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第10章 魔王会議編
175話 魔王を招集する!
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「……」
ふむ、とりあえず上半身を起こして。
「んっ~!」
指を組んで伸びをして身体をほぐす。
ついでに亜空間に収納してる水を、コップに注いで一気仰ぐ!
「ふぅ~」
どれだけ寝てたかは知らないけど。
ふかふかでぬくぬくなベッドでぐっすり寝て気分爽快! お目々ぱっちり!!
「よし」
ムカムカしてた気持ち悪さも無くなったし、頭痛も治った。
ふっ、ふふふ、ふはっはっは! 私、完全復活っ!!
「さてと……」
ベッドから降りるついでに、物質創造と換装魔法で魔王様風ワンピースに着替えっと。
いざ! 皆んなが待っているだろうリビングへ……
「む?」
むにゅ、むにゅ。
ぷに、ぷに。
後頭部に当たるこの感触は……ま、まさか……!
「おはようございます、レフィーお嬢様。
リビングまでは私が責任を持ってお連れさせて頂きますね!」
やっぱり! シルヴィアのおっぱいかっ!!
くっそぉ、この巨乳め! もう怒った、これは完全にプッツンしたわ。
今日という今日は本当にむしり取ってやる! この無駄な脂肪の塊めぇっ!!
「あっ、レ、レフィーお嬢様、朝からそんなっんんっ!」
く、くそっ! 指が! シルヴィアのおっぱいを握り締めてやってる指が沈む!?
むにゅむにゅ、ぷるんぷるんしやがってっ! 羨ましいっ!!
『本当、毎朝飽きずによくやるよね』
別に好きでやってる訳じゃない!!
毎朝シルヴィアが抱き締めてきて、あろう事か貧乳……こほん! スレンダーな私におっぱいを押し付けると言うまさしく神をも恐れぬ宣戦布告を叩きつけてくるから受けて立ってるだけだ!!
「ふん! もう良い。
とりあえず、離して」
『それで最後にはいつも悪魔ちゃんが拗ねちゃって、負けちゃうところまでいつも通りで何よりだよ』
負けてないわ、バカ邪神!!
コレは負けたんじゃ無くて寛大な心で許してやったの! シルヴィアも何か嬉しそうにしてるし……
とにかく! 断じて私がシルヴィアのおっぱいに、巨乳に負けたわけじゃないっ!!
「ふふふ、本当はレフィーお嬢様を抱っこしたままリビングまでお連れしたかったのですが……かしこまりました」
やっぱりか。
まぁ、どうせシルヴィアの事だからそんな事だろうとは思ってたけど。
リビングにはまだアラン達もいるのに、全く油断も隙もないわ。
「しかし、少し残念ですね。
昨日はレフィーお嬢様自ら両腕を上げて抱っこの催促をなさって、あんなにも甘えていらっしゃったのに」
「っ!」
だ、だって仕方ないじゃん!
自力では一歩歩くのですらキツくて、頭も痛くて、気持ち悪かったんだもん!!
くっ、ここは何としてでも話を逸らさなければっ!
「そ、そんな事より、早く行こ?」
「ふふ、かしこまりました」
よ、よし! これでとりあえずは乗り切ったハズ!!
でも念には念を入れて……ちょっと真剣でシリアスな空気を醸し出して、完全に無かった事に!
「こほん! シルヴィア」
「はい、いかが致しましたでしょうか」
「魔王を名乗ったヤツらを招集して欲しい、魔王会議を開く」
よし! あとは寝室の扉を押し開けながら……
「ふふ、魔王を名乗った5人を……
本当に魔王たるに相応しい者なのか、面白そうなヤツらなのか見極めてやる」
ふっ、完璧! 今のは我ながらカッコいいわ!!
ふむ、とりあえず上半身を起こして。
「んっ~!」
指を組んで伸びをして身体をほぐす。
ついでに亜空間に収納してる水を、コップに注いで一気仰ぐ!
「ふぅ~」
どれだけ寝てたかは知らないけど。
ふかふかでぬくぬくなベッドでぐっすり寝て気分爽快! お目々ぱっちり!!
「よし」
ムカムカしてた気持ち悪さも無くなったし、頭痛も治った。
ふっ、ふふふ、ふはっはっは! 私、完全復活っ!!
「さてと……」
ベッドから降りるついでに、物質創造と換装魔法で魔王様風ワンピースに着替えっと。
いざ! 皆んなが待っているだろうリビングへ……
「む?」
むにゅ、むにゅ。
ぷに、ぷに。
後頭部に当たるこの感触は……ま、まさか……!
「おはようございます、レフィーお嬢様。
リビングまでは私が責任を持ってお連れさせて頂きますね!」
やっぱり! シルヴィアのおっぱいかっ!!
くっそぉ、この巨乳め! もう怒った、これは完全にプッツンしたわ。
今日という今日は本当にむしり取ってやる! この無駄な脂肪の塊めぇっ!!
「あっ、レ、レフィーお嬢様、朝からそんなっんんっ!」
く、くそっ! 指が! シルヴィアのおっぱいを握り締めてやってる指が沈む!?
むにゅむにゅ、ぷるんぷるんしやがってっ! 羨ましいっ!!
『本当、毎朝飽きずによくやるよね』
別に好きでやってる訳じゃない!!
毎朝シルヴィアが抱き締めてきて、あろう事か貧乳……こほん! スレンダーな私におっぱいを押し付けると言うまさしく神をも恐れぬ宣戦布告を叩きつけてくるから受けて立ってるだけだ!!
「ふん! もう良い。
とりあえず、離して」
『それで最後にはいつも悪魔ちゃんが拗ねちゃって、負けちゃうところまでいつも通りで何よりだよ』
負けてないわ、バカ邪神!!
コレは負けたんじゃ無くて寛大な心で許してやったの! シルヴィアも何か嬉しそうにしてるし……
とにかく! 断じて私がシルヴィアのおっぱいに、巨乳に負けたわけじゃないっ!!
「ふふふ、本当はレフィーお嬢様を抱っこしたままリビングまでお連れしたかったのですが……かしこまりました」
やっぱりか。
まぁ、どうせシルヴィアの事だからそんな事だろうとは思ってたけど。
リビングにはまだアラン達もいるのに、全く油断も隙もないわ。
「しかし、少し残念ですね。
昨日はレフィーお嬢様自ら両腕を上げて抱っこの催促をなさって、あんなにも甘えていらっしゃったのに」
「っ!」
だ、だって仕方ないじゃん!
自力では一歩歩くのですらキツくて、頭も痛くて、気持ち悪かったんだもん!!
くっ、ここは何としてでも話を逸らさなければっ!
「そ、そんな事より、早く行こ?」
「ふふ、かしこまりました」
よ、よし! これでとりあえずは乗り切ったハズ!!
でも念には念を入れて……ちょっと真剣でシリアスな空気を醸し出して、完全に無かった事に!
「こほん! シルヴィア」
「はい、いかが致しましたでしょうか」
「魔王を名乗ったヤツらを招集して欲しい、魔王会議を開く」
よし! あとは寝室の扉を押し開けながら……
「ふふ、魔王を名乗った5人を……
本当に魔王たるに相応しい者なのか、面白そうなヤツらなのか見極めてやる」
ふっ、完璧! 今のは我ながらカッコいいわ!!
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