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第19章 神魔大戦編
373話 最終決戦です! その5
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「困惑している様ですね、ヴィスデロビア」
ふっ、まぁそれも仕方ないですね。
いくらヴィスデロビアと言えども、今何が起きたのかを正確に理解するのは流石に無理って訳ですね!
僕のエネルギー総量は一切変わってませんし、惰眠ノ神を発動して目に見えた変化も特にありません。
ヴィスデロビアがわかってるのは、お城に残っていたエネルギー消失した事程度でしょう。
まぁ、敵にわざわざ丁寧に説明するほど僕は甘くはないですけどね。
パワーアップしたとは言え、それで慢心して油断するなんて愚の骨頂!!
ヴィスデロビアにはその身で持って、惰眠ノ神の恐ろしさを体験してもらうとしましょう!
「さぁ、続きを始めましょう!!」
瞬時にヴィスデロビアへと疾駆する、先程と同様に横薙ぎの一閃!
さっきまでなら普通に受け止められるところですが……
「なっ!?」
漆黒の長剣で刀を受け止めたヴィスデロビアの身体が吹っ飛んだ。
「滅弾っ!!」
弾乱回転を加えて貫通力を底上げした直径30センチ程の滅弾の弾幕!
瞬時にヴィスデロビアの前方に漆黒の障壁が形成されるも……
「っ!」
まるで何も無かったかの様に障壁を貫いた弾丸にヴィスデロビアが息を呑む。
「チィッ!」
苛立たしげに舌打ちをしたヴィスデロビアの周囲に出現した漆黒の魔弾が滅弾を向かい撃ち、大爆発が巻き起こる。
まぁ、あの滅弾を防がれるのは想定済みです! ヴィスデロビアがあの程度を防げないわけ無いですからね!
「吹っ飛べっ!!」
「がっ……」
滅弾に気を取られているうちに背後に回り、翼で足を払って倒れそうになっているヴィスデロビアの横腹を蹴り上げる。
吐血しながら打ち上げられたヴィスデロビアの先へと回り込み踵を振り上げ……
「落ちろ」
思いっきり振り下ろす。
一瞬で地面が割れて捲れ上がる。
両手でガードされましたか……流石です! そうでなくっちゃ面白くないっ!!
「神能〝殲滅ノ神・魔導ノ王〟」
翼を広げ、魔力を練り上げて解放する。
「星天魔法」
大気を震わせる地鳴りの様な轟音が鳴り響き、曇っている空が真っ赤に染まる。
「グラン・シャリオっ!!」
天から降り注ぐは七つの隕石。
圧倒的な質量を誇り、物理的破壊力ならば僕の攻撃手段の中で文句無しで最強の7連撃です!
「っ! 神能〝破壊ノ神〟」
地面に手を着きながらも、着地していたヴィスデロビアが頭上へと手を掲げる。
瞬時に漆黒の多重障壁がヴィスデロビアを中心にして半球状に展開される。
「この障壁は触れたモノ全てを破壊する!!」
さっき滅弾を防ごうとして展開した障壁とは次元が違いますね。
神能を使って展開してますし、これがヴィスデロビアの本気の守り……でも……
「無駄ですよ」
僕が等価交換のオーダーメイドによって購入したモノ……それは、神能(神)!
僕の等価交換は対価さえ支払えば買えないモノは存在しない! それが例え神能でも。
まぁ、誰かの寿命とかあなたとかは無理ですけど、細かい事は気にしないっ!!
購入した神能は対象者の思考・生活等の経験から生み出される、まさにオーダーメイドなのです!!
そうして購入した神能〝惰眠ノ神〟
この神能が持つ権能は、絶対領域・神羅万象・各種状態異常・快適睡眠・夢幻支配など……
「なっ!?」
一撃目、二撃目と順調に隕石を破壊していた障壁に罅が走る。
向こうが神能使って展開した全てを破壊する多重障壁なら、こっちは神能を使って放った全てを無に返す隕石なのです! そう簡単に防げはしませんっ!!
バリィィッンッ!!
3つ目の隕石によって一番外側の障壁が砕け散り、それでも勢いは止まらずに残りの後ろの障壁に亀裂が走る。
そして後になればなる程に威力が増す4つ目の隕石によって……ついに多重障壁の全てが砕け散った。
「チィッ! 神能〝破壊ノ神〟」
迫り来る残り4個の隕石が一瞬にして砕け散って、次の瞬間には塵へと変わる。
「闇に呑まれて砕け散れ! 暗黒破壊覇!!」
ヴィスデロビアから放たれた漆黒の太陽とも形容できる巨大な球体が飛来する。
流石に、これをまともにくらえばヤバそうですが……
「神能〝殲滅ノ神〟」
僕の新たな神能・惰眠ノ神は、全てのモノへと干渉し堕落させて眠りへと誘い…… 堕落させた分のエネルギーを利用できる。
「神滅っ!!」
暗黒の太陽を、全てを消し去る白き光が迎え撃ち……暗黒の太陽もろともヴィスデロビアを呑み込んだ。
敵は弱体化し、逆に僕は強化されるのが惰眠ノ神の真髄!
しかも、敵が強ければ強いほど弱体化も大きくなり、僕へのバブも上昇するのです!!
「この勝負、僕の勝ちです!」
ふっ、まぁそれも仕方ないですね。
いくらヴィスデロビアと言えども、今何が起きたのかを正確に理解するのは流石に無理って訳ですね!
僕のエネルギー総量は一切変わってませんし、惰眠ノ神を発動して目に見えた変化も特にありません。
ヴィスデロビアがわかってるのは、お城に残っていたエネルギー消失した事程度でしょう。
まぁ、敵にわざわざ丁寧に説明するほど僕は甘くはないですけどね。
パワーアップしたとは言え、それで慢心して油断するなんて愚の骨頂!!
ヴィスデロビアにはその身で持って、惰眠ノ神の恐ろしさを体験してもらうとしましょう!
「さぁ、続きを始めましょう!!」
瞬時にヴィスデロビアへと疾駆する、先程と同様に横薙ぎの一閃!
さっきまでなら普通に受け止められるところですが……
「なっ!?」
漆黒の長剣で刀を受け止めたヴィスデロビアの身体が吹っ飛んだ。
「滅弾っ!!」
弾乱回転を加えて貫通力を底上げした直径30センチ程の滅弾の弾幕!
瞬時にヴィスデロビアの前方に漆黒の障壁が形成されるも……
「っ!」
まるで何も無かったかの様に障壁を貫いた弾丸にヴィスデロビアが息を呑む。
「チィッ!」
苛立たしげに舌打ちをしたヴィスデロビアの周囲に出現した漆黒の魔弾が滅弾を向かい撃ち、大爆発が巻き起こる。
まぁ、あの滅弾を防がれるのは想定済みです! ヴィスデロビアがあの程度を防げないわけ無いですからね!
「吹っ飛べっ!!」
「がっ……」
滅弾に気を取られているうちに背後に回り、翼で足を払って倒れそうになっているヴィスデロビアの横腹を蹴り上げる。
吐血しながら打ち上げられたヴィスデロビアの先へと回り込み踵を振り上げ……
「落ちろ」
思いっきり振り下ろす。
一瞬で地面が割れて捲れ上がる。
両手でガードされましたか……流石です! そうでなくっちゃ面白くないっ!!
「神能〝殲滅ノ神・魔導ノ王〟」
翼を広げ、魔力を練り上げて解放する。
「星天魔法」
大気を震わせる地鳴りの様な轟音が鳴り響き、曇っている空が真っ赤に染まる。
「グラン・シャリオっ!!」
天から降り注ぐは七つの隕石。
圧倒的な質量を誇り、物理的破壊力ならば僕の攻撃手段の中で文句無しで最強の7連撃です!
「っ! 神能〝破壊ノ神〟」
地面に手を着きながらも、着地していたヴィスデロビアが頭上へと手を掲げる。
瞬時に漆黒の多重障壁がヴィスデロビアを中心にして半球状に展開される。
「この障壁は触れたモノ全てを破壊する!!」
さっき滅弾を防ごうとして展開した障壁とは次元が違いますね。
神能を使って展開してますし、これがヴィスデロビアの本気の守り……でも……
「無駄ですよ」
僕が等価交換のオーダーメイドによって購入したモノ……それは、神能(神)!
僕の等価交換は対価さえ支払えば買えないモノは存在しない! それが例え神能でも。
まぁ、誰かの寿命とかあなたとかは無理ですけど、細かい事は気にしないっ!!
購入した神能は対象者の思考・生活等の経験から生み出される、まさにオーダーメイドなのです!!
そうして購入した神能〝惰眠ノ神〟
この神能が持つ権能は、絶対領域・神羅万象・各種状態異常・快適睡眠・夢幻支配など……
「なっ!?」
一撃目、二撃目と順調に隕石を破壊していた障壁に罅が走る。
向こうが神能使って展開した全てを破壊する多重障壁なら、こっちは神能を使って放った全てを無に返す隕石なのです! そう簡単に防げはしませんっ!!
バリィィッンッ!!
3つ目の隕石によって一番外側の障壁が砕け散り、それでも勢いは止まらずに残りの後ろの障壁に亀裂が走る。
そして後になればなる程に威力が増す4つ目の隕石によって……ついに多重障壁の全てが砕け散った。
「チィッ! 神能〝破壊ノ神〟」
迫り来る残り4個の隕石が一瞬にして砕け散って、次の瞬間には塵へと変わる。
「闇に呑まれて砕け散れ! 暗黒破壊覇!!」
ヴィスデロビアから放たれた漆黒の太陽とも形容できる巨大な球体が飛来する。
流石に、これをまともにくらえばヤバそうですが……
「神能〝殲滅ノ神〟」
僕の新たな神能・惰眠ノ神は、全てのモノへと干渉し堕落させて眠りへと誘い…… 堕落させた分のエネルギーを利用できる。
「神滅っ!!」
暗黒の太陽を、全てを消し去る白き光が迎え撃ち……暗黒の太陽もろともヴィスデロビアを呑み込んだ。
敵は弱体化し、逆に僕は強化されるのが惰眠ノ神の真髄!
しかも、敵が強ければ強いほど弱体化も大きくなり、僕へのバブも上昇するのです!!
「この勝負、僕の勝ちです!」
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