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第12章 悪魔姫の復讐・教皇編
213話 女神、降臨!!
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「以上が先程の会議での決定です。
詳細は今日より3日後に再び開かれる緊急国家会議の場で協議されるが、私達6人が主戦力として参戦する事はまず間違いないでしょう。
皆はこの事を他の者達に伝達してください」
「「「「はっ!」」」」
アナスタシア教国が首都、聖都デサント。
霊峰ルミエルの頂上にある神殿へと続く回廊の先、聖都の最奥にして霊峰の麓に鎮座する大聖堂と呼ばれる城の一室。
国王にして、アナスタシア教の教皇でもあるクリスが執務室にて配下っぽい人達に指示を出す姿をじっと見つめるのは何を隠そうこの私!
ふっふっふ~ん!
この私にかかれば教皇たるクリスの執務室に忍び込む程度、造作もないのだよ!!
『くっ……い、今のは流石の私も危なかったよ。
流石は悪魔ちゃん、まさかこの私をここまで悶えさせるとはね。
その姿でドヤるのは……ヤバイ!』
ぬふふ! まぁ、なんと言ってもこの私だし? 邪神が悶えちゃうのも仕方ない。
さぁ! 我が姿を刮目せよ!!
そしてもっともっと、もぉ~っと褒め称えるが良い!!
普段は花とかを飾っているだろう執務室の窓枠にちょこんと腰掛ける1匹の神獣。
モコモコでモッフモフでいながらスタイリッシュでスマートな純白の毛を靡かせる麗しき白ネコ!
私の眷属の一柱であるミーシャの種族。
氷雪を支配する大精霊、氷魔猫の姿に変身してるわけだけど……
「にゃふん!」
ふはっはっはっ! 自画自賛しちゃうけど、我ながらこの姿はとてつも無く可愛いと断言できる!!
それはもう、さっきからずっと邪神を悶えさせ。
この私の純白のモフ毛をモフモフできない事を嘆き悲しませるくらいに!!
ネコの姿になっても隠しきれない高貴さと気品、そして神すらも悶えさせて魅了してしまうこの可愛さ! ふっ、流石は私だわ~!
まっ、そんな超絶可愛い私の白ネコ姿はクリス達、人間共には見せてやらないけどな!
今もこうして執務室に潜入はしてるけど魔法で姿が見えないように隠蔽してるし。
邪神すらも悶えさせ、あまつさえ撫でてモフれない事を嘆くほどのこの麗しき姿を見ることができないとか……ぷぷっ、ざまぁ!!
ふはっはっはっ! せいぜい、後悔するがいいっ!!
『後悔って……そもそも彼らはキミのその姿を知らないんだから後悔も何も無いと思うけど?』
シャラップ!
大事なのはこの神すらも魅了する姿を人間共には見せてあげないってところで、細かい事はどうでもいの! アンダースタンド?
とは言えだ。
そろそろ夜明けだし、いつまでも愉悦に浸ってるわけにもいかない。
ガスター達にも宣言しちゃったし……ふふふ、そろそろ始めよう……
「にゃ?」
これは……
『聖者クリス』
部下達が立ち去り、私とクリスのみになった執務室に神聖な魔力……魔素が満ちて、美しい女の声が鳴り響く。
「っ!?」
ぷぷ! クリスが驚愕に身を見開いてマヌケな面を晒してやんの!!
ふっ、この程度の事で一々驚くなんて救世の六英雄が聞いて呆れるわ!
まぁ、確かにコレは確実に人になせる領域を越えちゃってるけど。
普通に空間を魔力じゃなくて魔素で満たしてるし……けど、あのマヌケ面は笑っちゃうわ!!
「こ、この声はまさか……」
『私の敬虔な信者。
私の可愛い子』
「貴女様は……!」
『私の名はアナスタシア。
この世界と人々を守護する者、貴方達が信仰する女神です』
詳細は今日より3日後に再び開かれる緊急国家会議の場で協議されるが、私達6人が主戦力として参戦する事はまず間違いないでしょう。
皆はこの事を他の者達に伝達してください」
「「「「はっ!」」」」
アナスタシア教国が首都、聖都デサント。
霊峰ルミエルの頂上にある神殿へと続く回廊の先、聖都の最奥にして霊峰の麓に鎮座する大聖堂と呼ばれる城の一室。
国王にして、アナスタシア教の教皇でもあるクリスが執務室にて配下っぽい人達に指示を出す姿をじっと見つめるのは何を隠そうこの私!
ふっふっふ~ん!
この私にかかれば教皇たるクリスの執務室に忍び込む程度、造作もないのだよ!!
『くっ……い、今のは流石の私も危なかったよ。
流石は悪魔ちゃん、まさかこの私をここまで悶えさせるとはね。
その姿でドヤるのは……ヤバイ!』
ぬふふ! まぁ、なんと言ってもこの私だし? 邪神が悶えちゃうのも仕方ない。
さぁ! 我が姿を刮目せよ!!
そしてもっともっと、もぉ~っと褒め称えるが良い!!
普段は花とかを飾っているだろう執務室の窓枠にちょこんと腰掛ける1匹の神獣。
モコモコでモッフモフでいながらスタイリッシュでスマートな純白の毛を靡かせる麗しき白ネコ!
私の眷属の一柱であるミーシャの種族。
氷雪を支配する大精霊、氷魔猫の姿に変身してるわけだけど……
「にゃふん!」
ふはっはっはっ! 自画自賛しちゃうけど、我ながらこの姿はとてつも無く可愛いと断言できる!!
それはもう、さっきからずっと邪神を悶えさせ。
この私の純白のモフ毛をモフモフできない事を嘆き悲しませるくらいに!!
ネコの姿になっても隠しきれない高貴さと気品、そして神すらも悶えさせて魅了してしまうこの可愛さ! ふっ、流石は私だわ~!
まっ、そんな超絶可愛い私の白ネコ姿はクリス達、人間共には見せてやらないけどな!
今もこうして執務室に潜入はしてるけど魔法で姿が見えないように隠蔽してるし。
邪神すらも悶えさせ、あまつさえ撫でてモフれない事を嘆くほどのこの麗しき姿を見ることができないとか……ぷぷっ、ざまぁ!!
ふはっはっはっ! せいぜい、後悔するがいいっ!!
『後悔って……そもそも彼らはキミのその姿を知らないんだから後悔も何も無いと思うけど?』
シャラップ!
大事なのはこの神すらも魅了する姿を人間共には見せてあげないってところで、細かい事はどうでもいの! アンダースタンド?
とは言えだ。
そろそろ夜明けだし、いつまでも愉悦に浸ってるわけにもいかない。
ガスター達にも宣言しちゃったし……ふふふ、そろそろ始めよう……
「にゃ?」
これは……
『聖者クリス』
部下達が立ち去り、私とクリスのみになった執務室に神聖な魔力……魔素が満ちて、美しい女の声が鳴り響く。
「っ!?」
ぷぷ! クリスが驚愕に身を見開いてマヌケな面を晒してやんの!!
ふっ、この程度の事で一々驚くなんて救世の六英雄が聞いて呆れるわ!
まぁ、確かにコレは確実に人になせる領域を越えちゃってるけど。
普通に空間を魔力じゃなくて魔素で満たしてるし……けど、あのマヌケ面は笑っちゃうわ!!
「こ、この声はまさか……」
『私の敬虔な信者。
私の可愛い子』
「貴女様は……!」
『私の名はアナスタシア。
この世界と人々を守護する者、貴方達が信仰する女神です』
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