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第8章 悪魔姫の復讐・冒険王編
142話 お前は勘違いをしている
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「ガスター、お前は勘違いをしている」
「……!!」
「……」
ふむ、くぐもった唸り声は聞こえるし、何か言ってはいるんだろうけど……何を言ってるのか全くわからん。
いやまぁ、顔面を地面に踏みつけてるから喋らなくて当然なんだけど。
とにかく!
ここはもっと、何だと!? 的な反応をして欲しいのに……ぶっちゃけ、これじゃあ全く面白く無いわ。
『じゃあ、後頭部から頭を踏みつけるのをやめてあげれば?』
それはやだ。
色々とやってくれたコイツを足蹴にして、後頭部を踏みつけて強制的に土下座させるのはめちゃくちゃスカッとして楽しいし。
何と言っても! あの絶対的な力で私をねじ伏せたガスターが。
ストレスを発散するように無力な私に暴力を振るい、拷問し、恥辱した恐怖の象徴みたいなヤツだったコイツが!
今やこの私にこうして無様に後頭部を踏まれて土下座していると言う事実!
ふふふ、良い! 実に良いっ!!
コイツに……コイツらに仕打ちを受けて殺されてから今までの5年半以上に渡る鬱憤を少しでも晴らしてやる!!
さぁ、もっと無様な姿を晒せ! もっともっと、私の前に跪き! ひれ伏すが良いっ!!
『まぁ、まぁ、悪魔ちゃん落ち着いて』
ふぅ……こほん、とにかくコイツの後頭部を踏みつけるのはやめたく無い。
『じゃあせめて踏みつける角度を変えたら?』
それじゃあワンピースの中を見られるじゃん。
コイツの頭の上から退くのも嫌だけど、こんなヤツにワンピースの中を覗かれるのも絶対に嫌だし……
「仕方ないか」
こうなったら……よし、ガスターが受け答えできる程度には足を緩めてっと。
「こ、このクソガキが!」
ガキ……
「とっとと退きや……」
「煩い」
「がぁっ!?」
誰がガキじゃ! 失礼なヤツめ!!
あっ、でもずっと押し潰すみたいに踏みつけるのも良いけど。
こうして何回もガンガン地面にぶつけるように踏みつけるのも楽しいかも!
『はいはい、ちょっと一回落ち着こうね?
幼い少女が嬉々として大の男の顔を何回も踏みつける絵面は教育上良く無いからね。
それに、それ以上やると死んでしまうよ?』
えぇ~、せっかく楽しいのに。
まぁ、仕方ないか。
殺してしまっては意味が無い。
それに! 私のイメージはクールでカッコいい黒幕魔王様って感じだし。
何よりこれじゃあ一向に話が進まないしな。
「黙って聞け」
「っ……この……!」
ふむ、流石は人類最強の一角。
まだ私を睨む余裕があるとはな……ふっふっふ! だが残念!!
我が付与魔法の権能を用いればワンピースの中を見られないように絶対領域を。
漫画とかでお馴染みのスカートの中が絶対見えない謎の影を作る事など雑作もない!
ふふふ、ふあはっはっは!!
ざまぁみろ!
お前に睨まれても、こっちを見られても何の問題もないのだ!!
「まず、お前は私を人間だと思ってるみたいだけど、それは違う。
さっきも言ったように私は人間じゃ無くて悪魔」
「はぁ? お前のどこが悪魔だってんだ、どこからどう見てもただの人間の小娘じゃねぇか」
馬鹿なのか、それともこの期に及んで私に勝てるとでも思ってるのか。
よく私に顔の側面を踏みつけられてるこの状況でここまで強気に出れるな……まぁ、この程度でキレるほど子供じゃないから別にいいけど。
「お前が何であの女事を知ってるのかはしらねぇが。
どうせお前が服従した悪魔にでも教えられたんだろ?」
何か勝手に喋り始めたけど。
まぁ、コイツが私を人間だと勘違いするのも理解できる。
ガスターだけじゃ無くてこの大陸に住んでいる人間全員がコイツと同じ勘違いをするだろうし。
「ならお前も悪魔共は人間とはかけ離れた化け物みたいな見た目をしてるって事くらいは知ってるハズだ」
「お前の知ってる悪魔は……」
魔界との扉を繋いで、適当な悪魔を召喚してっと。
「これ?」
「っ! やっと出てきやがったか!!
悪魔が出てきたんならお遊びは終わりだぁがぁっ!?」
何勝手に一人で盛り上がってんの?
せっかく気分良くお前の顔を踏んでるのにそう簡単に逃がすわけないじゃんか。
「っ! さっさと退け!!
悪魔から力を与えられてるんだろうが、俺とあの悪魔との戦闘に巻き込まれたら死ぬぞ!?」
あぁ、なるほど。
コイツの中では、私は悪魔に屈服して力を与えられた悪魔の手下ってわけね。
「もう嬢ちゃんの遊びに付き合ってやる暇はねぇんだ。
俺も手荒な真似はしたくねぇ、痛い目に遭いたくなかったら早く……」
「煩い」
これは事前にアラン達に協力してもらってアクムス王国で調査したからまず間違いないけど。
コイツ……と言うよりは人類にとってここ数年で出没し始めた存在。
悪魔という魔物は、かつて終焉の大地で倒したオークキングと同じく危険度Aランク。
厄災級に位置する、魔法を使用する危険な存在であり、ガスターの言う通り人間の外見からはけ離れた如何にも悪魔って姿をした存在。
人間共にとって、人間と変わらない姿をしている私が悪魔だなんて到底信じられない話。
しかし! それもそのハズ!! だって……
「なっ!?」
ガスターが驚愕に目を見開く。
その視線の先では……
「イトトウトキ、ワレラガ、カミヨ。
ナンナリト、オモウシツケ、クダサイマセ」
召喚した悪魔くんが恭しく跪き頭を垂れる。
うむうむ、くるしゅうない!
「これは、一体……」
あぁ、そう言えば人間達の常識では悪魔は使役できない存在なんだっけ?
まぁ、それはともかく!!
「この大陸。
安息の大地に顕現する悪魔、つまりこの子みたいな悪魔は全て下位の存在」
そう! 現段階でこっちの大陸に魔界から顕現している悪魔は、全てが人間の姿をとる事ができない程度の下位の悪魔だけなのだ!!
「上位悪魔《グレーターデーモン》以上の高位悪魔は、私のような人間の姿をしている」
まぁ、原初たる私は最初から人間の姿だったけど。
ふっふっふ! 私は特別なのだ!!
「……!!」
「……」
ふむ、くぐもった唸り声は聞こえるし、何か言ってはいるんだろうけど……何を言ってるのか全くわからん。
いやまぁ、顔面を地面に踏みつけてるから喋らなくて当然なんだけど。
とにかく!
ここはもっと、何だと!? 的な反応をして欲しいのに……ぶっちゃけ、これじゃあ全く面白く無いわ。
『じゃあ、後頭部から頭を踏みつけるのをやめてあげれば?』
それはやだ。
色々とやってくれたコイツを足蹴にして、後頭部を踏みつけて強制的に土下座させるのはめちゃくちゃスカッとして楽しいし。
何と言っても! あの絶対的な力で私をねじ伏せたガスターが。
ストレスを発散するように無力な私に暴力を振るい、拷問し、恥辱した恐怖の象徴みたいなヤツだったコイツが!
今やこの私にこうして無様に後頭部を踏まれて土下座していると言う事実!
ふふふ、良い! 実に良いっ!!
コイツに……コイツらに仕打ちを受けて殺されてから今までの5年半以上に渡る鬱憤を少しでも晴らしてやる!!
さぁ、もっと無様な姿を晒せ! もっともっと、私の前に跪き! ひれ伏すが良いっ!!
『まぁ、まぁ、悪魔ちゃん落ち着いて』
ふぅ……こほん、とにかくコイツの後頭部を踏みつけるのはやめたく無い。
『じゃあせめて踏みつける角度を変えたら?』
それじゃあワンピースの中を見られるじゃん。
コイツの頭の上から退くのも嫌だけど、こんなヤツにワンピースの中を覗かれるのも絶対に嫌だし……
「仕方ないか」
こうなったら……よし、ガスターが受け答えできる程度には足を緩めてっと。
「こ、このクソガキが!」
ガキ……
「とっとと退きや……」
「煩い」
「がぁっ!?」
誰がガキじゃ! 失礼なヤツめ!!
あっ、でもずっと押し潰すみたいに踏みつけるのも良いけど。
こうして何回もガンガン地面にぶつけるように踏みつけるのも楽しいかも!
『はいはい、ちょっと一回落ち着こうね?
幼い少女が嬉々として大の男の顔を何回も踏みつける絵面は教育上良く無いからね。
それに、それ以上やると死んでしまうよ?』
えぇ~、せっかく楽しいのに。
まぁ、仕方ないか。
殺してしまっては意味が無い。
それに! 私のイメージはクールでカッコいい黒幕魔王様って感じだし。
何よりこれじゃあ一向に話が進まないしな。
「黙って聞け」
「っ……この……!」
ふむ、流石は人類最強の一角。
まだ私を睨む余裕があるとはな……ふっふっふ! だが残念!!
我が付与魔法の権能を用いればワンピースの中を見られないように絶対領域を。
漫画とかでお馴染みのスカートの中が絶対見えない謎の影を作る事など雑作もない!
ふふふ、ふあはっはっは!!
ざまぁみろ!
お前に睨まれても、こっちを見られても何の問題もないのだ!!
「まず、お前は私を人間だと思ってるみたいだけど、それは違う。
さっきも言ったように私は人間じゃ無くて悪魔」
「はぁ? お前のどこが悪魔だってんだ、どこからどう見てもただの人間の小娘じゃねぇか」
馬鹿なのか、それともこの期に及んで私に勝てるとでも思ってるのか。
よく私に顔の側面を踏みつけられてるこの状況でここまで強気に出れるな……まぁ、この程度でキレるほど子供じゃないから別にいいけど。
「お前が何であの女事を知ってるのかはしらねぇが。
どうせお前が服従した悪魔にでも教えられたんだろ?」
何か勝手に喋り始めたけど。
まぁ、コイツが私を人間だと勘違いするのも理解できる。
ガスターだけじゃ無くてこの大陸に住んでいる人間全員がコイツと同じ勘違いをするだろうし。
「ならお前も悪魔共は人間とはかけ離れた化け物みたいな見た目をしてるって事くらいは知ってるハズだ」
「お前の知ってる悪魔は……」
魔界との扉を繋いで、適当な悪魔を召喚してっと。
「これ?」
「っ! やっと出てきやがったか!!
悪魔が出てきたんならお遊びは終わりだぁがぁっ!?」
何勝手に一人で盛り上がってんの?
せっかく気分良くお前の顔を踏んでるのにそう簡単に逃がすわけないじゃんか。
「っ! さっさと退け!!
悪魔から力を与えられてるんだろうが、俺とあの悪魔との戦闘に巻き込まれたら死ぬぞ!?」
あぁ、なるほど。
コイツの中では、私は悪魔に屈服して力を与えられた悪魔の手下ってわけね。
「もう嬢ちゃんの遊びに付き合ってやる暇はねぇんだ。
俺も手荒な真似はしたくねぇ、痛い目に遭いたくなかったら早く……」
「煩い」
これは事前にアラン達に協力してもらってアクムス王国で調査したからまず間違いないけど。
コイツ……と言うよりは人類にとってここ数年で出没し始めた存在。
悪魔という魔物は、かつて終焉の大地で倒したオークキングと同じく危険度Aランク。
厄災級に位置する、魔法を使用する危険な存在であり、ガスターの言う通り人間の外見からはけ離れた如何にも悪魔って姿をした存在。
人間共にとって、人間と変わらない姿をしている私が悪魔だなんて到底信じられない話。
しかし! それもそのハズ!! だって……
「なっ!?」
ガスターが驚愕に目を見開く。
その視線の先では……
「イトトウトキ、ワレラガ、カミヨ。
ナンナリト、オモウシツケ、クダサイマセ」
召喚した悪魔くんが恭しく跪き頭を垂れる。
うむうむ、くるしゅうない!
「これは、一体……」
あぁ、そう言えば人間達の常識では悪魔は使役できない存在なんだっけ?
まぁ、それはともかく!!
「この大陸。
安息の大地に顕現する悪魔、つまりこの子みたいな悪魔は全て下位の存在」
そう! 現段階でこっちの大陸に魔界から顕現している悪魔は、全てが人間の姿をとる事ができない程度の下位の悪魔だけなのだ!!
「上位悪魔《グレーターデーモン》以上の高位悪魔は、私のような人間の姿をしている」
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