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第11章 悪魔姫の復讐・大賢者編
202話 強欲の悪魔
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「ふっ、ふふふ、ふはっはっはっ!」
あぁ、はしたない事なのに。
淑女にあるまじき行為ってわかってるのに…… ついつい哄笑してしまう!
ふっ、私の見事な笑いの3段活用を披露しちゃったか!
『嬉しそうで何よりだね』
おっ、わかる? 私が嬉しがってるってわかっちゃう?
うんうん、どうやら私もかなり感情表現が豊かになったみたいだな!
『いや、ちょっと笑みを浮かべてる程度で表情自体は殆ど微動だにして無……』
ふふん! まぁ、いかに私の表情筋が死滅してて、無表情だと言ってもだよ?
今は楽しい愉しい復讐の時間!
それに欲しいモノを手に入れて、私は今もの凄~くご機嫌なのだ!!
流石の私でも表情が豊かになるってもんよ。
『……そうだねー』
ふっふっふ、密かに毎日毎日、夜寝る前に人知れず表情筋ストレッチをやってきた甲斐があったわ!
『悪魔ちゃん……そんな事をやってたんだね』
はっ! お、おい邪神! 絶対にこの事は誰にも言うなよ!?
誰かに言ったら許さないからな!!
『はいはい、誰にも言わないよ。
まぁ、もう既に全員知ってると思うけどね……』
ん? 最後方なんて言ったか聞こえなかったんだけど?
小声でぶつぶつと……気になるんですけど。
『いや、何でもないよ』
ふ~む、なんか怪しいけど……ま、誰にも言わないってんならそれで良いか!
「うふふ、突然笑い出してどうしたの?
この絶望的な状況に、現実を受け入れられずにおかしくなっちゃったのかしら?」
ん? こいつは何言ってるんだろ?
絶望的な状況って何のことですか?
『ほら悪魔ちゃん、上、上!』
上……?
「ふふふ、現実逃避は良くないわ。
天体魔法・メテオフォールは半径数百メートルにもわたって焦土と化し、1つの都市を消し去る事すら可能な超広域殲滅魔法」
あぁ、あのしょぼい隕石ね。
どうでも良いし、普通に忘れてたわ。
「しかも、私の天体魔法は貴女が逃げたところで降り注ぐ星屑は軌道を変えて標的である貴女を追尾する。
だから貴女はもう逃げられない。
私は余波から身を守る結界を展開できるけど……うふふ、直撃、もしくは間近でメテオフォールを受ける事になる貴女は防げるかしら?」
防ぐ……防ぐ、ね……
「ふふっ……」
「何を……」
上空に。
落ちてくる隕石に向けて片手を翳す私を見て、マリアナが訝しんで眉を顰めてるけど気にしない!
さぁ! 驚愕せよ! 驚嘆せよ! そして…… 恐怖しろ!
「〝消え失せろ〟」
ギュッと手を握りしめると同時に、付与者の権能で大気を圧しながら落下して来ていた隕石が初めから何も無かったように綺麗に消滅。
ふふふ、華麗にかっこよく決まった!!
「……ぇ?」
「もう一度言う。
お前の攻撃なんて、私には通用しない」
「う、うそ、でしょ……」
それにだ!
「っ! ならもっと強大な魔法で……っ!?」
ふふふ、気付いたか。
「こ、これはどうなって!?
魔法が、何も……」
「思い出せない?」
「っ! どう言う事? 一体何が……」
何故マリアナが魔法の事を何も思い出せないのか。
それは簡単!
「ふふっ!」
『うわぁ、めちゃくちゃ邪悪で悪い顔だ……あれだね! ニヤリとかニタァって感じだね!』
外野がなんか騒いでるけど無視して!
ふっふっふ……さぁ唸れ! 覚醒せし我が表情筋よ!!
「私が貰った」
「は? 何を言って……」
「お前の魔法知識は、私が奪った」
私の保有するユニークスキル・強欲者の権能は全てを自らのモノとする強欲。
そして、その方法は2つに分けられる。
1つはコピー。
そしてもう1つがこの大陸、安息の大地に進出するまでの5年間で可能となった新たな権能!
対象とある程度の力量差がある場合に行使可能となる強奪!!
この強奪はコピーとは違って文字通り、スキルや知識を奪い取る。
そしてもう1つこの強奪にはコピーにはない利点があるんだけど……それは置いておいて!
強欲者の強奪で一度奪い取ってしまえば、その所有権は私にあって、コピーの時と同じで元の持ち主が使えるのか、それとも使えないのかも私の思うがままになる!!
「だから、お前は何も思い出せない」
「そ、そんなハズ無いわ!!
だって、こんな事って……」
「ふふふ、現実逃避は良くない」
「っ!! 私は全て魔法を知り尽くし、操る大賢者よ!
膨大な演算能力を誇る叡智と、魔法に対する理解を深め最適化する魔導!
そして、全ての魔法を記憶領域に記憶する絶対記憶の権能を持つユニークスキル・魔導書を保有する最強の魔導士!!」
叡智に、魔導。
ユニークスキルの魔導書ね~……ふふふ!
「貴女如きにこの私が敗北するなんて事は有り得……」
「〝強欲者〟」
ふっふっふ~! これがコピーには無い強奪の最大の利点!
ユニークスキルは文字通り唯一無二のユニークなスキルだからコピーする事は不可能。
でも……無理矢理奪い取る事はできるのだ!!
『本当にチートだよ、そんな能力』
まぁ、さっきも言った通りこの強奪は対象とある程度の力量差が無いと使えない。
だからシルヴィア達は勿論、多分だけどレオンやルーナ達、魔王級の存在にも使えない。
まぁ、マリアナ程度なら問題無く使えるんだけど!!
『文字通り、悪魔ちゃんは強欲だよね』
だって欲しくなっちゃったんだから仕方ないじゃん。
それに私が強欲なのは当然のこと! 何たって私は大罪の主!
暴食にして怠惰、そして強欲の悪魔だし!!
「っ……!」
ふふふ……
「あはっ! あはははははっ!!」
そうそう! その顔っ!!
さっきまで余裕の微笑みすら浮かべてたのに、唖然と目を見開いて、青褪めた顔で焦燥感を露わに息を呑む。
その顔が見たかったんだよねー!
「けど……」
まだ足りない!
もっと、恐怖しろ!
もっと! その顔を絶望で染め上げろ!!
「ふふっ!」
あぁ、想像しただけで頬が緩む。
元公爵令嬢として、はしたない事だと、恥ずかしいと思っていても、ついつい嗤ってしまう。
救世の六英雄と呼び称えられ、人類最強の一角であると言う絶対的な自信を。
大賢者としての自尊心を……木っ端微塵に打ち砕いてやる!
「こ、こんな事って……」
「ふふふ、お前の魔法知識も、スキルも……全部、私のモノ」
あぁ、はしたない事なのに。
淑女にあるまじき行為ってわかってるのに…… ついつい哄笑してしまう!
ふっ、私の見事な笑いの3段活用を披露しちゃったか!
『嬉しそうで何よりだね』
おっ、わかる? 私が嬉しがってるってわかっちゃう?
うんうん、どうやら私もかなり感情表現が豊かになったみたいだな!
『いや、ちょっと笑みを浮かべてる程度で表情自体は殆ど微動だにして無……』
ふふん! まぁ、いかに私の表情筋が死滅してて、無表情だと言ってもだよ?
今は楽しい愉しい復讐の時間!
それに欲しいモノを手に入れて、私は今もの凄~くご機嫌なのだ!!
流石の私でも表情が豊かになるってもんよ。
『……そうだねー』
ふっふっふ、密かに毎日毎日、夜寝る前に人知れず表情筋ストレッチをやってきた甲斐があったわ!
『悪魔ちゃん……そんな事をやってたんだね』
はっ! お、おい邪神! 絶対にこの事は誰にも言うなよ!?
誰かに言ったら許さないからな!!
『はいはい、誰にも言わないよ。
まぁ、もう既に全員知ってると思うけどね……』
ん? 最後方なんて言ったか聞こえなかったんだけど?
小声でぶつぶつと……気になるんですけど。
『いや、何でもないよ』
ふ~む、なんか怪しいけど……ま、誰にも言わないってんならそれで良いか!
「うふふ、突然笑い出してどうしたの?
この絶望的な状況に、現実を受け入れられずにおかしくなっちゃったのかしら?」
ん? こいつは何言ってるんだろ?
絶望的な状況って何のことですか?
『ほら悪魔ちゃん、上、上!』
上……?
「ふふふ、現実逃避は良くないわ。
天体魔法・メテオフォールは半径数百メートルにもわたって焦土と化し、1つの都市を消し去る事すら可能な超広域殲滅魔法」
あぁ、あのしょぼい隕石ね。
どうでも良いし、普通に忘れてたわ。
「しかも、私の天体魔法は貴女が逃げたところで降り注ぐ星屑は軌道を変えて標的である貴女を追尾する。
だから貴女はもう逃げられない。
私は余波から身を守る結界を展開できるけど……うふふ、直撃、もしくは間近でメテオフォールを受ける事になる貴女は防げるかしら?」
防ぐ……防ぐ、ね……
「ふふっ……」
「何を……」
上空に。
落ちてくる隕石に向けて片手を翳す私を見て、マリアナが訝しんで眉を顰めてるけど気にしない!
さぁ! 驚愕せよ! 驚嘆せよ! そして…… 恐怖しろ!
「〝消え失せろ〟」
ギュッと手を握りしめると同時に、付与者の権能で大気を圧しながら落下して来ていた隕石が初めから何も無かったように綺麗に消滅。
ふふふ、華麗にかっこよく決まった!!
「……ぇ?」
「もう一度言う。
お前の攻撃なんて、私には通用しない」
「う、うそ、でしょ……」
それにだ!
「っ! ならもっと強大な魔法で……っ!?」
ふふふ、気付いたか。
「こ、これはどうなって!?
魔法が、何も……」
「思い出せない?」
「っ! どう言う事? 一体何が……」
何故マリアナが魔法の事を何も思い出せないのか。
それは簡単!
「ふふっ!」
『うわぁ、めちゃくちゃ邪悪で悪い顔だ……あれだね! ニヤリとかニタァって感じだね!』
外野がなんか騒いでるけど無視して!
ふっふっふ……さぁ唸れ! 覚醒せし我が表情筋よ!!
「私が貰った」
「は? 何を言って……」
「お前の魔法知識は、私が奪った」
私の保有するユニークスキル・強欲者の権能は全てを自らのモノとする強欲。
そして、その方法は2つに分けられる。
1つはコピー。
そしてもう1つがこの大陸、安息の大地に進出するまでの5年間で可能となった新たな権能!
対象とある程度の力量差がある場合に行使可能となる強奪!!
この強奪はコピーとは違って文字通り、スキルや知識を奪い取る。
そしてもう1つこの強奪にはコピーにはない利点があるんだけど……それは置いておいて!
強欲者の強奪で一度奪い取ってしまえば、その所有権は私にあって、コピーの時と同じで元の持ち主が使えるのか、それとも使えないのかも私の思うがままになる!!
「だから、お前は何も思い出せない」
「そ、そんなハズ無いわ!!
だって、こんな事って……」
「ふふふ、現実逃避は良くない」
「っ!! 私は全て魔法を知り尽くし、操る大賢者よ!
膨大な演算能力を誇る叡智と、魔法に対する理解を深め最適化する魔導!
そして、全ての魔法を記憶領域に記憶する絶対記憶の権能を持つユニークスキル・魔導書を保有する最強の魔導士!!」
叡智に、魔導。
ユニークスキルの魔導書ね~……ふふふ!
「貴女如きにこの私が敗北するなんて事は有り得……」
「〝強欲者〟」
ふっふっふ~! これがコピーには無い強奪の最大の利点!
ユニークスキルは文字通り唯一無二のユニークなスキルだからコピーする事は不可能。
でも……無理矢理奪い取る事はできるのだ!!
『本当にチートだよ、そんな能力』
まぁ、さっきも言った通りこの強奪は対象とある程度の力量差が無いと使えない。
だからシルヴィア達は勿論、多分だけどレオンやルーナ達、魔王級の存在にも使えない。
まぁ、マリアナ程度なら問題無く使えるんだけど!!
『文字通り、悪魔ちゃんは強欲だよね』
だって欲しくなっちゃったんだから仕方ないじゃん。
それに私が強欲なのは当然のこと! 何たって私は大罪の主!
暴食にして怠惰、そして強欲の悪魔だし!!
「っ……!」
ふふふ……
「あはっ! あはははははっ!!」
そうそう! その顔っ!!
さっきまで余裕の微笑みすら浮かべてたのに、唖然と目を見開いて、青褪めた顔で焦燥感を露わに息を呑む。
その顔が見たかったんだよねー!
「けど……」
まだ足りない!
もっと、恐怖しろ!
もっと! その顔を絶望で染め上げろ!!
「ふふっ!」
あぁ、想像しただけで頬が緩む。
元公爵令嬢として、はしたない事だと、恥ずかしいと思っていても、ついつい嗤ってしまう。
救世の六英雄と呼び称えられ、人類最強の一角であると言う絶対的な自信を。
大賢者としての自尊心を……木っ端微塵に打ち砕いてやる!
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