
何それ? そんなの知らないんだけど。
「はい、悪魔王国でレフィー様……お師匠様の配下の方々と修行をさせていただいている時に」
あ~、なるほど。
エレナに修行をつけてから、私がお昼寝してる間に他の皆んなと訓練してたのか。
確かにその時なら七魔公の噂を聞いても不思議じゃないな。
「以前ノワール様にお会いした時はわかりませんでしたが、まさかこれ程に……」
「エレナ?」
「どうかしたのか?」
「アラン様、お父様。
いえ、何でもありません、ただこの方々から感じる強大なお力に圧倒されてしまっただけです」
「圧倒?」
「エレナ、お前がか?」
「はい……悔しいですが、今の私ではこの方々には手も足も出ない程に大きな力の差があります」
おぉ~、流石は我が弟子!
3カ国連合との戦争時にノワールと会った時はまだ、力量差があり過ぎてノワールの強さがわからなかったのに。
この短時間でノワール達、七魔公の力の一端を感じ取れるほどに成長するとは!!
「流石はエレナ、偉い偉い」
「あ、あのレフィー様……」
「ん? なに?」
「その、恥ずかしいです」
む、せっかく頭をよしよししたのに……まぁ、私も悪魔に転生する前は公爵令嬢だったわけだし。
エレナの気持ちもわからなくは無いけど。
「っ! レフィー様に撫でていただけるなんて……!!」
「なんて羨ましいっ!!」
ふむ、後ろで大悪魔も騒いでるし、仕方ないからエレナの頭を撫でるのはこのくらいにしておこう。
「ははは……一人一人がエレナですら手も足も出ない程の圧倒的な力を誇る大悪魔か」
「流石はレフィー様が治められる悪魔王国。
我々の想像を軽く超えて来ますね……」
まっ! 結果的にアランとグランツェ公も七魔公の絶大な力を知って驚いてるみたいだし!
何故かちょっと呆れてるっぽい雰囲気があるのが気になるけど……皆んなの紹介と、顔合わせはこれで問題なし!!
「レフィー様」
「ん?」
「あそこでもの凄く悔しがっている七魔公の方々の事は分かったのですが……どうしてあの方々を?」
おっと、私とした事が本題をまだ説明してなかった。
「皆んなはこれから造る迷宮を管理する管理者。
ダンジョンマスターをやってもらう」
よし! これで今度こそ問題なし!!
「ダンジョンマスター……」
「グラン様から魔国で管理するとは聞いていましたが」
「ははは……これ程の大物が出てくるとは聞いてないですよ」
「まぁ、レフィー様方ですからね」
アラン達が何やら苦笑いを浮かべてるけど、細かい事は気にしない!
と言うか、いい加減もう実験を始めたいし……
「さぁ」
バサッと純白の翼を広げて、押さえていた魔素を解放!!
「楽しい迷宮創造を始めよう!」
その方々は……」
おっ、やっぱり気になる? 気になるよね!
ふっ! そこまで気になるなら紹介してやろう!!
まぁ、最初からそのつもりだったけど。
「この子達は、私直属の悪魔」
「やっぱり」
「この方々が……」
「……」
ふむ、何か思ってた反応と違う。
アランとグランツェ公は結構淡々としてて、エレナは黙り込んじゃったし。
だがしかし! これだけじゃないんだな~。
「そう。
最高位悪魔よりもさらに高位の悪魔公。
魔界を統治して支配する七柱の大悪魔」
ふっふっふ~! どうだ、驚いたか!!
「ノワールは前に一回紹介したけど。
ノワール、サタン、ルシフ、レヴィア、ベル、マモン、アス。
この七柱……七魔公は私の秘蔵っ子達なのだ!」
ふふん! ここまで言ったら何故か最近達観して来てるアラン達でも流石に驚きが隠せないハズ!!
「七魔公の皆様、ようこそお越し下さいました。
私はここアクムス王国の国王、アラン・ジョン・アクムスです。
こちらは宰相のグランツェ公爵と、私の婚約者であるグランツェ公爵令嬢のエレナです」
「以後、お見知りおき下さい」
あ、あれ? アランもグランツェ公も特に驚く事もなく普通に挨拶してるんだけど。
エレナは……
「この方々が噂のレフィー様直属の悪魔公、七魔公……」
「噂?」
何それ? そんなの知らないんだけど。
「はい、悪魔王国でレフィー様……お師匠様の配下の方々と修行をさせていただいている時に」
あ~、なるほど。
エレナに修行をつけてから、私がお昼寝してる間に他の皆んなと訓練してたのか。
確かにその時なら七魔公の噂を聞いても不思議じゃないな。
「以前ノワール様にお会いした時はわかりませんでしたが、まさかこれ程に……」
「エレナ?」
「どうかしたのか?」
「アラン様、お父様。
いえ、何でもありません、ただこの方々から感じる強大なお力に圧倒されてしまっただけです」
「圧倒?」
「エレナ、お前がか?」
「はい……悔しいですが、今の私ではこの方々には手も足も出ない程に大きな力の差があります」
おぉ~、流石は我が弟子!
3カ国連合との戦争時にノワールと会った時はまだ、力量差があり過ぎてノワールの強さがわからなかったのに。
この短時間でノワール達、七魔公の力の一端を感じ取れるほどに成長するとは!!
「流石はエレナ、偉い偉い」
「あ、あのレフィー様……」
「ん? なに?」
「その、恥ずかしいです」
む、せっかく頭をよしよししたのに……まぁ、私も悪魔に転生する前は公爵令嬢だったわけだし。
エレナの気持ちもわからなくは無いけど。
「っ! レフィー様に撫でていただけるなんて……!!」
「なんて羨ましいっ!!」
ふむ、後ろで大悪魔も騒いでるし、仕方ないからエレナの頭を撫でるのはこのくらいにしておこう。
「ははは……一人一人がエレナですら手も足も出ない程の圧倒的な力を誇る大悪魔か」
「流石はレフィー様が治められる悪魔王国。
我々の想像を軽く超えて来ますね……」
まっ! 結果的にアランとグランツェ公も七魔公の絶大な力を知って驚いてるみたいだし!
何故かちょっと呆れてるっぽい雰囲気があるのが気になるけど……皆んなの紹介と、顔合わせはこれで問題なし!!
「レフィー様」
「ん?」
「あそこでもの凄く悔しがっている七魔公の方々の事は分かったのですが……どうしてあの方々を?」
おっと、私とした事が本題をまだ説明してなかった。
「皆んなはこれから造る迷宮を管理する管理者。
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「ダンジョンマスター……」
「グラン様から魔国で管理するとは聞いていましたが」
「ははは……これ程の大物が出てくるとは聞いてないですよ」
「まぁ、レフィー様方ですからね」
アラン達が何やら苦笑いを浮かべてるけど、細かい事は気にしない!
と言うか、いい加減もう実験を始めたいし……
「さぁ」
バサッと純白の翼を広げて、押さえていた魔素を解放!!
「楽しい迷宮創造を始めよう!」
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